シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

牛の骨を上顎(うわあご)に入れた話(サイナスリフト):インプラント(5)


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歯を3本抜いたあと、インプラント準備のために、上顎(うわあご)に、牛の骨(人口の骨)を埋め込んだ治療体験を書きます。

今年2015年の1月に3本抜歯してから半年たち、インプラントに向けて治療が始まったのです。

12時間ほど前に、あごの骨の高さを伸ばすために人口の骨を埋め込みました(骨造成)。記憶が新しいうちに、どんな様子だったのかお伝えしますね。

ちなみに抜歯してすぐに骨を入れるケースもありますし、骨が充分あれば、骨は入れずすぐにインプラントできます。

私は歯肉炎だったので、先にそちらの治療をしました。

牛

お世話になります

インプラントとは

インプラントはimplant(植え付ける、はめ込む)という意味です。

歯のインプラントは、あごの骨に金属(チタン)のネジみたいなのを入れて、その先に人口の歯(義歯)をつけること。

あごの骨にネジを入れるためには、もちろん歯茎を切らなければいけないし、骨も削るので、ちょっとした外科的手術が必要です。

あごにネジを埋め込むからインプラントなのです。

ネジを入れるとある程度時間がたてば顎としっかり合体するので、義歯を自分の歯のように使うことができます

インプラントは何らかの事情で歯を失ったときに使われる治療法の1つ。

インプラントしない場合はブリッジか入れ歯という選択になります。

私はふだんお世話になっている歯医者さんと相談して、長い目で見たら、インプラントが1番いいと思ったのでインプラントすることにしました。

ブリッジだと前後の歯を削るのでその歯に負担がかかります。私の場合3本抜きましたから、もしブリッジにするなら3本分を奥歯ともう1本の歯で支えることになります。

また、入れ歯だと、ずれたりはずれたりしますし、噛み合わせが悪いと痛みます。

インプラントした歯の寿命は長く、半永久的に使えます。ただ、ふつうの歯のようにメンテナンスが必要です。

どの歯がないのか、口の中の状態はどうなのか、既往症があるか、といったさまざまな要素を考え合わせ、最適な治療法を選ぶべきです。

治療を検討されている方は専門医に相談してください。

歯の治療体験を最初から読む方はこちらから⇒51歳の冬、突然やってきた歯の痛みの正体は?~インプラントへの道(1

なぜ骨を埋め込む必要があるのか

インプラントはあごの骨にネジを差し込むので、骨の厚みが薄かったり、ネジの長さに足りる骨の長さ(高さ)がないとできません。

そこで、骨が足りない場合に、まず骨を造成する治療をします。

私の場合、上の奥歯の隣から3本インプラントします。
ここは、口の中の構造上、骨の高さが足りない人が多いです。

というのもすぐ上に、サイナスがあるからです。

サイナスとは、副鼻腔(ふくびこう)のこと。頭蓋骨の絵を見ると、両目の下が空洞になっていますが、ここにサイナスがあります。

この穴は粘膜におおわれています。サイナスで炎症が起きるのが蓄膿症です。

インプラントを埋めるとき、サイナスを突き破ってしまうとまずいので、サイナスを横から押し上げる施術(サイナスリフト)をします。

実際の施術のやり方はいくつかの方法があります。

先生は「毎日やっている」と言ってました。ですができれば、こういうことはしないにこしたことはありません。

私の場合、最初のレントゲンでは、サイナスを押し上げる必要はなかったのですが、歯を抜いたら、骨が吸収されてしまったのか、そのあたりの状態が変わり、押し上げざるを得なくなりました。

あごの骨のことですから、1ミリ、2ミリの差が大きいのです。

サイナスリフトをすると術後すごく痛いと言われます。実際、歯医者から戻ったあと(術後3~4時間後)めちゃめちゃ痛かったです。痛み止めを飲むのが遅かったので。

キーボードをタイプすると、それが鼻(うわあごの骨?)に響いていました。

しかし痛み止めを飲んだら、「ふつうの痛さ」に変わり、タイプしても大丈夫に。

今、目の下あたりからほほがぶわっと腫れています
リスのように横にふくれているのではなく、風船を入れたような感じです。

皮膚がひっぱられ右側だけほうれい線が消えました。

そして、唇の右側だけ下がっていてとっても人相が悪いです。

人と会う仕事をしている人は、骨造成の施術のスケジュールはよく考えてからやったほうがいいです。この腫れがいつまで続くかはわかりませんが。

では私の個人的な治療体験を簡単にレポートします。


サイナスリフトとうわあごへの骨の埋め込み(bone grafting)

予約は2015年7月10日金曜日の1時30分から3時15分まで。

いつもの女性とは違う男性が受付にいて、診察室に案内してくれました。

「アドヴィルとタイラノールのどっちがいいですか?」と聞かれました。

両方とも市販の痛み止めです。「どちらでもいいです」と答えたら、赤い錠剤を3つと水をくれたので飲みました。

そのあとリステリンをちょっと入れた紙コップを手渡され、20秒口の中でくしゅくしゅするように言われたので、そのとおりにしました。

リステリンのこと⇒真剣に歯磨き生活~ソニッケアー電動歯ブラシとともに

その後血圧を測りました。

インプラントは高血圧の人はそのままではできないと思います。たぶん施術中に血圧があがって危ない状態になる可能性があるからでしょう。

また、細菌の侵入に抵抗力がない糖尿病の人も、特別なケアが必要です。

なんといっても歯茎を切って、骨の中にぐりぐりネジを入れるのですからね。今回は、骨を入れるのですが。

その後、彼がフォームを持ってきて、内容を説明してくれ、署名しました。「すべて納得済みで施術を受けます」というような紙です。

「術後はタバコを吸ってはいけませんが、喫煙者じゃないですよね」と言われたので、「違います」と答えました。

タバコは免疫を低下させるので、歯茎を切開する手術をすると炎症が起きやすくなります。またニコチンや喫煙によって出る一酸化炭素など有害物質は、口の中の組織の再生にとってよくありません。

喫煙者はインプラント失敗の率があがるので、インプラントしたいなら、タバコをやめておいたほうがいいです。

どのみちタバコなんて吸わないほうがいいのですから。

その後先生がにこやかに現れ、「きょうはあなたをboneheadにしますよ」と冗談を言いました。そしてこれから何ををやるかざっと説明してくれました。

bonehead は 直訳「骨頭」ですが、バカ者、愚か者、という意味です。なぜbonehead が「バカ」になるかというと、頭の中が骨だけで脳みそがないからです。

歯科衛生士(女性)さんもやってきました。

二人とも手術をする時用の格好です。つまり青いからだをおおう服に、青っぽい帽子。歯科衛生士さんはマスクもしています。

ER緊急救命室みたいな雰囲気です。

歯科衛生士さんは2回ぐらい消毒液を手につけていました。

診察室には時計がないので、時間がわからなかったのですが、2時ぐらいから施術が始まりました。

まず口蓋にぶすっと麻酔を打たれました。あとは、上の奥歯のあたりを表と裏からぶすぶすと注射。口の中に麻酔の注射を打たれるのは何度経験しても好きになれません。

ほかの部位でも嫌ですが。

特に痛かったのは目の下に近いところの歯茎(あご?)に注射を打たれたときです。

全部で、6~7本打ったと思います。

先生が「今から、つっつきますから痛かったら教えてください」と言いました。

poke,poke,poke と先生がつっつきます。つっついているのはわかりますが痛くはありません。

2回poke,poke,とやったので表側と裏側でしょうか?最後のpokeがちくっと痛かったので、「最後は痛かったです」と言ったら、また麻酔を打たれました。

「途中痛かったりしたら教えてくださいね」と言われ施術開始。

麻酔がかかっているので、何をやっているのかわからないのですが、感覚として以下のことをやっていたようでした。

1.歯の根元をぐりぐり削って何かしていた

歯はもうないし、麻酔もしっかりかかっているのですが、根本で何かしてる感じがしました。骨でしょうね。

この段階で口の中は血だらけです。

2.耳にキーンと来るものすごく不快な音をたてるドリルで何か削っていた

あごの骨を削っていたのでしょう。

けっこう長かったです。サクションもつっこまれ、キーンキーンという音とシューシューという音に包まれました。

ひじょうに不快でしたが、がまんしました。

先生はそばに置いてあるモニターで、ときどきレントゲンの写真を見ながら、作業を進めていました。

3.何かぐりぐり入れていた

これは機械を使わず手でやっていました。牛の骨か骨の補填材だと思います。前に、牛の骨を入れると言っていたので、それでしょう。

「これは身体に入れても何にも問題のないただのカルシウムでまわりから骨ができていくんだよ」という説明でした。

4.糸を渡していた

歯茎を切ったから縫合していたのでしょう。でも縫っているというより、何かに1本ずつ巻きつけている感じがしました。1、2回巻く(体感では)ごとに、ハサミで糸を切っていました。

これもけっこう長かかったです。いったいどれだけ縫ったのか?まあ、歯3本分ですから、たくさん切ったのだと思います。

施術のあいだ適宜、歯科衛生士さんが、サクションや、消毒液の出るくだを口につっこんでいました。たまに、口の右端から液体がこぼれました。

先生は「きょうは首がきれいになりますね」などと言ってふいてくれました。

先生とアシスタントはときどき世間話をしながらリラックスしてやっている感じでした。もちろん黙っていたときのほうが多かったですが。

縫合しているとき、受付にいた若い男性が、顔を出して、「どんな具合ですか?」と聞きました。

「そろそろ終わるよ」と先生が答えました。そして、

「タラーン」と先生が言って施術が終わりました。

タラーンというのは実際はTa daです、DとLの発音するときの舌の位置が近いのので、タラーンと聞こえるのです。

意味は「ジャーン」です。「ジャーン、終わりましたよ」ということ。
受付に戻ったら、時間はきっかり3時15分でした。

この続きはこちら⇒サイナスリフト(骨造成)のあと注意すること~インプラント(6)

☆エピローグ
サイナスリフトが終わって、受付でお金を払うときから、患部がじんじんしてきました。やってるときは麻酔が効いているからいいけれど、ヤる前に麻酔の注射をボンボン打つのと、終わったあとじんじん痛くなるのがいやですね。

まあ、痛み止めを飲めばたいがいひきますが。このとき、出してもらった痛み止めは抜歯したとき使った鎮痛剤より強い薬だそうです。


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