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筆子はナッツが大好きです。以前、ナッツを食べ始めると止まらない、という話を書きましたが、本当に止まりません。一袋なくなるまで。
そこで最近は控えています。さらに、なるべくローストしていない生ナッツを食べるようにしています。
ローストナッツか素焼きナッツか?
ナッツ好きの人に共通する1つの命題。
それは、「ローストナッツがいいか、それとも素焼きナッツがいいか?」
あなたも悩みませんか?
筆子はさらに一歩進んで生ナッツに行き着きました。つまりローストなしです。
市場に出ている3種類のナッツ
いつもナッツを買っている量り売りのお店には、すべての食品の原材料が書いてあります。さらにナッツには、roast(ロースト) dry roast(ドライロースト、素焼き) raw(ロウ 生) の3種類のどれかの表示があります。
ナッツコーナー
筆子が買うミックスロウナッツ
rawと書いてなく、natural(ナチュラル)と書いてあることも。
ローストとは、豆をいることですが、油を使う場合と使わない場合があります。油を使うのがふつうのロースト、使わないのがドライロースト(素焼き)。
もちろん油を使ってあるほうが高カロリー。油の酸化も気になります。市場に出ているナッツの主流はこの油を使ったローストです。
油を使ってローストするほうが簡単だからです。
あまりに安いナッツは、使ってる油が低品質、あるいは古かったりする恐れがあるので注意が必要。
夫は「ナッツは高いから」と、ドラッグストアで売っている安い塩入りローストピーナッツをよく買ってきます(後述しますが、ピーナッツは厳密に言うとナッツではなく、豆であり、たくさん収穫できるので安いです)。
これ、油ギトギトであきらかに低品質商品。
あまり新鮮でないナッツや油を使っている場合、塩やら何やら調味料を入れてごまかすんですよね。
ナッツ製品の作り方
アメリカのとある工場でナッツ製品を用意している動画を見つけました。
これを見ると、ただのローストとドライローストの違いがよくわかります。
最初にやっているのがドライロースト、油や調味料(塩とか)を入れながらやっているのがふつうのローストです。
ちなみに、ナッツとは固い殻の中に1つだけ木の実が入っているもの。
ピーナッツは2つ入っているので、厳密には「豆」です。だから pea(えんどう豆)+nut(ナッツ)と呼ばれるのですね。
どちらのローストも149度という高温で処理しています。こんなことしたらナッツの酵素はみんな死んでしまいます。
栄養については、加熱してもこわれない栄養素もあるので一概に「栄養はない」とは言えません。しかし、、ほとんど壊れてるでしょう。
ローフードダイエットでは生のナッツを食べるように指示されます。まあ、ローフードダイエットだから、すべて「生(ナマ)」なのは当然ですかね。
生ナッツはナッツの素の栄養がそのまま取れます。ただし、レクチンというタンパク質が含まれているので(ごく微量です)、食べ過ぎるとお腹をこわす可能性あり。筆子のはこわれたことないから(むしろ栄養を吸収してどんどん太っていってます)、体質によります。
そのせいかどうか、ローフードのレシピでは、生ナッツは一晩水につけることになっています。なぜ水につけるかというと、酵素抑制物質を中和したり、タンニンやフィチン酸を減らすためです。真に「栄養」を取ることを目的とするなら、浸したあと、乾かすべきなのですが、ズボラな私には、できません。ナッツのぱりぱりとしたおいしさがなくなるし、面倒すぎます。
ここでは、栄養よりおいしさを追求します。
※ナッツは酸化しやすいので新鮮なものを選んでください。たまにかび臭いものありますよね?食べちゃいけません。発がん性物質かもしれません。
☆ナッツを食べ始めると止まらない話⇒ナッツを食べ始めると止まらない病
☆量り売りのお店について⇒⇒量り売りの店、バルクバーンは節約主婦の味方、おまけにエコだよ
生ナッツを初めて食べたときや、素焼きナッツのほうがおいしいと思いましたが、だんだんその味に慣れてきました。これからも生ナッツの道を進んで行きます。
日本では生ナッツは手に入れにくいでしょうかね?製菓材料を扱ってる店などにあるかもしれません。
入手が難しかったら、もし、太り過ぎや健康がきになるなら、現実的な選択肢は素焼きナッツですね。