買い物の誘惑

ミニマルな日常

最終更新日: 2022.02.13

給料の大半を服につぎこむ生活、もうやめます!

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心身ともに身軽な生活をめざしている読者のお便り紹介コーナーです。

去年の10月~11月にいただいたメールから、今回は、「買いすぎない暮らし」に関するお便りを3通紹介します。

まずSさんのお便りです。

内容:

・服ばかり買うのはもうやめる。

・無駄遣いしてしまった。

・バッグを衝動買いしそうになったが思いとどまった。



服を買いすぎている現実に向き合う

件名:自分に甘い事を見ないことにしていました。

筆子さま

当方、40歳になる独身男性です。

給料の大半を服につぎ込むことがしょっちゅうある、自分に甘い人間です。

気に入ると多少高くても買ってしまう弱い性格をどうにかしたいと思っていましたが、生活が破綻するところまでは行ってませんでしたので、見て見ぬふりをしていました。

使わない服、高かったけど袖を通してない服、店では気に入ったけど部屋に帰ったら疑問に思った服、結局手に取るのはいつもの服、という矛盾した生活を漫然と繰り返していました。

先ほど、筆子さんのHPにたどり着きました。

服を買う前に考える10のこと」を読み、真剣に、ダメな自分を変えようと思いました。

ハッキリと書いていただきありがとうございます。

自分の弱さと向き合うのは嫌なことですし、もしかしたら自分に負けてしまうかもしれません。

「10のこと」は、紙に書いて玄関に貼り、心の支えとして生きていこうと思います。

HPを読んで感情の高まりで書いてしまいましたが、お礼を言いたく、問い合わせをさせていただきました。

まずは欲望を刺激する「年末年始」をきっちりと乗り越えたいと思います。





Sさん、はじめまして。お便りありがとうございます。

記事参考になってよかったです。

もう年末年始は終わりましたが、その後、調子はどうでしょうか?

Sさんは、「ダメな人間」ではないですよ。

ただ単に、給料をもらったら、いそいそと服を買ってしまうことが習慣になっているだけです。

そのような人は、Sさん以外にもたくさんいます。かつて、私もそうでした。

悪習慣を正す方法も、買い物習慣を変える方法も、過去記事にたくさんありますので、まめに読んでください。

こんな本もあります⇒筆子の新刊『買わない暮らし。』(6月16日発売)著者による内容紹介。現在予約受付中です。

それでは、Sさんが、少しでも満足のいく買い物ができることを祈っています。

次はうまきちさんのお便りです。

無駄遣いしました

件名:お久しぶりです。

こんにちは、毎月メールすると決めていたのに、ご連絡できなくてすみません、

でもブログは毎日チェックしています。

というのも、先月は無駄遣いが多く、お金を残せないどころかマイナスで、絶望的な気持ちになっていました。

無駄にかかった使い道は、行けなかったコンサートのチケットと、休会を決めた会員制サークルの会費でした。

私は筆子さんのブログに出会うまで、コンサートチケットを買っては、買った後、病気のせいもあって、不安になって行けずに、チケットを無駄にすることが続いていました。

ここ1年は全くそんなことなかったのに、まぁまぁ好きな人が、まぁまぁ近くに来るという誘惑に負けて買ってしまい、後から、交通手段がない、泊まらなきゃ、行くの面倒くさい、となってしまいました。

とても反省しています。

今日のブログの方の、買いたくなったら、筆子ジャーナルを読む!作戦、私はとても良いと思います。

この作戦を実践していればと思うと、残念でなりません。

会員制サークルは、1つやめて、1つだけにすることにしました。

年会費がどちらも結構高いので、大事な方を取りました。これも一種の断捨離でしょうか?

作業所は、行かないことにしました。今は収入を増やすより、支出を減らす方が大切だと気がついたからです。

今月は、ギリギリのところで、黒字か赤字か? というところですが、先月よりはずっといいです。

いつもいろいろな気づきをありがとうございます。

これからも楽しみにしています。

うまきちさん、こんにちは。

いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。

べつに毎月メールをくださらなくてもかまいませんよ。

これまで、「毎月メールします/報告します」と宣言した方で、半年以上続いた方は、一人もいません。

要は、自分が満足できるお金の使い方ができるようになればいいのですから、そのゴールを忘れずに、収入や支出のチェックを継続してください。

節約や買わない挑戦をしていると、無駄使いしてしまったときに、うまきちさんのように、大きなショックを受けるかもしれません。

失敗したことにこだわりすぎず、なぜ無駄使いをしてしまったのか振り返り、今後の対策を立ててください。

失敗した!⇒ガーン!⇒私ってだめな人、とめそめそするが、時間がたつうちにショックがいえる。

こんなサイクルを繰り返していると、また似たような失敗をします。

そうではなく、

失敗した!⇒ガーン!⇒でも、どうして失敗しちゃったんだろう? 何が悪かったのかな? 今後はどうすればいいのかな? と考えて実践する。

このサイクルをおすすめします。

それでは、うまきちさんの貯金が増えることを祈っています。

買いたくなったら筆子ジャーナルを読む話⇒ネット通販で買い物しすぎないための私のちょっとした工夫。

最後は、青空さんのお便りです。

衝動買いせずにすんだ話

件名:こんにちは

筆子さん、こんにちは。

今日は私の身に起こったことをお知らせしますね。

先日、たまたまテレビをつけたらやっていた通販番組。

いつもこの手の番組は見ないのですが、紹介されていたのが、なんと、3~4年前から「こんなバッグがあったらいいのに!」と思っていた、まさに理想のバッグ!

しかもお値段は予算の半分! さらにキャンペーン期間中に申し込めば2000円引き!

興奮して、早速ネットでポチろうとしたのですが、ここで頭の中に、ボワンと筆子さん登場~。

筆子さん「それって、本当に必要?

私「はい。ずっと前から欲しいと思って探していて、ようやく出会えたんです。まさに理想のバッグです!」

筆子さん「どういう時に使おうと思っているの?」

私「お稽古用バッグです!」

筆子さん「お稽古には今も行っているの?」

私「はい。あー、でも、コロナ禍なので、今はオンライン授業です。だからバッグは要らないけれど。でも、コロナが明けたら使います!」

筆子さん「では、買っても、すぐには使わないってことね?」

私「う~ん、いや、普段の買い物とか通院とかにも使えます。」

筆子さん「新しく買うなら、手持ちのバッグを1つ処分しなくちゃね。どれにする? そもそもバッグは全部使っているの?」

私「普段使いのバッグはヘビロテしてるけれど、そういえばお出かけ用のバッグは全く使っていないかなぁ。ステイホーム中なので…」

筆子さん「・・・それで?」

私「うーーむ。この新しいバッグを買って、後悔することはないと思うけれど、買わなくても後悔しないような気がしてきました。それよりも、この1年半、出番がなかったバッグを使ってみようかな…。」

というわけで、早速スーパーへ行くときに、いつもと違うバッグを持って行きました。

いつものスーパーへ行くのに、お気に入りのバッグを持って、ちょっとウキウキ。

なんで、このバッグを「お出かけ用」って決めつけていたんだろう? もっと活用していこう、と思ったのでした。

お稽古用のバッグは、対面授業が再開したときに、本当に必要であれば、また探します。

今回、筆子さんを召喚(?)できたおかげで、バッグについて考え直すことができました。

これからも、ここぞという時には、是非私の頭の中までお越しください!

よろしくお願いします。(笑)

青空さん、こんにちは。お便りありがとうございます。

バッグを衝動買いせずにすんでよかったです。

「これ、欲しい、絶対必要だし、買おう!」と思うのは、その商品を見てすぐ(長くて数時間)だと思います。

この時、新しい物を手に入れる期待感にわくわくしています。

買い物で気分があがるのはドーパミンのせい。この仕組みを知って無駄遣いを防ぐ。

しかし、その興奮や、快感、ハッピーな気持ちは、買って数日で消えます。

したがって、青空さんのように、すぐに買わず、ちょっと考えてみるのはとてもいいことです。

すぐに買わないで、買う前にしっかり考えなさい(TED)

今年、私は、買わない挑戦をしているので、何かほしいと思ったら、「来年、買おう」と思っていますが、その一方で、「でも、これ、たぶんいらないな」とも感じています。

というのも、私は必要な物はもうすべて持っており、ほしいな、と思うのは、たまたまYouTubeで誰かが使っているのを見た画材や塗り絵本ぐらいだからです。

こうした商品は、青空さんが買おうと思ったバッグと同じで、買って入手したら、その時はうれしいと思うかもしれません。

しかし、家にはすでにたくさん塗り絵本と画材があるため、あまり活用できそうにないのも事実です。

活用できないのに、他の物と同様、管理の手間は発生します。

そのような面倒を背負い込みたくないし、家にある物をしっかり使うほうが、よほどうれしい気持ちになるため、手に入れないほうが私は幸せになると思うのです。

それでは、青空さん、これからも、衝動買いに気をつけて、お元気でお暮らしください。

******

いつもいろいろなメールをありがとうございます。

あなたも、質問、感想、近況、皆に伝えたいこと、ちょっとした気づきなどありましたら、お気軽にメールください。

お待ちしています。





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