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今回はコスメやパーソナルケア商品の見直しをおすすめします。
化粧品は、肌に合う・合わないが重要ですが、「高かった」とか「贈り物だ」という理由で残してしまうことがあります。
化粧品を買うことが好きだと、ストックしすぎてしまうこともありますよね?
本格的な夏が来る前に、少し整理しておきましょう。
この記事では、以下の3ステップで捨てることを提案します。
1.残すコスメを選抜
2.捨てるしかないコスメを選抜
3.言い訳を手放す
この順番でやってみてください。
残したほうがいいコスメ
私自身は、化粧品を使いませんが、もし使っていたら以下のものを残します。
ふだん本当に使っているもの
日々のスキンケアやメイクに欠かせないもの。実際に自分がよく使っているアイテム。
こうした商品は化粧ポーチに入っているか、洗面所やドレッサーの手に取りやすい場所に置いてあるから、判別しやすいです。
こういう一等地(手に取りやすい場所)にあるのに、ほこりをかぶっているものがあったら、それは断捨離候補です。
時々使うもの
特別なイベントのときに必ず使うもの。たとえば、ダンスが趣味の人は、ステージのときだけ使う派手なコスメを持っているんじゃないでしょうか?
それから、肌トラブルが出たときだけ使うアイテムも考えられます。
ニキビが出たら使う商品、乾燥がひどくなったら使うアイテムなど。
いつも使っていなくても、使うタイミングが必ずある商品は残してください。
有効期限が切れていないもの
いろいろな種類のコスメがたくさんあるときは、有効期限内のものを優先的に残しましょう。
肌に合っているもの
自分の肌に合っていて、トラブルがないもの。
香りが好きなもの
匂いの好き・嫌いは本能的なものなので、香りが好きなものは残し、嫌いなものは、断捨離を検討してください。
年齢や体調によって、香りの好みは変わります。
私は、基本的に人工的な匂いのある商品は避けています。
私が香水やオーデコロンを使うのをやめた理由。その香料は本当に安全か?
だから、どんなものも、可能な限りフレグランスフリー商品を使っています。
ふだん、そういう生活をしていると、皆が「いい匂い~」と思っているものが、とてもきつい香りに感じられます。
効果が感じられるもの
特定の目的/ゴールを達成するために使っている化粧品は、効果を感じられるものだけを残してください。
・・・このように、残すべきものを先にピックアップして、残りは全部捨てましょう。
それでも、まだすごくたくさんあるときは、以下のものを捨ててください。
捨てたほうがいいアイテム
有効期限が過ぎたもの
食べ物と同じで、べつに有効期限を過ぎていても、化粧品は使用できます。
使用期限の表示がないものもあるでしょう。
でも、数がたくさんあるときは、有効期限を目安にして選択すると、迷わないし安心です。
化粧品の収納に悩む前に断捨離を。コスメの捨て方9のステップ。
品質が劣化しているもの
固まっている、変色している、変な匂いがするなど、明らかに品質が変わってしまったものは捨てます。
肌に合わなかったもの
使ってみたら肌にトラブルが出た製品。
こういうコスメは持っていてもしょうがないんですが、人は捨てることが嫌いだから、いろいろな理由をつけてキープしてしまいます。
捨てない理由は後述しますが、肌に合わないことがわかったタイミングで、あきらめて捨てましょう(もらってくれる人がいるなら、あげる方法もあります)。
重複しているもの
同じものや似たような商品がいくつもあるときは、1つだけ残し、古いものや使用頻度が低いものは捨てましょう。
週末に、娘の家に行って、バスルームの掃除をしましたが、洗面所(シンクまわりのカウンター)に、すごくたくさん化粧品がのっていました。
娘は濃いメイクはしませんが、スキンケア商品をたくさん持っています。
その中に、同じ商品の古いもの(ほぼ使い切ったもの)と新しいものの両方あるものがいくつかあってあきれました。
古いほうはふつう捨てますよね?
でも、人によっては、古いものを捨ててから、新しいものを下ろすというあたりまえの手順を踏みません。
もしあなたがそうなら、古いほうをきっちり捨ててから、新しいものをおろすことを今日から始めてください。
入手後1度も使っていないもの
買ったけど、1度も使っていないものは、もう断捨離したほうがいいです。
使わないということは、必要がない、ということです。
必要ないものを持つ余裕、あなたにありますか?
ほぼ使い切ったもの
先ほども書きましたが、使い切ったものはさっさと捨ててください。
「まだ少し残ってる」と思うかもしれませんが、チューブに残った化粧品を100%使い切ることはできません。
私も、中身がまだ残っていそうなもの(マヨネーズとか)を、捨てることに抵抗があるタイプで、なんとか、全部使い切ろうとがんばって、これまで、人生の時間をずいぶん無駄にしました。
そういうことをする時間とエネルギーがもったいないので、あきらめて捨てましょう。
贈り物だから残しているもの
人からもらった、サンプルでもらった、だけど使っていない。
そういう商品は自分で選んだわけではないので、肌や好みに合わない可能性が高いです。
もらったものをどうするかは、自分にしか選択できません。私なら、捨てる選択をします。
・・・ここまでやってもまだ捨てられないものがたくさんあるときは、捨てない言い訳を捨てましょう。
コスメを捨てない言い訳
コスメやパーソナルケア商品を捨てられない言い訳を3つだけ紹介するので、これらの言い訳をばさっと捨ててください。
パッケージがかわいい
容器がかわいいと、「捨てるのもったいない」とか、「この容器だけ何かに使えるかも」と思って捨てないことがあります。
でも、何にも使えません。引き出しの中に入れておくとガラクタになるだけです。
私も、容器がかわいいとか、包み紙がかわいいと思っては、ガラクタをたくさんためました。
どうしても別れがたいなら、どこかに飾ってみてください。飾ってみると、思ったほど素敵でないことに気づくでしょう。
それでもあきらめられないときは、容器の写真を撮って、スマホのトップ画面に配してください。
スマホを手にとるたびに、自分の執着心にうんざりするでしょう。
コスメのかわいさは使っているときに堪能したから、もう捨ててもいいんです。それ以上、欲張るのはやめましょう。
かわいい容器に惹かれて、捨てられない人は、今後は、かわいくないものを選んでください。人生がシンプルになります。
いつか使うかもしれない
気分が変わったら、また使うかも? お金がなくて新しいのを買えないときが来たら、もしかして使うかも?
そんな理由で、化粧品を残してしまうと、引き出しの中は片付きません。
人生で重要なのは、「いつかそのうち」ではなく、今です、今!
「いつかチャンスがあったら」、という消極的な理由ではなく、「今、これを使わないと私の人生はまったく前に進まない」という積極的な理由で残したいものだけを残しましょう。
いつか使うかもしれない、と思うものを本当に使う方法、あるいは見切りをつける方法。
まだいっぱい残っている
使わなくなって久しいけど、まだ中身がいっぱい残っているのよね。
そんな商品は捨てにくいかもしれません。
それがクリームなら、顔ではなく、手足に使ってみてください。使用面積が増えるので、もしかしたら使い切れるかもしれません。
そこまでしたくないなら、もう捨てましょう。
大丈夫です。少し中身が残っている化粧品を捨てたからといって、あなたの資産状況が大きく変わるわけではありません。
コスメを捨てるヒント・過去記事もどうぞ
なぜ化粧品を捨てることができないのか?:今年中にやってしまいたい片付けプロジェクト(その7)
化粧品のサンプルはもう捨てる:取っておきがちだけど、捨てたほうがいいもの(4)
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コスメやパーソナルケア商品を捨てるコツを紹介しました。
季節の変わり目は、いろいろなものを捨てやすいですが、コスメもその1つです。
もういらないものを捨てるだけでリフレッシュして、新しいスタートを切ることができます。