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今回は、読者のリクエストに答えて、夫の物の増殖具合について書きます。
夫が最近処分したもの、逆に増やしたものを紹介しますね。
家族の話を読みたい
おたよりから、リクエスト部分をシェアします。ずんだ大好きさんからいただきました。
筆子さんの家族のエピソード? 近況? の記事があると個人的に嬉しいです。
ずんだ大好きさん、こんにちは。リクエスト、ありがとうございます。
ご自身で、クエスチョンマークを書かれていますが、具体的にはどんなエピソードを聞きたいのでしょう?
私の家族の近況を知ったところで、おもしろくもなんともないと思いますが。
応援している芸能人ならいざ知らず、知らない人の近況を聞いても、「だから、何?」という感じになりますよね。
そもそも、家族の話をストレートに書いても、読者のためにはならないので、夫の所持品について書くことにしました。
夫は自分のことをブログに書かれることを極端に嫌がるので、無難な線でまとめます。
被害妄想ぎみの夫
私の夫は、「インターネットに何かを書くと、プライバシーが完全になくなる」と考える極端な思考の持ち主です。
我が家のワイファイの回線を誰かが不正に利用していると本気で思っている時期もありました(今も思っているようです)。
インターネットそのものにすごく懐疑的なのです。
スマホを利用していると、時々、ロボティックコールやスパムテキストが、入りますよね?
日本にもあると思いますが、自動音声のスパムコールや、プログラムがランダムに送りつけるテキストメッセージです。
「こちらは、CRA(カナダの税務署)ですが、追徴金を払わないと、さらに罰金ですよ」といった支離滅裂だけど、だまされやすい人は、わりと簡単にだまされるスパムコールです。
そういうスパムコールが夫の携帯電話に入ると、夫は、「ものすごく変な電話がかかってきた。何者かに、パーソナルデータを盗まれた」と本気で心配しています。
インターネットや携帯電話を使っているかぎり、スパムから無縁ではいられないのに。
まあ、夫は、私のように、正直に清く正しく生きてはおらず、すねに傷がある身のようなので、よけい心配するのでしょう。
以前、断捨離ブログを書いていたとき、夫の部屋の写真をブログにあげたことがありましたが、「プライバシーを侵害するな」と怒ったので、以後は写真は控えめにしています。
確かに、自分の汚部屋の写真を全世界に公開されたら、あまりうれしくはないでしょう。その気持ちはわかります。
黒くなったバナナをサランラップに包んだものがたくさん入っているフリーザーの中の写真をあげたのが、最後でしょうか?
そんな夫の汚部屋ですが、これも過去記事に書いたと思いますが、2年ほど前に、この家が売りに出されたときがあり、そのとき夫の部屋も写真を撮られて、しっかりインターネットで公開されました。
家が売れたあとは、不動産広告の記事とともに夫の写真も削除されたはずですが。
実は、家の値段が高すぎて、なかなか売れず、1年ぐらい、時期を変えて、何度か広告が出ていました。
夫の部屋の写真を見て、娘は、pathetic と言っていました。pathetic はいろいろな意味がありますが、ここでは、「痛すぎる」「目を覆いたいぐらいひどい」ぐらいの意味です。
要するに相変わらず夫は、「とにかく物を捨てない人」「タメコミアン」なのです。
今も昔もこの傾向は変わりません。
一時期、夫は、古本で買った風水の本を読んでいました。
こちらで紹介しています⇒リビングルームにある他人の物が気になるときの対処法。
そのとき、少しは物を捨ててくれるだろうかと期待しましたが、読んだだけで(最後まで読んだのかもわからない)実践はしていないし、私に風水の話をすることもありません。
私のほうで、「あなたの読んでた風水の本に、物を捨てろって書いてなかった?」と言ってみましたが、「うん?」という返事が返ってきただけです。
最近夫が片付けたもの
そんな夫ですが、最近(2023年7月現在)、1つ片付けたものがあります。
それは、10キロ入りの白米の袋です。
白米の袋がずっと物入れにある話は、過去記事にも書いています。
いつ買ったのか知らないけれど、物入れを見るたびにあった米の袋。それがなくなりました。
それまで私は、「何、あの米? いい加減に食べないとまずくなる一方だよ。まさか、非常食とか? でも、電気がないと米は炊けないよ。キャンプでもするつもり?」とか、「そもそも、あなた、米嫌いでしょ? 私はもう白米は食べないから、あなた1人で食べるしかないよ」と夫に言っていました。
夫は、あまり米好きではないのに、買った理由はわかりません。
以前娘から、夫は職場にクイジナートのライスクッカーを置いていて、時々、自分で米を調理して食べていると聞いたことがあったので、職場で食べるために買ったのかもしれません。
娘がこの話をしたのは相当前のことです。
娘は中高生のとき(今から8~10年前)、祝日でもないのに学校が休みになるときがあって(先生は休みではなく、会議や研修がある日)、そういう時、たまに夫の職場についていっていました。
夫は、自分だけのオフィスがあったので、娘がそこで勉強などをしていても支障がないようでした。
そうした機会に、娘は夫の職場での様子を観察し、私に教えてくれました。
・朝、Tim Hortons(ティム・ホートンズ、カナダのコーヒーとドーナツのチェーン)でコーヒーを買ってのんびり飲んでいる
・昼間ろくに仕事をしていない、ひまそうだ
・机の引き出しの中に、くだらない物がいっぱい入っている
こんな話です。
そんな話の1つとして、ライスクッカーのことを聞いたのです。
とにかく、米がいつまでもあるので、私は、「いったい、いつ食べるのよ?」と軽くプレッシャーをかけていました。
この10キロの米を、夫は、少しずつ自分で調理して、最後まで食べきったのです。
食べきったとき、私に空になった袋を見せて、「どうだ、全部食べたぞ!」と言いました。
私は、さして感激もなく、袋を横目で見て、「ふん」と言っただけですが、食べきってくれてよかったとは思いました。
夫が増やしたもの
米はなくなりましたが、物入れの中が、夫の物でいっぱいなのは変わりません。
これも、過去記事でふれたと思いますが、ここ1~2年、夫は料理にこっていて、変な調理家電を少しずつ増やしています。
まず、オーブントースターを勝手に買い替えました。
その話はこちら⇒部屋が散らかってしまう困った習慣4つ~買い物編。
新しいオーブントースターは以前の物よりかさばるので、とても邪魔です。
問題は、古いオーブントースターを捨てていないことです。
さすがに、台所には置いていませんが、ガレージの中にキープしています。
ほかにも、小型のインダクションレンジ(インダクションプレート)や、専用の鍋、お菓子作りの道具など、料理に興味のない私には、わけのわからない物を少しずつ買っており、2年で、10数個は物が増えました。
すべてを我が家の狭いキッチンに置くことはできないので、夫はふだんはガレージの中に収納して、使うときだけ持ってきます。
私にも、「ブレンダーを買い換えろ」などと言うことがありました。
「安く買う方法を見つけたから」と夫は言いましたが、「私は、どんなに安くても不用な物は買わない。私が物を買うのは必要なときだけだ」と冷たく言ったら、私に買い物をすすめることはなくなりました。
しかし、自分のためには、細々とした物を買い続けており、物は増殖傾向にあります。
料理など、道具がいる趣味にこりだすと、物は増える一方ですね。
今、物入れを見たら、真新しいシルバーの四角い炊飯器に似たものがありました。でも炊飯器ではないと思います。
隣には、黒いハンドミキサーもあります。ついに、ガレージに入り切らなくなったのかもしれません。
夫はたまにケーキを焼いていますが、本当にたまのことなので、手動の泡だて器で十分です。
昔から、夫は、電動缶切り器など、電動の調理ツールが好きなところがあります。
物を使わなくてもすむ趣味を見つけてほしいものです。
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今回は夫の物の増殖ぶりについて書きました。
風水の本を読むことはあっても、夫は、基本的にシンプルライフには興味がないようです。