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ちょっと間があきましたが、「ライトな記事を書いてほしい」というメールに対する読者のメールを着信順に4通紹介します。
もとのお便りはこちらで紹介⇒古い家電を買い替えたとき思ったこと~古いほうは捨てるのが当然よね? 一番最後のお便りです。
最後に掲載紙のお知らせもありますのでお見逃しなく。
ではまずリリコさんのメールです。
変わらないでほしい
件名:ユウキさんからのメールについて
何度かメールしているリリコです。
いつも為になるブログをありがとうございます!
9/4のブログのユウキさんからのメールを読んで思ったことがありメールしました。
ユウキさんの「精神的に重い記事が続くようであれば自分の心を守るために読者やめます。」という書き方は「読者を減らしたくなければ記事の書き方を変えろ」と言っているようで嫌な印象を受けました。
ユウキさんはそんなつもりで書いたのではないかもしれませんが…
InstagramやYouTubeのコメント欄でも、自分が気に入らないと「〇〇は嫌いだから変えて」と自分の思い通りにしようとする人をよく見かけます。
ずっと読んできている読者は筆子さんが好きで、筆子さんの考え方や文章が好きで読んでいると思うし、それを自分が気に入らないから変えてって言うのは、違うと思うし、変わったら悲しいです。
筆子さんは「今回も、長い記事になってしまってすみません。」と書いていましたが、私は長い記事が好きです。
筆子さんの質問への回答も好きです。
読者が多い人気のブログだと色々言う人も多いのかもしれませんが、不満がない人はわざわざメールしたりしないで、普通に読むだけだと思うし、あまり左右されずこれからも筆子さんらしくブログを続けていただけたら嬉しいなと思っています。
リリコさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
いつもブログを読んでいただきうれしいです。
はい、たぶんユウキさんは、自分のメールがここまで反響を呼ぶとは思っていなかったでしょう。私も思っていませんでした。
ユウキさんからメールをいただいてちょうど1ヶ月たちますが、このブログ、あまり変わってないはずです。
ライトな記事は書けてないと思いますが、あまり重たくならにようにしはしています(あくまで自分基準)。
文章はその人のなりが出るから、書き方を変えるのは難しいです。
とくに私は、注文を受けて書くライターではないので、別人みたいには書くことはできないため、これからもそんなに変わらないと思います。
ただ、題材を変えることはできるので、できるだけ多くの人に楽しんでもらえるトピックを扱っていこうと思っています。
それでは、リリコさん、これからもお元気でお暮らしください。
黙ってフェードアウトすればいいのに
次は、りえさんのお便りです。
件名:9/4付けの記事で思ったこと
毎日楽しみに拝読しています。
9/4付けの読者の方のメール(一番最後に紹介された方)を読んで思うところがあったのでメールします。
私は人間関係は利害関係がないかぎりは基本的に対等だと思っています。なので、筆子さんのブログについて「もっとライトな記事が読みたい、そうしないともう読まない」と書いている方がいるのを知って驚きました。
筆子さんのブログなんだから、筆子さんの方針にそって運営されているのが当然だし、逆に、読む読まないを決めるのは読者の自由です。
それなのに、わざわざなんでそんなこと言うんだろうと、参考になる記事は参考にして、それ以外は黙って「いろんな考えがあるんだな」と思えばいいだけのことです。
それもいやなら黙ってフェードアウトすればすればいいのに、と思ってしまいました。
私はこの方が指摘されていた「月に食費が2万円なんて何で真に受けるの」に対する筆子さんのご意見は的を射ていると思うし、確かにそうだよね、日本人は思考停止している、何とか私は自分の頭で考えるようにしなくちゃと思ったところでした。
ありがとうございました。
これからも筆子さんのブログ、楽しみにしております。
りえさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
いつもブログを楽しみにしていただいてうれしいです。
確かに、参考になる記事は参考にして、腹立たしい記事はスルーするのがいいでしょうね。
「腹立たしい!」と思うのは、自分の何かにひっかかった証拠なので、後日読み直してみると、意外と学びがあったりします。
ところで、食費の記事が参考になってよかったです⇒食費は月2万円? なぜこんな話を真に受ける人がいるんですか?←質問の回答。
食費に関する質問をした方のメールに、「なぜ食費月2万が主婦(主夫)の心をつかんだのか、とても不思議に思い、また興味がわいたので、筆子さまの意見を伺ってみたくなりました」とありました。
だから私は、家族がいる世帯で、月2万円の食費を目標にしているらしい、と思いました。
ありえないです。
1人暮らしでも、1ヶ月2万円だと、月30日として、1日666円。2暮らしだと1日1人あたり333円です。
いくら日本の食費が安いといっても、1日333円じゃまかなえないと思います。スターバックスの各種ドリンクは、まず飲めませんね。
主婦の方の中には、物を買いすぎて、断捨離に苦労している人がたくさんいます。
食費だけ1日333円にしようなんて、お金の分配の仕方を完全に間違えていると思ったので、「こんな説を真に受けるなんて、思考停止ぎみ」という書き方をしてしまいました。
今もこの考えは変わっていません。
それでは、りえさん、これからもお元気でお暮らしください。
次は、モカさんのお便りです。
途中で見るのをやめるだけでいいのでは?
件名:ライトなブログの意見に対して
初めてメールを差し上げますが、毎日ブログを楽しみにしている者です。
先日のライトなブログの意見について、深く心を痛めておられると察しました。
私の意見で恐縮ですが、筆子ジャーナルは、筆子さんが感じた視点で心の病みにも時にはふれて、そんな、自分ではどうしようもできなくて、困っている方にも、誠実に、時に厳しい言葉で答えてくれる優しさに共感しております。
自分自身、変えたいけど万年汚部屋の自室を見ながら、それでも筆子さんの言葉に、少しずつでも頑張っていきたい、と思っているところです。
私は、内容が重いと感じるなら、その回を途中で見るのをやめればよい話だと思います。
私も、その日の心の余裕がない時はネガティブな内容は避けると思います。
筆子さんは、筆子さんらしいブログでよいと思いますし、筆子さんのブログは大好きです。
これからも楽しみにしてますので、どうか気を病まずにお過ごしください。
モカさん、はじめまして。励ましのお便りありがとうございます。
私のブログを大好きな人がいることがわかってうれしいです。
私はそこまで気に病んでいませんので、心配無用です。
気に病んでいることがあるとしたら、「こんなに反論をいっぱいもらってしまって、ユウキさん、大丈夫かしら?」とは思っています。
ユウキさんは、もうこのブログは読んでいないでしょうが。
モカさんは、万年汚部屋なんですね。
自覚があって、変えたいという気持ちがあるなら、変わることはできます。
汚部屋で暮らすのはただの生活習慣ですから。
まずはこれ以上、物を入れるのをやめるといいですよ。
それでは、モカさん、これからもお元気でお暮らしください。
ライトな記事なんてそのへんにたくさんある
最後はかほさんのお便りです。
件名:単なる感想、愚痴。読み捨ててください。
それにしても、今日のユウキさんの「ライトな記事を書いてください」には、びっくりというか、失笑というか(失礼、汗)。
「本人が医者に行けばすむことだ」に共感するのに、筆子さんの回答は冷たいと感じるんですね。
ライトな記事ってどういうのですかね?
私は筆子さんの冷静かつ筋の通った、考えさせてくださる回答や記事が好きなのですが(そして、いろいろな考え方があって悩みながら生きているんだなぁと、知ることのない世界を見せていただいてる、小説以上!と思っているのですが)。
ライトな記事って魅力が薄れそうで逆に不安です。でも案外ライトにするって割り切ると筆子さんはラクかもですね。深みに果てはなさそうなので。
こういう風な記事を書いてくれって、要望する人がいるものなんですね~。
気に入らなければ読まなければよいのに、と冷たく思ってしまいます。
お金払ってるわけでもないのに。ライトな記事なんて、あちらこちらに、はいて捨てるほどありますよ。
筆子さんがあやまったり、どんな記事がよいのかURLを尋ねたりするのには、謙虚だなぁと思いました。
でも、後で「やめていただいても…」は書いてある(笑)。「私なりに書いてみます」は冷静な対応!
「読者の感想も大切」とブログと読者の関係をずっと考えてこられた結果でしょうか?
とにかく私の方が少しムッとしてしまって、思わずメールしてしまってます。
まぁブログを長く続けると、そして有名になると、いろいろ苦労が出てきますね。
筆子さんがうまくバランスを取りながら、筆子さんらしさも保ちつつ、続けてくださるのを楽しみにしています。好き勝手書いてすみません。
かほさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
いつもブログを読んでいただきうれしいです。
好き勝手に書いていただいてかまいません。
読者の感想は大事です。それは、かほさんのメールも同じです。
読者のメールにはすべて、その人の現実が書かれています。「事実は小説より奇なり」という言葉がありますが、読者のメールにはインパクトがあるんです。
実際、ある読者のメールを読んですごく参考になったとか、助けられたというメールをいただきます。
一方的なクレームはべつですが、今後も読者のメールはできるだけ紹介したいと思っています。
それが、このブログを豊かにすると信じているからです。
それでは、かほさん、これからもブログを楽しみにしていてください。どうぞ、お元気で。
■「ライトな記事」の感想、初回の記事はこちら⇒ライトな記事を書いてください、という意見を読んで思ったこと。
講談社・お料理家計簿
10月5日発売の、「講談社版 2023お料理家計簿」という本に、私が監修した「思いきって物を減らしませんか?」という記事がのっております。
この本は家計簿だから、ほとんどは家計簿を記入するページと、料理のレシピですが、巻頭にいくつか記事がってその1つです。
本屋さんで見られるかどうかわかりませんが、興味のある方はぜひお手にとって見てください。
アマゾンでも販売中です。
お料理家計簿って、他の出版社からも出ていますが、講談社の家計簿です。
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ライトな記事を求めるメールに対する感想の特集は今回で終わりです。
残りのお便りは、随時紹介しますね。
最後に食費についてですが、ある読者から、日本では、若い低所得者の節約を扱った書籍やYouTube動画が人気があり、そこで語られる食費は、だいたい月2万円だ、と教えてもらいました。
前も書きましたが、ビジネスでYouTuberやインフルエンサーをしている人の多くは、人と同じことはしません。
極端なことをやらないと、フォローされないからです。
だから、非現実的な節約法を試みるのです。それをそのまま真似するのは愚の骨頂です。
一生懸命働いて、生活の無駄を省いても、どうしても食費は2万円しか取れないという状態なら、2万円でやればいいでしょう。
ですが、たいていは、無駄の物を買うのをやめれば、もっとお金が残ります。その分を食費にまわして、体にいいものを食べたほうが、極端に食費を節約するより、生活の質があがります。
それでは、あなたも、感想や質問などありましたら、お気軽にお寄せください。
お待ちしています。