ピンクのハート

ミニマルな日常

バレンタインデーには、物ではなく、相手が本当に求めているものをあげる。

明日、2月14日はバレンタインデーです。

この日は、日本では女性が男性にチョコレートをあげる日、だと思います(最近の日本のことはよく知りません)。

ですが、物をプレゼントされると、想像以上に迷惑に感じる人が多い、というのもまた事実です。

今年からは、物をあげるのではなく、相手が本当に求めているものをあげてはどうでしょうか?

以下の要領でやってみてください。



まずは相手の話をしっかり話を聞く

相手が本当に求めているものを知る方法は、1つだけ。ふだんから、相手の言うことをしっかり聞くことです。

相手が家族なら、わりと情報を収集しやすいのですが、家族ゆえに、相手の発信していることを、重大に受け止めないという事態も起こりがちです。

自分のことしか考えていないと、相手がいくらリクエストしていても、全く耳に入ってきません。

せっかく相手が何か言っているのに、自分の要求を言うことで忙しく、何も聞かない人もいます。

求められているものをあげるために、ふだんから、よく聞くことを意識するといいでしょう。

聞くのが苦手な方はこちらをどうぞ⇒聞き上手になる。よく聞くための5つの方法・ジュリアン・トレジャー(TED) とてもおすすめの方法です。





相手の頼みごとに意識を向ける

人に頼みごとをされることがあります。

借金などの深刻で重大な頼みごとではなく、わりと軽い依頼です。

「時間があったら、あれやっといてくれると助かるんだけど」的な頼みごとです。

それは、頼んだほうも、頼まれたほうもすぐに忘れてしまうような内容。べつに頼まれたことをやらなくたって、関係にヒビが入らないリクエストです。

こういう軽い頼みごとをしっかり覚えておき、その願いを叶えれば、それが相手の求めているものをあげることになります。

私の母は、よく私に「今度、Sちゃん(私の娘)の写真、送ってね」とメールに書いてきます。

私は、写真を撮るのも、撮られるのも、好きではない、というか興味がないため、娘に会っても、写真を撮ることを忘れてしまいます。そのため、母に何も送らず、何年も時間がすぎていきました。

しかし、近年、「母も85歳だし、もうあと何年生きるかわからん。私がすぐに叶えてあげられるような願いは叶えてあげるべきではないか」と思うようになりました。

iPhoneで娘の写真を撮って、メールに添付するだけなのですから、特に時間も労力もかからないし、特別な費用だって発生しません。

そこで、「娘の写真を撮って母に送ること」を1つのタスクとして付箋に書き、To-doリストに貼りました。

タスクとして予定に入れれば、ちゃんと行うことができますから。そして、実際、母に写真を送りました。

こういう、ふだんの会話で、相手の口から出てくる何気ないリクエストに答えてください。

他人のちょっとしたリクエストに応えることができる人が、気配りのできる人なのだと思います。

相手の文句に冷静に耳を傾ける

夫婦など親しい間柄では、しばしば、相手の求めているものが、「文句」という形で提示されます。

世間の夫が言いそうな文句を考えてみましょう。

- ちょっと服買いすぎなんじゃないの?

- ○○をここに置きっぱなしにしないでよ

- ドアを開けたら、ちゃんとしめてね

- たまには○○したらどうなんだ?

- なんで、すぐに洗濯物、干さないの?

- なんで、すぐにお皿を洗わないの?

- なんで、いつもお金が足りなくなるの?

- なんで、いつもおかずがこれっぽっちなの?

こんなのがあるんじゃないでしょうか?

「こうしてほしい」という気持ちがあるからこそ、文句になるわけです。なかには理不尽な文句もあるかもしれませんが、とりあえず、冷静に聞いて、まっとうな依頼として取り上げるべき価値のあるものを見つけてください。

文句の裏にある、相手の願いを聞き入れることが、お互いの人生にとってプラスになるような文句を見つけます。

人は、文句を言われても、あまり素直に聞きません。不満や文句を言われて、うれしい人なんていないです。

「そういう自分だって何よ、○○ばっかりしてさ」と口げんかになるほうが多いでしょう。

しかし、バレンタインデーは愛の日です。ここはいつものパターンをこわしてください。

文句を言われても、すぐに言い返さず、しっかり聞いて、相手が本当にもとめているものをリサーチします。すると、

ああ、服を買いすぎないほうが相手はうれしいのかも?

○○は置きっぱなしにせず、ちゃんとしまうことを求められているのかも?

ドアをあけたら、ちゃんとしめてほしいんだ、

なんてことがわかります。

そうしたら、実際にそういう行動をとれば、相手の求めているものをあげることになります。

小さな行動を始めて相手の願いを叶える

相手の要望に応えるために、自分の行動を変えることを意識してください。

「家族が片付けない、夫が散らかす、よけいな物を買ってくる」という悩み相談のメールには、いつも「相手を変えようとがんばるのではなく、自分が変われ」と書いています。

もう何回書いたかわからないほどです。

多くの人は、「他人の行動はコントロールできない」という点は納得します。「自分がコントロールできることに意識を向けよう」とも思います。

ところが、自分がコントロールできるはずの、自分の行動を変えることや実際に行動することは、なかなかできないのです。

汚部屋を片付けたいと思っているのに、なかなか行動に出ない人が多いのと同じです。

失敗を恐れたり、やり方にこだわったり、いきなり大それたことをしようとしたりするから、行動できません。

行動を変える最大のコツは、小さなアクションから始めることだと思います。

家族に、「新聞を出しっぱなしにせず、ちゃんとしまっておいてよ」と日頃、言われているとします。自分でも、新聞は出しっぱなしにせず、その都度、しまったほうが、気持ちよく暮らせると思っています。

こんなとき、「毎日、新聞を読んだら、ちゃんとたたんでしまう」というごく小さな目標を1つだけ立てて、30日間チャレンジで取り組んでみるのです。

30日間チャレンジとは? ⇒マット・カッツに学ぶ30日間で人生を変える方法~30日間チャレンジのススメ(TED)

毎日、新聞をちゃんとしまうようになっても、家族は何も気づかないかもしれません。お礼を言われることもないかもしれません。

けれども、お礼を言われるために、新聞をしまうのではないのです。

相手が求めているものをあげたいからしまうのです。

家族の願いをかなえるために、家族が気持ちよく暮らせるために、しまうのです。

もし、予算内でやりくりすることをリクエストされていると思ったら、どうしたら、予算内でやりくりすることができるか、具体的にいくつか、対策を考えて、1つずつやっていきます。

自分一人の力では、限界がある、と思ったら、話し合いをしながらすすめます。

バレンタインデーは愛の日だから

バレンタインデーや、その他のイベントの日に、自分の気持ちを表したいと思ったとき、人に物をあげるほうが、自分の行動を変えることより、ずっと簡単です。

コンビニに行って、300円ぐらいのチョコレート買って、机に置いておけば、とりあえず、義理は果たせた、と思う人が多いと思います。

ですが、物をあげることはその場限りで、あまり発展性がありません。

おまけに、なんでもかんでも、物を買うことですませていると、物質主義を助長してしまいます。

一方、自分の行動を変えることは、もっと影響力があります。

相手に愛を贈れるだけでなく、自分の成長のきっかけにもなります。

せっかく、シンプルライフにして、部屋を片付けて、心の中も整理して、大事なものを大事にしようと思っているのです。目には見えない、本当に大事なものを大事にするために、行動を変えてください。

バレンタインデーに、フォーカスすべき大事なものは、もちろん「愛」です。

バレンタインデーや贈り物に関する過去記事もどうぞ

バレンタインデーの由来とその日女性が男性にチョコレートを贈る理由

クリスマスプレゼント考:あげないことが最高の贈り物だと言いたい理由。

買わない人の贈り物。ミニマリストのクリスマスプレゼント選び

モノを増やさない「父の日」のプレゼント。ミニマリスト志望のお父さんにおすすめ。

お金のかからない母の日のギフトアイデア。ミニマリストのお母さんにオススメ。

ほしくないプレゼントの上手な断り方。これ以上余計な物を家に入れないために。

*****

きょうは、バレンタインデーに相手の願いを叶える提案をしました。

べつにチョコレートをあげてもいいと思うのですが、相手が本当に求めているものは、必ずしも物ではない、もっとべつのことだ、と考えることも大事ではないでしょうか?





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