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今年こそ、汚部屋から脱出したい、いい加減、部屋をきれいにしたい。
そう願っている人におすすめの生活習慣を7つ紹介します。年間を通じて、心がけるとより効果的です。
1.不用品をしっかり捨てる
毎日、少しでいいから、もういらない物を捨ててください。
1個でも2個でもかまいませんが、毎日行うことが肝心です。今日から、毎日、365日。
1日1個でも実践できれば、365個も物が減ります。
旅行や出張で家に帰ってこない日は、捨てなくてもかまいませんが、そんなときでも、「明日から1週間出張だから、きょうは、出張分も合わせて、8個捨てよう」と、前倒しで行動できるといいですね。
汚部屋は、1日、2日ではできません。何十日、何ヶ月、何年もかけてできあがるものです。
今日、捨てるべき物を、1週間、2週間、10日、1ヶ月、半年、1年、3年とためこんでしまってできあがったのが今目の前にある物だらけの部屋。
今年は、コンスタントに「捨てる行動」をしてください。
2.床置きしない
床にはできるだけ物を置きません。
外出から戻ったら、バッグや手荷物、コート、マフラー、手袋等を床に置かず、床以外の所定の位置に置きましょう。
何かを買ったりもらったりしたときも、安易に床の上に置かないでください。
もしかしたら、あなたの部屋の床はすでに物だらけで、これ以上、物を置くスペースはないかもしれません。でも、1番を実践して、毎日不用品を捨てていたら、そのうち床が見えてきます。
見えてきた床は、何が何でも死守しましょう。
畳の部屋で床に座る生活をしていて、床にお盆やら何やらを置かないと生きていけない。そんなときは、置いてもかまいませんが、用が終わったら、すぐにどかしてください。
玄関や居間など、家族との共有スペースの床にも、物を置かないようにしましょう。
床に物を置くのは、単なる生活習慣です。
「床には決して物を置かない」と心に決めて、日々、自宅でも、友人宅でも、旅行で泊まったホテルでも、そうしていれば、そういう生活習慣が身につきます。
床に物を置かなくなったら、テーブルやソファー、ベッドの上にちょい置きしない練習に移りましょう。
3.物を積まない
物で山を作るのをやめてください。
新聞、雑誌、本、CD、衣類、布類、箱詰めの物、食器などが、山の材料になりやすいです。
不安定な物でも、強引に積んで山を作ることがありますが、できるだけやらないように。
山を作らないためにできること:
・すでにある山はクリアする(不用品を捨てれば、たいていクリアできます)
・山の材料は持ち込まない。どうしても持ち込む場合は、どこまでも厳選する
・上に積むのではなく、別の場所に置く(本は書棚、新聞は新聞置き場、衣類はランドリーバスケットなど)
・デジタル化(雑誌や本が好きで、どうしても積んでしまう人は、読む本のうち半分を電子書籍にしてみてください。CDも同様です)
・郵便物を積む人はこの記事をどうぞ⇒郵便物の山を絶対作らない:視覚的ノイズをなくすコツ(その2)
4.寝る前に部屋をリセットする
寝る前に、家の中のどこか一箇所だけはきれいに片付けてください。
たとえば、サイドテーブルの上、流しの中、洗面所のカウンター、下駄箱の上、玄関のたたき、こたつテーブルの上、ドレッサーの上など。
できるだけ狹い場所を選ぶと、負担になりません。
流しをピカピカに磨くことが家全体の片付けにつながる~ミニマリストへの道(26)
初日はできても、それ以降続かない場合はハードルが高すぎるので、どんどんハードルを下げてください。
5.毎月ゴール設定をする
汚部屋脱出に役立ちそうな行動目標を1つだけ毎月決めて、1ヶ月集中的に行ってください。
参考になりそうな記事をリンクしておきます。
マット・カッツに学ぶ30日間で人生を変える方法~30日間チャレンジのススメ(TED)
30日間ミニマリストチャレンジのススメ。1ヶ月だけミニマル思考で暮してみよう
人生を変えたいあなたに。30日間チャレンジのアイデア88選。
一口に汚部屋と言ってもいろいろあります。
自分の部屋の中で、1番どうにかしたい場所を集中的に片付けたり、汚部屋を作るのに加担しているクセを見つけて、直したりしましょう。
部屋が汚部屋になっている原因を突き止めて、その行動を修正する目標を立てるといいですね。
行動目標がいくつかあるときは、1ヶ月に1つずつ取り組んでください。一気にたくさんやろうとするとうまくいきません。
汚部屋を作る習慣の例
・出したら出しっぱなし
・ちょい置きが好き(1番参照)
・家に物がたくさんあるのに、さらに買い物をして物を増やす
・物を積み上げる(3番参照)
・用が終わった物をいつまでも捨てない
・大昔の物をいつまでも捨てない
・やりかけのプロジェクトがいくつもある(ジグソーパズル、プラモデル作り、クラフト)
・服を脱いで床に打ち捨てる
6.SNSではなく運動や瞑想で気分転嫁
育児、家事、仕事などで疲れて気分転換したいとき、SNSやYouTubeを見ることが多いなら、今年は別の気分転換法に変えてください。
おすすめは運動、瞑想、捨て作業です。
SNSを見ていると、時間を使ってしまうだけでなく(そんな時間があったら、不用品を捨てるべきです)、買い物したくなるのが問題です。
スポーツや料理、日常生活がテーマのチャンネルでも、運動や料理をするのに便利なグッズや、生活をする上で役立つ物の紹介が、高い確率で入り込んでいます。
生きることイコール何かを消費することですから。
汚部屋から抜け出したいなら、これ以上物を増やす行動は避けたほうがいいのです。
7.睡眠をしっかり取る
睡眠をちゃんと取らないと、行動を制御する部分の脳の働きが悪くなるので、楽なほうに流れます。
すると、日々の「捨て作業」や、リセットのための片付け、目標に向けた行動をさぼってしまうし、いらない物を衝動買いして状況が悪化します。
汚部屋脱出という目標を達成するためには、毎日ベストコンディションで挑まなければなりません。
睡眠はあなたのスーパーパワー~すべてのパフォーマンスが上がります(TED)
番外:買い物は慎重に
物を増やせば増やすほど、汚部屋から抜け出すのが難しくなるので、買い物しすぎないようにしてください。
買う前にしっかり考えることをおすすめします。以下の習慣を取り入れると、もっと意識的な買い物ができるようになります。
・予算を立てる
・買った物を記録する
・30日間待つノートをつける⇒欲しい物が出てきたらすぐに買わずノートにつけて30日間待つ
・日々の行動の振り返り(日記など)
日記を書くことは心の断捨離に効果的。10年日記を使っています
心構え
汚部屋を一気に片付けたい、と思うかもしれませんが、無理は禁物です。毎日少しずつ取り組んでください。以下のことをすると、変な焦りはなくなるでしょう。
・たっぷりあるマインドをもつ
できないこと(汚部屋)ではなく、できたこと(テーブルの上が片付いた、など)に目を向けます。
なぜ私ばかりが(怒)、と思う人は『足りないマインド』を『たっぷりあるマインド』に変えればよい。
・感謝する
いろいろなことに感謝できるようになると、気分が安定し、部屋の様子も変わってきます。
・長期的視野に立つ
5年後、10年後、20年後にどうなっていたいか考えてみて、そうなるように今日の行動を修正します。
汚部屋脱出に参考になりそうな記事
汚部屋をきれいにしたいとずーっと思っているのに、なかなか行動を起こさない人へ。
汚部屋すぎてちっとも片付かない、とあきらめる前に考え方を変えよう。
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去年、どんな記事をたくさん書いたのか、忘れてしまいましたが、承認欲求などのメンタルの記事が多かったような気がします。
今年は汚部屋を解消したい人に向けて、もう少し具体的な記事を書いていけたら、と思っています。
リクエストなどありましたら、お寄せください。