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増えすぎたバッグの中身を減らすコツを3つ紹介します。
ふだんものすごい大荷物を持ち歩く人がいます。
仕事でどうしても必要だ、とか、赤ちゃんグッズを持ち歩かないと子供の生命がおびやかされる、といったもっともな事情がある人もいるでしょう。
しかし、大半の人は、持たなくていい物までバッグに入れて、歩き回っています。
だって、家の中にも、持たなくていい物がたくさんあるのですから。
たまにバッグの中身を見直して、ダウンサイジングをはかると、それがきっかけで、暮らし全体もシンプルになっていきます。
以下の3つをすると、もっとバッグが軽くなるでしょう。
1.財布の中身を減らす
まずは、財布の中身を減らします。
バッグの中にはたいてい財布が入っていますから。
財布の中身の断捨離は以前、記事にしていますので、今回は増えやすいポイントカードとレシートについて書きます。
カード類を増やさない
何も考えていないと、どんどんプラスチックのカードが増えます。
クレジットカード、キャッシュカードなど、重要なカードもあれば、2度と行きそうにない店のポイントカードもあります。
どうでもいいカードは捨てて、持ち歩くカードを厳選します。
すぐに捨てることができそうなのは、不用なポイントカードです。
めったに使わない店のカードや、ポイントを集めてもどうしようもない店のカードは財布には入れません。
いつも書いていますが、物が増えれば増えるほど、それを管理する手間が増えます。
ポイントカードを持っていると、「ポイントをためて、有効に使わなければならない」という義務感が発生し、ポイントを貯めるための考え事や仕事が生まれます。
ポイントを増やしたいがための、よけいな買い物も増えるし、ポイントカードがあるせいで、どっちの店で買うべきか迷う、といった場面も増えます。
自分のエネルギーを注ぐに足るポイントカードだけを持つべきです。
また、大事なカードではあるが、いつもバッグに入れて持ち歩かなくてもすむカードもあります。そういうのは家に置いておけばいいですね。
日本の事情はわかりませんが、カナダに住んでいると、プラスチックのギフトカード(商品券のようなもの)が増えてしまう人がいます。クリスマスにもらって、ずっと財布に入っています。
そういうカードはさっさと使うか、自分で使わないなら人にあげるといいでしょう。
私も、いらないギフトカードは、いつも娘にあげていました。
レシートの処理方法を考えておく
財布の中で増えるものといえば、買い物をしたときにもらうレシートです。
もらったレシートがいつまでも財布にとどまらないように、あらかじめレシートの処理方法を決めておくといいでしょう。
私は、買い物から戻ったら、すぐに財布やバッグからレシートを出して、家計簿にはさみ、翌朝、そのレシートの内容を家計簿につけたら捨てています。
そもそも、あまり買い物をしないので、もらうレシートの数もたかが知れています。
自分にあったシステムを作っておくといいでしょう。たとえば
・レシートをもらわない
いつもいくスーパーでは、レジの人が毎回、「レシートはいりますか?」と聞きます。あとで使わないのなら、最初からもらわないのが一番シンプルです。
いつまでも、財布にレシートがとどまっているということは、レシートは必要ない、という証(あかし)です。もらわないほうがいいかもしれません。
買い物のレシートはもらっている私ですが、ATMを使ったときのレシート(取引内容が印字されている紙)はプリントアウトしません。
・すぐに財布から出して所定の場所に移す
レシートを見て、家計簿をつけたりする人は、財布の中に入れたままにせず、所定の場所を作って、保存します。
家計簿にレシートを貼る人もいますね。
・用が終わったらさっさと捨てる
あとで使うためにとっておいたレシートは、目的を果たしたら、すぐに捨てます。
関連記事⇒ミニマリストの財布の中身をすべて公開~50代節約系主婦の場合(写真あり) いま、もうこの財布は使っていないのですが、考え方は変わっていません。
現在持っている財布はこちら⇒50代主婦ミニマリストの持ち物のまとめ(後編)
2.ケース類をへらす
余計なケースやポーチは中身ごとバッグから取り出します。
日本にはいろいろなケースやカバーがあります⇒なぜ日本人はこんなにバッグ、袋、ケースをたくさん持っているの?
ギフトでもらうことも多いですね。袋やケースがあるから、そこに何かを入れて、うっかり持ち歩いてしまう、という現象が起きていないか、一度調べてください。
昔、ポケットティッシュケースをもらったから、そのケースにティッシュを入れ、バッグに入れて、外出したことがあります。
しかし、私はそもそもティッシュは使わない人間なのです。そのケースも中身のティッシュも、まったく使用されないまま、時の経過とともに、よれよれになっていきました。
子供がまだ乳幼児だったとき、懸賞でもらったポーチに、無理やり何かを入れて使ってみたこともあります。
そのケースを使いたいがために、不用なものを持ち歩くことって絶対あると思います。
それとも、これは、袋物が好きだった、私だけに起こったことでしょうか?
昔は、やたらといろいろな物を小分けして、ポーチや巾着に入れて、持ち歩いていました。
小分けすると、機能的になるという幻想をいだいていたので、ポケットが多すぎるバックパックを買って、各ポケットに何を入れるか、どうしたら便利になるか、そいういことを考えることに時間をかけたものです。
そのバックパックは今も使っていますが、小さなポケットは使っていません。こちらにバックパックの画像あり⇒バッグだけ見てると30代ミニマリスト?レディースではなく男女兼用タイプが好みです
入れ物があると中身が増えます。家の中でも、収納ケースがあるから、中に入っている不用品をいつまでも捨てないということが置きます。
何のためにあるのかわからないケースやカバーは捨てたほうがいいです。
化粧ポーチの中身も減らす
ケースといえば、化粧ポーチの中身も減らすと、もっと荷物をダウンサイジングできます。
私は、化粧をしないので、化粧ポーチは持ち歩きません。
5~6年前ぐらいまでは、リップクリームぐらいは持ち歩いていましたが、リップクリームを使うのもやめてしまったので、コスメっぽいものはいっさい持たなくなりました。
そんな人はあまりいないと思いますが、必要以上に化粧品を持ち歩くこと、あるんじゃないでしょうか?
外出先で、何度もフルメイクするなら別ですが、そうしなければならない事情がある人は、そんなに多くないだろう、と想像しています。
化粧品の減らし方⇒化粧品の収納に悩む前に断捨離を。コスメの捨て方9のステップ。
3.万が一のために持つ物はもう持たない
カバンの中身が増えるのは、「もしかしたら、いるかもしれない物」をたくさん入れるからです。
「いるかもしれない物」を持つのはやめ、「必ずいる物」だけを持てば、バッグの中はスッキリします。
今の季節なら、傘を持ち歩く人が多いですね。
日本は梅雨があるから、傘を持ち歩くのは理にかなっている、と言えます。
ですが、傘は持ち歩かず、会社のロッカーに1つだけ入れておくほうが、実情にあっている、という人もいるかもしれません。
駅のすぐそばに住んでいるし、いったん会社に入ったら、もう出歩かないから、雨が降っても、傘なしでなんとか大丈夫な人もいるかもしれません。
傘以外でも、おなかがすいたときのためのおやつや飲み物、何かのときに使うためのペンケースやノートを持ち歩く人もいます。しかも、そのケースにはペンがやたらとたくさん入っていたり。
外出先で読みたい本を持ち歩いているけど、実際はスマホを見ている人もいるでしょう。
「もしかしたらいるかも?」「万が一のことがあると必要になるかも?」と思うと、きりがありません。
出先で必ず使っているものはなんだろうか?
この点を考えて、それだけを持つようにしてはどうでしょうか?
前もって準備するのが好きな人や、心配性の人は、最初は不安に思うかもしれません。
けれども、意外となんとかなります。
そもそも、日本にはコンビニがたくさんあるので、お金さえ持っていたら、たいていのものは現地調達できます。
もっと自分の「なんとかする力」や「工夫する能力」「機転」を信じるべきです。
先回りして、「必要になるかもしれない物」をたくさんバッグに詰め込むと、「なんとかする力」を発揮するチャンスがあっても、簡単に物に助けられてしまいます。
「自分でなんとかする」という体験を重ねれば重ねるほど自信が生まれます。
物に頼りすぎると、そういう自分の人間力みたいなものや、創意工夫する力、考える力が、だんだん衰えていくんじゃないでしょうか?
関連記事もどうぞ⇒重いバッグは肩こりとストレスのもと~バッグの中身の断捨離は欠かせない
私が持ち歩く物⇒カバンの中身を公開~50代海外暮し節約系主婦ミニマリストの場合
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きょうは、バッグの中の不用品を捨てることをおすすめしました。
これからどんどん暑くなりますし、あまりたくさんの物を持ち歩かないほうがいいですよ。