ショッピング

ミニマルな日常

どうしても買い物が止まらない。買い物依存症を自分で治す方法

断捨離してるけど、「欲しい」という気持ちを押さえることができず、買い物をしてしまう、というメールをいただきました。

すでにご本人には、返事を書いていますが、質問と私の回答をこの記事でシェアします。

この方は買い物依存症ではないと思いますが、依存症気味の方のために対応法も書いておきます。



貪(むさぼ)るように買い物をしてしまいます

件名:貧乏は貪る心からくるようです
Aさんより

はじめまして。突然のメール失礼します。
ここ1年ほどミニマリストを目指して断捨離を始めた者です。
筆子さんのブログに喝を入れてもらいながらちまちまとしているのですが、それでも入ってくる物を止めることができません。

どこかのサイトで「貧乏なのは物が少ないからではなく、もっともっとと欲しがるからである」と言う言葉を見つけ、ハッとしました。
私そのものではないか、と。

欲しい、もっと欲しい・・・もっとしっくりくるものがある筈、と、どんどん貪るように買い物をしていました。

そして、せっかく買ったばかりの物を手放したくなり買ったことを後悔。
筆子さんも書いておられましたが、自分の人生から逃げているようです。

人目を気にして沢山の服を買いました。
人が持ってるのが羨ましくて、たくさんのドールを集めて飾っては視覚的ノイズに悩まされ・・・

お金と言う対価を払っても一時的にしか満たされないのはわかっていても「欲しい」どんどん貧乏になっていきます。
借金に苦しむ方はこうして落ちていくのですね・・・何だかこれだけはわかった気がしました。

何かお声かけいただければ幸いです。

買い物する本当の理由を見つける

Aさん、お便りありがとうございました。

実は以前も、45歳の専業主婦の方から、「化粧品や洋服を買うのが止まらない」というご相談をいただいたことがあります。

その方からはメールの引用許可をいただかなかったので、紹介できないのですが、化粧品を買うことで頭がいっぱいだそうです。買った後は眺めて、時々は使い、時々大量に処分してまた買う、とのこと。

部屋の中は物があふれているので、どうしたらいいだろうか」というご相談でした。

その方への返事にも書いたのですが、まずはなぜ自分がそんなに買い物ばかりしてしまうのか、その理由をつきとめる努力をしてください。

買い物はひとつの現象で、背後に必ず理由があります。自分で困ってしまうほど買い物をしてしまうのは、「単に買い物が好きだから」以上の大きな原因があるのではないでしょうか?

原因をつきとめるためにやれることをこちらの記事に書いています⇒ちょっとの間だけ買うのをやめてみる。「買わない暮らし」をするための5つの方法

このうちの2~5番、特に5番の「買い物する理由を考えてみる」というのを試してください。

なぜそんなに買い物ばかりしているのか、本当にそれが欲しくて買っているのか、何か別の問題がひそんでいるのではないか、ということを自己分析するのです。

私がよく買い物していたときの気持ちは、自分ではこんなふうに分析しました⇒何があなたを買い物に走らせるのか?私の買い物が止まらなかった5つの理由

「そんなことを考えたり、ノートに書くなんてめんどうだからいや」と反応してしまうなら、尚更やってください。要するに、自分の感情と行動のコントロールが効かなくなっているのですから、自分に向き合わずに逃げてばかりいても何も変わりません。

書くことは、自分の考えていることを知るためにとても有効です。また人と話してもいいです。誰か信頼できる人と、この問題についてざっくばらんに話してみては?

あるいは、私のように自分の悩みをブログに書いてもいいです。

タッチタイピングができるなら、手書きより、ブログのほうが早く書けます。たとえば今日買ったものをすべて細大漏らさず書いてみたり。

ブログは非公開設定でもいいですが、できるだけ公開設定をおすすめします。というのも、他人に向けて書いたり話したりすると、自分でも思いもよらなかった自分の「本音」が出るからです。

またブログなら、同じような悩みを持っている人がコメントを書いてくれ、それに答えるうちに、自分の思っていることに気づくこともできます。うまく機能すれば、対話療法、つまりセラピーにもなります。

とはいえ、ブログを書くのはいやかもしれませんので、とにかくノートを1冊用意して、きょうから自分の買い物を分析してください。

断捨離しているそうなので、それは続けてください。物を減らすと、自分に向き合うことができます。

その理由はこちら⇒ミニマルライフのメリット:物を減らすと今を生きることができる理由とは?

☆買わない工夫について書いた記事はこちらに集めてあります⇒買わない習慣を身につける方法を書いた記事のまとめ

もし買い物依存症かもしれないと思ったら、専門家に相談することをおすすめします。でもAさんは依存症ではないと思います。

今、若い女性に買い物依存症の人が多いと、盛んにメディアは言いますが、依存症は本当に病的な状態です。ほとんどの人は、少しばかり衝動買いをすることが多いとか、買い物が趣味、レジャーになっているのではないでしょうか?

一応、依存症の人の症状や傾向を書いておきます。こんな人は買い物依存症かもしれません。





買い物依存症の人の特徴

買った物が買ったまま部屋にある

買ったはいいが、包みを開けてもいない、タグもつけたまま、もちろん使っていないものが山とあります。買ったことを忘れているものも多いです。

衝動買いが多い

欲しくもなければ必要でもないものを買ってしまいます。また、靴には目がないとか、ハンドバッグばかり大量に買ってしまうなど、特定の物をたくさん買う傾向もあります。

心の空白を埋めるために買い物をしている

買い物依存症の人は、物が欲しくて買っているのではなく、心の空白を埋めるために買い物をしています。怒りをなだめるため、孤独を癒やすため、不満やストレスを解消するために買い物をするのです。

感情のコントロールができず、自分に自信もありません。感情の浮き沈みが激しかったり、摂食障害を併発していることもあります。

買い物しているとき、とっても気分が昂揚して興奮している

私は体験したことがないので、どんな感じなのか説明できませんが、いわゆるハイな状態になります。何かを所有したからではなく、買い物という行為そのものがとてもスリリングなのです。

買ったあとすごく後悔したり自責の念にかられる

買う時は、異様に喜びにあふれているのに、そのあとは、ひどく後悔します。しかしまた次の買い物をする理由をすぐに思いつく、自己正当化や、自己弁護にたけたところがあります。

自分の買い物の傾向を他人に隠す

買ったものを誰にも見せずベッドの下に押し込んだり、自分がそんなに買い物をしてるいことなんて、おくびにも出しません。

買い物を隠すのは、人のお金(夫から家計費として渡されたものとか、親に学費としてもらったものとか)を使って買い物しているせいもあります。

ひどいときは会社のお金を使い込むこともあります。もちろんクレジットカードで借金を作っています。

買い物をしない日は気分がイライラして落ち着かない

どうしても外に買い物に行けない日は、オンラインショッピングをします。

買い物依存症から抜け出す方法

深刻な場合は、専門家の門を叩いたほうがいいです。家族の協力も必要でしょう。ただ、まだクレジットカードの借金がそこまでふくらんでおらず、単に依存気味なだけで、自分でどうにかしたい人はこんなことを試みてください。

自分が買い物に依存していることを認める

まずはここから始まります。人ごとではなく、自分ごととして捉えてください。いろいろなことを人のせいにしないこと。

買い物依存症について書いてある本を読んでみる

このブログの記事よりもっと詳しく書いてあるものにあたって下さい。

買い物以外の趣味を見つける

音楽鑑賞、ジョギング、映画観賞、読書、散歩、その他余暇は買い物意外のことをします。

こちらに物がそんなにいらない趣味を書いています⇒ミニマリストに最適な趣味とは?物をたくさん持たなくても人生は充分楽しい

買い物のトリガー(きっかけ)を見つける

買い物のきっかけを見つけます。たとえば、ご主人と喧嘩したり、子供が言うことをきかなかった翌日に必ず買い物に行くのであれば、そのようにノートに書いておきます。

そして、次にそのトリガーが起きたとき、何か別の行動をするようにします。買い物のきっかけが、友だちからのショッピングの誘いなら、その友だちとはしばらく距離を置きます。

習慣はトリガーを意識することで変えられます⇒今の自分を変えたい。3Rで新しい習慣を身につける方法

しばらく店に行かない

店には買わせる誘惑がいっぱいです。依存していなくても、衝動買いする人はたくさんいます。

テレビショッピングの番組を見ない

もしテレビショッピングがくせになっていたら、そういう番組を見るのをやめます。ケーブルテレビだと思うので解約してください。テレビそのものの断捨離も大変おすすめ。

インターネットショッピングをできなくする

パソコンで仕事していると、なかなか難しいと思いますが、ネット通販してしまうトリガーを排除します。まず楽天やネットショップからのお知らせはすべて解除します。

ある一定のサイトをブロックするソフトを使うか、OSのhostsファイルを書き換えて、アマゾンや楽天市場、無印良品、ユニクロなど、自分がふだん使っているネットショップににアクセスできなくします。

もしネットの接続を切っても生活できる状態なら、インターネットを使うのをやめるのが1番かもしれません。

クレジットカードにはさみを入れる

それができないなら、信頼できる人に、カードを預かってもらいます。出かけるときは、その日必要なぶんの現金だけを持って行きます。

*****

依存症は病気ですが、買い物は単なるくせ、生活習慣です。必ず変えられますので負けないでがんばってください。





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