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洋服がどんどん増えてしまうよくある理由を7つ紹介します。理由をあきらかにして解決すれば、もう服はたまりません。
タンスやクローゼットに服がたくさん入っているのに、「着るものがない」と悩むのは、数が多すぎるから。
服を増やさないライフスタイルにシフトして、服選びのストレスを減らしましょう。
私の経験では、こんなことをしているとどんどん衣類がたまっていきます。
1.服を買うのが好き
昔、私が服を増やしてしまった一番の理由であり、たぶん唯一の理由がこれです。
服を買いすぎていました。
私が若いころは、ファストファッションがある今みたいに服は安くありませんでした。それでも、比較的プチプラのブティックをよく利用していました。
デザイナーブランドの高い服も買いましたが。
さらに、フェリシモで服の頒布会に入っていました。
我ながら、どれだけ服を買っていたのか、あきれます。
昔は、予算を全く考えていなかったので、給料をもらったら、財布と銀行に残高があるかぎり、ほしい服を買っておりました。
体は1つしかないし、着ていく場所も会社ぐらいしかなかったので、ほとんどの服が数回着ただけで、断捨離されていきました。もったいなかったです。
どんなにたくさん衣類を持っていても、自分がよく着る服は決まってきます。
もし、あなたがこのパターンなら、以下のことをしてください。
1.)買物状況をモニターする
いつ、どこで、何をどのぐらい買ったのかノートにつけます。ショッピングを減らすためにはまずは現状把握が必要です。
2.)予算をたてる
3.)欲しい服ではなく必要な服だけを買う(努力をする)。
服を買わない方法を詳しく知りたい方はこちらへ⇒買い物が止まらない女子必見!服を買わない7つの方法
2.人から服をよくもらう
そんなに買っていないのに、服がどんどん増えてしまう人は、衣類をくれる親戚や友だちがいるはずです。
こんな人、周囲にいませんか?
お下がりをくれるお母さん(お姉さん、おばさんもあり)、贈り物として新品でくれる恋人、「買ったけど着ないから」という理由で新古品をくれる友人、かなりのボロなのに自分が捨てられないから人に押し付ける友人。
心の底から相手のことを思ってプレゼントする人もいます。一方で、単に、「そうすることで自分がいい気分になりたい」という自己的な理由からくれる人もいます。
すべてを受け取る必要はありません。
これまで無意識にもらっていたのなら、今後は、もらう前に以下のことを考えてください。
●これは私の好きな色?
●自分のサイズに合っている?
●サイズが合わないなら、お直しする気持ちがある?
●自分の手持ちの服に合う?
以上の質問に「イエス」と言えないなら、もらわないほうがいいです。
「これ、あげる」と差し出されたら、ノーと言ってください。
ノーの言い方⇒断る勇気を持とう。上手にNo(ノー)と言う方法
プレゼントでもらってしまい、箱を開けたら服だった、という時は、手を通さず寄付やリサイクル、買取にまわしてください。
3.体のサイズがしばしば変わる
やせたり太ったり、横幅の振幅が多いため、タンスに複数のサイズの服が混在することがあります。
この場合の解決策は3つあります。
1.)健康的な食事をとり、まめに運動をして、常に適正体重を維持する。
2.)多少サイズが変わっても着られる服でワードローブを構築する。
3.)いつも今の自分にジャストフィットするものしか持たない(今を生きる)。
3つ全部やってもいいし、1つだけ取り組んでもいいです。
私は2番のやり方を採用しています。
私の服はこちら⇒ミニマリストの服全14着公開~非おしゃれ系50代主婦の場合(写真あり)
上下とも綿ジャージー中心の、サイズの許容範囲の広い服しか持っていません。もしこういうスタイルが好きで、仕事に支障がないのなら、これが一番楽です。
3番を採用する人は、今の自分のサイズでないものはすべて断捨離してください。
「またやせるかも?」と考えるのは禁物です。
今の自分のサイズじゃない服がたくさんあるからタンスの中身が増殖します。
服の捨て方はこちら⇒これで簡単に捨てられる、洋服を捨てる7つのルール~あなたの服の8割はいらない服です
別に体型がころころ変わるわけではないけれど、同じアイテムの色違い、サイズ違いを買う人がいます。
「1着はタイトに着て、もう1着はゆったり着たいから」という理由です。たぶんこれは、買物の言い訳だと思います。
ストレスなくおしゃれを楽しんでいるのならいいのですが、服が増えすぎて、管理に苦労していたり、朝、着るものに迷うようなら、あまり複雑なことを考えないほうがいいです。
シンプルにいきましょう。
4.人に影響を受けがちな性格である
自分はさして服を買うのが好きではないのに、人の影響を受けて、服をよく買う場合があります。
ピアプレッシャー(peer pressure)を受けているのです。
peerは仲間という意味です。もともと、地位や年齢、能力などが同等の人のことを差す言葉です。
友だちや同僚から受ける同調圧力がピアプレッシャーです。「みんなと一緒にしなければいけない」と感じてしまうのです。
年齢的に最もピアプレッシャーを受けるのは中学生ですが、大人になってからも、プレッシャーを受ける人はたくさんいます。
自分のワードローブが、母親、父親、配偶者、兄弟姉妹、親戚、友だちなど、自分以外の人間の意向を反映したものになっていないか、調べてください。
服を買う時、いちいち誰かに相談していたり、必ず母親や友だちと一緒にショッピングに出かける人は、ピアプレッシャーを感じている可能性が高いです。
もちろん、いろいろな人のファッションアドバイスを参考にするのはよいことです。けれども、そのせいで気に入らない服がたまっていたら、少し自分軸を立て直す必要があるでしょう。
やはり自分の着たいものじゃないと、自然と着なくなってしまいます。
ピアプレッシャーのせいで着ない服がたまっている解決法は以下の2つです。
1.)セルフエスティームをあげる。
自分に自信を持てば、人にあれこれいわれても、受け流すことができます。セルフエスティームのあげ方はこちら⇒セルフエスティームを高めて自信を取り戻す10の方法
2.)自分の好きなスタイルを確立する
自分の好きなファッションが定まっていたら、友だちと買物に行っても安易に同じものを買わなくなります。
自分の好きなスタイルを見つける方法⇒少ない服でおしゃれを楽しむ方法。この秋からミニマルなファッションにしませんか? この記事の、「ステップ1:手持ちの服をすべて把握する(棚卸し)」と「ステップ2:自分のスタイルをざっくり決める」をやってください。
5.完璧な1着を追い求めている
ファッションにおいて、完璧を追い求めていると、アイテムが増えすぎます。
今、自分に最も似合うファッションや髪型を探すために、骨格診断やパーソナルカラー診断を受ける人もいますね。
そういう診断を受けるのは悪くありません。ですが、あまりにこだわっていると、常に、「もっと私にぴったりの服があるはずだ」という思考のワナにはまります。
何を買っても満足できず、新しい服を買い続けてしまうのです。
白いシャツや黒いタートルネックのセーター、タイトスカートなど、いわゆる定番といわれているアイテムが複数ある方は、このタイプではないか疑ってください。
もし自分にピッタリ合った服がほしいなら、オーダーメイドを頼んだほうがいいです。
街で売っているのはしょせん既製服です。採寸して作ってもらった服にはかないません。
オーダーメイドは値段が高いですが、着ない服を増やすより、長い目でみれば、時間、労力、お金の節約になります。
また、同じアイテムばかり買っていて、「あれもこれも似合わない」という場合は、そもそも、そのアイテムが自分に似合わない可能性があります。
別のスタイルを模索してください。
完璧主義を手放す方法⇒完璧主義を克服する7つの具体的な方法。
6.思い出の服を捨てられない
昔着ていた服を捨てられない人がいます。ウエディングドレスや、若い頃、人の結婚式に着ていったお呼ばれ用フォーマルドレスなど。
学生時代の制服、新婚旅行に着ていったペアルックを持っている人もいます。
バブル時代に買ったシャネルのジャケットや、そこまで古い服でなくても、前職で着ていたコンサバなスーツなど。
時が止まった服のせいで、衣類の絶対量が増えているのかもしれません。
古い服はもう着ませんから捨ててください。服は着るためにあるのです。古い服を置くべき場所は自宅ではなく博物館です。
思い出の品の捨て方はこちら⇒今度こそ捨てられる。思い出の品を断捨離する5つのステップ。
7.物を捨てることが苦手である
服にかぎらず、靴下、帽子、手袋、バッグ、靴、雑貨、食器、本、書類、ふとん、その他何もかも捨てることが苦手なら、たぶんタンスやクローゼットもいらない物でいっぱいです。
そうなのです。
いらない物が入っているから、クローゼットが満杯になり、「着る服ないわ~」と悩んでしまうのです。
こういう人は、
●実は、自分はもういらない物をたくさん持っている。
●もういらない物は捨てたほうがいい。
この2つの考え方を受け入れるようにしてください。
きょう初めてこの思考に出会った人は、すごく抵抗を感じるかもしれません。ですが、私はこの2つとも正しいと信じています。
そして、できれば少し捨ててください。
いつか着るかもしれない、と思って、今着ていない服を持っていると、かえって困ったことが起きるのです。
もう起きているかもしれませんが。
人生、なかなか自分の思い通りにはいきません。けれども、自分のタンスやクローゼットの中身は自分の好きなようにできます。
そのためには、まずは捨てること。
もういらない服を手放して、着ている服だけを残すと、とても気分がすっきりします。着るものに悩むこともなくなるのです。