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片付けでもそうですが、家事をするのがめんどくさくて、なんとなく先延ばししてしまうことってありますよね。
たまのことならいいのですが、これがクセになると、家の中がどんどん汚れていきます。
今回は、家事をやる気がしない時、いかに気持ちを立て直したらいいのか、その方法を8つお伝えします。いずれも簡単なやり方なのでお試しください。
1.シャワーをあびる、顔を洗う、着替える
「何を当たり前のことを書いているのか」と思うかもしれません。ですが、一人暮らしだと、休みの日、ずっとパジャマのまま、どんよりと1日をすごしてしまう、ということがありませんか?
これはひじょうにもったいない休日の過ごし方です。意図的に、ダラダラ過ごすののは別ですが。
主婦の方でもパジャマ姿のままぐずぐずしていると、なかなか仕事にとりかかれません。
朝一番の時間をいかに過ごすかで、その日1日が決まってしまう、とよく言われますし、実際そうだと思います。
そこで、朝起きて、「やる気でない…」とぼーっとしているなら、シャワーをあびたり、顔を洗って、まずはしっかり着替えてください。
すでにそのような身支度は終わっているけれど、やる気が出ないなら、髪をしばってみる、バンダナを巻く、鉢巻を巻くなどして、戦闘態勢を整えてみてください。
お化粧をする人なら、口紅を少しぬってみてもいいかもしれません。
フライレディも朝、すぐにパジャマから普通の服に着替えろ、と言っています⇒ズボラ主婦卒業。朝起きたら着替えて靴を履け、とフライレディが言う理由
2.まずはタイマーをかけてみる
私は家事や仕事によくタイマーを使っています。「ああ、どうしようもなくやる気がない」と思っても、5分だけタイマーをセットして、何かやってみてください。
いったんやり始めてみると、やる気が出てきます。
やりたくない家事や仕事を完了させたい時、もっともハードルが高いのは、一番最初の「取り掛かる」「スタートする」ポイントです。
何も考えず、タイマーを5分にセットして、とにかくやり始めてください。
どんなに家事が嫌いでも、24時間のうちの5分なら耐えられるのではないでしょうか?
私はタイマーを2つ持っています⇒タイマーを使って仕事や家事に一点集中~ミニマリストのタイマー活用法
キッチンタイマーでもiPhoneでもいいので使ってください。
何も1日中、家事や片付けをやらなくてもいいのです。5分、10分、15分、そんな短い時間でも、毎日やっておけば、大惨事にはなりません。
それに「やらなければならないのに、やれていない」という罪悪感からも解放されます。
3.一番簡単なことから始める
簡単なことから始めて、加速をつけてください。
「小学生が家庭で勉強するとき、まずドリルから始めましょう」と言われます。計算ドリルや漢字のドリルを5分ぐらいやってウォーミングアップし、気持ちを勉強モードに持っていくのです。
家事もこれと同じで、ものすごく簡単なこと、負担の少ないことから始めるといいです。
トイレや玄関のたたきなど、スペースが小さいところはすぐに終わるので、こんなところから始めてはどうでしょうか?
ズボラすぎる人は、とりあえず靴を揃える、というのでもいいと思います。
トイレの掃除の仕方⇒トイレと洗面所をきれいに保つ秘訣は毎朝の簡単掃除にあった。
小さな家事を完了したら、達成感を感じますので、次の家事に移る意欲が出てきます。
4.To-doリストを書いてみる
家事のやる気が出ないとき、実は、何をやったらいいのかわかっていない、ということがあります。
やることがわからないから動き出せないのです。
もし、家事リストやTo-doリストを書いたことがないのなら、ちょっと書いてみてください。
自分がやりたいと思っている家事、やるべきだと思っている家事を全部書き出します(箇条書きや簡単なメモ書き)。
そのうち、今日やったほうがいいものだけ抜き出します。
ここは現実的になり、あまりたくさん選ばないでください。
今日やるべきことを書いたら、その中のもっとも大事なことを3つだけやってください。
それで今日は終わりです。
これでも、何もやらないよりずっとましです。
もう少し意欲があるならルーティンを作るのもおすすめです⇒忙しいからこそ家事のルーティンが必要。汚部屋掃除の手順はこうして身に付ける
5.音楽をかける
明るい気分にさせてくれる音楽をかけて、気分をあげてください。自分の好きな音楽でいいです。
特に好みの音楽がないのなら、モーツアルトがいいのではないでしょうか?
6.窓をあけて太陽の光を入れる
「なんだか、だるいわ~」と思ったら、まず、カーテンやブラインドを開けて、窓から太陽の光を入れてください。
太陽の光をあびると、人の気持ちはポジティブになります。
セロトニンが分泌されるからです⇒セロトニンを自然に増やす5つの方法。サプリは使わず幸せになる
暗い部屋にいると、気持ちも暗くなる一方です。
窓がなかったり、窓の前のスペース(窓台)に、物を置きすぎて、光をとりこめないなら、外に行って、ちょっと太陽の光をあびてください。
ついでにパワーポーズをするといいかもしれません⇒2分で人生を変える方法「ボディランゲージが人を作る」(TED)
先日思い出したのですが、私の父方の祖父は、毎朝、外で乾布摩擦をして、それが終わったら、太陽に向かって口をあけて(目は閉じている)、太陽のエネルギーを取り込んでいました。
口をあけて、カーっとかなんとか言っていたと思います。
不思議なことをする人だなあ、と思って見ていましたが、ある種の健康法だったのでしょう。
祖父が、太陽光で自分をチャージしていたとき、上半身は裸でした。着物を着ていたので、上半身だけ、はだけていたわけです。
「カーっ」と言いながら、祖父はパワーポーズをとっていました。
裸になったり、口をあける必要はありませんが、パワーポーズは効きそうです。
7.ご褒美を用意しておく
古典的な方法ですが、ご褒美を設定しておくと、やる気が出ます。
部屋の掃除が終わったら、読みかけの小説の続きを読もう、おいしいお茶を飲もう、など、考えてください。
ご褒美でよくあるのは、おやつ(コーヒーとクッキーとか)や買い物ですが、個人的にはどちらもおすすめしません。
ですが、砂糖断ちや買わない挑戦に興味がない人にとっては、どちらも悪くないご褒美だと思います。
実のところ、人間の意志の力は有限なので、一度に
●家事をがんばる
●砂糖断ちする
●買わない挑戦をする
と、ふだんやらないことを3つも習慣にしようとすると、たぶん、すべてできません。
チャレンジは1つずつしたほうが、ものになります。
8.台所でスパイスを炊く
鍋にシナモンやクローブなど好みのスパイスを入れて、コンロで温めてください。よい匂いがただよってきて、やる気になります。
香りには人の気分を変える力があります。
精油(エッセンシャルオイル)を部屋焚きしたり、スプレーするのも同様の効果が得られます。柑橘系の匂いが、人をやる気にさせる、と言われていますが、好きな香りだったら何でもいいでしょう。
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このほかに、インテリア雑誌をパラパラ見て、刺激を受ける、という方法もあります。ですが、雑誌やインターネットを見始めると、だらだらと時間を使ってしまうので、あえて書きませんでした。
できそうなことから始めてください。