カナダのマグ

ミニマルな日常

カナダに移住するとき日本から持っていきたい最低限の物は?

ページに広告が含まれることがあります。

 

もうすぐカナダに移住しますが、どんな物を持っていったらいいですか? 最低限必要な物を教えてください。

こんな質問をいただきました。

この記事で回答します。

人によって最低ラインは違うと思います。

私の答えは、「べつに何もいらないけど?」となりますが、質問者さんが、(ミニマリストではない)ふつうの人だと想定してお答えしますね。

以下にメールの要約を書きます。東京にお住まいのHさんからです。

カナダ移住に持っていくべき最低の持ち物って?

件名:カナダ移住する際の最低限の持ち物は <筆子ジャーナル問い合わせ>

●筆子ジャーナルを読み、少ない物で生活するよう心がけています。

●夫がカナダの会社に転職することになり、来年の2~3月頃、家族で移住します。

●行き先はモントリオールかバンクーバー。

●家族は、夫と自分(ともに30歳)、子供0歳の3人。

●現在、80Lのキャリーケース2つとベビーカーを持ってカナダ入りするつもりです。

●カナダに行ったことがないので、どんなものを現地調達できるのか検討がつきません。筆子さんなら何を持っていき、何を現地調達しますか?

製品のクオリティも含めて、日本から持っていったほうがいいと思うものを教えてください。

●いまの暮らしも、物は少ないほうです。

●メッセージをのせるときは適当に要約してください。

Hさん、お便りありがとうございます。

カナダに移住と書いてあったので、数年間の一時的な滞在ではなく、生活の本拠地を完全にカナダに移し、カナダの人として暮らすことを前提にお答えします。

また、Hさんは「最低限」と書かれているのでミニマムな線をお伝えします。





最低限持っていったほうがいいもの

私なら、1週間ぐらいの旅行に持っていく物を預けのスーツケースと機内の手荷物にわけて持参します。

というのも、カナダは先進国であり、生きていくのに必要なものはすべて揃っていて、祝日以外は店が開いており、店にお金を持っていけば、手に入るからです。

つまり、必要な物は、

●パスポート

●ビザ((就労ビザ、もう移民ならPRカード、観光ビザで入国して途中で切り替える人もいます)。

●お金(カナダドルか、すぐにカナダドルに変えられるものがベター。私は小切手で持ち込みました)

●カナダでも使えるクレジットカード(なくても死にはしませんが、あったほうが便利)

この4つ。

カナダでも、日本のスマホをそのまま使うつもりなら、スマホ。仕事に使うならノートパソコン、さらにボールペン1本とメモ帳。

あとは、個人的な貴重品ですね。持病の薬、自分の肌にあったコスメ、メガネといったものです。新しい勤め先や、連絡先を書いたものとか。でも、いまの人は、こういう情報はみな、スマホに入れているかと思います。

赤ちゃんは0歳だそうですが、母乳育児なら、お母さんが一緒にいれば、飲食物には困りません。もし、粉ミルクなら、慣れ親しんだメーカーのものと、哺乳瓶が必要でしょう。

あと、ふだん、にぎにぎしたり、しゃぶったりして遊ぶお気に入りのおもちゃとか。大判のスポーツタオルみたいなものもあったほうがいいかもしれません。

おむつの替えもいりますが、こういうのはみんなマザーズバッグに入っているでしょうから、それをそのまま持っていけばいいです。

つまり、貴重品と、日常よく使っていて、海外旅行に行く時も持っていくようなものを持っていけば大丈夫です。

ベビーカーは航空会社で借りられるところも多いので、置いていき、カナダで買うこともできます。

最近カナダでは、チャイルドシートがセットになっている一体型乳母車が人気です。

日本のAmazonでも売っています。こんな感じのものです。

Amazonへ⇒ジョイー Joie エア トラベルシステム ジュバ(ポピーレッド) + カトージ レインカバー&モスキートネットセット!

私が子育てしていたときはこのタイプはなかったと思います。うちは車がなかったので、気づかなかっただけかもしれませんが。

物価は高めなので、日本で買ったほうが安くて質がよいものは、たくさんあります。けれども、カナダにいる以上、日本で買うと送料やらが発生するので、結局は現地で買ったほうが安いです。

以上は、「最低限の物だけを持っていくこと」を最優先事項にした選択です。

すでに持っているものを捨てて、新たに買い直せば、当然お金がかかりますから、「すでにある物をできるだけ活用したい」という視点から選ぶとまた違った選択になります。

品質についておたずねですが、ダラーストア(カナダの100均)で買えばべつですが、ふつうの店で買うなら、そこまで品質に問題はないです。

日本よりは高い物が多いですが、人口の多い日本では、同じものを安く売っても利益が生じ、人口が少ないカナダでは、安く売ると、商売が成り立たないからだと思います。

また、カナダは寒い時期が長いため、フルーツや野菜は輸入品が多いから、その分、割高、というのもあるでしょう。

カナダで手に入りにくいもの

次に、私が、自分の体験から、カナダでは手に入りにくいと思うものを書きます。

カナダには人間が生活するのに必要なものは何でもありますが、日本ではないので、日本の食品とそれに関連するものは手に入りにくいです。

日本独自の食べ物や、それを調理する器具、それを盛り付ける食器やそれを食べるときに使うツールです。

ただ値段や種類にこだわらなければ、ある程度、中華系スーパーで買えますし、搬入までの時間にこだわらなければ、ネットショップでも手に入ります。

食品やツールの中で、特に入手が難しいと感じるものを、紹介しますね。

和食器や和食を作る調理器具

味噌汁のおわんや、お箸やしゃもじといったものも、中華系スーパーにありますが、種類が少ないです。

炊飯器は中華系のスーパーにあり、私も、昔、夫に誕生日プレゼントとして、一昔まえのタイガーの炊飯器をもらったことがあります。

うすピンク色の花がついている、自分では決して買わない代物でしたが、せっかくもらったので、こわれるまで使いました。

その頃は、夫も、まだ米を食べていました。しかし、毎日のように、米を炊いて出していたら、すっかり嫌になったのか、そのうち彼は米を食べなくなりました。

私も自分の米は鍋で炊くようになったので、いまは炊飯器は使いません⇒愛用の圧力鍋で炊く玄米生活、炊飯器は断捨離しても大丈夫でした

最近は rice cooker という名前で、一般の店にも炊飯器はあります

四角い卵焼き専用のフライパンもカナダにはないと思います。これも、昔、母に鉄のフライパンを送ってもらったものの、結局、あまり使わず、断捨離しました。

卵焼きはべつに四角でも丸でも卵ですから、いまはふつうの丸いフライパンで卵を焼いています。

私のように、食器は最低限でいいと思うなら、和食器は不用です⇒ミニマリストの食器の数は?~50代節約系かつ粗食系の主婦の場合

化粧水

私がカナダに来たときは、いわゆるふつうの、透明の水に見える化粧水はありませんでした。化粧品を使うのをやめてしまった私は、化粧品売場へ行くことがないため、もしかしたら、いまはあるのかもしれません。

ローションというと、乳液みたいに白濁しているやつか、透明なものだと、アストリンゼント(収れん化粧水。ピンク色だったりしました)しか棚になかったのです。

私がカナダに来たのは、1996年の3月半ばですが、来てすぐに、ほっぺたが痛くなりました。

湿度の高い日本から、ドライなカナダに行ったので、肌が一時的に乾燥したのです。

その頃はふつうに化粧水を使っていたので(ヘチマコロンかオルビスを使用)、ドラッグストアに買いに行ったら、どんなに探しても、ごくふつうの化粧水が見つかりませんでした。

今みたいにオンラインショップが豊富ではなかったので、ネットで買うこともできません。

仕方がないので、母に送ってもらったり、乳液タイプのローションを使ったりしました。もう少しあとになって顔に吹き付けるエビアン水を見つけて、それをスプレーしたりもしました。

フェイシャルスプレーというのでしょうか? とは言え、エビアン水は高いので、積極的に使いたいものではありません。

そのうち、ミニマルライフをめざすようになり、手に塗っていたアビーノのハンドローションやクリームを顔にも塗るようになり、ついには何も塗らないようになり、現在に至ります。

今は、通年で、化粧水もクリームも全く使いませんが、べつに顔がつっぱったりはしません。

私は顔がつっぱりましたが、人によってはそんなことは起きないでしょう。ふだん自分が慣れ親しんだコスメを少し余分にもっていき、それを使いながら、だんだん肌をカナダの気候に合わせるといいかと思います。

液体は、機内持ち込みの制限があるので、預けのスーツケースに入れてください。

洗濯ネット・洗顔ネット

洗濯ネットや、洗顔ネット(泡立てネット)も、カナダでは見つけにくいです。

大きな洗濯ネットはあるかもしれませんが、小さいもの、ブラ用、ストッキング用、Tシャツ用など、こまわりのきく商品はありません。

ミニマリストでなかった頃の私は、洗濯ネットも里帰りしたとき、日本で買いました。

ふだん洗濯ネットを使っているのなら、服を入れるポーチ代わりにもなるし、持っていくといいでしょう。

いまの私は、下着はショーツだけなので、洗濯ネットは使わなくなりました。

そういえば、小物干しも見つからなかったので、母に送ってもらったことがあります。いま、カナダのAmazonを見たら、ステンレス製のものもプラスチック製のものもありました。

やはり、現在はインターネットがあるため、昔に比べるといろいろな物が手に入りやすいですね。

「これは現地にあるのかな?」と思ったら、カナダのAmazonや、Walmartで検索をかけてみるといいかもしれません。1つの目安にはなるでしょう。

「郵便番号を入れろ」と出たら、適当な郵便番号を入れればOKです。

ほかに、日本にあってカナダにはあまりないと思うのは、多くの日本人が装着しているマスクや、日焼けしないために身につける長手袋(アームカバー)です。

もし、使っているのなら、かさばらないし持ってきてもいいでしょう。ですが、このような物を使っている人はカナダでは見かけません。

だし・乾物

だしは、ふつうのスーパーやオーガニック食品のスーパーにはないし、中華系スーパーでもあまり見ません(私は中華系スーパーにはめったに行きませんが)。

昆布はお高いのが、オーガニックフードの店に売っているので、それを使って味噌汁のだしをとることもできます(やったことあり)。

買ったことはありませんが、ジュースみたいにテトラパックに入った味噌汁(Miso Soup)を見たことがあります。

日本製でない、生味噌がパックになった即席味噌汁も、オーガニック食品の店で買ったことがあり、なかなかおいしかったです(値段はそれなりにします)。

日本の食品はたくさん持っていきたいところですが、入国のさい制限があるので、よく確認してから持ち込んでください。現地調達のほうが安心です。

いずれにしろ、最初にたくさん持っていくのではなく、3ヶ月~半年暮らしてみて、必要だと思うなら、日本にいる親族の方に頼んで送ってもらったり、里帰りしたときに、自分で持ち帰るとよいでしょう。

日本にいるときは、「必要で、使うのがあたりまえ」と思っているものも、カナダに来ると、あまり必要性を感じなくなる、ということはよくあります。

日本とカナダは違いますから。

*****

私はカナダに来て20年以上たちますが、はじめの頃は、子供の物を含め、日本から物を送ってもらったり、自分で持ってきたりしたものです。

ですが、シンプルライフにしたら、その大半が不用になり、断捨離しました。

ミニマリストになってしまえば、先進国なら、どこの国に行っても、そんなに不足は感じないでしょう。

[連絡]12月1日(日本時間)にお問い合わせくださったCHさん。返事のメールが返ってきます。メールアドレス、正しく入力されたでしょうか?

問い合わせをすると、まず自動返信メールがフォームに記入されたメールアドレスに送信されます。もし、そのメールが行っていなかったら、メールアドレスの入力ミスかもしれません。

正しいメールアドレスをお知らせください。





窓ぎわ狭い部屋で収納スペースがないときの4つの解決策。前のページ

プレゼントをくれすぎる義理母にうまく断るには?次のページクリスマスプレゼント

ピックアップ記事

  1. ムック本・第2弾『8割捨てれば、お金が貯まる』発売のお知らせ:11月15日です。…

  2. いつか使うかもしれない、と思うものを本当に使う方法、あるいは見切りをつける方法。…

  3. 筆子の新刊『買わない暮らし。』(6月16日発売)著者による内容紹介。現在予約受付…

  4. ムック・8割捨てて二度と散らからない部屋を手に入れる、発売しました。

  5. 新刊「50歳からのミニマリスト宣言!」3月14日発売のお知らせ(現在予約受け付け…

関連記事

  1. 買い物している女性

    ミニマルな日常

    もう散らからない!ミニマリストが実践する、ものが増えない7つの習慣

    片付けを始めない人の言い訳の一つに「片付けてもどうせまた物が増えて散ら…

  2. 主婦

    ミニマルな日常

    梅雨時に入るまえに片付けを。汚部屋解消に役立つ5つのシンプルな習慣。

    部屋をきれいにできる、簡単な生活習慣を5つお伝えします。梅雨時に入る前…

  3. 考え事をしている女性

    TEDの動画

    大切な人を失った後の罪悪感:読者のお便りと私の考え

    先日書いたTEDの記事、『父の最後の日々から得た教訓(TED)』の感想…

  4. 葬式

    ミニマルな日常

    実家の断捨離中に、とろろ昆布のようなほこり(40年もの)に遭遇。

    読者のお便りコーナーです。今回は、2016年の6月の後半にいただいたメ…

  5. 引っ越しの荷物

    ミニマルな日常

    シンプルライフで快適!急な転勤でも充実した生活を送る秘訣。

    持たない暮らしを楽しんでいる読者のお便り紹介コーナー。今回のテ…

  6. 読書

    ミニマルな日常

    何もないから気持ちに余裕があるし、わくわくできる。

    物を持ちすぎずに暮らしている読者のお便り紹介。2月から3月にいただいた…

「それ、いつまで持ってるの?」発売中
文庫本『それって、必要?』発売中。
文庫版「50歳からのミニマリスト宣言!」
ムック:8割り捨てて二度と散らからない
ムック・8割捨てればお金が貯まる

書店かセブンイレブンで買ってね。
8割捨てればお金が貯まる・バナー
ムック本・8割捨てればお金が貯まる、発売のお知らせ

「本当に心地いい部屋」
「買わない暮らし。」売れてます(第7刷)
筆子のムック(第5刷)
筆子の本、『書いて、捨てる!』
更新をメールで受け取る

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

1,802人の購読者に加わりましょう
新しく書いた記事を読む
  1. 笑顔の女性
  2. イラっとしている女性
  3. 迷っている人
  4. 筆子のキッチン
  5. ポストイット
  6. 多すぎる本
  7. 霧
  8. 香典
  9. 実家にある不用品
  10. 忙しいママ
筆子の本・10刷決定です

オーディオブック(Audible版)も出ました♪ 捨てられない人は要チェック
1週間で8割捨てる技術
⇒筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」本日より予約開始

 

実物の写真つき紹介はこちら⇒「1週間で8割捨てる技術」筆子著、本日発売です(写真あり)

大好評・特集記事

小舟バナー

 

お金を貯める・バナー

 

実家の片付けバナー

 

ファッションバナー

 

フライレディバナー

 

湯シャンバナー

 

ブックレビューバナー

 

TEDバナー

 

歯の治療バナー

今日のおすすめ記事
  1. 古雑誌
  2. 掃除をしている女性
  3. 着る服がない
  4. 入り口
  5. 疲れている人
  6. iPhoneを持つ女性の手
  7. 海辺で朝日に向かって立つ女性
  8. 洗い物がいっぱいのシンク
  9. 読書する手元
過去記事、たくさんあります♪
PAGE TOP