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これまで買い物にたくさんの時間、エネルギー、思考を費やして、ムダなものばかり家に入れていた習慣を改めるために、買い物の代わりにできるもっと生産的なことを紹介しています。
今回は、さまざまなものの整理につながる活動やプロジェクトを7つ紹介しますね。
買い物ぐせを直したい人は、ぜひ参考にしてください。
1.小さな場所を1箇所だけ片付ける
車のダッシュボードやキッチンの流しのように、比較的狭くてすぐに片付けが終わりそうな場所を1つ選んで片付けてください。
デスクの上や、デスクの引き出し1つだけを片付けるのもいいですね。
今さら人に聞けない机の上の正しい片付け方:「きれい」のキープは難しくない
私はよく、自室に置いている収納箱の中を整理しています。
箱の中を15分だけ片付けるすすめ(実例つき):プチ断捨離46
ほかには、下駄箱の上、キッチンのカウンターの上、ベッドサイドにあるテーブルなど。とにかく小さい場所を探して整理してください。
2.デジタルファイルの整理
PCやスマホ、クラウドストレージの中に入っているデジタルデータを整理します。
私も、今年のはじめに、Gメールの中にたまっていたメールと、Googleフォトの中に入っていた写真をひたすら削除していました。
その後、他のことで忙しくなったため、今は中断中ですが、デジタルファイルの整理はけっこう時間がかかるので、始めれば暇を持て余すことはないでしょう。
一口にデジタルファイルといってもいろいろあります。
-ドキュメント
-メール
-写真と動画
-音楽
-書籍
-アプリ
-ソフトウエア
-ブラウザのブックマーク、履歴
-SNSのアカウントとコンテンツ
-各種会員サイトのアカウント、パスワード、ログイン情報
-ダウンロードフォルダの中に一時的にたまっているもの
デバイスごとにチェックしてもいいです。たとえば、
-PCに入っているもの
-クラウドストレージの中に入っているもの
-スマホやタブレットに入っているもの
3.書類の整理
書類はすぐにたまるので、デジタルデータと同じぐらい整理のしがいがあります。
私が書類を整理するときは以下の3つに分けています。
・ゴミ⇒即捨て
・一時的にとっておくべきもの⇒紙ばさみに入れておく
・半永久的にとっておくべきもの⇒バインダーで保管
さらに、今は、デジタルでもっていればいいものはできるだけデジタル化しています。
どんなふうに分けるか、どこにしまうか、自分なりに紙ゴミがたまらないシステムを考えてください。
4.履歴書・職務経歴書を書く
就職や転職の予定がなくても、履歴書を書いてみてください。
テンプレートは、ネットからダウンロードできます。
転職をしたことがない人は、最後に履歴書を書いてから、もう何年もたっていると思います。
その間に、新しいスキルや経験を積んだはずだから、そのあたりを盛り込んで、履歴書をアップデートします。
こうすることで、自分のキャリアの棚卸しができます。
履歴書には、志望動機を書く欄があるので、今、自分が一番やりたい仕事や会社を想定して書くといいですね。
そうすれば、その仕事につくために、身につけたほうがいいスキルにも気づきます。
このように最新の情報にアップデートした履歴書を用意しておくと、転職のチャンスが舞い込んだとき、すぐに行動できますよ。
就職したい、仕事をやめたい、転職したいと思う人は、まず求人広告をチェックすると思いますが、実際に履歴書や職務経歴書を書いてみると、今の自分の状態も、自分がつきたい仕事も、もっと明確になります。
達成したいゴールがあるときは、ただ頭の中で、「こうだといいなあ」と思うより、具体的な行動を積み重ねるほうがうまくいきます。
履歴書をアップデートしても、すぐにどこかに送るわけではないので、気楽に書いてください。
5.処理を後回しにしていたものを捨てる
まめに断捨離している人でも、なかなか捨てられないものがあります。
そのように、処分を後回しにしていたものを、捨ててください。
自分の経験やこれまで読者からいただいたメールから私が思う処分を後回しにされそうなものをいくつか書いておきます。
-古い写真やアルバム
-古いPCや携帯電話(新しいものに買い替えたのに捨てない人がたくさんいます)
-人からもらった未使用品(ギフト)
-幼少期の思い出の品(教科書やノート、学用品、おもちゃ、その他の雑貨)
-古いマンガ(けっこう大量にある)、古い雑誌
-手作り品(自分で買った、人からもらったにかかわらず、手作りだと捨てるハードルがあがるようです)
-子供が幼いころ使っていたもの
-子供が幼いころ製作したもの
-かつてコレクションしていたもの
-超がつく粗大ゴミでどうやって捨てていいのか検討がつかないもの
こうしたものは、たいてい押入れや物置き、ガレージ、倉庫の中で眠っています。
今の生活に関係ないから、しまい込まれているのですが、今の自分から遠くなってしまったものは、あまりたくさんもたないほうがいいと私は思います。
6.資産と負債を書き出す
自分の財政状況を把握するために、資産と負債を書き出してください。正式なものを作るわけではないので、ざっとでいいです。
やり方の例を書きます。
■資産
以下の金額を調べて全部合計します。
・銀行口座の残高:持っている銀行口座を全部調べる
・現金:財布や貯金箱、封筒の中にあるお金
・投資:それぞれの口座の残高を記録する
・不動産:評価額を調べる
・高価なもの:自宅、自動車、貴金属など、売れば確実にお金になりそうなものの評価額を調べる
・その他:会社を持っていたら、それも資産にいれてもいいでしょう。財務諸表に資産額が書いてあります。
公的年金額は、ふつうは資産に入れないと思いますが、年金の受給が近くて、金額がわかっている人は入れてもいいかもしれません。
■負債:
・借金:クレジットカードの残高、学生ローン、住宅ローン、友人に借りたお金などの借金を計算
・未払いの請求書:まだ支払っていない請求書があれば、その金額を計算
・その他:まだ支払っていない税金などあれば、それも足す
資産から負債をひけば、それが純資産ですが、住宅ローンがたくさん残っていると、たぶん、マイナスになります。
だから、住宅ローンは別枠で考えればいいでしょう。
金銭的な状況を整理してみると最低3つはメリットがあります。
・ある程度財政状況を把握できる⇒今後のお金の稼ぎ方・使い方の方針がたつ
・漠然とした不安から解放される
お金に関して、ぼんやりとした不安を持っている人はたくさんいますが、数字でしっかり把握していないからです。
・よけいなものを発見できる
まったく使っていない銀行口座や、かけている意味のない保険が見つかったら、さっさと解約しましょう。
7.手作り関係のものの見直し
何かを作り出すのが趣味の人は、その材料、道具、作品を大量にかかえてしまうことがあります。
そのようなものを整理してください。
よくあるのは、編み物の材料の毛糸や、裁縫の材料の布切れですね。絵の才能がある人は、画材や紙、手書きの絵やイラストをたくさんもっているかもしれませんね。
私は、編み物は全然しませんが、一時期、編み物ができるようになりたいと思っていたときがあり、子供が生まれたとき、赤ちゃんのものを編もうと、母親に初心者向けの編み物の本と毛糸を送ってもらったことがあります。
それ以前にも、カナダの本屋で、かわいい編み物の作品がのっている本を買ったことがあります。
しかし、何1つ、編みませんでした。
全然編まなかったのに、毛糸を捨てるまでにけっこう時間がかかったことを覚えています。
これまで書いた生産的な活動
初回⇒買い物の代わりにできる楽しいこと、連休で暇な人もどうぞ。
・買いすぎたものをひたすら消費
・読書
・こわれているものを修理
・語学
・外出(自然とふれあう)
・所持品の在庫しらべ
・やりたいことを書き出す
2回め⇒買い物する代わりにできるもっと生産的なこと~お金を貯める編。
・ニーズ(必要なもの)とウォンツ(欲しいもの)を調べる
・予算をアップデート
・お金を貯めるゴールを考える
・節約系のポッドキャストを聞く
・仕事して収入を得る
・食品ロスを減らす
・不用品を売る
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買い物する代わりにできる活動を紹介しました。
どれも取り組んでみるとおもいしろいと思うので、ぜひやってみてください。