モップをかけている人

ミニマルな日常

掃除が楽になる!シンプルライフが叶える汚れをためない暮らし方

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毎日の掃除に追われていませんか? 実は、家を汚さない工夫をするだけで、掃除の手間はぐっと減らせます。

日々の掃除の負担を軽減するために、私がしている工夫を5つ紹介します。

エッセオンラインの記事の告知もありますので、最後まで読んでください。



1.ものを減らす

一番効果的なのはものを減らすことです。

ものが多いと、散らかりやすいし、散らかったあとの片付けも楽ではありません。家具など、「ものそのもの」を手入れする時間も増えます。

逆にものを減らしてしまえば、1日の終わりの数分で部屋をリセットできます。

部屋を散らかしがちな娘の家に毎週掃除の手伝いに行っていますが、一番最初にやることは床の上に落ちているものを拾って所定の場所(ゴミ箱や収納棚など)に戻すことです。

床の上にものが落ちていなければ、この作業は不要です。

ロボット掃除機を使っているなら、掃除する前に、床の上の片付けを自分の手でしなければなりませんが、ものが少なければ、この手間を省けます。

ものを減らすために以下の3つを試してください。

・たまっている不用品は思い切って処分する

・今後、不用品が出たらそのタイミングで捨てる

・買い物やもらいものなど、ものを家に入れすぎない

すべて重要ですが、自分の家にものが多い一番大きな原因からクリアしていくといいでしょう。





2.汚れがたまらないものを選ぶ

家の中に入れるものは、汚れを呼び寄せないものにしています。

たとえば、家具は装飾が少ないものより、シンプルなもののほうが手入れがしやすいです。

家具を選ぶときデザインにこだわる人が多いでしょうが、私は「手入れしやすいかどうか」にこだわります。

引越し後、家具はすべてイケアで買いましたが、ソファ以外は木製で、水拭きするだけできれいになります。

私は賃貸なので、住居そのものの素材や間取り、設備は自分では選べません。マイホームならば設計の段階で汚れにくい家にするといいでしょう。

たとえば

・シンプルな間取り:凹凸の少ない四角い部屋にする、空間を細かく分けすぎない

・キッチン、浴室、洗面所などをまとめて配置し、家事動線を短くする

・汚れにくい素材を使う

こんな工夫ができます。

3.その場で汚れを取る

汚れを放置するとあとで取るのが大変なので、汚れたそのときに処置するようにしています。

たとえば、食べ物や飲み物をこぼしたらすぐに拭く、床に食品を落としたらすぐに拭く、という感じ。

台拭きや床拭きにはスポンジワイプを利用しています。

スポンジワイプとは?⇒スポンジワイプの使い方。いろいろ活用できて環境にやさしいが値段は高め

アマゾンで入手可能

私が使っているのは無地のグレーで、10枚20ドルでした。

スポンジワイプ

ひどい汚れにはウエスを使っています。

ウエスの作り方と使い方~拭き掃除だけが好きな主婦のおすすめの掃除道具

自分が扱いやすい掃除用品を用意しておくと、汚れを取るのが苦になりません。

4.不要な汚れを作らない

最初から汚れがつかない工夫をしています。

仕事エリアにスタンディングデスク、自室に小ぶりで奥行きがあまりないデスクを使っていますが、ともに白いので、汚れがつかないよう、透明のビニールのマットを敷いています。

キッチンにあるキャビネットの下には、似たようなマットや厚紙を敷いています。カナダには、棚や引き出しの下に敷く専用のもの(shelf liner)もありますが、わりに高価だし、紙で十分なので紙を使っています。

床はフローリング(木に見えるが、PVC樹脂を主原料とした床材)ですが、できるだけ汚れないように、インドアシューズを履いています。

素足だと床が硬くて疲れるし、寒いしので、防寒するためでもあります。

私が使っているインドアシューズの商品画像です。

インドアシューズ

丸洗いでき、やわらかいので履き心地がいいです。底が厚めなので、少しだけ身長を上乗せできるのも、小柄な私が家事をするとき便利です。

水をはじくのでバスルームやベランダでの使用にいい、とアマゾンの説明には書いてあります。

ただ、カナダのアマゾンは小さいサイズがないので、私の足にはかなり大きく、まるで大人の下駄を履いている昭和30年代の子どもの雰囲気です。でも、楽なので、去年、日本に帰るときも、この靴(サンダルと呼ぶべきか)で帰りました。

値段はカナダのアマゾンで17ドルでしたが、今見たら、14ドルに値下がりしていました。17ドルはちょっと高いけれど、使用頻度を考えたら、十分お得な値段です。

アマゾンにある類似品はこちら。

マット嫌いな私ですが⇒その玄関マット、本当に必要? マットを捨てると手に入るもの。

玄関(入口)にあるマットは取り外していません。マットがないと床が泥だらけになるからです(特に冬場)。

5.片付けルーティンを組み込む

ちゃんとした掃除は週に1度するだけですが、日々、散らからないよう、小さなリセットをしています。

たとえば、

使ったものはすぐに片付ける:食器を使ったらすぐ洗う。洗濯ものが乾いたらすぐにしまう。

実際は洗濯はドライヤー(衣類乾燥機)を使っているので、ドライヤーから取り出して、適当にまるめて箱に放り投げるだけです。

下着とソックスは小物干しに干していますが、そのままクローゼットにぶらさげています。

夜寝る前にリセット:寝る前にキッチンのカウンターに出ているものをしまい、その他、散らかっている場所があれば、片付けます。

狭いので、散らかる場所がそもそもありません。

こまめに床を掃く:キッチンの床は、ちりとりとほうきでまめに掃いています。

そのためにこんなちりとりとほうきのセットを買いました。

ちりとりとほうきのセット

1つは外回り(玄関や玄関のドアを開けたところにあるコンクリート)、もう1つは家の中で使っています。

この商品、2つセットで20ドルでした。

娘に、「そんな高いのを買うなんてママはバカ」と言われました。確かに、オーバーチャージだとは思いますし、イケアやダラーストアで買ったほうが安いでしょうが、しょっちゅう使うので、よしとしています。

私の家は狭いので、日々のこまめなリセットと週に1度のモップがけできれいになりますが、家が大きい人は、日替わりや週替りで掃除をする場所をローテーションするといいかもしれません。

一気にやると疲れるし、時間もかかるので、タスクを細分化するわけです。

詳しくはこちらをごらんください⇒家事の週間プランで綺麗部屋の住人へ~ミニマリストへの道(29)

その他の工夫

その他、ものを管理しやすい工夫をして、掃除の負担を軽減しています。

たとえば、

空間を残す

床や壁面、カウンターやテーブルなどの表面、冷蔵庫の扉や側面は、ものを置いたり、つけたりせず、できるだけ余白を残しています。

シンプルに暮らすために余白を取ることを意識したい7つのもの。

以前の家にはあったディスプレイスペースは今はなく、特にものは飾っていません。(サザエさんの貯金箱と、イケアで買った人工観葉植物、置き時計は置いてます)。

収納しすぎない

収納スペースにものをぎっしり入れないようにしています。

使い切れないものは手放そう~収納の見直しが暮らしを救う

換気をしてほこりをためない

窓を開ける換気はしていませんが、室温を調整するサーモスタットでファンという機能を選べ、これをオートに設定しています。

すると、必要に応じて、勝手に送風してくれます。オートの設定にしておくと、エネルギー効率が良く、電気代の節約になるし、エアフィルターの交換頻度が少なくて済むと言われています。

光熱費は家賃に含まれているし、フィルターの交換も家主がしますが、エネルギーを効率よく使ったほうが地球のためにはいいです。

ほかにもほこりを少なくする工夫はいくつかしています。詳しくはこちらの記事をごらんください⇒部屋のほこりを簡単に減らす9つの方法。まずほこりの元を断て。

筆子の7つの習慣

エッセオンラインに新しい記事がアップされました。今回は、最近の私の習慣を紹介しました。

⇒ 60代・ひとり暮らしになって始めた「7つの習慣」。好きなことに集中できてストレスも減った | ESSEonline(エッセ オンライン)

ぜひ読んでください。

*****

掃除の負担を軽減するために、私がしている工夫を紹介しました。

生活全体をシンプルすれば、掃除のみならず、すべての家事を最小限に抑えられます。

定期的にものの多い娘の家の掃除の手伝いをするようになってから、ますますそう思うようになりました。

ものを減らすだけで、時間やエネルギーを節約でき、ストレスも減ります。私の方法を参考に、自分に合った工夫をしてみてください。





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