買い物

お金を貯める

もう2度と物を増やさない。意識的に買い物をする5つの方法。

いったんガラクタを断捨離しても、以前の調子で、家の中に物を入れていたら、元の木阿弥。今後は前よりずっと「意識的な買い物」が必要です。

なぜなら、私たちは大量消費社会に生きているから。何も意識していないと、またたく間に物が増えてしまうでしょう。

どうすれば、意識的な買い物ができるのか、私が心がけていることでうまくいっていることを5つお伝えします。



1.自分は無意識に買い物していることを意識する

買い物依存症でなくても、ふだん予算をたてて買い物をしている人でも、「買う」という行動は、わりと無意識にしています。

人は習慣の動物なので、おおかたの購買活動も無意識に行われています。食料品であれば、いつも同じ店に行くし、同じ陳列棚のそばをうろうろし、同じようなものを買っています。

違う店に行くことがあっても、商品の選び方や、買う行動を起こさせる要因は、いつものパターンです。

セール品を買うのが好きな人は今日もセール品を買うし、まとめ買いが好きな人は、今日もまとめ買いをします。

いつもと違う行動を取るのは、脳に負担がかかるので、皆、楽な道を選ぶのです。

これまで無駄遣いが多かった人は、このパターンをこわす決断が必要です。

2.理想の暮らしを考え、その生活に必要なものだけを買う

先進国に住んでいるほとんどの人は、その物がどうしても必要だから買っているわけではありません。

買い物は暇つぶし、退屈しのぎ、レクリエーション、ほかの人と交流するための手段なのです。いらない物がたまってしまうのは、「買い物のための買い物をしている」からです。

自分の暮らしに本当に必要なものは何であるのか、しつこく考えることが、意識的な買い物につながります。

「必要なもの」と「欲しいもの」の違いとは?⇒ミニマリスト的節約術の極意は、「必要なもの」と「欲しいもの」をしっかり分けること

自分の暮らしに必要なものを見極めるためには、先に、自分の理想とする暮らしを考えておくことが有効です。

仕事はこんなことをしていて、こんな人たちと暮らして、余暇にはこんなことをして、健康状態はこんなふうで、こんな場所に住んで、とか。

あるいは、理想の1日でもいいです。

私たちは、ふだんの生活に不満たらたらなわりには、自分の理想の人生や生活について考えることに時間を使いません。

休暇のプランを立てることはあっても。

多少は目的地を定めておかないと、人生は思わぬ方向に向かってしまいます。10年ぐらいたって、「なんで、私こんなところで、こんなことをしているわけ?」と思ってしまいます(経験者は語る)。

理想の暮らしをプランニングして、その暮らしを実現するためには、自分にはどんなものが必要で、どんなものは全くいらないのか考えて下さい。そうすれば、うっかり余計な物を買うことも減るはずです。





3.セロトニンレベルをあげておく

人が買い物をするとき、脳内で、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌されます。

人間の脳は「快」を感じるのが好きですから、楽しい気分になるために、買い物という手段をとることがクセになってしまいます。

しかし買い物による、気分の上昇は一時的なものです。

もう充分必要なものを持っているのに、買い物が楽しくてやめられない人は、別のことをしてセロトニンレベルをあげてください

太陽の光をあびたり、運動したり、マッサージしてもらったり、何か楽しいことを考えるだけでセロトニンレベルがあがります。

ベビーマッサージをすると、赤ちゃんの免疫力が高まったり、脳が発達するといいますが、これは赤ちゃんがハッピーになるからです。

マッサージは脳の神経系をポジティブに刺激してくれるのです。

家族にマッサージしてもらえば、プロのマッサージ師にお金を払う必要がありません。

ほかの人に親切にしたり、好きな音楽を聞いたり、何か美しいものを見たり、自然と親しむことも、セロトニンレベルをあげます。

ふだん自分がやっていることで、うれしい気持ちになることを、どんどんやればいいのです。ごく小さなことでかまいません。

ショッピングでも、ほかの人のために何か買うのなら、いったんあがったセロトニンレベルが持続するでしょう。

参考⇒幸せになるための、賢いお金の使い方(TED)

小さな断捨離プロジェクトを1つ1つクリアしていくのも、気分がいいものです。「ああ、なんか退屈。買い物いこっかな」と思ったら、それを合図に、財布の中からいらないレシートを捨てたり、バッグの中身を片付けたり、下駄箱の掃除をしてください。

セロトニンレベルをあげる方法はこちら⇒セロトニンを自然に増やす5つの方法。サプリは使わず幸せになる

4.なぜ買い物をするのかしつこく考える

買い物依存症の克服方法の記事で書きましたが、自分が買い物をする理由について、深く考えるのは、「意識的な買い物」をするのに役立ちます。

単に、「ムーミンがついててかわいいから」「マスキングテープを集めているから」では、浅すぎます。

ムーミンがついたものを持っていると、趣味のいい人と見られてうれしいから、北欧風インテリアが流行っているから、自分も時流にのるべきだと思っているから、マステを集めるのがすっかり習慣になっているから、など、突き詰めて考えていくと別の理由が浮かび上がってきます。

たとえば
●ステータスシンボルとして。
●ほかの人にすごいと思われたくて。
●他の人と足並みをそろえて、グループの一員として受け入れてもらいたいから。
●上等なものを買うと自分も上等な人間に思えるから。
●おしゃれな人と思われたいから。
●乾いた心を癒やすため。

さらに
●なぜステータスシンボルが必要なのか。
●なぜほかの人にすごいと思われたいのか。
●なぜグループの一員にならなければならないのか。
●なぜ上等な人間に思われたいのか。
●なぜおしゃれな人と思われなければならないのか。

ここまで考えてみてください。ショッピングの目的に良い悪いは関係ありません。

自分が買い物をしている真の理由や目的をあぶりだし、別の活動を通じて、その目的を手に入れようとすればいいのです。

なかなか、買い物をする真の目的は見つからないかもしれませんが、考えてみることに価値があります。

5.できるだけリアルな買い物をする

人々がこんなにも余計な物を持ってしまうようになった要因の1つはクレジットカードだと思います。

クレカで買い物をすると、「お金を払う痛み」をリアルに感じることができません。

クレジットカードを使うとお金を使いすぎる理由⇒クレジットカードを使うとお金を使いすぎてしまう5つの理由

私は去年の始めから、ふだん食料品や日用雑貨を買うときは、極力現金を使っています。お札や小銭を数えて品物と交換するとき、お金を使っていると感じることができています。

そこまでひしひしとは感じませんが、クレジットカードを使っていたときよりはマシです。

クレジットカードだけでなく、光熱費が自動的に口座から落ちるのも、お金を使っている感覚が希薄になります。

便利なことは人々のリアルな感覚を損なってしまうのです。

意識的な買い物をするためには、できるだけ買い物という行為をリアルにするべきです。

ネット通販ばかり利用している人は、たまには街で、生身の人間に、本物のお金を渡して、物を受け取るという行動をし、麻痺した脳を活性化させるべきでしょう。
~~~~~
以上のことを意識すれば、無駄遣いや衝動買いはかなり減ります。常に、買い物に意識を向けることが大切。

最初は「めんどくさい」と思うかもしれませんが、数ヶ月そういう態度で生きていけば、それが新しい習慣になります。

すると、特に努力しなくても、「意識的な買い物」が無意識にできるようになるのです。

意識的な買い物をする生活は、「買い物をしない暮らし」ではありません。物を買うことが、もっとリアルに楽しめる暮らしです。

部屋の中に物があふれて片付けに苦慮する必要もないし、「また、買ってしまった」と罪悪感を感じることもありません。

もちろん、以前よりずっとお金は残ります。





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