窓の外を見る女性

ミニマルな日常

物を捨ててもスッキリしないときの本当の理由。

記事の感想を送ってくれた読者のお便りを2通紹介します。

1.捨ててもスッキリしない体験

2.自分の中のチンパンジーが暴れている話

ではまずSさんから年末にいただいたメールです。

この記事⇒不用な物は全部捨てたのに、部屋がスッキリしない。この悩みの解決法。

の感想をいただきました。



やたらと捨てるものを探していた

件名:スッキリしないのは心の問題?

毎日のブログ更新ありがとうございます。

何度か記事に取り上げていただいた者です。

Momoさんの、たくさん捨てたのにスッキリしない、どうすればいいかという質問を見て、少し前の自分のように感じたのでお便りしました。

筆子さんが色々なアドバイスを挙げているので、1つずつトライしていけば解決するのかもしれませんが、私が思ったのは、物ではなく心に原因があるのではないかということです。

私も以前、色々捨てても(多分Momoさんほど捨てていない)なんだかしっくりこなくて、なにか捨てたいと思っては家族から捨てるものはないと言われてひとりもんもんとしていました。

家族にそう言われて見てみると、確かにそんなに物は多いように思えないし、片付いてもいる、なのになんでこんなに落ち着かないのか、なんでもっと捨てたいと思うのか、自分でもよくわかりませんでした。

でも、その時の自分の置かれた環境に満足していなかったことが原因なのではないかと、ずいぶん経ってから気づきました。

きっかけはバイト先を変えたことです。

以前のバイト先は個人経営の喫茶店で、店長のやり方に賛成できないのに指示されるまま、いつも自分の気持ちに反することばかりしていたので不満が溜まりに溜まっていました。

自分の心に反したことをしているんですからストレスも溜まるし、落ち着かないのも当然です。

表面には現れていませんでしたが、このままではダメだという心のサインが、何故か物を捨てないとダメだという気持ちになっていたように思います。

1年くらい辞めるか続けるかもんもんとし、辞める決心をしたところでコロナがきっかけで喫茶店がつぶれ、バイト先を変えると、今まで「なにか捨てたい!」といつも気になっていた気持ちが消えました。

その時に思ったのは、自分の心に反することをしていると、心が落ち着かなくなり、今まで気にしていなかったことに執着してしまうのかなということです。

そして、よく部屋の状態は心の状態だというのを聞きますが、同じ部屋を見てもその時の心の状態で見え方が違ってくることもあるのかな、とも思いました。

Momoさんの部屋はすでにモデルルームの様にスッキリしているのではないかと思います。

なので、モーニングページやブレインダンプで心の整理をするとそのままの部屋でも十分だと思えるのではないかという気がしました。

読者のお便りはとても参考になるし、励みにもなります。

私も物を増やさないようにシンプルな暮らしを目標にしたいと改めて思います。

いつも気づきを与えてくださる筆子さんのブログに感謝します。

よいお年をお迎えください。





Sさん、こんにちは。お便りありがとうございます。

ご自身の体験をシェアしてくださり、ありがとうございます。

確かに心にわだかまりがあるときと、そうでないときは、現実が違って見えます。

Sさんの場合、自分には何一つコントロールできない(と思っていた)アルバイト先でストレスがたまっていたから、自分でコントロールできる「捨てる作業」に駆り立てられていたのかもしれません。

Momoさんが実際どうなのかは、私たちにはわかりませんが、私の返信やSさんのお便りが何かの役にたてばいいなと思っています。

それでは、Sさん、これからもお元気で。いい1年になることを祈っています。

モーニングページとは?⇒ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ

ブレインダンプとは?⇒頭の中のガラクタを断捨離するブレインダンプのやり方

次はTEDの記事の感想です。こももさんからいただきました。

この記事⇒心のパフォーマンスを最適化するには?~チンプパラドックス(TED)

私の中のチンパンジー

件名:チンパンジーの記事を読んで

筆子さん こんにちは。

メッセージを送らせていただくのは3通目でずいぶん久しぶりです。

去年は母が亡くなり、癌が見つかってからの1年3ヶ月は仕事と病院、実家の家事と自分の家の家事で目まぐるしくブログからも気づかないうちに遠ざかっていました。

まずお礼が言いたいのは、もう何年も前に筆子さんから刺激を受けて自分の家はある程度片付いていたので、実家の家事が増えても自分家の手入れは楽でした。

また実家の片付けもその頃1度がんばったおかげで母の介護ベッドを入れたり、その後亡くなって家から送るときも恥ずかしい思いをしないですみました。

自宅も実家も1度も捨てていない状態だったらこうはいかなかったと思います。

ただ、母の介護中、そして今は残った86歳の父の世話のことで私は少し離れたと心に住む2人の兄に対して、時々は父にも、どうしょうもない不満が膨らんで苦しくなるのです。

近いから私だけがしなくてはいけないのか。負担についてみんなどうも思わないのか。多分どうも思わない訳はないと思うのですが冷静でいられなくなって頭も身体もぐるぐるするような感じになります。

最近になってまた筆子さんのブログに戻ってきて、昨日1月1日のTEDのチンパンジーの記事を読んで、ああ、まさにこうなっているんだなと感じました。

話し合いはしたほうがいいけど、言ってすっきりしてやろうなんて思って実際したところで事態は変わらず、結局は嫌な気持ちが残るだけなのはわかっているのです。こっちはコンピューターなのかな。

「モーニングページを書きなさい」というのは長い間筆子さんが言われていることですが、最近のブログでメールを送ってくれてもいいと書いてくださっていたので久しぶりにこうして筆子さんに気持ちを書いてみました。

今は少し冷静になっています。

またすぐ頭が沸騰してしまうと思いますが、チンパンジーという名前がついていると、このどうしようもない気持ちはどうすればいいの、というぐるぐるから少し離れることができそうです。

読めていなかったブログをさかのぼりながら今年はモーニングページと洋服を買わないチャレンジをしたいです。

暖かくなってきて気持ちが落ち着いて「自分だけが」という気持ちが収まってきたら母のものを片付けられたらいいと思っています。

チンパンジーは実家を引き継ぐのは兄なんだからもう片付けなんて私は一切しないと暴れるのです。

長くなりましたがどんなに忙しくても自分の家がまずまずきれいなことは慰めにもなりましたし、実際楽でした。本当にありがとうございました。

明るい気持ちでまたメールしたいです。

お体に気をつけてこれからもご活躍ください。

こももさん、こんにちは。お便りありがとうございます。

去年、お母さんが亡くなられたのですね。ご冥福をお祈りします。

通常の仕事や家事に加えて、看病や実家の家事でさぞ大変だったことでしょう。

お母さんを送り出しただけで終わりではなく、今度はお父さんの世話やお母さんの遺品の整理があるんですね。

いろいろ事情があるでしょうが、全部自分でやろうとせず、お兄さんたちと手分けしてやったほうがいいですよ。

お兄さんたちが、時間や労働力を提供できないなら、せめてお金をもらうことですね。

そうすれば、遺品整理も、お父さんの世話もある程度、外注できますから。

「言っても何も変わらない」というのは、自分だけの思い込みです。言わないと何も変わらないんです。

チンパンジーの記事に、講演者の本をリンクしてあります。

本のパート2では、他の人とどうやっていくか、ほかの人のチンパンジーとどう付き合うか書かれているので、よかったら読んでください。

たぶん図書館にあると思います。

もちろん、モーニングページやブレインダンプもおすすめです。

書いても何も恐ろしいことは起きないので、3ページも書かなくていいから、まずは数行から始めてください。

それでは、こももさんもお元気でお過ごしください。

**********

読者のお便りを紹介しました。

読者の中には、親の世話で大変な思いをしている人も多いでしょうね。

私の友人にも、去年、月に2~3度、週末に遠方にある義理実家と自分の自家に交互に行って、親の介護をしている人がいます。クリスマスカードに、「すごく疲れるし、あっという間に1年が終わった」と書いていました。

さらに、親の世話をするために、長年携わってきた美容師の仕事をやめた人もいます。すごく腕がいい人なのですが。

私の母は、今90歳で、肉体的にはすごく元気で、介護が必要な状態ではありません(筆子的には物忘れがひとすぎると思う)。

でも、そろそろ一人暮らしが心配なので、弟は、今、実家を売りにだしており、母と一緒に、母が住む施設を探しているところです。

それに先立って、母は、介護認定の訪問調査を受けましたが、調査員との受け答えや運動のテストが完璧だったとかで、弟は複雑な心境になっていました。

自立だと保険からの支給がないからだそうです。

「なんとか、要支援に認定してほしい」という弟の願いが通じたのか、結果は、要支援1でした。

こうした母の世話や実家の管理を、私は弟とその家族に丸投げしているので、その分、母のお金(家を売ったお金、遺産、私が受取人になっている生命保険料など)はいっさいもらわないことにしています。口も出しません。

私が日本に帰るのは難しいですから。

まあ、母が元気だから、私も大いに助かっています。

それでは、あなたも、伝えたいことなどありましたら、メールください。お待ちしています。





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