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当ブログの読者のオススメ記事を紹介しています。
第4位は4票を集めた野望ガラクタに関する記事です。関連記事を入れると7票です。昨日紹介した、実家の断捨離の記事同様、一番人気と言えそうです。
違う自分になるために買ったけれど、活用できないガラクタたち
野望ガラクタとは、もっと素敵な自分、もっとユニークな自分、もっとおしゃれな自分、もっと賢い自分などなど、今とは違う自分になるために買ったものの、使わないままいつのまにかガラクタ化した物のことです。
私はこの手のガラクタをたくさん持っていましたが、結局捨てました。
いかに捨ててきたか、紹介したのがこちらの記事です⇒なかなか捨てられない「なりたい自分になるために買った物」を断捨離する方法
では、この記事が好きだと言ってくださった方のコメントを順番に紹介します。
ご自身のガラクタ状況とそれを捨てた体験を詳しく書いてくださった方が多かったので、前編と後編に分けますね。
今回は、上で紹介した記事そのものを推してくださった4名のメッセージです。「野望ガラクタシリーズ」とざっくり推してくださった方と、関連記事をおすすめしてくださった方は後編で紹介します。
まずmizuさんです。
宝の持ち腐れだった編み物グッズ
特に手芸道具(編み棒、毛糸、本)はとっておいても悪くなる物でもないですし、「いつかしたい」と思った時のためにとっておこうとか、捨ててしまってまた新たに買い直すなんて馬鹿馬鹿しいからと思っていました。
また、古くなった竹製の編み棒はいい色合いになっていくので、それがカッコいいという見た目的な憧れもありました。
でも本当は「もう編みたくない、目が疲れる、他の趣味を楽しみたい」という気持ちもあったので、捨てるかどうするかずっと迷っていたのだと、この記事を読んではっきりわかったのです。
まさに野望ガラクタだったと思います。
編み物上手な人、それこそミス・マープルのように話をしながら編み棒を動かすなんて私には到底できません。
少し編めるだけ、たまに楽しむぐらい、そんなレベルでした。なのに各号サイズの棒針、たくさんの本、毛糸。持っていても宝の持ち腐れ状態でした。
結局、処分したり欲しいという方にあげたりと全部片づけました。
電子書籍で何冊か本を持っていますので、また何年かたって編みたいと思ったら、その時必要な分だけを100円ショップで買って楽しんでもいいかなと思っています。
趣味の物は思い入れもありますし、それなりに集めるのにお金や時間もかかっているので、ため込んでしまいがちになりますが、使わなくなって何年もたっているのであれば一旦片付けてリセットしてしまう方が気持ちもスッキリすると思います。
そういった理由から、この記事を私はおすすめしたいと思います。
メッセージ:初めまして。いつも楽しく記事を読んでいます。
私は今40代で娘が一人います。マドモアゼルいくこさんのレシピや、中国語学習、蔵書の断捨離など、自分に興味があったものが似ているので、検索でたどり着きました。
筆子さんのきっぱりと言い切る文章に清々しい厳しさのようなものを感じながら読んでいます。
これからもブログの更新を楽しみにしています。
mizuさん、こんにちは。コメントありがとうございます。手芸道具を捨てて、スッキリしてよかったです。
趣味のものは集め過ぎてしまいがちですね。
私も全然編まないのに、編み棒セット持っていました。しかし、道具や本を買ったのは、単に集めることにフォーカスしていただけで、じぶんは編み物を楽しむという行動は何一つしていないと気づき、捨てました。
捨ててもべつに何も困らなかったし、身軽になれてよかったです。
mizuさんも、本当に楽しめることに時間を使ってください。
マドモアゼルいくこの本の話⇒マドモアゼルいくこの「秘密のケーキつくり」~断捨離せずに持ってるお菓子のレシピ
中国語の教材を捨てた話⇒中国語の教材と本を断捨離するのに12年かかった私がとうとうたどりついた真実とは?~ミニマリストへの道(18)
次は、ひまわりさんからです。
使わなければただのガラクタなんだ
衣服や小物に元来関心が低く、どちらかというと「捨て魔」だった私が、数十年間捨てられないでいるのが辞書や語学の教材、政治・経済・歴史等の参考書です。
本棚に並べてあると、賢くなった気分になるし、高名な学者がテレビ等でインタビューされている時に「あ、私その人の本持ってる」と言えるし。
もちろん、いずれも「いつか読みたい・もっと利用したい」と思うものばかりです。
引っ越しのたびに膨大な書籍を荷造りしてきたので時間も体力も使いましたし、余りある知識の宝庫を有効活用できず「知性的な理想の自分」に近づいていないことに対して自責の念にもかられましたが、
海外在住なので日本語の書籍を一旦処分すると「いつか読みたくなったとき・使いたくなったときに」再び入手することは非常に困難だろうと思うと、どうしてもできませんでした。
が、筆子さんの上記記事でこれらが「野望ガラクタ」と定義されているのを見て、辞書も教材も参考書も使わなければただのガラクタなんだ、と、これまで無意識のうちにうすうす感じていたものの、自分で認められなかったことが白日の下にさらされたような気持ちがしてすっきりしました。
以来、野望ガラクタは定期的に見直して利用を心がけており、先日は、30年前の学部生時代に第3外国語でやりかけたギリシャ語やラテン語の辞書や教科書をようやく、古本市を開催しているチャリティーに寄付することができました(海外で買い手が見つかるとも思えませんが、日本人の多い地域なので・・・)。
また、しばらく前、中学・高校を通じて苦手だった数学をやりなおしてみたいと思い立ち、これまでの私ならアマゾンで参考書を物色するところですが、興味が長続きするかどうかわからないので、ネットの解説サイトをのぞくことから始めています。
「一押しする」割りには押した本人の進歩が今ひとつですが、今後もこの記事と、「いつか使うかも」の「いつか」は来なかった:ミニマリストへの道(66)を道しるべにしていきたいと思います。
メッセージ:先日、プレゼント企画に関する質問をしたひまわりです。「小学生の英語」のカセットデッキはベージュ色が主体で、play やforward等がピアノの鍵盤のように並んでいましたよね。
これからも心に響く記事を楽しみにしております。
ひまわりさん、ご応募、ありがとうございます。
ひまわりさんは小学生のときから勉強が好きだったみたいですね。
知識欲のある人は本や辞書を捨てるのは苦手だと思います。知識を捨てるような気になるからでしょう。私もその傾向がありました。
しかし、本はいくらあっても、実際に読んでそしゃくしないと、自分のものになりません。
本箱に本をたくさん並べているのは、単にダウンロードした状態。それを読んで自分の中にインストールしない限り、大量の本たちは、良くてただの飾り、悪くすると、自分の行動をはばむガラクタになってしまうと考えています。
確かに海外にいると日本語の本は手に入りにくいのですが、最近、電子書籍もあるので、うまく活用して、最適なバランスを見つけてください。
「小学生の英語」の話はこちらで書いています⇒プレンゼント応募に関する質問・ご意見に返事をします
次はKayさんのコメントです。Kayさんというお名前の方、2人みえます。わりと締め切り近くに応募いただいたほうのKayさんです。
なりたい、やりたい、そんな気持ちが物を増やす
メッセージ:私は服などファッションセンスがなく、服やバッグ、靴は買うことが苦痛な位で少なくて良いのですが、本とかが増えがちです。(小説や雑誌は読まないので、100冊もありませんが)。
ただ、夫が片付けられず物を溜め込むので、参考にしています。
Kayさん、コメントありがとうございます。
なりたいとか、やりたいという気持ちが物をあふれさせる…。そうかもしれませんね。
というか、物があれば、こんな生活になる、自分はこんなふうに変わる、こんなふうに世間の人に見てもらえる、という気持ちが、物を増やしてしまうのだと思います。
買っただけでは自分は何も変わらないし、使っても変わらないものってありますよね。化粧品とか。
しかし、その点に気づかず、もっと別の物を買えば、変わるかもしれない、と考えてしまい、買い物しつづけて、物があふれるんじゃないでしょうか。いまは、そこら中で物が売っているし、ごく簡単に手に入りますから。
物に頼りすぎない気持ちを持てば、シンプルライフになっていくでしょう。
Kayさんのご主人も物をためこんでいるのですね。ご夫婦、仲良くお暮らしください。
カレン・キングストンの記事を推薦している方もいたので、カレンの記事はそのとき紹介しますね。
最後はりょうこさんのコメントです。
縛りがなくなって考え方が柔軟に
「野望ガラクタ」というカテゴリを提示していただいたことで、とてもわかりやすく、ああ、あれもこれも野望ガラクタだったのか!と瞬時に理解できました。
それ自体はステキなのに着こなせない洋服、お菓子作りの道具、ペン字の本、ビーズ、筋トレグッズなど、筆子さんが例に挙げていらっしゃるようなものばかりでしたが、自分の中ではそれぞれ別のもので、要らない理由を一言で表すことが出来なかったのです。
筆子さんのおかげで、かなりモノをへらすことができました。
また、何か新しいことをしようと思ったときに、用具を買うのではなく、手持ちのものでなんとかならないか、と考える癖もつきました。
これはこのためのもの、という自分の中に何となくあった縛りもなくすことができましたので、考え方が柔軟になったように思います。
これからも、更新を楽しみにしております。どうぞお元気でお過ごしください。
りょうこさん、コメントありがとうございます。
今、物があふれているので、売り手側は、「これはこういうときのための物」と差別化して宣伝します。
そういうのを聞いていると、だんだん、「何をするにも、まず物が必要」いう発想になってしまうのではないでしょうか?
実際、Aをするときは、この品物、Bをするなら、この品物、と同じラインの趣味用品でも、実にさまざまな用途わけ、レベル分けした品物が出回っています。
だから、消費者は、全部集めたほうが、趣味が充実すると思ってしまうのです。
しかし、実際は、何かやりたいと思ったとき、必ずしも物が必要とは言えないのですよね。むしろ、物はそんなにないほうが、創意工夫をする余地や広がりが生まれると思います。
後編はこちら⇒使えたらいいな、と思って物を買っても実際には使わない話:読者のおすすめ第4位(後編)
イチオシ記事シリーズの過去記事はこちら:
読者の一押し記事、第1位はシンプルライフの根底にあるものを伝える記事。
ドミノ効果で家がどんどんきれいになる!:読者の一押し記事もう1つの第1位。
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今回は、なりたい自分になるために買った物を断捨離する方法を一押ししてくださった方のコメントを紹介しました。野望ガラクタシリーズ、後編に続きます。