捨てる女。

断捨離テクニック

何年も断捨離しているのにいまだに物があふれている現状を打開する7つの方法。

やましたひでこさんの「断捨離」がベストセラーになっていたとき購入し、ずっと片付けているけれど、いまだに物がいっぱいあり、罪悪感を感じています、なぜ片付かないのでしょうか、というメールをもらいました。

何年もだらだらと片付けをしていて、その先に進めない人に、現状の打開策を7つお伝えします。



片付け、何年やっていますか?

私はやましたひでこさんの本は、以前紹介した電子書籍しか読んだことがありません⇒やましたひでこの『基本の断捨離21のルール』をミニマリストの視点で読んだ感想

「断捨離」という本がいつベストセラーになったのかわからないのでamazonで調べてみました。発売は2009年12月ですね。発売されてからすでに8年目に入りました。

7年間、たとえ1日15分でも毎日捨て続ければ、相当片付くと思うのですが、なぜうまくいかないのでしょうか?

もしかしたら、片付けたいという気持ちが希薄なのかもしれません。結局、人は自分のやりたいことをやってしまうからです。

本人にやる気がなかったら、どんなに私が何か言っても、変わりません。自分は本当に家の中を片付けたいのか、すっきりとした環境を手に入れたいのか、そこのところを再確認してください。

別に片付いても片付かなくてもどうでもいい、と思っているなら、もう「持たない暮らし」はすっぱりあきらめて、好きなことして生活したほうがいいです。

「やっぱりもっと物を減らしたいと思っている」と確認できたら、次に進んでください。

1.コンスタントに捨てる

自分がどんな捨て方をしているのか振り返ってください。

思いついた時や、ふと断捨離の神さまがおりてきた(と思った)ときだけ、がーっと捨てて、その後、3ヶ月も4ヶ月も捨てない、という生活になっていませんか?

あるときは午後中かかって、クローゼットの片付けをし、別の日、気が向いたら本箱の中を断捨離、かと思えば、掃除をしない日が何日もある、といったムラのあるやり方をしていると、物は片付かないでしょう。

なぜこんなふうにムラ気な断捨離になるのか?

性格的な問題もあるかもしれませんが、目標が定まってないからだと思います。

3年後にはきれいな部屋にする、といった長期的な目標をたて、それを実現するために、1ヶ月単位で、どこをきれいにしていくか、何を減らしていくのか、自分なりに計画をたてて、こなしていってください。

行き当たりばったり方式をやめます。

30日間チャレンジに組み込むといいと思います⇒マット・カッツに学ぶ30日間で人生を変える方法~30日間チャレンジのススメ(TED)

私は2009年の1月に、暮らしをもっとシンプルにしようと決意して、たくさんのものを捨て始めました。そのプロセスはこちらに書いています⇒何度も失敗したけど、今も前を見て進んでいます~「ミニマリストへの道」のまとめ(1)

フライレディのやり方を参考にしていたので、一応、毎月きれいにするターゲットの部屋がありました。

2.言い訳するのをやめる

いらない物を捨てるのはそんなに難しいことではありません。「これはもういらないな」と思うものを捨てれば完了します。

これがなかなかできないみたいで、「なぜこんな簡単なことができないのでしょうか」というメールが届きます。

1つの解決策として、言い訳するのをやめる、というのを試してください。

冬は寒いから片付けられない、春になったらやろう、と考える人は多いと思います。この「冬は寒いから」という部分が言い訳です。

確かに冬は寒いのですが、冬が寒いのは今に始まったことではありません(最近は暖冬ですし)。前前から冬は寒いとわかっているから、冬が来る前の秋、夏、春に少しがんばって片付けておけばよかったのです。

「冬は寒いから」という人は、春になると、「春は花粉症でつらいから」、夏になると、「夏は暑いから」、秋になると、「秋は子供の行事が多いから」といって片付けに着手しません。

そうやって言い訳しているうちに、時間だけが過ぎていき、部屋の中の不用品はなくならず、「どうしてこんな簡単なことができないのかしら、私ってだめだわ、ほんと」と自己評価が下がってしまいます。

言い訳するのをやめれば、自分で自分の評価を下げるようなことをしなくてすみます。





3.物を所有しないことを意識する

所持品を減らしたかったら、物を家にいれないようにしてください。所有しないことを意識します。

これまで何度も書いていますが、ひじょうに大事なことです。

・買わない

・もらわない

・拾わない

この3つを徹底します。

日本では、よけいな物をもらっちゃうことがすごく多いですね。そう感じる理由はこちら⇒モノをもらわないのも一苦労~不用品を「もらわない」ためのミニマリストの努力と工夫

日本では、無料サンプル、粗品、おまけを配る宣伝方法が多いです。今は減ったかもしれませんが、道端でティッシュを配ったりします。

私はカナダに住んで20年以上たちますが、道端でサンプルをもらったのは2回しか覚えてないです。1回は新商品のジュース、もう1回はエコバッグです。

カナダデイ(カナダの建国記念日)のパレードを見ていた時に、チラシや風船なんかをパレードしている人からもらったことはありますが、これは例外です。

北米では、雑誌に新商品のシャンプーのサンプルや香水のサンプルがついていることはありますが、道端ではめったに配りません。

日本では物をもらってしまうようにできていますので、極力もらわないようにしてください。特にサンプルは要注意です。

買わない話はこちらに集めています⇒買わない習慣を身につける方法を書いた記事のまとめ

もちろん必要なら買ってももらっても拾ってもよいです。

とにかく、「今、必要でない物を所有しない」ということを意識してください。所有すると、ゴミになったときに処分する作業が発生します。

捨てるのが苦手な人ほど、よけいな物を所有するのをやめるべきなのです。

4.目に見えないところにあるものを引っ張りだして捨てる

部屋の中に、いろいろな物がわさわさとあるということは、それらをしまう場所がない、ということです。

しまう場所にはほかの物がいっぱい入っているため、物がはみ出しているのではないでしょうか?

収納して目の前から見えなくなれば問題は解決、というわけにはいきません。実は、このように何でもかんでも見えないところに押し込むことが問題を引き起こしています。

しまいこむと、何をしまったかすぐに忘れてしまいます。しまってからほんの1週間で、すでに思い出せなくなります。

私も以前の家では、階下(半地下)の物入れに、いろいろしまい込み、中身が思い出せずにいました。必要になるたびに、あっちをみたりこっちを見たり。

自分でも、無駄なことをしていると思ったので、一時期はしまったものの中身を記録できるネットサービスを利用しようと思ったぐらいです。ノートに記録することも考えました。

結局、中身を書いたカードを箱に貼って対応していました。

ですが、ミニマリストになった今思うと、いらない物を全部捨ててしまえば、そんなことしなくてすむのです。仮に何かが必要になって探すことになっても、すぐに探し終わります。

過度に収納しすぎると、ガラクタをためこんでしまうので、極力さけてください。

収納しないほうがいい話はこちら⇒片付かない理由は、収納という名の「決断の先延ばし」をするから

5.捨て方を変える

これまでとは違う捨て方をしてください。

何年も断捨離をしてるのに、物が減らない場合、3つの理由が考えられます。

もともとの物の量がとんでもなく多い
何十年も同じ家に住んでいて、まったく捨ててこなかった、とか、買い物が大好きで、やたらと買ってしまった、とか、何世代にも渡って同じ家にすみ、先祖の物をすべて受け継いだ場合。

捨て方が甘い
「断捨離してます」といいながら、目の前にころがっているゴミをちょっとだけ捨てていた、とか、物が多い問題の真の元凶(洋服、食器など)には手をつけず、捨てやすいものばかり捨てていた場合。

所有物を増やし続けている
捨てる一方で、新しいものを所有し続けている場合(3番参照)。

もともと物が多い人は、その分、がんばって捨てるしかありません。こういう人は思い切って引越しをするといいです。私は毎日コンスタントに捨てていましたが、引越しの前にさらにどんと捨てたので、かなりすっきりとした環境になりました⇒ダンボール47箱の不用品を寄付した話:ミニマリストへの道(82)

住宅ローンを返済している最中だから引越しできない、私は家付き娘だから引越しできない、と言う人がいるかもしれません。ただ、これまでと同じやり方をしていたら、片付かないのです。

引越しができないなら、これまでとは違う、何か思い切った捨て方をしてください。

「いつか着るかも」とか「高かったから」とか「いっぺんに捨てるとリバウンドするかも」「ゆるやか断捨離が私向き」と、さまざまな言い訳をしつつ、ちまちまだらだら捨てた結果が、今の現実です。

その現実がいやなら、ちょっと違う捨て方にチャレンジするしかないのです。

6.部屋の様子を写真や動画にとってみる

家の中の様子を写真や動画にとって、ガラクタを発見し、捨ててください。

「もう捨てるものはないんですが、部屋の中が雑然としています」というメールをもらうことがあります。

この場合も、捨て方が甘いのです。ガラクタがいっぱいあるのに、見慣れてしまって気づいていない状態です。

たまに実家に帰るとものすごく物が多いので、「うわーっ」と思ってしまいます。実家だけじゃありません。スーパーに行けば、狭いわ物は多いわ、で「うわーっ」とくるし、歩道と車道がしっかり分かれていないから歩く時どきどきします。

栄や名古屋駅あたりの名古屋市の繁華街にある地下街に行けば、目に飛び込んでくる視覚情報の多さに、「うわーっ」となります。

ですが、しばらく住んでいると慣れます。

そして、カナダの自宅に戻ると、スカスカで、がらーんとしていて、ひじょうにみすぼらしく思えます。「ここは独房?それとも修道院?私ってこんな寂しい場所に住んでいたのか」と。

けれども、やはりしばらく住んでいるとそれが普通になります。

このように、人は、今の環境に慣れるので、本当はすごく汚部屋度が高いのに、そうでもない、と思っている可能性は高いのです。

慣れ親しんだ環境に新鮮な光を与えてくれるのが、写真や動画です。スマホで簡単に撮影できます。

「ここにあるものは、婚礼家具で、中身は◯◯です」と実況中継しながら、動画を撮影してみると、撮影しているときも気づきがあるし、再生すれば「うわーっ」と来ます。

ぜひ、お試しください。

7.捨てるのは中断して他のことをする

だらだら断捨離するのはやめて、今年は別のことをしてください。

人間は何ごとにも飽きます。飽きたことをやっているのは、昨日紹介したフロー理論で言えば、アパシー(無感動、無関心)の状態です⇒人を幸せにするのはお金ではなくフロー状態。ミハイ・チクセントミハイ(TED)

アパシーの領域にいるのは不幸ですから、思い切って捨てるのはやめて、何かもっと楽しいと思えることを始めてください。

そうすると、自分のエネルギーが高まって、わざわざ片付けようと思っていないのに、クローゼットにある服を全捨てする行動に出たりします。

片付けはよりよい人生を生きるための1つの方法であり、目的ではありません。楽しくもなく、罪悪感の元になっているだけなら、すっぱりやめてください。

====

今回はなかなか片付かない人へ7つアドバイスしました。片付かない理由は人によって違うので、「これかな?」と思うのがあったら、参考にしてください。

特に、物を所有しないことを意識すると、潮が引くように片付いていくと思います。





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