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散らかった部屋にいるとただでさえストレスがたまりますが、ジメジメした梅雨時は、ますます気持ちが落ち込みます。こんなときこそ、部屋の片付けをしてはどうでしょうか?
身の回りが片付くと、心の中もスッキリします。この記事では雨の日に、3分あればできるプチ片付けを7つお伝えします。たくさんある片付けプロジェクトの中から、ちょっぴり梅雨を意識してセレクトしました。
1.床に落ちてる服を拾って洗濯カゴに入れる
部屋がきれいな人は、「は、何言ってるの?」と思うかもしれません。しかし汚部屋に住んでいる人は、床の上に転がっている服を拾うことができないのです。
気分がうつうつとしたら、なんとかがんばって、服を拾ってください。1枚でいいです。
もっと大々的に片付けたい場合はこちらをどうぞ⇒床に落ちている服の海を片付ける方法(汚部屋改善)
衣類には、人の汗や皮脂がついています。こうした汚れには、炭水化物、アミノ酸(タンパク質)、脂肪が含まれており、カビの格好のエサとなります。
ずっと床の上に放置することは、カビに繁殖をお願いしているようなものです。
着ないままそのままになっている服があったら、拾って洗濯してください。ポイントは、今すぐ拾うことです。先送りはよくありません。
カビについて⇒カビはなぜ生える?対策する前に知りたいカビの基礎知識
「我が家の床には、服は落ちていません」という人も安心できません。
あまりにもクローゼットやタンスに服がみっしり入っていると、風通しが悪くなります。服を詰め込んだ場所は、カビ問題の危険因子です。
クローゼットにみっしり服が入っているなら少し間引きしてください。
2.片方だけになった靴下を捨てる
靴下は増殖しやすいアイテムです。しかし、捨てやすいものでもあります。なぜなら、いつのまにか片方だけになってくれるからです。
靴下を入れてある引き出しをざっと見て、片方だけとってあるソックスを捨ててください。穴が開いている靴下も同様です。
ついでに、もう何年もはいていないタイツやパンティストッキングがあったら、それも断捨離してください。
ソックスは消耗品なので、セールで買いだめする人がいます。
しかし、ソックスの管理も、「レス・イズ・モア」です。たくさんあればあるほど、引き出しがいっぱいになり、出し入れが大変になります。
それにたくさんあると洗濯物をためてしまいます。
子供のいる人は、子供の靴下の引き出しもチェック。もう小さくなってしまったソックスを数足、間引き捨てしてください。
レス・イズ・モアについて⇒レス・イズ・モア(Less is more)の真の意味とは?何もない部屋に住むことがミニマリストの目的ではない
3.玄関のたたきに出ている靴を片付ける
玄関にぐちゃぐちゃに脱ぎ捨てられている靴を片付けてください。片付け方は現在の状況に合わせて以下から選びましょう。
●ちゃんと揃える。
●あまり履いてない靴を下駄箱にしまう。
●もう履いていない靴を捨てる。
靴の捨て方はこちら⇒靴の断捨離の方法。適量を決めると簡単に捨てられる
革靴や布製の靴にもカビが生えることがあります。白っぽいほこりみたいなのがカビです。まあ、臭いでわかります。
ふつうの革靴はアルコールで拭いてみると、カビが取れます。靴用カビ取りスプレーを使ってもいいですが、こういう商品は体に悪い成分が入っている可能性が高いです。ほとんどが塩素系漂白剤です。
スエードなどは、皮革の中にカビ菌が入り込んでいるので、取るのが難しいです。専門業者に頼んだほうがいいでしょう。
靴にカビが生えるということは、下駄箱や玄関まわりがカビの巣窟となっているということ。
お気に入りの靴、数足だけを残し、まめに履いていれば、カビが生えることはないし、下駄箱の中の風通しもよくなります。
4.冷蔵庫の中から古い食品を捨てる(食べてもいい)
腐りかけている食品、古い残りものを捨ててください。カビは冷蔵庫の中でも生きています。
冷蔵庫に入れれば、食品がいつまでも持つわけではありません。加工食品には防腐剤が入っているので、不自然なほど、いつまでも持つものがありますが。
私は料理を作り過ぎないようにし、残り物は極力出さないように努力しています。それでも残り物が出るので、「明日必ず食べる」と思わないものは、冷凍しています。
こちらも参考に⇒食べ物を無駄にしないためにできる10の方法。
ちなみに、野菜に頻繁にカビが生えるようなら、カビが生息しているわけですから、庫内の掃除をしたほうがいいです。
5.バッグの中身の断捨離
バッグの中身を全部開けて、いらない物を捨ててください。たとえばこんなものが入っていると思います。
●レシート
●半券
●使い終わった切符
●お菓子の包み紙
●メモ
●使いきったプリペイドカード
●チラシ
●コスメのサンプル
●どこかでもらった何かのおまけ
●財布から落ちた小銭
できるだけ3分で終わるように、いらないものをさっと捨ててください。
バッグの中身の減らし方⇒重いバッグは肩こりとストレスのもと~バッグの中身の断捨離は欠かせない
6.壊れた傘を捨てる
傘立てをチェックして、壊れている傘やもう使わない傘を捨ててください。
日本人は世界で一番、傘を持っている国民です。
weathernews という会社が行った調査によると、傘の所持本数の世界平均は1人、2.4本。日本人の平均は1人、3.3本です。
ところが、日本の年間降水日数は、世界で12位だそうです。梅雨があるからと言って、そんなに雨が降っているわけでもないのです。
おもしろいのは、傘の購入代金に関する調査です。「傘1本にいくら出すか?」という質問に対する世界平均は12ドルなのに、日本の平均は約22ドルと倍近くなっています。
たいていの人は高い傘を持ちすぎているのです。
平均が3.3本ということは、4本持っている人が多いと思われます。いくら梅雨があるからと言って、3本以上もいらないのではないでしょうか?
せいぜい、
●折りたたみ傘1本
●長傘1本
の2本でいいと思うのですが。
「失くしたときのために」傘を取っておく必要はありません。
傘に関する調査結果はこちらです⇒Global Umbrellla Survey
7.留守番電話のメッセージを消す
もういらなくなった留守電のメッセージをいつまでも消さない人がいます。きょう、全部消してください。
固定電話、携帯電話、スマホ、すべてチェックしてください。
電話にメッセージがない人は、メールの受信箱を見て、返事するなり、アーカイブするなり、削除するなりしてください。
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日本は高温多湿になる地域が多いので、家の中のさまざまな物にカビが生えてしまいます。
だからこそ、持ち物の数を厳選すべきではないでしょうか?
よけいな家具や物は断捨離し、いつも使っている物だけを持てば、カビ問題はかなり改善されます。
すると、毎年やってくる梅雨も、もう少しさわやかな気分で迎えることができます。カビキラーなどに余計なお金を使うこともなくなるのです。繰り返しますが、レス・イズ・モアです。