処分する本や雑誌

ミニマルな日常

同人誌の処分のさい、フリマやオークションが禁止されることについて。

☆この記事を書いたあと、二次創作物がのった同人誌のリセールが禁止される背景を複数の読者のメールで知りました。次の記事で特集しています⇒二次創作同人誌をフリマやオークションで売るべきでない理由。

よくお便りを送ってくださる笛吹お遍路さんが、最近の記事の感想を送ってくださったので紹介しますね。



同人誌の処分にある暗黙のルール

件名:記事の感想と最近の様子について

こんにちは

犬の置物について、作家がメルカリに出すなと言っているのを気にしている記事と、「日本は~日本人は~」の読者の感想を読みまして思ったことです。単なる感想ですからお返事は不要です。

作家ものの置物の処分に関して

もういらない作家ものの犬の置物、メルカリで売るのはまずいですか?

私は同人誌をたくさん買っていますが、ほぼ例外なく「フリマ・オク禁止」と書かれています。

また、最近はなくなったようですが、以前は「見つけたら○億円払ってもらいます」といった脅迫的な文言もよく見受けられました。

同人誌は発行部数が少なく、人気の作家さんのものはカートが開いて20分くらいで完売してしまうこともザラです。たいていは再販してくれるのでそう悲観することもないのですが、買いそびれた時の絶望感はなかなかのものがあります。

尊敬する作家さんの言うことだから、逆の立場で自分の作品が転売されたら悲しいから、何よりも同人誌の仲間内のルールだから、要らなくなったらそっと人目に触れないよう処分するというのが「正しいあり方」と見なされています。

いずれにしても何の拘束力もない「内輪ルール」です。犬も同人誌も、作家がいなければ世に出なかった作品ではありますが、買った人に指図する権利はありません。





日本人論について

日本観・日本人観を書いた記事について読者が思ったこと。

それから「日本は~日本人は~」について。私は別に上からとも思いませんし、不特定多数に向けた表現には必ず「いやウチではそうじゃない」と言うのがありますから、他の方々同様気にしなくてもいいと思いました。

ただ、学生の頃、こんなことがありました。

日本語を勉強してる外国人が「おおきにありがとう」って言ってた、誰よそんなの教えたの、って友達が怒っていたんです。「日本人そんな変な言い方しないよねっ!」って。

その言い方に無性に腹が立ちました。…そう言うとき、私はすごいイジワルです。にっこり笑って、 「それはそれは、おもっしょい話聞かせてもぅて、
 お お き に あ り が と う ご ざ い ま し た 」

日本は広いのです。歴史も長いのです。半世紀以上生きていますが、いまだに「へぇ!」ということだらけです。

だから私が日本や日本人について語る場合には必ず「私の知っている範囲では」という但し書きつきです。インターネットのお陰で、その「私の知っている範囲」がいかに狭いか、日々痛感しています。

最近捨てたもの

そして最近ですが。まずは手放せた方。

「送料無料にするためにもう1つ」、がモノを増やす原因ですが、これの逆で先日、どはまりしている(ええ、現在進行形です、まだ)漫画のグッズの飽きたのや、それこそ同人誌を業者の買い取りに送りました。

30点で送料無料になりますが、値がつかなくて送料から足が出たら負担しなくてはなりませんし、買い取って貰えても振込手数料が660円もかかります。それを見込んで、更には「せっかくだから(これもモノを増やすおまじないですね笑)」あれもこれもとつめこみました。

2回目なので、この業者だけで100以上処分したはずですが、まだまだあります。いつ飽きるんだろうともう1人の自分が呆れて見ている気がします。

買い直したもの

そして増えた方。というか、一度手放して買い直しという悔しいやつです。とある映画のDVDです。

そのDVD は何度も見ました。でもサブスクで見られるし、もう少し画面大きいのが良ければ図書館で借りるなり視聴すればいいやで数年前に二束三文で叩き売ったんです。

ところがサブスクや図書館のは私が持っていた特別版にあったたくさんのシーンがカットされた「通常版」なんですね。久々に見たくなり、気にならないだろうと高を括って見たら全然物足りなくて。

オークションやフリマで調べましたが、何故か最終巻だけが3万円台とか6万円台とか、私の感覚ではたかがDVD につく値段(元の4~8倍)ではない値がついています。

たまに定価並みというのもあって、中古の分際でそれもどうかと思いますが、それはブルーレイばかりで、私の再生機では見られません。

私が手放して数年後買い直したものはいくつもあります。中には4回も買い直したものも。

今回のように手が出なくなっていたり、中には見つからないものもあります。

そういうのは値が下がるのを気長に待つしかないし、待っているうちにどうでもよくなるかもしれません。

いずれにしても自分の判断が間違っていたからそういうことになっているので、「欲しくなったら買えばいい」と言っても実際やるのは気分は良くないです。多分、「捨てたら後悔するんじゃないか」で捨てられない人は、これがイヤなんだろうなと思います。

それでも買い直したものに対しては「私はそこまでするくらいこれが好きなんだ」と前より大切に思いますから、この先も怯むことなく手放して行くつもりです。

あれこれ書いていたらものすごい長文になりました。どうぞお読み捨てください。これからも更新を楽しみにしております。

流通数の少ないものは贈り物度が高いと思う

笛吹お遍路さん、こんにちは。お便りありがとうございます。

大昔、友人が自前で作った作文集みたいなもの以外、同人誌を購入したことがないのですが、処分に関してそんな内輪ルールがあるんですね。

それは、買い占めて、高値で転売する人間に対するルールで、正規のルートで購入し、ふつうに消費した人にはあてはまらないと私は解釈します。

作家が作ったものや、同人誌のように、一般の流通にのって販売されていない数が限られたものでも、不用になったら、メルカリなどで売ってもいいと思うわけです(☆2023/10/27追記:二次創作物がのっている同人誌はこの限りではありません。詳しくは次の記事をお読みください。)

きのう、贈り物の処分について書きましたが⇒人からもらった物だから~いらないのに捨てない言い訳(その4)

作家ものや同人誌を購入した人の中では、自分で買った商品というより、贈り物という気持ちが強いのかもしれませんね。だから、捨てるのは悪い、フリマで売るのもよくないと思ってしまうのかもしれません。

しかし、贈り物を自分の裁量で処分して何の問題もないように、贈り物っぽい市販品も、好きなように処分して、全然構わないと私は考えています。

「好きなように」といっても、分別ルールを守るといった、ごくふつうのルールは守った範囲です。

ひじょうに限られた数しか世に出ていないのであれば、フリマなどで、多くの人の目にふれるようにするのは、作者にとってもいいような気がします。作品の送り手は、一人でも多くの人に消費してもらいたいと思うでしょうから。

フリマやオークションは、出品者にとっては処分ですが、買い手にとっては、新しいものの入手なので、買った人の生活をよい方に変える可能性が十分あります(逆もありますが)。

映画のDVDは、それを欲しがっている人(需要)に対して供給が少なければ、値段はどんどんあがりますよね。

DVDを捨てようとするとき、「これはお宝だから、買い直しにすごくお金がかかる」という計算が働けば、捨てられないかもしれません。

その不用品は、お宝かガラクタか? 私の場合。

しかし、自分にとってのお宝は、市場で高くやりとりされているかどうかではなく、自分がいつも利用しているかどうか、あるいは、ずっと所有していきたいものかどうかなので、わりにシンプルに、判断できると思います。

価格と価値の違いを知れば、余計な物も浪費も減る。

時間がたつにつれて、また興味が変わるから、そのとき買い直すのもふつうにあるでしょう。

笛吹お遍路さんは、「買い直しもまたよし」と考えておられますが、私も、買い直しをそんなに恐れる必要はないと思います。というのも、何かを捨てたあと、買い直すものは、捨てたもの全体と比べたら、例外と言えるほど少ないと思うからです。

一度捨ててみて、始めてわかることもたくさんあります。

よって、「100%買い直しをすべきではない」と自分をしばるのではなく、必要になったらまた買えばいいや、ぐらいの気持ちで処分すればいいでしょう。

どうしても手に入らないときがあっても、それは、この世の終わりではありません。自分のこだわりの見直す機会ですし、その状況から、必ず、何かを学ぶことができます。

笛吹お遍路さん、いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。これからも楽しみにしていてくださるとうれしいです。

季節の変わり目なので、どうぞご自愛ください。

*****

しばらく予約投稿記事を中心にブログを更新していましたが、カナダに戻りましたので、今後はリアルタイムで書いていきます。

一時帰国中は質問にすぐに回答できないときもあり、失礼しました。徐々にもとのリズムに戻しますので、質問や感想があったら、お気軽にメールください。お待ちしています。





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