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服を減らしたほうがいいらしいけど、そもそも私は服を持ちすぎているのかどうかわからない。そんなあなたのために、服を持ちすぎているサインを8つ紹介します。
私が娘の部屋を片付けている時に気づいたことがベースになっています。娘は確実に服を持ちすぎていますので。
そもそも服の数が適正なら、床に落ちていたりはしません。
以下の8つの兆候のある人は、少し服を捨てることをおすすめします。
1.タグや値札がついている服がある
クローゼットやタンスの中に、まだタグや値札のついている服が1着でもあるなら、持ちすぎを疑ってください。
こういう人は、まず間違いなく、服を着るために買っているのではなく、買いたいから買っています。
服のショッピングがレジャーや趣味になっているのですね。または、エンターテイメント、暇つぶし、ストレス解消で服を買っているのです。
娘の部屋にも、先週末、買ってきた服(トップス)2着が、まだそれぞれのショップの袋に入ったまま、床の上に置かれています。日曜に買ったので、すでに5日間経過しています。
私にはありえないできごとです。
もしクローゼットの奥から、半年以上前に買って、値札がそのままついている服を発見したら、かなり末期的な症状です。
服を死蔵させないために、買ったらすぐに値札を取り、着るスタンバイをすることをオススメします。やり方はこちら⇒物をためないコツ。「買ったらすぐに使おうルール」のすすめ
2.よくクローゼットを見ながら「何も着るものがない」と思う
朝、会社や学校に着ていく服を選んでいるときや、休みの日に遊びに着ていく服を決めている時、「ああ、何も着るものがない」とため息をつくことがありませんか?
それは、たぶん洋服を持ちすぎているからです。たくさんありすぎて、自分がどんなアイテムを持っているのか、自分で把握できていないのです。
あるいは、たくさんありすぎて、着る服を選ぶことができないのです。
数が少なければ、絶対こんなことは起きません。私は着る服に迷うことなど、まずありません。手持ちの服を着るしかないのですから。
もちろん、服の数が少ないと、ある特定の機会のための服がないケースに遭遇することはあります。たとえば、私は、今、娘の高校の卒業式のパーティだかバンケット(祝宴)に着ていく服がないな、と考えています。
しかし、これは「そういう種類の服がない」のであって、朝「ああ、着るものがない」とストレスを感じるのとは別の問題です。
3.買った覚えのない服をしばしば見つける
部屋の掃除やクローゼットの整理をしているとき、「あれ、こんなのいつ買ったっけ?」「こんなの持ってたんだ」と思う服がごろごろ出てくるなら、高い確率で服を持ちすぎています。
手持ちの服をまんべんなく使っているのなら、見覚えのない服などあるはずがないですから。
カリスマ主婦の村川協子さんは「個人が1人で管理できる洋服は100アイテムまでです」と「心をこめて手早くできるアイデア家事の本」に書いていました⇒村川協子の「アイデア家事の本」で学んだ家事の効率化の3つの柱~ミニマリストへの道(24)
これはノートなどを使って管理する場合だと思います。何もツールを使わないなら、40~50着あたりが限界ではないでしょうか。
ワードローブの管理の仕方はこちら⇒少ない服でおしゃれを楽しむ方法。この秋からミニマルなファッションにしませんか?
4.服のセールは欠かさない
セールで服を買うのが大好きな人は、やはり服を持ちすぎています。
年間の被服費を計上し、セールを利用して賢く買い物をすることをめざしている人は別ですが。
セールと聞いただけでいてもたってもいられなくなり、すべての店をチェックしないと気がすまないようなら、服の数はふくれあがっているでしょう。
セールが危険なのは、「安いから」という理由で、そこまでほしくない服まで買ってしまうからです。セールでなくても、ファストファッションの店で、安価な服を買うことが多いなら、やはり服のコレクションは膨大になっているのではないでしょうか?
激安ファッションが物を増やす話はこちら⇒激安衣料品(ファストファッション)を求める心がガラクタを生む~実録・親の家を片付ける(3)
5.いつも言い訳しながら服を買っている
自分で稼いだお金で、何をどれだけ買おうと、基本的に自由です。なのに、服を持ちすぎている人は、よく自分で自分に言い訳をしながら、服を買っています。
言い訳とは、その服を買う「もっともらしい理由」です。
たとえば:
●今月は残業が多くてがんばったから自分へのごほうびとして服を買おう。
●母の日にプレゼントするついでに自分もおそろいで買おう。
●臨時収入が入ったから服を買おう。
●この丈のワンピースでこの色はまだ持っていないから買おう。
●このブランドはめったにセールをしないから買おう。
●楽天お買い物マラソンだから買おう。
こうした言い訳に共通するのは、「必要だからこの服を買うのではない」ということです。
いちいち、自分で自分に言い訳して、許しを得ながら服を買っている人は、きっと服を持ちすぎています。
6.同じデザインの色違いを買うのが好き
いわゆるカラバリを揃える傾向のある人は、服の数がいたずらに増えているかもしれません。
本当なら、最初の1着でよかったのですから。
色違いで買う理由は、しばしば「お値打ちだから」。お買い得の服を買ってしまうのが危険なのは、セールで服を買ってしまうのと同じです。
最初に買った服の、着心地が気に入ったから別の色も買う、という人も多いですね。
ですが、着心地が気に入ったのなら、その気に入った1着をとことん着ればいいのではないでしょうか?それがだめになってから、別の色を買っても遅くはありません。
体は1つなのです。着心地を堪能するためには、1着あれば充分です。
7.たまにしか洗濯をしなくても充分生きていける
服や下着がたくさんある人(たとえば私の娘)はたまにしか洗濯をしません。洗濯をする時は、量が多くて大変なので時間がかかります。
洗濯はまめにするほうでも、取り込んだあと、部屋に洗濯ものの山をよく作ってしまうなら、やはり持ち過ぎを疑ってください。
明らかに在庫がだぶついているので、こんな状況になるのです。
こういう暮らしをしている人は、トヨタのカンバン方式のように、最小限の在庫で効率的に服を着回す、という世界があることなど、夢にも思いません。
8.タンスの引き出しが服で満杯である
これは明らかなサインです。引き出しが服でいっぱいで閉まらなかったり、クローゼットがぎっしりで、これ以上詰め込めない状態なら、服が多すぎです。
収納スペースの許容量を明らかに超えている状態ですから。
決して、家が小さいとか、部屋が狭いとか、収納スペースが少ないとか、自分が収納ベタである、という理由から、服がギチギチに入っているわけではありません。
このような収納は、しまうのも取り出すの大変ですね。
ひどい人になると、タンスやクローゼット以外の何か(バスケットや、収納ケース)などにも服をしまっています。自分の部屋の外にも服があふれているかもしれません。
昔の私がそうでした。
物理的に、服が入らないのは、かえってありがたいことです。捨てるいいきっかけになりますから。決して、クローゼットの収納力をあげようとしてはいけません。
☆この記事の続編はこちら⇒あなたは大丈夫? 手持ちの服が多すぎる7つの徴候を教えます。
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なんだかわからないけど、いつも着るものに迷う、服が全く片付かない、そんなふうに悩んでいるなら、衣類を所有しすぎています。
服を減らせば、数々の問題が解決します。