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身の回りのスペースは思いのほか人の感情に影響を与えています。なんとなくそうだと思っていましたが、断捨離をしてこれは確信に変わりました。
今回は、居心地のいい部屋を簡単に作るコツを9つお伝えします。ポイントは何事も足し算ではなく引き算すること。豪華な家具やインテリア雑貨は必要ありません。
1.いらない物を捨てる(断捨離)
居心地のいいリラックスできる部屋を作るために、まっさきにすべきことは、不用品を捨てることです。
いらない物を捨てて、周囲を片付けるのは、心地いい部屋を作るためにできる、もっとも簡単なことであり、一番大事なことです。
ほかのことは、断捨離がある程度終わってから考えても遅くありません。
雑然とした部屋に、いくら癒やしグッズを持ちこんでも、ほこりがたまり、掃除が大変になるだけで、まったく癒やしになりません。
豚に真珠、汚部屋に癒やしグッズと心得てください。
これまで、このブログに、物の捨て方を何度書いたか思い出せないほど書いていますが、初心者はこちらの記事をどうぞ⇒どこから断捨離したらいいの?こんな場所や物からやれば効果てきめん
ブログの過去記事を読むのが面倒な方は、系統だって書いてある本を読んでください。本の紹介⇒筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」3月5日より予約開始
捨てるのは本や洋服だけではありません。家具やインテリア雑貨も必要なもの、自分が好きなものだけを残してください。
捨てましたか?
それでは、2番に進んでください。
2.掃除する
不用品を減らしたら、部屋の中を掃除して整理整頓します。細々したものはみんな捨てたほうが片付きますが、そうもいかない人も多いでしょう。
たとえば、スクラップブッキングが趣味の人は、少しは素材や用具をとっておきたいだろうし、子供の写真をたくさんとっておきたい人もいると思います。ゲームやフィギアを集めている人もいるかもしれません。
子供部屋におもちゃが入りきらず、リビングルームに侵入している場合もあるでしょう。
そういう細々したものは、棚にしまったり、カゴなどに入れて、目に入らないようにしてください。
3.色をそろえる
ガラクタをある程度駆逐し、あたりがスッキリしてきたら、色に気を配ってください。
いくら物が少なくても、カーペットが赤、天井が黄色、ベッドカバーが青のモンドリアンカラーの部屋に住んでいると、心が休まりません。
部屋の色数は3~5色に絞り込み、壁や天井、床のように広い面積を占めるスペースは、ベースカラーで統一すると、落ち着ける部屋になります。
こちらも参考に⇒意外と知らない部屋をスッキリ見せる7つのコツ
海外のインテリア雑誌を見ていると、カラフルな色を使って、おしゃれな部屋にしています。ですが、あれはプロが雑誌用にコーディネートしてるからうまくいくのだと思います。
実際に自分がペンキの色見本のような部屋に住んで楽しいかどうかはまた別問題ではないでしょうか?
色は好みがありますが、個人的に無彩色(黒、グレー、白、茶色)やベージュのような主張の少ない色をベースカラーにしたほうが、心地いい部屋を作りやすいと思います。黒はアクセントカラーです。
我が家の居間もそんな感じです。
ベースを主張の少ない色にしておけば、ほかの色でアクセントをつけやすいです。
自然にある色で薄い色も、人の心をリラックスさせます。空の色、海の色、木々の緑色など。
4.家具のテイストを合わせる
いろいろなインテリアのスタイルがありますが、そこそこテイストを合わせておいたほうが、リラックスできます。
海外の雑誌のように、1つのテイストにガチガチに合わせると、それはそれで疲れるし、買い物が大変なので、ざっくりと家具の素材感を合わせておけばいいでしょう。
インテリアのスタイルは人の数だけあると思うので、自分の好きなスタイルで、あまりバラバラな雰囲気にならなければいいのではないでしょうか?
5.テレビやパソコンは隠す
もし本気で心安らぐ部屋を作りたかったら、テレビやパソコン、スマホ、ゲーム機などの家電を目に見えるところに置いてはいけません。
テレビを見て、気分が穏やかになる人などいるでしょうか?
テレビが消してあっても同じことです。人はテレビを見れば、これまでテレビで見たさまざまな映像を無意識のうちに思い出すはずです。
家電は、人の心に刺激を与えるので、部屋に置かないか、目に見えないところにしまってください。
テレビを捨てる選択肢もあります⇒ミニマルライフを加速する~テレビを断捨離すると手に入るもの
できれば、ケーブルやコードなども、見えないようにするといいです。
6.自然を取り入れる
人間は自然の中にいると、とても居心地よく感じるようにできています。そこで、スペースがあれば、プラントを1つ2つ置いてみるといいでしょう。
植物は空気をきれいにしてくれます。
ただし置きすぎはよくありません。プラントが多すぎると湿度が高くなります⇒梅雨時の湿気対策:お金をかけず簡単に部屋の湿度を下げる9つの方法
小さなガラス鉢に魚を入れて置いてもいいです。こちらも置きすぎに注意してください。
また、しっかり物を断捨離しておけば、窓から入る光も楽しめます。ピーター・ローレンスの部屋のように⇒ミニマリストの部屋公開~最小限のモノで生活して40歳でリタイヤした男
7.飾り物は最小限に
置物や飾り物、インテリア雑貨を飾りすぎると、かえって視覚的ノイズになって神経が疲れます。
自分の好きなものを少しだけ飾ってください。家族の写真や、長年大事にしている物など、自分にとって意味のあるものを飾るべきです。
見ると、楽しい思い出がよみがえったり、幸せな気分になったり、思わず微笑んでしまうような物です。
こちらも参考に⇒センスのいい人なら知っているインテリア小物(飾り物)をガラクタにしない10のルール
8.部屋の香りに気を使う
ゆったりくつろぐ部屋では、カレーの匂いや、ペットの臭いはしないほうがいいです。
あまりにきつい香りのする何かや、人工的な香り(トイレの芳香剤のような匂いとか)もしないほうがいいので、こういう香りがしていたら、なんとかして排除してください。
いらない香りをマイナスしたら、好みで、ポプリや精油を使って心地のいい香りをくゆらせるとリラックスできます。
こちらも参考に⇒キッチンの消臭に使える6つの物。ナチュラルで安全な物を使います。
9.明るすぎる照明は避ける
リラックスタイムの照明は、明るすぎないほうがいいです。こうこうとした電灯は消して、あまり明るくない小さなライトを使ってください。
キャンドルを使うのもいいアイデアです。ろうそくの火を見ていると、心が落ち着きます。ヒーリング効果もあると言われていますね。
少なくとも、ブルーライトを見ているより、キャンドルの光を見ているほうがずっといいです。
たまには電気を消して、キャンドルを灯してください。
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静かな音楽を流すのも、人によっては、効果があります。ただ、私は、音がないほうがリラックスできるので、個人差がありそうです。
とにかく、最大のポイントはガラクタを片付けること。これをやるだけで、すばらしく居心地のよい部屋になりますので、ぜひお試しください。