疲れている会社員。

ミニマルな日常

最終更新日: 2017.09.21

仕事や家事がストレス?仕事を楽しくするためにやめたほうがいい3つの習慣。

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職場や自宅で、できるだけ仕事を楽しくする方法をお伝えします。これから言う3つの習慣を手放せばいいのです。

私も完全にやめたとは言えませんが、意識してしないようにしています。余計なことをしなければ、ストレスも大幅に軽減されます。



1.人の悪口を言う

いわゆるゴシップです。ゴシップが聞かれない職場はないと思いますが、できるだけ言わないほうがいいです。

なぜ人の悪口をいうべきではないのか?

悪口を言うと、人相が悪くなるだけではありません。ゴシップに興じることには、こんなデメリットがあります。

人を傷つけてしまう

この世に完璧な人はいません。自分も悪いところがいっぱいあるし、失敗だって日常茶飯事。

他人に対して寛容であるべきでしょう。

特に毎日同じ職場で顔を突き合わせている人や、仕事関係の人には、同僚とか、お得意さんとかは関係なく、敬意を払うべきです。

よけいに人間関係が悪くなる

悪口を言っていたことが、相手の耳に入ると、よけいなトラブルが起きます。相手が大人しい人なら、何ごともないかもしれません。

また、大人な性格の人なら、無視してくれるでしょう。

しかし、気が強くて、子供っぽい性格の人だと、大きなケンカになりかねません。

悪口を言うことで、ますます人間関係が悪くなります。

人に嫌われる

いつも人の悪口ばかり言っている人は、ほかの人に嫌われます。信用されることもありません。

私は、誰かが、その場にいない人の悪口を言っているのを聞くと、自分のことも、自分がいない場所で、他の人にこういうふうに言っているのだろう、と想像しています。

ストレスが増える

誰かの悪口を言うと、気分がスッキリすると思うかもしれませんが、実はかえってストレスが増えています。

悪口を言っているときは、脳内で自分が嫌だと思っていることに意識を向けているからです。

何度も何度も嫌なことを思い出し、記憶が強化されてしまいます。

時間の無駄

悪口を言っているその時間は、別の有意義なことを考えることができません。

今この時やるべき仕事にフォーカスしていないのは、もちろんのこと、次のプロジェクトの計画をしたり、前のプロジェクトの成功の余韻に浸ることもできないのです。

悪口から生まれるのは悪感情ばかり。生産的なことは何もありません。

悪口を言えば言うほど、その習慣は強固なものになります。

そもそも悪口を言うと、あたりにネガティブなエネルギーが充満します。職場全体の士気が下がるので生産性が落ちてしまうのです。





2.仕事を抱え込む(マルチタスクをする)

いろいろな仕事を同時進行で行うと、生産性があがるという人もいます。

ですが、私個人の経験では、あれこれ手を出すより、1つのことに集中したほうが確実に仕事を成し遂げることができます。

自分はマルチタスクしているつもりでも、実は脳は高速でフォーカスする先を変えているだけです。

それについてはこちらで説明しています⇒マルチタスクが脳に負担をかけ仕事の効率を落とす理由。1つのことに集中しよう

マルチタスクをするとこんなデメリットがあります。

時間がかかる

2つ同時にやり、両方とも終えるまでの時間と、1つひとつを順番に片付ける時間を比べてみると、1つずつやったほうがトータルとして短いはずです。

パフォーマンスが落ちる

テレビを見ながら本を読むと、両方とも筋が追えません。

こんな極端なマルチタスクをする人は少ないと思いますが、スマホを見ながら、車のハンドルを握るのも、これと同じようなことです。

専門家によると、マルチタスクをすると、生産性が40%落ちるそうです。

ミスが増える

マルチタスクしている作業にもよりますが、複雑なことを同時にやろうとすると、ミスが多発します。

人の脳は、2つぐらいのタスクならなんとか同時に処理できるそうですが、3つめが加わるとお手上げになってしまうとのこと。

スマホで友だちと話をしながら、お鍋の中身をかきまわしているときに、子供がやってきて何か話しかけたら、すべてのタスクの遂行に支障をきたしてしまうでしょう。

ストレスが増える

上でリンクした記事にも書きましたが、マルチタスクをしていると、常に、片方の仕事が待ちの状態であるので、これがストレスになります。

待たされているときってストレスを感じますよね?

仕事を同時進行でやることによって、ミスが増えれば、これもストレスの元になります。

ストレスが増えるとろくなことがありません⇒ストレスのせいで頭痛がしたり太ってしまう理由とは?

創造性がなくなる

マルチタスクするとき、脳の短期記憶を司るリソースをたくさん使うことになります。この領域を全部使ってしまうと、創造的に考えることができなくなる恐れがあります。

確かにちょっとおもしろいアイデアは、ほかのことで気持ちがいっぱいの時には生まれにくいです。

私がブログのネタを思いつく時も、ぼーっとジョギングやミニトランポリンをしていたり、お皿を拭いているときです。

仕事にクリエイティビティが必要な人は、意識してシングルタスクをしたほうがいいでしょう。

シングルタスクをすることは、その日やることを1つだけ選んでそれに集中すること。

いつもシングルタスクを心がけていると、選び取ることが得意になると思います。すると、たくさんの洋服や食器から、大事な物を選ぶのも、上手になるのです。

3.何でもその日にやってしまおうとする

先延ばしをする癖はよくありませんが、何でもその日のうちにやってしまおうとがんばるのもよくありません。

ワーカホリックや仕事好きな人、完璧主義の人の中には、明日やればいいものを、今日やろうとする人が多いのではないでしょうか?

別に急ぎでもないのに、なんとか寝る前に済ませてしまいたいと、寝る時間をけずってがんばってしまうのです。

昔の私は、少しこの傾向がありました。

「え、でも筆子さん、夏休みの宿題をやるの、先延ばししていましたよね?」と思う人もいるかもしれません。

確かに宿題をやるのは後回しにしていたのです。しかし、社会人になってからは、仕事は早くやるほうが好きになりました。

私はわりとせっかちなのです。

べつに明日の朝やればいいのに、「寝る前に終わらせたい」と疲れた頭でぼーっとしながら、いろいろなことをがんばることが多かったです。

さっさと終わらせてすっきりしたいわけです。

このように、自分で勝手に締め切りを作ってしまうのは、悪い癖ではないでしょうか?無理やり今日やろうとするので、仕事の質も落ちます。

「今日できることを明日に延ばすな(Never leave that till tomorrow which you can do today)」とはベンジャミン・フランクリンが言った言葉で、よい心がけだと思います。

片付けが苦手な人や、ギリギリにならないと動けない人は、取り入れたほうがいい考え方でしょう。

ですが、ベンジャミン・フランクリンは18世紀の人。あの頃の仕事はもっとのんびりしたものでした。

今は、情報の流れが早い時代です。

メールやテキストで瞬時に連絡がとれるため、あまり先走ってメールを打つと、かえって仕事が増えることがあります。

これはまさしく、私が日々、やってしまっていることです。「メールの返事、早く打ちすぎたかも」と思うことがよくあります。

最初に持っている情報を元に、メールを返信すると、後から後から追加情報が加味されるということ、ありませんか?

変更につぐ変更があるのです。

あまり先走って仕事をすると、修正も増えます。私のようにせっかちな人は、メールチェックの頻度も落とし、多少、のんびりめに仕事をしたほうがいいのです。

メールチェックは日に2回でOK⇒メールチェックしすぎていませんか?メールに支配されないシンプルな暮しのすすめ

残業が多い人も、明日できることを今日やっているのかもしれません。

「明日できることは明日しよう」という考え方をすると、早く家に帰れます。

何でも今日やってしまおうとするのは、ある意味、欲張っています。その執着を手放すと、ミスもストレスも減るのです。

執着の手放し方⇒こうすれば何でも捨てられる。執着を手放す5つの現実的な方法。

「今日できることを明日に延ばすな」ということわざと、反対の意味をもつことわざで、Don’t cross the bridge until you come to it. というのがあります。

「橋のところに来るまでは、橋を渡ってはいけない」という意味です。先のことを心配せず、問題が起きてから対処すればいい、と言いたい時に使います。

取越し苦労するな、ということですね。

何でも今日やってしまいたいと思うのも、先のことを心配しすぎているからかもしれませんね。

=======

人は自分の勝手な思い込みでストレスを感じてしまうもの。

ストレス解消法を探すより、できるだけシンプルに考えて、ストレスを抱え込まないことが大事だと思います。

余計な行動を捨てることで、ストレスフリーな生活に近づきます。





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