シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

いらないプレゼントがある。捨てるべきか、捨てざるべきか?



読者の方からのお悩み相談にお答えします。カナダ時間の4月25日と27日に、贈り物断捨離に関するご質問をいただきました。

いずれも、単にいらないプレゼントを捨てられない、というストレートな質問ではありません。

さまざまな事情がからんでいます。

あなたなら、どうするか一緒に考えてみてください。

まず、新婚のどりさんからです。

夫と友達から同じものをもらってしまった

件名:夫と友人からのプレゼントがかぶっていて、捨て方に困っています

はじめまして。どりと申します。昨年結婚した30代の主婦です。

最近筆子さんのブログを知り、毎日読ませていただいています。

私も物を捨てられずに溜め込んでしまう人間だったのですが、結婚したこともあって生活をシンプルにしたい、物に煩わされずに過ごしたいと思っていました。

そんな中で、筆子さんの力強い文章に日々励まされています。ありがとうございます。

先日、CDのコレクション数百枚を断捨離したら、家賃2か月分くらいになってびっくりしました。ここで慢心して要らないものをまた買ってしまわないよう、気を付けようと思います。

さて、相談させてください。

昨年の暮れに、夫がクリスマスプレゼントとしてフードプロセッサーを買ってくれました。

それなりに使いやすい品で、おせちを作る時などに重宝していたのですが、実はそのもっと前に、友人が結婚祝いとしてラッセルホブスのミニチョッパーをプレゼントしてくれていたのです。

ですが、友人がくれたラッセルホブスの方は、いまいち使い方がわかっていなかったのもあり、使わずにいました。

でも今年になって、ラッセルホブスの方も使ってみたくなってしまったのです。

機能がかぶっていることが始めからわかっていれば、夫を傷つけずに断ることができたと思うので、自分の至らなさに後悔ばかりです。

二つはいらないので、どちらかを断捨離したいのですが、個人的には場所をとらないラッセルホブスの方をとっておきたいのです。機能面でも、こちらが役立ちそうです。筆子さんでしたら両方とも捨てられるかもしれませんが、今の私にはどちらかは必要なのです。

場所をとる方のフードプロセッサーを、夫を傷つけずに手放す方法がわからなくて、悩んでいます。

夫には、どんな言葉をかければよいと筆子さんは思われますか。

これからも、ブログ楽しみにしています。私も頑張って居心地の良い家を作っていきたいです!

よろしくお願いします。



どりさん、はじめまして。
メールありがとうございます。

新婚とは、うらやましいですね。

CDを断捨離したら家賃2ヶ月分になったって、すごいですね。私も、昔CDやLP、カセットテープなどを母に処分してもらいましたが、「思ったより、お金になった」ということでした。

さて、フードプロセッサーの件ですが、私なら、すでに使い始めたフードプロセッサーを使い続け、ラッセルホブスの方を手放します。

なぜなら、こちらは新品だからです。

新品のほうが、よそに回しやすいですよね?

ラッセルホブスのほうはまだ使っていないから、使い勝手など、全くわからないわけです。

ご主人にもらった方を断捨離して、ラッセルホブスを使い始めたあと、「前のほうがよかった」と思うかもしれません。

選択肢を増やすと人は不幸になります⇒私たちが幸せを感じる理由~制限がある方が幸せ?ダン・ギルバート(TED) 「最後の実験」参照。

今のFPを使い続ければ、ご主人に何か言う必要もないので、ずっと簡単です。

今のFPとラッセルホブスの大きさが、ゾウとアリほど違うわけでもないかと思います。ほかのものを断捨離することで、スペースの問題は解決できるのではないでしょうか?

それでも、どうしても、ラッセルホブスを開封して、前のFPを捨てたいということならば、ご主人に、そうなるに至った事情を正直に話すことをおすすめします。

正直は最善の策です。

相手がたまにしか会わない友達なら話は別です。ですが、ご主人とはこれからずっと毎日生活を共にするのですから、嘘はなるべくつかないほうがいいと思います。

1つ嘘をつくと、あとからあとから嘘をつくことになります。

それってかなりストレスだと思うのです。

そのようなストレスをかかえていると、居心地のいい家にはならないかと思われます。

*****
私がこうお返事したあと、どりさんからすぐにメールをいただきました。今まで活用できていなかったラッセルホブスを誰かに託すことにしたそうです。

ラッセルホブスは、高級そうだから持っていたとのこと。

そうなんですよね。高価なもの、高級そうなものは、それだけで、すごく価値のあるようなものに思えてしまいます。

しかし、使っていなかったら、自分にとっては何の価値もないのです。

この点についてはこちらをお読みください⇒「値段が高かったから」といって捨てないとガラクタは増える一方~断捨離マインドを鍛える

というわけで、次のお便りは、高価なブランド品の登場です。
プレゼント

ブランド物のバッグを捨てたほうがいいのでしょうか?

Nさんより。
件名:断捨離ブランド物

こんにちは。筆子さんのブログを拝見させて頂いています!

筆子さんに質問したいことがあります。

私が、断捨離を始めたきっかけは、母親との確執からです。やましたひでこさんの本と出会ってからです。

それからは物や家具を捨て始め、45リットル可燃物で、40袋くらいの物を捨てまくりました。

でも、生活は困らず、スッキリして、部屋も広く感じています。

物を捨てていくうちに、昔買ったブランドバックがでてきました。これは、夫との関係が最悪だったときに、衝動買いしたバックです。

値段が高いので、クローゼットに何年も置いてあるだけでした。思い切って普段使いにすることも考えました。

でも、買ったときの夫への不信感という感情が貼り付いたまま、思い出してしまい、夫婦仲がギクシャクしてしまうのです。

あともう一つ、夫婦仲が悪く最悪だったときに、母親が私に可哀想だからとブランドバックを買ってくれました。

普段使っていますが、それも嫌な過去が貼り付いたままなのです。

思い切って売却したら、過去の感情から解放されたり、整理がつくのか悩んでいます。

ブランド食器も母親から押しつけられた価値観で買いました。お客様用にと買いましたが、内気で友人が少ない私には来客なんてありません。

食器棚にお客様用の物があり、なんとなく友人が少ないことに悩んでしまうのです。

いつまでも物のために過去から解放されない人生は、もったいないですよね。

断捨離は、奥が深いことに気がつきました。
長文ですみません。

Nさん、お便りありがとうございます。

45リットルの可燃物用のゴミ袋に40袋ってすごいですね。家の中がすっきりしてよかったです。

さて、Nさんは今、3つの物を断捨離しようかどうか考えていらっしゃるのですね。順番に見ていきましょう。

衝動買いしたブランド物のバッグ
使っていないそうですし、断捨離したほうがいいです。いやな思い出のあるものを持っていても、しかたがありません。

それを見るたびに、ネガティブな感情になるのなら、たとえ便利に使っていたとしても捨てたほうがいいです。

その物は自分の生活を幸せにすることに貢献していないのですから。

この点についてはこちらをお読みください⇒気をつけて。ガラクタが感情に与える悪影響を見過ごしてはいけない 「5.いやな思い出のあるもの」を参照願います。

お母さまにいただいたブランド物のバッグ
これは、今使っているそうですが、見るたびにいやな気持になるのなら、やはり捨てたほうがいいと思います。

このバッグはプレゼントなので、捨てたらお母さまに申し訳ない、という気持ちがあるかもしれません。

ですが、プレゼントというものの性質を考えると、好きでもないものをいやいや持っている必要はないのです。

通常、プレゼントは、くれた人の愛情や友情がこめられています。お母さまは、Nさんのことが可愛いから、バッグをくれたのでしょう。

Nさんが、このバッグをもらったときに、バッグそのものとお母さまのやさしい気持ちの両方をありがたくいただいたのですから、このプレゼントの役割はほぼ終わっています。

もしこのプレゼントがNさんに毎日、愛情や、幸せを運んできてくれているのなら、取っておいてかまいません。

ですが、いやな気持になってしまうのなら、手放して、誰か別の人にあげたほうがいいです。

なぜなら、お母さまは、Nさんに「幸せになってほしい」と思ってバッグをくれたのですから。

中古のブランドもののバッグは買い取りサービスがありますから、そういうのを利用して断捨離することをおすすめします。

プレゼントの断捨離の仕方はこちら⇒人からもらった贈り物を捨てる3つのコツ、罪悪感を感じる必要なし

ブランドものの食器
これはNさんが買ったもののようですが、自分がほしいと思って買ったのではないですよね?

しかも、この食器が食器棚にあるのを見ると、かえって悲しい気持ちになってしまうとのこと。

それなら、やはり手放すべきです。

この先、お客さんが来たとしても、家族が使っているものを出せばいいのですよ。安心して手放してください。

バッグも食器も同じ買い取りサービスを利用すると簡単ですね。

Nさんがメールに書かれているように、思い切って「好きでもないのにずるずると持っている物」を手放すと、とても開放感があるはずです。

自分が便利に使っているもの、自分の毎日を楽しくするのに役立っているものだけを、手元に残すことをおすすめします。

そういうものに囲まれていれば、たとえ数が少なくても、充分満足できると思います。
* * * * *
あなたも何か質問、感想、雑談、ネタなどがありましたら、お気軽にこちらからメールください⇒お問い合わせフォーム | 筆子ジャーナル

毎日、たくさんのお便り、ありがとうございます。いただいたお便りはすべて拝見しております。時々、こうしてブログの記事で取り上げることもあります。

尚、誤字脱字などは適宜直して掲載していますので、ご了承願います。


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