缶詰のストック

ミニマルな日常

ストック品を持ちすぎないコツ(後編)~物に足を引っ張られないために。

日用品や食品のストックを抱え込みすぎないコツを書いています。

前編では以下の3つを提案しました。

1.持ちすぎるデメリットを知る

2.稼働状況を把握する

3.買う前に考える

では、後編、いきましょう。



4.一箇所に置き、整理整頓する

ストック品が家のあちこちに散っていると、何をどれだけ持っているのかわからなくなるので、同じ種類のストック品はできるだけ一箇所にまとめます。

何がどれだけあるのか、ひと目でわかるようにしておくと尚いいでしょう。

また使用中のものと未使用品をしっかり区別して、使いかけてそのままになっている物を作らないようにしてください。

我が家は、夫が洗剤を買うのが好きなため、住宅用の洗剤が、バスルームのシンク下と、キッチンのシンク下にあります。

今使っているもの、未使用(未開封のもの)、使いかけのまま使われていないものの3種類がごっちゃになって。

こんなふうだと、ストック品の把握は難しいでしょう。

しかも、夫は、空いたボトルに別の洗剤を入れたりするので、そのボトルの中身の正体がよくわからなかったりします。

本人はわかっているのでしょうが。





整理する

ストック品を一箇所に集めたら、同じ種類ごとに整理して置いてください。

古い物を前にするといいと思います。

整理するのは、インスタグラムに載せるためではなく、自分がどれだけストック品を持っているのか、すぐにわかるようにするためす。

◯よくない例:我が家のキッチンのはしにある収納スペースの写真です。

物置き場

夫がどんどん物を置くので、何があるのかよくわかりません。

たぶん、夫にもわからないでしょう。

こういう状態はつくらないほうがいいですよ。

ストック品を書き出して、どこにあるのか、いくつあるのか書いておくと、在庫を把握しやすいと思います。

5.もらわない・手放す

ビニール袋やサランラップなどを粗品としてもらうことがあると思いますが、使わない物はもらわないでください。

実家の片付けをすると、新聞販売店や、米屋(灯油も売っている)、ガソリンスタンドからもらったと思われる、日用品が出てきます。

最近は、こういう粗品をくれることは少ないかもしれませんが、もし、まだもらい続けているのなら、断る勇気を持ちましょう

ふだん自分が使うものでも、家に在庫がたくさんあるなら、もらわないほうが、結局は自分のためです。

ストックの在庫チェックをして、あまりに数が多い、あと、3回ぐらい生まれ変わらないと使い切れないと思うなら、手放してください。

家の中でみすみす劣化させるより、今、使ってくれる人の手に渡したほうがいいです。

かつて、私も文房具(自分と娘の物)を断捨離したことがあります。使いかけの物は自分で使うことにしましたが、新品に近いもの、まだまだきれいな物は全部寄付しました。

大量に文房具を断捨離したあと、筆記具は手持ちのものを使い切る方針へ

その後、バリバリ筆記具やノートを使い、塗り絵を始めたので、文房具を新しく買う必要性が生じ、実際買いました。ですが、「ああ、捨てたやつが手元にあればなあ」とは思いませんでした。

いったん、使い切れる量まで減らし、せっせと使ったからこそ、物を使い切るマインドセットが養われたと思うからです。

6.意識的にアイテムを落とす

なかなか減らないストック品があったら、惰性で使い続けるのではなく、「自分の生活に本当に必要なのか、なくてもいいのではないかと考えてください。

スーパーマーケットやドラッグストアに行くと、いろいろな商品が並んでおり、「う~ん、こういうの、私が子供の頃にはなかったな」と思う物もたくさんあります。

たとえば、今、同じ商品でも、大人用、子供用、ティーンエイジャー用、男性用、女性用、普通肌、敏感肌などと、対象を分けた商品が多いです。

子供用化粧品とか。北米には子供用の歯磨き粉はもちろんのこと、子供用のデンタルフロスもあります。

私が子供の頃(50年ぐらい前)は、子供用化粧品と言えば、ウテナお子さまクリームぐらいしかありませんでした。

今は洗剤や除菌剤もいろいろありますよね。

店に並んでいると、使わなきゃいけないような気になるかもしれませんが、スーパーで売っているからといって、生活に導入する必要はありませせん。

本当に必要な物だけを使ってください。

「より便利なものを」「より素敵なものを」という意識が強すぎると、次々と新商品に手を出してしまうので、「今使っているもので満足する」という選択肢も作りましょう。

数年前、山本ふみこさんが、「常備しなくてもいいかもしれない物」を手帳に書き出している話を書きました。

物を減らすコツはこんな発想の転換にあった~山本ふみこさんに学ぶ

ぜひあなたも、「使わなくてもいいかもしれない物」をブレインダンプしてください。

頭の中のガラクタを断捨離するブレインダンプのやり方

ストック品がなくなったら、命にかかわるものや、ものすごく生活が不便になるものでなければ、なしで過ごしてみるのもおすすめです。

なければないで、なんとかなるものもたくさんありますよ。

7.不安な気持ちを管理する

もう充分物があるのに、たくさん買ってしまうのは、買い物がくせになりすぎているせいもありますが、「家に物がいっぱいあると安心できる」という気持ちのせいでもあります。

「いっぱいあると安心」、私の母はそう言います。

逆に、ないと不安なのです。

この不安のせいで、すぐに使わない物をたくさん買ってストックしているなら、不安な気持ちと向き合って、うまく管理することをおすすめします。

ちまたに物がたくさんあふれるようになったのは、ここ最近のことであり、昔は、物はあまりなかったし、食料品の供給も安定していませんでした。

一般庶民は、あまり物を持たず、おなかをすかせて生きていたのです。

人間の脳は、文化や経済の発展についていきていないから、今でも、お蔵や長持ち、たんすに物がいっぱいあると安心感を得られるのだと思います。

しかし、実際は、先進国では物や食品が余っていて、使い捨てされることも多いです。

そんな時代に、冷蔵庫やパントリー、物置きを本当にいっぱいにしなければならないのか、一度、考えるべきではないでしょうか?

不安な気持ちへの対処法は過去記事にたくさん書いていますが、今回は3つのプロセスをお伝えします。

1)何が不安でたくさんストックしているのか、不安に思うことを1つ残らず書き出す

2)書き出した不安を1つひとつ自分で分析し、意味のない不安、何も生み出さない不安、自分のためにならない心配は線を引っ張って消す(もう不安に思うのをやめる)

3)不確かな状態を楽しむようにする

3番の、不確かな状態を楽しむことについて補足します。

以前、なかなか気に入った靴や下着に巡り合わないので、いったんお気に入りを見つけると、買いだめしてしまう人の相談にのったことがあります。

買えなくなるのが怖くて買いだめする人へ。ストック癖を治す5つの方法。

「もうこの靴には2度と出会えないかも」という恐怖心があるから、買ってしまうわけです。

しかし、この先、気に入った靴に出会う可能性は、いくらでもあります。

「もう2度と手に入らないかもしれない」と思うのではなく、「この先、どんな出会いが待っているのだろう。楽しみだな」と思うようにしてください。

人生に運命というものがあったとして、最初にそれが全部わかってしまうなら、わざわざ生きる必要ないんじゃないですか?

これから、何が起きるかわからないからこそ、楽しいし、希望が持てます。

すごく気に入った物に出会ったとしても、必要な分だけを買って、「今度必要になったとき、また、縁があったら会おうね」と考えておくほうが、楽しい人生になりますよ。

☆前編はこちら⇒ストック品を持ちすぎないコツ(前編)~たくさんあればいいってもんじゃない。

*****

ウテナお子さまクリーム、子供のころ確か、CBC(中部日本放送)の子供の出てくる番組で毎週CMが流れ、「ほしいな~」と思っていました。

パッケージもかわいいと思いました。

しかし、買ってはもらえませんでしたね。

まあ、今思うと、べつに必要なかったので、親の判断は正しかったと言えます。

子どもの頃に見たCMでは、ほかにも、オリエンタルマースカレーや、「ハヤシもあるでヨ(名古屋弁)」という、わかる人にしかわからない、やはりオリエンタルのハヤシカレーのCMもよく覚えています。

オリエンタルマースカレーって、けっこう長くて、子供にとっては、覚えにくい横文字だと思いますが、すぐに覚えました。

そう考えると、やはり、CMは、販売促進に多大な威力を発揮しますね。

買わない暮らしをしたい人は、テレビで宣伝を見すぎないほうがいいでしょう。





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