ページに広告が含まれる場合があります。
それぞれの断捨離体験がとても興味深い、読者のお便り紹介コーナー。今回は、2017年11月はじめにいただいたメールから4通紹介します。
内容は
●いろいろな物をためこんでいた自分
●実家の片付けでとことん疲れた私
●私は失敗にこだわっていた
●勝手に取り越し苦労をしていただけ
では、まず、自分の中にある恐れに気づいたTさんからです。
心の中の整理ができた
件名:筆子さん、どうもありがとうございます。
初めてお便りします。昭和35年4月生まれのTと申します。
筆子さんの存在は、図書館のホームページで知りました。「1週間で8割捨てる技術」というタイトルにとても心惹かれました。
まさか、1週間で8割捨てるなんて、そんなの無理無理、と思いながらも、どうしても気になって仕方がないのです。
予約がいっぱいで、なかなか読めそうにないので、筆子さんのブログを先に読んでみようと思い、片っ端から読みました。
私は今まで、やましたひでこさんや、こんまりさん流の断捨離もしてきたし、もう、捨てるものはあまりないと思い込んでいました。
でも、筆子さんのブログを読み進めていくうちに、いろいろなものをため込んでいたことに気が付きました。
それは、自分の意識、心の中の整理でもありました。
今まで自分には恐れがたくさんあって、それを見ないようにするために、いろいろなものをため込んできたのだと・・・
筆子さんを知って2か月弱ですが、その間、毎日少しずつ捨て続け、おかげさまで、今では確かに8割捨てられたと思っています。
セルフエスティームも上がって来て、何があっても自分は大丈夫、何とか切り抜けていかれる、と思えるようになりました。
これも、ひとえに筆子さんのおかげだと思っています。
筆子さんに巡り合えて、本当に良かったと思っています。どうもありがとうございます。
これからも、筆子さんのブログを楽しみにしています。どうぞお体お大事になさってください。
Tさん、メールありがとうございます。
自分の気持ちに正面から向き合うのは、勇気がいるので、考えないようにしている人って多いと思います。50歳すぎていても。
私もそうでした。
ですが、物を片付けていくと、自分に向き合わざるを得ない機会が何度も訪れます。
Tさんは、そのチャンスをうまくものにされたのですね。
だから、物も片付いて、自信もついたのでしょう。
来年はますます楽しい1年になりそうですね。Tさんも、お元気でお過ごしください。
私の本について⇒筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」3月5日より予約開始
セルフエスティームとは?⇒セルフエスティーム(自分を愛する気持ち)が高い人の12の特徴
次は親の家を片付けた体験をおくってくれたKさんです。文化の日にいただきました。
実家には想像を絶する量の物があった
件名:実家の片づけについて
名古屋の近くに住んでいる40代前半の女です。
8月半ばから筆子さんのブログを参考にしています。旦那がタメコミアンで困りますが、少しずつ断捨離を進めています。
今日はド田舎にある実家の片づけをしてきました。想像を絶する物量でした。
築150年の平屋、築40年の2階建て、かなり大きい倉庫、普通の倉庫、車庫+事務室、農具庫。
これをすべて私1人で片づけるなんて、考えただけでも気が遠くなりそうです。
今は70歳の父が1人で住んでいますが、捨てない時代の遺物が凄いです。
それに加え、亡くなった母の衣類が、勘弁してほしいレベルでした。
すでにトラック2台分は捨てたのに、まだタンスにいっぱいあると父は言うのです。(この時の片づけも、相当大変だったのに)
なるほど、父用だと思って開けなかった洋ダンスに、ぎっちりありました。それを袋詰めにして1階まで降ろすだけで、へとへと、四十肩にこたえます。
リビングで45リットル2袋のゴミを集め、大きい倉庫へ。中の様子は1年前と同じ。
食器や調理器具、いただきもののアレコレが山積み。1年間、何も捨ててないのねー。
そして恐ろしいことに、ここでも母の衣類を大量に発見しました。こんなところに置いたら、湿気と虫にやられるのは明らかなのに。
そしてまた、袋詰め開始です。残り2ケースのところでタイムアウト。
2階と倉庫を合わせると、45リットル20袋。ゴミの収集所は、長い坂の下です。
そんな感じで、6時間やっても、ちっとも片付いた気がしません。
本当は食器を片づけようと思っていたのに、まったく手を付けられず、新品なのにカビ臭い布団などを回収して終わりです。回収したものは、こっちで月曜日にゴミ出しです。
これだけ服があるのに、「お父さんはちっとも服を買ってくれない」と言っていたそうで。
「一緒に買い物に行きたかったんじゃない?」と返しておきましたが・・・、もしかして若年性認知症とか、何かの病気だったのかもしれません。
父が捨ててはダメだと言ったものは、食器棚の上で埃をかぶっていた氷枕だけでした。何十年ここにあったのかしらね?と思いつつ、食器棚の中に置いておきました。
家に物がたくさんあっても、幸せにはなれない。
収納スペースがあるだけ、物は増える。
この2点が良く理解できた里帰りでした。
親世代は子供の大変さを考えてね。子世代は実家の物量を把握しておきましょう。
いずれにせよ、早め早めの対策が肝心です。ってところでしょうか。長文で失礼いたしました。
Kさん、メールありがとうございます。
6時間の断捨離、お疲れさまでした。
う~ん、大変ですねえ。家が2つあるってことですよね。しかも、なくなったお母さんは筋金入りの物持ちだったようです。
70歳になって、家の片付けばかりするのは時間がもったいないし、そもそも体力的にきついですよね。
本当は毎日短時間でいいから、コツコツ捨てるのがいいのですが。
Kさんお一人で片付けるには、かなり時間がかかりそうです。いつかは終わると思いますが。
私なら業者に頼むために今から貯金するでしょう。あまり無理しないでくださいね。
本当に、家に使わない物がたくさんあっても、人生の充実度に何の関係もないです。むしろ、生活が大変になるだけ。一人でも多くの方に、この事実に気づいてもらいたいものです。
40肩だというKさん、お体お大事にしてください。
次はたこやき52点さんから、私の記事に返信してくださいました。
記事をご存知ない方は先にお読みください⇒クリーニング代が惜しくて服を捨てられない人へ。もったいない病を克服する考え方。
失敗にこだわる自分に気づいた
件名:たこやき52点です。ありがとうございました!
はじめまして? ブログで取り上げていただいたたこ焼き52点です。
この度は、ご返事ありがとうございました。丁寧かつ適切なご返答、もう胸一杯です。
じっくりと読み、なるほどそうだったかと自分自身を客観的に感じることができました。
失敗を恐れるタイプ、まさしくそれです!
申し訳ない服というのは、もしも仮に売れたとしても、きっと買った人が失敗した~と後悔するであろうと、思えそうな古い服等のことです。
説明不足でしたね。
いきなり私の質問に答えていただけるなんてビックリするやら、申し訳ないやら。
たこ焼き52点と、したのは、この前久しぶりにたこ焼きを作ったら52点の自己採点だったからです。(でも夫も同採点)
得意なはずだったのですが!
ネーミングにも、しくじりにこだわりのある自分が出ていて笑ってしまいますね。
変な名前で、私の質問に間違いない!と確信出来ました(^^)
まだまだ、ブログを読み進むスピードが遅いのですが、これから色々と気付かされる記事に出会いそうで、楽しみです。
それに加え、私も母の物の整理などこれからまだまだやること沢山です!
日本は、3連休で晴れが続きそうです。
捨てて、きれいにするには良い機会で朝からゴミをまとめました~!また、メールするときがあるかもしれません、よろしくお願いいたします♪
たこやき52点さん、わざわざお返事ありがとうございます。
なるほど、「売るには申し訳ない服」とは、買った人に申し訳ない、ということなんですね。
ですが、買う人は、古いのを承知で買うのですから、別に申し訳なくなんかないですよ。
むしろ、「こんなきれいな品を格安で譲ってくれてありがたい」と感謝されるんじゃないですか?
日本人は新品じゃなきゃだめ、きれいじゃなきゃだめ、と思いすぎな気がします⇒お金を貯めたいなら今すぐ捨てたい、日本人ならではの3つの習慣。
これまでのところ、いただいた質問にはすべて回答しています。プレゼント企画では、メールアドレスを書いていただかなかったので、ブログ上で答えています。
また何かありましたら、お気軽にメールください。
次は、よくメールをいただくIさんから。こちらの記事の感想をいただきました⇒読者の一押し記事、第1位はシンプルライフの根底にあるものを伝える記事。
先の心配ばかりするのをやめた
いつも楽しくblog読ませていただいております。11/7の記事を読んで「今を生きる」大変参考になりました。
自分も大げさかもしれませんが つい最近、今を生きてなかった出来事がありました。
名古屋では9~10月ごろに幼稚園、保育園の願書受付が始まります。
息子は2歳4ヶ月なので幼稚園の入園は再来年になるのですが人見知りが強くなじむのに時間がかかり過ぎるタイプなので 心配した私は来年にどこかしらの幼稚園のプレスクールに通わせようと考えました。
プレに入れておけば いざ幼稚園に入園になった時にスムーズに行ってくれるかもしれないと勝手に期待したのです。
本人の気持ちは無視して。
それからしばらくは幼稚園やプレスクールの情報集めに必死で、もう申し込む勢いで旦那に話をしたところ「そこまでしないといけないの?」とあっさり言われ、私も我に返り、しばらく頭を冷やしました。
最近の息子はおしゃべりはまだまだ下手なのですが 言葉が増えてきて わたしも見ていて楽しいのです。
そんな今の息子を無視して先の心配ばかりしていたことに気づきました。プレスクールの申し込みはヤメました。
幼稚園に通うようになって、行きたくないと泣くならその時に対策を考えたらいい…そう思うようになりました。
情報集めをやめたらラクになりました。
毎日一緒にいられるのは今だけなんですよね。
うまくいかないことも多々ありますが それも含めてこの瞬間を大事にしたいと思いました。
筆子さんのblogを読んでいると 気づかされる事もたくさんあります。いつもありがとうございます。 お返事は不要です(^^)
Iさん、いつもメールをありがとうございます。すべてありがたく読んでいます。
子どもが小さいと、いろいろ先の心配をしがちですよね。
私は、子どものことは、あまり心配しませんでしたが、まわりに比べる対象が何もなかったからだと思います。
日本にいると、ママ友、育児雑誌、実家、義理の家族など、外野がうるさいだろう、と想像します。教育熱心な人が多いですから。
ですが、たいていのことが取り越し苦労なので、そんなに心配しなくても大丈夫です。
私の娘は2歳のとき、ろくに言葉を発しませんでした。医者に2歳半になったら、もう一度検診につれてくるよう言われたほどです。ですが、大丈夫だと思ったので連れていきませんでした。
本当に大丈夫で、1年もしないうちにうるさいぐらいしゃべるようになりました。
先日も書いたのですが、あまり子どもにプレッシャーをかけないほうがうまくいくと思います。
先日の記事⇒年末年始に財布のひもがゆるむ人はプレゼントの買い過ぎに気をつけるべし。
~~~~
今年もたくさんのお便り、本当にありがとうございます。とても励みになっています。
2017年のお便り紹介コーナーは今回が最後です。リアルタイムのメールに追いつきたかったのですが、少し及びませんでした。また、来年順番に紹介していきますね。
なお、プレゼント企画でいただいたメッセージはすべて、取りこぼしなく紹介する予定です。気長にお待ちください。