ガラクタを捨てる

ミニマルな日常

いらない物だらけだった夫の事務所を、1日30分使って1年間ひとりで片付けた話。

日々、片付けに励んでいる読者のお便りを紹介します。

今回は、ほぼ1年かけて、物だらけだったご主人の事務所を片付けたというぴゅうぴゅうさんのお便りを紹介します。1月の半ばにいただきました。

長いお便りですが、全文シェアしますね。

1日30分でも継続すればきれいになる、周りの人の協力が全く得られなくてもコツコツ捨てれば片付くことがわかります。小見出しは私が入れました。



事務所がきれいになった

筆子さんこんにちは。

いつもブログを読んで勇気づけられています。

前に進む力を与えていただいてありがとうございます。

いつもきれいに片付いたら、その時はメールを送ろう!と思って、まだまだきれいではないと、送らないので、先送りではなく今のタイミングで送ってみることにしました。





夫の事務所を片付けた

去年、2022年の2月10日から旦那の仕事の事務所を片付けることにしました。

今は旦那は1人で働いていますが、義理の父の代では10名を越える人を雇っていて、その人たちの残したものや汚れも沢山ありました。

3階建ての建物の1階部分が事務所ですが、そこにぎゅうぎゅうに要らないものが詰め込まれていて、机の前に少し座る空間があり、旦那はそこに座って仕事をしている様子でした。

片付ける時に気をつけたことは

a.毎日30分ずつ片付ける。それ以上でもそれ以下でもない。

b.旦那にとってその他大勢にはならない。

という2点でした。

aは時間を決めないとバテてしまうと思ったのと、何か自分の時間を犠牲にしてではなく、毎日のほんの少しの積み重ねで1年後に変わると言うことを自分自身に示したかったのもあります。

bに関しては、「いらないものを捨てたら」「少し片付けたら」と言う人は沢山いましたが、実際手伝おうとか、旦那の話を聞こうとする人はいませんでした。

自宅ではきれい好きな夫

旦那は家ではきれい好きでほこりもきれいに掃除してくれますし、物を出しっぱなしにすることはありません。

しかし仕事場では変わってしまうのです。

私は旦那にとってオンリーワンだと言う気持ちで行おうと決めました。この1年間旦那は手伝いませんでしたし、私も「片付けて」と言ったことはありませんでした。

よくよく見てみると、旦那は「あるべき場所にもどす」ということはできるのですが、居場所が決まっていないものに関しては適当にほうりこんだり、仕舞い込んだり、出しっぱなしにしたりするのです。

物の扱い方が違う義理の家族

話を聞くうちに、2階、3階である義理の実家の闇も見えてきました。

つまり義理の実家全員がそうなのです。

義理の母は毎日下に降りてきて、「それは置いといたら?」「それは捨てたら不便じゃない?」と、何年も存在すら認識されていなかったものに対して言うのです。

ビニール袋1枚捨てるのも気に入らないようでした。

破れた壁紙を貼り直そうとすると「前に物を置いたら見えないから大丈夫」という始末です。

フロアカーペットも地層のように何枚も重ねてありました。

毎日のように、この場所をきれいにして、こんな素敵な椅子を置きたい、窓を塗りなおしてこんな素敵なカーテンをかけたいと、携帯を見せながら義理の母に説明し、だから椅子を置く場所を作るのよ、だから窓に到達するまでのものを片付けるのよ、などと説明をしていました。

最近では、もう見てないうちに捨てるのが1番早いなと思うようになりました。

どちみちそこに何があったかなど誰も覚えていません。

気持ちのいい空間ができあがった

そしてほぼ1年がたち、訪れた人が気持ち悪くなく座ってくださるようにはなり、猫もべとべとの2階、3階から降りてきて、日がな一日1階に居座るようになりました。

ちゃんと猫の居場所も作りました。

粗大ゴミを出すこと数え切れないほど、ゴミ袋はおそらく300袋は出たと思います。

コツコツ経過を撮った写真をアルバムにして、来た人に見てもらい私の自己肯定感を高めています。

まだ完成はしていないのですが、失速しそうになると、毎日のように筆子さんのブログを読みました。

義理の母との向き合い方も、本当にお母様との記事よく読みました。ありがとうございました。

「実録・親の家を片付ける」のまとめ

本に関する気づき

私は元々引っ越し好きで、自分の荷物はパッキンケース6個に収まるものプラス本にしていたのですが、最近の記事から、そこからもまだ削れることを学びました。

特に本ですね。

自分の本棚を自分や自分の人生を表現するアートとして、自己紹介として飾っていたなと感じました。

誰に見せるわけでもないのですが。

必要な本はもっと少なかったのです。これにも気づくことができました。ありがとうございました。

成績表と校章を捨てた

これはどんな形でも伝えていただけたら本当に嬉しいのですが、なんとなく置いていた学生時代の成績表と校章(バッジです)を先日処分しました。

成績表は自分が教育関係の仕事をしていることを理由に持っていたのですが、10年以上開いていませんでした。

今まで何度も行われた「ここには捨てるものないかな会議」もくぐり抜けてきたものです。

なんとなく捨てるのは悪い気がしていました。

でも捨てることができたのは、もやもやさんの記事を読んでです。

捨てたことを後悔しても無駄なのでさっさと次へ行こう、と言われてもうじうじ悔やむ人へ。

捨てる瞬間は確かに、え、大丈夫かなと思いましたが、もやもやさんも捨ててるし! たとえ後悔したって、もやもやさんもいるし1人ではない!という勢いで捨てることに成功しました。

そしてその後の心の軽やかなこと。

大成功でした。

要らなかったのです。もやもやさんにはとても感謝しています。

以上3点、本当にとりとめなく書いてしまいました。

ミニマルな暮らし

最近プレジデントオンラインというネット記事で、最近のミニマリストブームは、貧困が先かミニマリスト思考が先かという記事が上がっていました。

つまり若者に貧困層が多くなっているから、その中で豊かに暮らすべく必要に迫られてミニマリスト思考が広がったのではないかと書かれていたのです。

私は貧困とは関係なく、自分の感情との付き合い方、物との付き合い方、この2つが、もっと広く教養として、今の化学の授業ぐらいの広がり方をすると素敵な時代になるのではないかなと思います。

家庭科に入れたらええねん。

以上です。

ぴゅうぴゅうさん、こんにちは。お便りありがとうございます。

いつもブログを読んでくださってうれしいです。

ご主人の事務所の片付け、お疲れさまでした。

今も毎日、片付けているんでしょうね。

ぴゅうぴゅうさんご夫婦は、事務所のある建物ではなく、別のところにお住まいですかね。

ご主人の実家は3階建ての建物を持っていて、お金はありそうなのに、なぜ、ゴミみたいな不用品を捨てることをいやがるんですかね~。不思議です。

お金に余裕があるから、いらない物の管理にお金を使うことも平気なのかもしれません。

ミニマルな暮らし方を授業で学ぶアイデア、いいですね。まあ、お金の管理もそうですが、学校は、意外と生活に必要なことを教えませんね。

現代人の多くは、物を数多く持ちすぎて、結局、その大半をゴミにしてしまうから、シンプルに暮らすほうが、自分のためにも地球のためにもいいのです。

極端に物を減らす必要はありませんが、無駄な物まで持つことはないですね。

それでは、ぴゅうぴゅうさん、これからもお元気でお暮らしください。

*****

ぴゅうぴゅうさんのお便りを拝見して、昔(30代の半ば)、数ヶ月勤務した会計事務所を思い出しました。

その家は、自宅に事務所がありました。詳しいことは忘れてしまいましたが、大きな家のはしに、事務所スペース(けっこう広い)がもうけられ、そこが仕事場になっていました。

居住スペースと事務所はしっかり分かれていますが、がらっと引き戸を開ければ、そこから向こうは居住スペースです。

こういうふうに、家(プライベート)と仕事場(パブリック)が近いと、人は仕事場も自分の家のような感覚で無駄に物をためこむのかもしれません。

その家には大先生と呼ばれるおじいさんがいて、私がふだん一緒に仕事をしていたのは、私と同世代の息子さんのほうです。この先生が、物を全く捨てないタイプでした。

よくわからない紙束が大量にあるし、筆記具もたくさんあるのに、インクの出が悪いボールペンや、ものすごくちびた鉛筆を捨てないのです。

私が、「そんなの、捨てたらどうですか? 私、あとで片付けておきましょうか?」と言うと、先生がは、「いや、捨てなくていい。ははは、僕はねずみ年だから、何でもためてしまうんだ」と言いました。彼が、大事そうにちびた鉛筆を引き出しにしまっていた姿が今でも目に浮かびます。

ねずみ年だからか、先生はいつもグレーの事務服を着ていました。

当然、事務所は物だらけで、窒息しそうになったので、私は早々にやめました。

会計士は、会社や商店が、できるだけ収益をあげる手伝いをする人だと思うのですが、無駄な物をためればためるほど、リソースが失われていくことに気づいてないんでしょうか?

25年以上前の話なので、デジタル化が進んだ今は、すっきりした事務所やオフィスが増えているでしょう。

それでは、あなたも、質問や感想、言いたいことがありましたら、お気軽にメールください。

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