ページに広告が含まれる場合があります。
家の中がこんなふうになっていたら、そろそろ断捨離する時が来ている、そんな「物をため込みすぎている兆候」を10個紹介します。
物だらけの部屋に住んでいるのに、自分が不用品を持っているのに気づかない人がいます。私の母もそうです。すっかり物があふれている生活に慣れてしまい、それが普通だと思ってしまうのです。
でもね。普通じゃないです。入居したときはもっときれいな部屋だったのではありませんか?
以下のようなことが起きていたら、物が多すぎます。
1.入れ物がありすぎる
空き箱、ショップの袋、レジ袋、ジップロック、空き瓶、バスケット、その他の「物を入れるためだけの物」が、実際に自分が使う数より多いなら、断捨離する時が来ています。
先日も書きましたが、収納を考えるから物が増えるのです。
収納はあきらめたほうがいい話⇒持たない暮らしを実現する7つの方法。物に振り回されずやりたいことができる人生へ
もちろん、全部、有効活用しているのなら、かまいません。ですが、「いつか何かのため」と思ってとっておくものに出番はありません。
こういう物を捨てると、世界が変わりますよ。
レジ袋なんてとっておく必要はありません。我が家では、レジ袋は台所に置いてあるゴミ箱のインナーとして使用していますが、使う数だけあればいいですよね?
私は必要を感じたら、スーパーにエコバッグを持参せず、レジ袋に商品を入れて帰ってきます。
娘(エコバッグなど全く使わない)がドラッグストアからもらってきたレジ袋や、夫(たまにエコバッグを使う)がもらってきたレジ袋は、5枚ぐらい一気にゴミ箱に重ねて入れておきます。
余った袋はすべてリサイクル用のブルーバッグに入れてゴミ置き場に出してしまいます。万が一、また袋が必要になったら、ここから取り出しています。
2.掃除にやたらと苦労している
キッチンや居間をきれいにしておくことに、日々困難を感じているなら、物を捨てる時です。
多くの主婦は「自分の掃除のやり方が間違っている、ヘタなのだ」と思い、掃除の仕方を知ろうとします。
しかし掃除の基本の作業は
1.ほこりを落とす(ハタキ)
2.床を掃除する(ほうき、または掃除機)
3.家具の上や床を拭く(ぞうきんと水)
たった3つだけ。とてもシンプルです。
盲点は、1番にとりかかる前に、まず掃除できる状態にしなければならないこと。つまり、掃除をするのに邪魔な物を床や家具の上からどけなければならないのです。
お掃除ルンバを使っている人は、ルンバを稼働させる前に、床に落ちている物を取り除いていると思います。それと同じ要領です。
物が少なければ散らかりにくいので、掃除ががぜん楽になります。逆に言うと、たくさんの物を部屋の中に出したまま掃除をしても、あまり効果的にできないのです。
3.こわれているものが5つ以上ある
こわれた家電や、パーツがどこかに行ってしまった道具が押入れに押し込んである。欠けた食器がある。電球や蛍光灯が切れたままになっている、障子やふすまが破れたままになっている、どこかから水漏れしている、時計が遅れたままになっている。
こんなふうに、こわれているのにそのまま何ヶ月も放置されているものが何個(何箇所)もあるなら、物を持ちすぎている恐れがあります。
こわれた道具が押入れにあるということは、こわれていない物が活躍中なのですから、それはダブっているのです。捨てるべきです。
こわれた物をいつまでもそばに置いておくとエネルギーがもれます。
砕けたり、破壊されたり、歪んだり、破れたままにしていると、そのうち、それが普通になってしまいます。ですが、心の底では「ああ、あれ直さなきゃ」「それもどうにかしなきゃ」とせっつかれた気分にさいなまされ続け、肝心のことに集中できません。
こわれたものは未完了のものでありガラクタなのです。
未完了の物があると心が重くなる話⇒梅雨で気分がスッキリしないあなたに~毎日5つだけ捨てて暮しを変える
ただ、家を自分で建てていて、コンスタントにいろいろなところに手を入れているのは違います。この場合は少しずつ前進しているのですから。
同じやりかけの物があるとしても、前進しているならいいのです。よどんだ川のように流れが止まっているのが問題です。
4.収納すべきでない場所に物をしまっている
たとえば、ベッドの下、階段の下、ドアの背後、タンスの上など、本来は物を入れる場所ではないところに、いろいろしまっていたら、物が多すぎます。
私の夫も、テレビのモニターの後ろに、よくわからないケーブルやツールを置いているし、冷蔵庫の上に電動缶切りなどを乗せています。
物陰や、家具の上は収納スペースではありません。こういうところに物があるなら、断捨離して、みんなタンスや引き出しに収まるようにして下さい。
見違えるようにすっきりした部屋になりますよ。
5.同じ物を何度も買ってしまう
すでに家にあるのに、同じ物や、似たような用途の物を買ってしまうことが多いなら、物を持ちすぎています。家の中に物がありすぎて、あなたが管理できるキャパシティを越えているのです。
ダブって買ってしまいがちなものは、本、洋服、子供のおもちゃ、文房具、食べ物など。
6.家のどこかに紙の山ができている
常に家のどこかに、紙が数枚重なっている場所があるなら、紙が多すぎます。紙の山は、郵便物の山、雑誌の山、新聞紙の山も含みます。
大切な郵便をそのへんに置きっぱなしにして、必要な情報を失くしてしまう、ということがよくあるなら、紙ゴミをどうにかしなければなりません。
紙ゴミの断捨離の仕方⇒紙ゴミや書類の断捨離のやり方(1)~新聞紙は毎日捨てる
7.毎週のように食べ物を捨てている
理由もなく食べ物を捨てる人はいないと思います。食べ損なったものを捨てるのです。
冷蔵庫の奥のほうに残り物を入れて、そのまま忘れて腐らせたりたり、調理する前に野菜をだめにしたり、食べないうちに賞味期限が来てしまった食品などを捨てること、だれでもあると思います。
ただ、あまりに頻繁にあるなら、食べ物を買い過ぎています。パントリーチャレンジをおすすめします⇒パントリーチャレンジのススメ~ズボラ主婦だからできる究極の節約方法
8.物を押し込む場所を持っている
しまい切れなかった物をとりあえず押しこむ場所を持っていませんか?
収納するわけではありません。部屋に物があふれてどうしようもないので、とりあえず、どこかに入れて、しまったその瞬間にその物のことは忘れてしまうような場所です。
「なかったことにする場所」と言ってもいいです。
たとえば、物置、ガレージ、開かずの間、食器棚の一角、あまり使わない部屋にあるタンスの引き出し、それ用の箱など。
目の前から排除しても、物は消えてなくなりません。
9.家のどこかに常に洋服の山がある
寝室に脱ぎっぱなしにした服の山があるとか、茶の間に取り込んだ洗濯物の山がある場合です。床だけでなく、ソファや、椅子の上もチェックしてください。
洋服があふれて服の山ができます。たまのことならいいのですが、コンスタントに服の山があるなら、洋服を持ちぎています。
取り込んだ洗濯物の山があるということは、ほかに着る服があるということです。
時短家事の1つの方法として、洋服をたくさん持って洗濯の回数を減らすとか、食器をたくさん持って、食器洗いをする回数を減らす、というやり方があります。しかし、私はこれは逆効果だと思います。
物が多ければ多いほど、管理に時間がかかってしまうからです。
洋服が少なくても洗濯の負担は増えない話⇒洗濯物の量と洗濯の回数を減らす簡単な方法~服の数が少なくても大丈夫
10.一仕事する前に片付けが必要である
料理をする前に、まずシンクの中の食器を洗わなければいけない、あるいはカウンターの上に乗っている物をどかさなければならない状況です。
仕事をする前に、デスクの上に乗っているものを片付けなければならないのも同じこと。仕事に必要な道具があちこちに散っていて、それを探してからでないと、仕事が始まらないのも一緒です。
このように、目的のタスクをする前に必ず「片付け仕事」をしているなら、ちょっと物を捨てて、部屋と思考をスッキリさせましょう。
* * * * *
掃除や片付けなどの家事に時間がかかり、疲れてしまい、他のことをやる時間と気力が取れないなら、物が多すぎます。
あなたは家事をするために生まれてきたのではないのですから。