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隙間時間にサクッとできる小さな捨てプロジェクトを紹介するプチ断捨離のお時間です。今回は、年末特集として、今年中に捨てたいものを7個集めました。
今年もあと2週間を切りました。12月24日をすぎると、主婦は片付け以外のことで忙しくなるのではないでしょうか。
ある意味、今週が今年最後の断捨離のチャンスかもしれません。
1.お客さん用のものすべて
今年、お客さんが使わなかった「お客さん用のもの」はみんな捨ててください。
たとえば
・お客さん用のスリッパ
・来客用布団、寝具、タオル
・お客さん用のコップ、グラス、湯呑み、マグカップ、お箸、ストローなどの食器
お客さん用に特別の物を用意しておかなくても、ふだん家族が使っている分で間に合うのではないでしょうか?というより、今年、いったい何人お客さんが来ましたか?
本当にお客さん用の何かがいるのか考えてください。
家はホテルでもB&Bでもないのです。そんなに何もかも揃えておく必要はありません。
2.もらったけどいらないプレゼント
今年、さまざまな人や場所でもらったプレゼントやノベルティ。みんな使っていますか?
箱に入れたまま押入れの中なら、この機会に外に出してよそにまわしてください。
気に入らないギフトを捨てることは罪ではありません。使わずに、しまっておくほうが、罪深いです。物は使ってもらうために生まれたのですから。
貰い物、いただきもの、引き出物、プレゼント。名前はいろいろですが、こういう物に共通するのは、自分が欲しくて家にいれたわけではない、ということ。
本当に欲しいのか、必要なのか、来年も持ち続けたいのか、今一度、しっかり見極めましょう。
3.使いきれなかったもの
ストックが多すぎて、使い切れないまま年を越しそうなものは、このさい処分したほうがいです。
たとえば
・シャンプー、コンディショナー
・ファンデーションなど化粧品すべて
・マステ(マスキングテープ)
・香水
・目薬
コスメの使用期限を書いています⇒口紅を最後まで使い切る方法。化粧品の使用期限も確認しておこう
私はマステはこんなふうに使っており、先日1本完全に使い切りました⇒マスキングテープのミニマリスト的活用方法、これ1つあればアレンジは自由自在
あまりに多すぎるマステは思い切って処分を⇒集めすぎたマスキングテープを捨てる3つの考え方。やめる勇気を持て。
香水は使い切る方法があります⇒いらなくなった香水やオーデコロンを使い切る15の方法
趣味の材料で、使いきれず残ったものは、使う予定がないなら、処分したほうがいいです⇒もう作る時間なんてない。趣味の物や材料を捨てるススメ:プチ断捨離24
あと使い切れないものとしては有給なんてのがありますね。
まあ有給は年末に期限が来るとは思いませんが、ふだん有給消化を全く考えていない会社員は、この機会に、総務の人にシステムを聞いておくといいでしょう。
使い切るほうに行動を起こすわけです。
4.直せなかったもの
直せなかったものとは、修理しようと思いつつも、結局1年たってしまったものです。
大きいものでは車や自転車。小さいものではiPhone。
熱風の出なくなったドライヤーとか、液晶がこわれた電子レンジ(家にありました)、どんどん遅れる時計とか。
ボタンをつけようと思っているのにいつまでたってもつけられないシャツ、いつまでたっても裾上げできないスカート。直そうと思いながらそのまま履いている、かかとのすり減った靴。
今修理してしまうか、もう捨てたほうがいいです。
だましだまし使っている電化製品があるなら、古いほうは下取りにだして、新年から新しいものを使うのもいいですね。
私は、いつも「買わないすすめ」を書いていますが、必要な物はもちろん買っていいのです。
5.ほこりがたまっているもの
家の中にあるもので、みょうにほこりがたまっているものがあったら、それは使っていない印。
もう手放しましょう。
私は、今朝、バスルームにある娘の化粧品のボトルにのっているほこりを拭きました。コスメのボトルは油もついているので、ほこりがしっかりくっついています。
娘は確か今年の春休みにメキシコのビーチに行きましたが、そのとき買った日焼けのアフターケア用のローションが12月になってもまだ置いてあります。もうほとんど残っていないし、私なら即捨てです。
こういうの、捨てたほうがいいです。
ほこりがたまっている物といえば、本箱の中も本もそうですね。それぞれのほこりチェックをしてください。積もっていたら断捨離候補です。
実家では下駄箱の中にある靴や草履にもかなりほこりがたまっていました。つまりめったに履いてない、ということです。
もともと玄関はほこりがたまりやすいところではありますが。
ろくに履かない靴も処分をおすすめします。
風水では履かない靴はかなり運気を下げると言われています。私は別に風水は信じていませんが、履かない靴を後生大事にしまっておくのは、運気以前の問題だと思います。
6.借りているもの
借りたまま返していないものがあったら今年中に返してください。
本、CD、DVD、何かの道具。メールや手紙の返信もしていなかったら、年内のうちに返したほうがいいです。
最も返すべきなのはお金です。
借金したまま年を越したくないですよね。
もちろん、大きな借金はいきなり返せませんが、できるだけ早く返せるように計画を練ることも、「返す」という行動の最初の一步になります。
人に借りたまま返さず気になっているものはないか、改めて考えてください。借りた物を返すと、とても心がすっきりします。
完了していない行動は年内にできるだけ完了しておくと、すがすがしい気分で新年を迎えられます。
7.不用な書類
年末調整や確定申告が近づいて来る今の時期は、書類を捨てるベストのタイミングです。
別にとっておかなくてもいい大昔の書類はこのさい捨ててしまいましょう。
もう終わった仕事の書類とか、保存期限がすぎた税金申告用の書類、子供が小さかったときの学校のお便り、もう家にない家電の保証書やマニュアル。
書類は「なんとなく大事そう」と思って捨てない人が多いのですが、本当に大事な書類は少ないです。
「書類を捨ててください」というとスキャンしてデジタル化する人もいますが、デジタル化していつまでもとっておくほど大切な書類も少ないと思います。
ハードディスクやクラウドに、もういらないデジタルイメージが大量にありはしませんか?こういうデジタルな書類も捨てたほうがいいでしょう。
いらない書類を捨てずに、デジタル化するということは、よけいな仕事を増やしてしまうのではないでしょうか?
無駄が無駄を再生産してしまうのです。
こちらも参考にどうぞ⇒家中に紙がたまる5つの理由。これがわかれば、書類の整理は簡単になる。
プチ断捨離シリーズをもっと読みたい方はこちら⇒これで捨てまくる。「プチ断捨離シリーズ」記事の目次。
番外1:テレビ
家族構成によっては難しいと思いますが、できたらテレビを捨てることをおすすめします。
特に寝室にテレビがある場合は。
寝室にテレビを置くということは、寝る直前までテレビを見る、ということです。
そんなことをしたらぐっすり眠れません。同じ8時間眠っても、眠りの質が落ちてしまいます。
まあ、わたしの寝室にも夫のテレビがありますけどね。
テレビを捨てたほうがいい理由はこちら⇒テレビを見ると「買わない暮し」からどんどん遠ざかる理由
テレビを捨てるメリット⇒ミニマルライフを加速する~テレビを断捨離すると手に入るもの
パソコンとモニターを持っている人は、テレビが映し出しているもののほとんどを見ることができます。私の娘は全くテレビを見ませんが、テレビドラマはインターネットでたくさん見ています。
ニュースはもちろんネットで調べられますし、ラジオがあればそれで充分です。
テレビを捨てるとそれだけで、2017年からはこれまでとは違った新しい暮らしになります。
番外2:ラッピングペーパーなど
まだクリスマス前ですが、クリスマスが終わったら、空き箱、ラッピングペーパー、リボン、タグ、ショップの袋などの包装資材を捨てます。
再利用を考えないほうがいいです⇒リサイクルの落とし穴、再利用願望がシンプルライフを遠ざける理由とは?
ラッピングペーパーといえば、北米では、クリスマスの翌日がボクシングデーという大セールの日。この日に、来年用のクリスマスのラッピングペーパーやカードなどクリスマスグッズを大量に買う人がいます。
こういう人は、買い物が上手とか、堅実だと言われます。ですが、「もう過剰なラッピングはやめようよ」と私は言いたいです⇒ゼロ・ウェイスト(ごみゼロ)なクリスマスの過ごし方、3つの提案。
今年中に捨てたほうがいい物、過去記事も参照してください。
次のプチ断捨離はこちら⇒梅雨の終わりに捨てたいこんな雨具:プチ断捨離30
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今回は新年を迎える前に捨てておきたい物を紹介しました。
もちろん、ここにのっていないものでも、ガラクタだ、と思ったらどんどん捨ててください。捨てないと、新しい物が入ってきません。
淀んだ水は濁るし腐ります。いつもきれいな水が流れるように意識すれば、来年はますます良い年になるでしょう。