スクラップブックの材料

断捨離テクニック

半期に1度の野望ガラクタ捨て祭りのススメ。今日こそ現実と折り合いをつけよう。

2017年もそろそろ半年を過ぎようとしています。

年の始めに、「これ、ちゃんと使おう」と思っていたもの、ちゃんと使えましたか?

6月の終わりは、年の始めに使おうと思ったのに、使いきれていない物を断捨離する絶好のチャンスです。特に野望ガラクタの見直しをおすすめします。私が捨ててきた野望ガラクタや捨て方を紹介します。



野望ガラクタとは?

野望ガラクタとは、なりたい自分になるために、買ってはみたものの、結局使わずに放置している物のことです。私は野望ガラクタをたくさん持っていました。

たとえば、こんな物たちです。

作ろうと思っていた手芸やクラフトの材料

私は「いつか何かを作るかな?」と思って、ジップロックの容器にたくさんビーズをためていました。いつまでたっても作らなかったので、今度は「いつか娘が何かを作るかな?」と期待して、さらに持ち続けました。

こうした気持ちの裏にあったのは、「簡単なものは何でも自分で作れる人になりたい」「手芸を楽しむ、手先の器用なママになりたい」という野望です。

夢と現実が違いすぎて、数々の手芸の材料は結局断捨離されていきました。

その様子はこちら⇒「いつか使うかも」の「いつか」は来なかった:ミニマリストへの道(66)

さまざまなパーツ

昔、東急ハンズや大塚屋(名古屋にある布地や手芸用品の専門店。大型の店でビルになっている)で買った、ピアスやブローチのパーツを使わないまましばらく持っていたことがあります。

どうせ作らないのに、ふらふらと買ってしまいました。その心理はビーズをため込んでいたのと同じです。

完成させれば、何か素敵な物になるはずの物も、パーツのまま持っていたら、ただの場所ふさぎです。

レシピ本

お菓子作りの名人になりたいと思っていたらしく、数々のレシピ本を集めました。

料理に関しては、たいして野望はなかったので、そんなにレシピ本は買っていません。それでも、マーサ・スチュワートの Everyday Food (エブリディフード)という雑誌のレシピを集めた本を持っていました。

これです(表紙クリックでアマゾンに飛びます)。

レビューを読むと、みんな「実用的!」「洋書の料理本では一番おすすめ」などと書いています。が、料理嫌いな私には実用的だろうが、趣味的だろうが、使いこなせませんでした。

結局レシピ本は全捨てしましたが、インターネットがあるため、全く不都合は感じていません。

料理本を断捨離した話⇒料理本を断捨離(全捨て)した。いくらレシピがあっても料理上手にはなれない

私がたくさんレシピ本を持っていたのは、「もっといろいろなお菓子を作りたい」「もっと料理がうまくなりたい」という願望があったからです。

こうした望みを達成するためには、実際にキッチンに立つ必要があります。ところが私は、料理はあまりせず、本をぱらぱらと眺めていただけ。ぱらぱらと見ているだけでは、料理上手にはなれないのです。

その他の本

本を読むと、いろいろな情報が頭に入って、物知りになったり、意志決定がうまくなったり、生活が便利になるかもしれない、と思っていました。

現実には、本は場所を取り、ほこりを吸い寄せ、たびたび本棚からあふれたので、生活は便利になりませんでした。

物知りにもならなかったし、賢い意志決定ができるようにもなりませんでした。なぜなら、ろくに読まなかったからです。

むしろ、本の断捨離を心がけ、ぐーんと数を減らしたら、生活しやすくなり、脳内のスペースができて、考える気持ちのゆとりができました。その結果、物ごとを決断しやすくなりました。





いつか着たいと思っていた服

やせたら着たい、と思っていた服や、いつかお出かけで着たいと思っていた服がいくつかありましたが、そんな機会は来ませんでした。

やせるのを待っているうちに、どんどん年をとってしまったため、自分の雰囲気と服の世界観が大きくずれていきました。だから「やせたら着たい服」は捨てました。

お出かけのチャンスが着ても、結局いつもと同じ服に袖を通している自分に気づき、その他の服も捨てました。

長年、服を持っていてもやせなかったし、別におしゃれにもならなかった、という事実だけが残りました。

いつかお客さんが来たら使いたいと思っていた食器

お客さんが着たらお出ししたい、と思っていた漆塗りのアイスクリームカップセットも持っていました。サンデーカップと呼ばれる足つき容器です。

家族がアイスクリームを食べるときは、そのへんのボールにてんこ盛りにするため、出番はなし。子供の友だちが来たときに出したりしましたが、人数が2人以上になると使えません。

漆塗りのアイスクリームカップ

そんなこんなで、ほとんど棚の中に眠っていましたが、ずっと持っていました。「栗原はるみ風のおもてなしをする自分」にあこがれていたのかもしれません。結局あまり活躍させることがないまま、処分しました。

このほかにも、いつか時間ができたらやりたいと思っていた中国語の教材もありました⇒中国語の教材と本を断捨離するのに12年かかった私がとうとうたどりついた真実とは?~ミニマリストへの道(18)

四半世紀以上持っていた編み棒セットもありました。

編み棒セット

もし、あなたもこのような物を持っていたら、見直しをおすすめします。

野望ガラクタの本質

これがあれば、なりたい自分になれるかも、いつか使おう、そう思っていて長年持っていた野望ガラクタを捨てたとき、その本質に気づきました。

私が捨てたものは以下のようなものだったのです。

古いもの、時代遅れのもの
中国語の教材には、わざわざ自分でダビングしたカセットテープがたくさんついていました。けれども、カセットテープを再生するものがないのでした。

今の自分に合わないもの
やせたら着ようと思っていたホットパンツ風のショートパンツは、1990年代に買った、キャサリン・ハムネットのもの。アバンギャルドな雰囲気が、とうに五十路を越えたおばさんの私には全く合わなくなっていました。

劣化しつつあるもの
聞きもしない大量のCDを捨てたとき、表面にカビが生えていることに気づきました。

「レーベル部分についてるカビなら、再生に問題ない」と人に言われましたが、カビを培養してしまうほど、使用頻度が低いことに歴然とし、断捨離しました。

ほこりをかぶっているもの
私の野望ガラクタの代表選手であった書籍は、みなほこりをかぶっていました。ほこりをかぶっている、ということは誰も使っていない、ということです。

スペースを取っているだけのもの
アイスクリームメーカーのボール(冷凍庫の中で冷やす大きなお椀状のもの)が、フリーザーの中ですごく場所を取っていたので、夫が勝手にどこかに持っていきました。

考えてみると、このアイスクリームメーカーも、マーサ・スチュワートの雑誌か何かで見て欲しくなって買ったものです。

罪悪感の源(みなもと)
編み棒セットと中国語の教材、その他の勉強用の本(参考書)は、それを見るたびに、心がちくちく痛みました。

こうした罪悪感についてはこちらの記事で説明しています⇒なかなか捨てられない「なりたい自分になるために買った物」を断捨離する方法 野望ガラクタについても詳しく書いています。

捨てにくいときはこうする

もしうまく捨てられなくても、自分を責めないほうがいいです。以下のように考えてみてください。

1.とりあえず数を減らす

コレクションしている物なら、まずは数を減らしてみてください。

収集品の数を減らす方法⇒せっかく集めたから捨てられない?コレクションを少しでも減らす10の方法

2.そのガラクタの存在意義を確認

ガラクタ(には見えないかもしれませんが)が自分にとって、どんな意味を持っているのか、改めて見直してください。

これがあるから、自分は、きょうも元気に生きられる。

そういう物なら無理に捨てることはないでしょう。

3.人の意見を聞いてみる

1人で考えて煮詰まったら、家族や友だちの意見を聞いてみてください。

タメコミアンの家族に聞くと、「もったいないよ。まだ使えるよ。捨てないほうがいい」と言うでしょう。

もしこの言葉に、「でも、やっぱり捨てたほうがいいのでは?」と反感を感じるなら、それは捨てたほうがいい物たちです。

シンプリストの家族なら「ああ、いらん、いらん。前から捨てたほうがいいと思ってた」と言うでしょう。

その時は、「やっぱりね。捨てたほうがいいよね」と素直にアドバイスに従って捨ててください。

客観的な視点を失わない家族や友だちに聞くと、「そんなこと、自分で決めることじゃない?」と言うでしょう。

その時は、「やはり、捨てよう」と決断して捨ててください。

4.選択は2つに1つ

野望ガラクタを捨てるか、どうか。選択は次の2つに1つです。

選択1:捨てずに持ち続ける

選択2:断捨離する

当たり前のこと、書いていると思っていますか?

ポイントは、それぞれの選択をしたあとの結果についても考え合わせることです。

捨てずに持ち続けると何が起きるのか、この場で断捨離するとどうなるのか、どちらを選ぶと自分の人生の質があがるのか。どちらが快適なのか?

最後に、野望ガラクタたちは、物理的なスペースだけでなく、メンタルのスペースも取っていることをお伝えします。

********

今回は半期に一度の野望ガラクタ捨て祭りのおすすめを書きました。

使わないまま、死蔵している物を外に出すと、もしかしたら、誰かが使ってくれるかもしれません。今度こそ、現実と折り合いをつけて、夢の残骸を捨てましょう。





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