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ミニマリスト筆子の所持品の紹介です。台所にあるものから、圧力鍋をご紹介します。
圧力鍋ではおもに、玄米、小豆、大豆をたいています。特に、玄米をたくのによく使います。たまにチキンなども調理しますが、ほとんど穀類専用です。
まず圧力鍋にたどりつく前にどんなふうに炊飯してきたか紹介します。
複数の炊飯器を使いましたが、結局、ご飯は鍋で炊くのが1番手軽で、おいしいので、炊飯器は断捨離しました。
私流ごはんの炊き方
1996年~1999年 鍋でご飯を炊く時代
ボストンバッグ1つの暮しを夢見ていた筆子、、当然炊飯器などは持っておらず、手鍋でご飯を炊いていました。
実家では電気炊飯器を使ったことしかなかったので、鍋でもごはんがおいしく炊けることに感激しました。
ボストンバッグの話⇒ボストンバッグ1つの生活のはずがなぜこんなふうに?~ミニマリストへの道(9)
1999年~2006年 昭和なデザインのタイガーの炊飯器時代
夫が誕生日に、タイガーの4合炊き炊飯器をくれました。鍋で満足していた筆子は炊飯器など所望しなかったのに、中華系のスーパーで買ってくれたのです。
誕生日に炊飯器なんてプレゼントするものでしょうか?
白地に花がらのデザインもちょっと苦手。日本市場で言うと、1970年代後半ぐらいのモデルです。昭和な感じの炊飯器で、タイマーやマイコンはついていませんでした。
それでも、2006年に断捨離するまで、7年間、毎日のように使いました。最初から、あまりおいしく炊けませんでしたが、おしまいの頃は、熱の伝わり方が均一でないのか、内釜の表面の加工がはげてきたせいか、おこげがいっぱいできました。
あいにく私はおこげが嫌いなので、内釜の外側や釜の当たる部分を必死で磨いたものの、改善は見られず。「炊飯器で作るケーキ」を作れば、見事に失敗。母がたまに送ってくれる炊飯器に入れて炊けばいいだけの赤飯も、炊き終わってないのにスイッチが切れてしまいました。
「これはもう寿命ね」と断捨離し、リサイクルショップに持って行きました。
捨てる前のタイガーの電気炊飯器
2006年~2014年 炊飯器から鍋に切り替える
タイガーを処分し、「やっとまた鍋で炊く生活に戻れる」と思っていたら、夫が今度はクイジナートのライスクッカーを買ってきました。お釜の形がスクエアで、色はシルバー。
クイジナートは、デザインはおしゃれですが、おこげができるのがいやでした。炊飯が終わって保温にしておくと、底が熱くなりすぎて、ばりばりのおこげご飯になります。
そこで、炊飯が終わったら、すぐコードを脱いていましたが、それでも底のほうのごはんが固まってシート状になりました。
そもそも、炊飯器は邪魔です。クイジナートのお釜はサイコロを大きくしたような形の省スペース設計で、ふつうの台所ならカウンターの上にすっきりおさまるでしょう。しかし、筆子はカナダに来てからずっとコンパクトなキッチンしか使っておらず、いつも炊飯器を持て余していました。
今は、小さな台所のほうがいいと思っていますが。
☆楽チン御膳
この頃、懸賞で、楽チン御膳という電子レンジで炊飯するお釜をもらいました。1/2合から2合まで炊けます。あまりにクイジナートが使いにくいので、しばらくはこちらをメインの炊飯器として使っていました。2合なら、電子レンジ10分で炊けました。
それまでのタイガーや、クイジナートの炊け具合に不満があったせいか、楽チン御膳で炊いたご飯は、ものすごくおいしく感じました。電子レンジで調理しているのでおこげもできません。プラスチックで軽く、持ち運びもしやすく、最初は喜んで使っていました。
ですが、プラスチックの容器に米を入れて、電子レンジで加熱したご飯を食べるのは、何かとてつもなく体に悪いのではないかと思い始め、数ヶ月で、使用を中止。
その後は、母が送ってくれたアムエイの鍋で炊いていました。
2014年秋、白米から玄米に切り替えた
以前の記事にも書いたように、2014年の10月の終わり、今のアパートに引っ越してきてから、白米をやめ玄米に切り替えました。
そこで、今は、圧力鍋で玄米をたいています。
筆子の使っているクーン・リコンの圧力鍋
この圧力鍋は2008年の始めに買いました。私は小豆が好きなので、小豆を炊きたくて買ったのです。小豆はふつうの鍋でも炊けますが、圧力鍋を使えば、時間が短縮できます。
私が持っているのは、スイスのKUHN RIKON(クーン・リコン)社のDuromaticというシリーズの小さな圧力鍋。
日本で、圧力鍋というと、フィスラーやティファール、wmf あたりが人気ですね。しかし、カナダではそのようなメーカーの圧力鍋はあまり見かけません。
当時、お菓子を作る道具や型がのっている、トロントの会社の通販カタログをよく見ていました。このカタログで、クーン・リコンの圧力鍋のことを知り、ほかのメーカーの品物と比較などせずに買いました。説明を読むと、シンプルで使いやすそうだったからです。
クーン・リコンはスイスのキッチンツールと圧力鍋のメーカーの老舗で、品質にこだわっています。日本には進出していませんが、世界40カ国で販売しているインターナショナルな会社です。ここの圧力鍋はメディアでとても評判がいいのです。
クーン・リコンのホームページ⇒Home – KUHN RIKON SWITZERLAND 工場で丁寧に作っている動画があります。
圧力鍋を使うのが初めてだったので、1番小さいのを買ってみました。直径20センチで、容量は、3.5リットル。価格は200ドルぐらい。筆子にとってみれば、ものすごく高い買い物でしたが、8年目に入っても、毎日のように便利に使っているので、買ってよかったです。
玄米はいつも2合炊いています。米の2割5分増しの水を入れて、2,3時間置いてから、圧を5分かけて、あとは、ストーブ(バーナー)の上に放置して、圧が抜ければできあがり。
うちは、電気コイルなので、バーナーを弱火にしてもすぐに熱が取れないため、圧がかかったあと、フタの真ん中にある棒(コントロールバルブ?)が上にあがりすぎたら、バーナーからはずして、棒が落ちてきたら、またバーナーにのせます。
他のメーカーの圧力鍋を使ったことはありませんが、非常に使いやすいので、これがだめになったら、またクーン・リコンのものを買おうと思っています。
とはいえ、10年保障がついているので、まだまだ使えそうです。ただし、最近、パッキンがゆるくなってきたので、こちらは買い替え時のようです。
こんなわけで、電気炊飯器がなくても、鍋か圧力鍋があれば、米は充分おいしく炊けます。日本にいるなら、土鍋を使ってもいいでしょうね。
ただ、我が家は、バーナーが4つありますが、コンロが2つしかないと、1つ、米を炊く鍋でふさがると、料理がしにくくなるかもしれませんね。日本の台所のコンロの数はふつういくつなのか、今、思い出せないのですが。