教科書

ミニマリストへの道

中国語の教材と本を断捨離するのに12年かかった私がとうとうたどりついた真実とは?~ミニマリストへの道(18)

主婦、筆子がいかにしてミニマリストになったのか書いています。

本日は語学教材をなかなか捨てなかった話です。



ほぼすべてのテキストを持ったままだった

子供の写真の整理をするかたわら、私は自分の教科書やノート、本を捨てることにしました。数年前に卒業した短大で使っていた教材を、ほどんどそのまま、手つかずで持っていたのです。

卒業とほぼ同時に出産し、育児に忙殺され、自分の荷物のことなどあまり考えているひまがなかった筆子。とうとう断捨離する日が来たのです。

ところが、教材を捨てるのに相当苦戦しました。1度では捨てられず、開始からあしかけ6年かかっています。なぜこんなに時間がかかってしまったのでしょうか?

シンプルライフめざすぞ」と決意していたはずなのに、捨てられなかった筆子の心理を振り返ってみます。

教材はこんなふうに死蔵されていた

1998年 春 学校を卒業

教科書、プリント、ノート、テストなど、多少は捨てたような気もしますが、ほとんどすべてをゆうパックの空き箱につっこみました。

ゆうパックの箱は、母が送ってくれた荷物が入っていたものです。

断捨離失敗ポイント⇒断捨離するときは、収納する物や入れ物を先に捨てるべきなのです。箱がなければ、つっこまなかったでしょう。空き箱を「いつか使うかも」と保存しておくのは危険です。

2004年 秋

「『収納』するより『捨て』なさい」を手に入れ、シンプルライフ追求を心に固く誓いました。

関連⇒断捨離生活のモットーは『収納』するより『捨て』なさい:ミニマリストへの道(12)

この直後、教科書のほとんどを捨てました。こちらの学校の教科書は大きくて分厚く、ひじょうに場所を取ります。

ただし、中国語と歴史と英語の教科書は残しました。英語はリファレンスとして使えるし、中国語はまたいつか勉強しようと思い、歴史の教科書もまたいつか読もうと思ったからです。

●失敗ポイント⇒「いつか~しよう」のいつかは決してこない。やるなら、すぐにやるべきなのです。

2005年 2月

ノート、プリント、テスト、宿題を処分。1998年に卒業してから7年間、1度も手をつけていませんでした。いったい何のために持っていたのでしょうか?

しかも、テストや宿題は、きれいに3つ穴のバインダーに閉じてあったのです。整理したエネルギーと時間が無駄になりました。

バインダー

ノートをちょっと読んでみたら、チンプンカンプン。きれいさっぱり忘れている自分にあきれて、自己嫌悪に陥りました。

このとき、カレッジに行く前に通っていたESL(English as a Second Language 英語が母国じゃない人のための英語の学校)のプリントまで持っていたことを発見しましたが、捨てずにそのままにしました。

●失敗ポイント⇒よけいな整理をせずにすぐに捨てるべし。また、本やノートの内容を忘れているのは当然なので自己嫌悪を感じる必要はなし。なぜなら人間は忘れる生き物なのですから。

人は日々、膨大な情報をインプットしているので、脳は生きるのに大事でないことはすぐに忘れて自己防衛しています。

学校のノートや宿題は、それを使ったときに、使命を終えているのです。

2009年 2月

引き出しの片付けをしているときに、捨てずにとっておき、存在を忘れていた中国語の教材を発見しました。教科書、ワークブック、カセットテープです。テープは、友達が作ってくれたピンクの巾着袋に入れて、捨てないほかの物と一緒に、並べ直し、引き出しの奥に収納しました。

引き出しの中

さすがの筆子も、このとき、「1年間使わなかったらやっぱり捨てよう」と、自分に猶予期間を与えました。

●失敗ポイント⇒巾着袋に入れると、中身が目視できないので、よくありません。視界からなくなる⇒忘れる⇒ガラクタ化という道をたどるのは目に見えています。

この段階で、卒業後10年たっています。10年使わなかったものは有無を言わさず捨てるべきです。ましてやカセットテープは、すでに、過去の遺物となっていました。

自分と自分の教材の世界は、止まっていても、世の中はどんどん進んで行くのです。止まっていることは、後退することと心得るべきでしょう。

2010年の春頃

やはり1年たっても使わなかったので、ようやく中国語の教材も、歴史の教科書も、ESLのプリントも捨てました。学校を卒業して12年たっていました。





なぜすぐに教材や本が捨てられなかったのか?

捨てなかった教材は、まだ興味が残っていて、時間ができたら勉強したいと思っていたものばかりです。

しかし、結局勉強しませんでした。
思っていただけで、いつかは来なかったのです。

12年間、ほかのことで忙殺されていました。というのも、自分をとりまく状況は日々変化していくからです。新しい情報もどんどん入ってきます。学ぶタイミングを逃してしまった教材をまた手にとることは、まずありません。

この体験から筆子が身を持って学んだことが2つあります。

1. 「いつか時間があったらやってみたい」と思うことは、まず実現しません。「いつか」は来ないのです。

2. 勉強したいと思うだけではダメ。それを勉強する1番の近道は、あたりまえですが、実際にその本を使って、今すぐ勉強し始めることです。

「思う」と「実際にやる」の間には、ものすごく大きなギャップがあります。このギャップを埋めるのは、「行動」しかありません。

筆子は、このシンプルな、しかし歴然とした真実に、12年かけてようやく辿り着いたのです。

この続きはこちら⇒これならモノが捨てられる、お片づけのトレーニングメニューを取り入れた頃~ミニマリストへの道(19)

ミニマリストへの道を最初から読む方はこちらから⇒なぜ私は断捨離をしてミニマリストになったのか?【1】~物がたくさんあっても幸せではなかった

☆エピローグ
「いつか時間ができたらやろう」のいつかは来ない、というのは経験から確かに言えることです。本当にそれを勉強したかったら、たぶん何をおいても、それを真っ先に勉強していることでしょう。

やらずに何年も放置しているということは、やはり「それを勉強すること」は今の自分の暮しに必要のないことなのでしょうね。

そうやって考えると、今持っているフランス語のラジオ講座のテキストや、問題集など捨てるべきなのですが、捨てずに持っています。

「これを全部やったらすごく力がつきそう」なんて幻想を持っているのです。でも使わなかったら、力がつくどころか、持っていないことと同じこと。というよりスペースとっているので、持っていないほうがまだましなのです。

やはり捨てることにします。





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