ありがとう

ミニマム思考

最終更新日: 2017.09.21

幸せになる最強の方法、感謝する気持ちがうむ7つの効果。

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2016年11月24日はアメリカにおけるサンクスギビングデーです。日本語にすると感謝祭。というわけで、きょうは感謝することでおきるよい効果を7つお伝えすることにしました。

「もっと感謝しましょう」というと、「無理に感謝するのはよくない」「感謝とは自然に湧き出てくる気持ちであるべきだ」という人がいます。

ですが私は感謝できることを探して、「ありがとう」というのはいいことだと思います。

多くの人は、あまりにも便利な暮らしに慣れすぎて、感謝するのを忘れているのですから。

それに感謝するとこんな素晴らしいメリットがあります。



1.健康になる

感謝すると心身の健康が得られます。

日々、いろいろなことをありがたく思っていると、今より絶対ストレスが減ります。

ネガティブな考え方をしたまま、さまざまなことに感謝するのは難しいです。感謝するためには、物ごとのよい面を見なければなりません。

最低でも、起きたことをそのまま客観的に受け止めるニュートラルな考え方をしないと、感謝できません。

感謝できることを探そうとすると、嫉妬、妬み、恨みつらみ、不満、後悔といったマイナス感情を手放すことになります。

当然のことながら、穏やかな気持ちになり、ストレスが減ります。実際、感謝することで、うつになる率が下がるというリサーチがあります。

心が健康になると、体も健康に。

ストレスが減れば、免疫がアップし、病気に強い体になります。

日常的にストレスにさらされている人は、風邪をはじめとしたさまざまな病気にかかりやすいですね。

ストレスホルモンが出ているときは、戦うか逃げる体勢になっており、免疫機能はお留守になっているからでう。

ストレスが病気を起こすメカニズムはこちら⇒ストレスのせいで頭痛がしたり太ってしまう理由とは?

ストレスによるスイーツの食べ過ぎも防ぐことができ、砂糖の摂取も減って、ますます健康になります。

2.幸せになる

青い鳥

前向きな考え方をしている時間が増えるので、より幸福になります。

実際、幸福な人の習慣の1つに「日頃からいろいろなことに感謝する」というのがあります⇒幸せになる12の方法。お金や物では幸福になれません 「幸せを数える」のところをお読みください。

ある研究によれば、1日5分間だけ感謝日記をつけると、その人の幸福度が10%あがるそうです。これは、今の収入が2倍になったときに感じるのと同じぐらいの幸福感だとか。

収入は変わらなくても、毎日5分感謝するだけで、うれしくなってしまうのです。

「お金が増えたほうがいい」という人もいるかもしれませんが、お金が増えたところで、よけいな買い物が増えるだけではないでしょうか?

私もモーニングページに感謝することを書いていたら、前よりずっと心理状態がよくなりました。

2015年の8月からおよそ1年4ヶ月、時間がずれることはあっても、1日も欠かさず書いています。

モーニングページとは?⇒ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ

それ以前から「感謝したほうがいい」とはわかっていましたが、特に何も実行していませんでした。

モーニングページに毎日、3つの感謝を書いているうちに、次第にいろいろなことをありがたく思うのがうまくなり、イライラが減ってきたのです。





3.よく眠れる

寝る前に15分間、感謝ノートや感謝日記をつけると、よりぐっすりと、長く眠ることができる、というリサーチがあります。

睡眠の質があがるわけです。

これは、別に実験結果を見なくても想像できますね。寝る直前に人とケンカしてむかむかすると、すんなり眠りに入ることができません。

私は身をもって体験しています。

私が寝ている横で、夫がいつまでもテレビを見ているので、以前はそのことについて、よく文句を言っていました。

ブルーライトをあびたくないからです。

ブルーライトについて⇒睡眠障害を引き起こすブルーライトとうまくつきあう方法

ときに大きなケンカに発展することも。

そんなときは、決まって、すんなり眠れませんでした。「寝る前にケンカするなんて、何を馬鹿なことをやっているのか、私は」と後悔したものです。

今でも、本当はさっさとテレビを消してほしいのですが、ケンカをしたくないので、夜間文句を言うのは避けています。向こうも疲れていますしね。

寝る前は心おだやかでいることがベストです。

ちなみに、ストレスを感じることは昼間のうちに書き出し、寝る前は、心がほんわかとする、うれしかったことを書いた方が眠りの質があがります⇒寝られない夜はこれで解消。寝る前によけいなことを考えない6つの方法。

4.セルフエスティームがあがる

セルフエスティームとは、「私はこれで大丈夫」と思う気持ちです。

なぜ感謝するとセルフエスティームがあがるのか?

考え方がポジティブになるからです。

セルフエスティームの低い人は自分に自信がないので、人に言われたことを、必要以上に悪くとってしまいます。

たとえば、自分のブログに軽い批判コメントが入っただけで、自分の全人格を否定されたように感じ、半日ぐらい人生が暗くなったりします。

「自分は大丈夫」と思っていれば、「考え方の違いだ。みんな違ってみんないい」とか「ちょっと伝え方が悪かっただけね。これから気をつけよう」とか「こんな細かいところまでチェックしてくれてありがとう」と、いう気持ちになれます。

これは本当です。

セルフエスティームが低いという自覚があるなら、毎日10分から15分、時間をとって、今感謝していることを10個ぐらい紙に書いてみてください。

先に書いたように寝る前に書くとよく眠れますが、別にいつ書いてもいいと思います。

セルフエスティームをあげるほかの方法⇒セルフエスティームを高めて自信を取り戻す10の方法

5.人に好かれる、人間関係がよくなる

感謝をする人はよい人間関係を築くことができます。

ご主人や奥さん、子供、近所の人に、なかなか「ありがとう」と言わない人が、突然、「ありがとう」と言うようになったらどうなるか?

ケンカすることが少なくなり、今よりにこやかに、仲良く暮らすことができます。

ほがらかな気持ちは人に伝染します。

また、小さなことで、友だちに感謝する人は、友だちから好かれます。

人に(心から)ありがとうと言われてうれしくない人なんていません。私は、社交辞令でもほめられるとうれしいです。

感謝する気持ちが生まれると、人に親切にできるようになるので、これまたよい相乗効果を生みます。周囲に笑顔が増えます。

6.仕事で成功する率があがる

人間関係がよくなるので、仕事で成功しやすくなります。

どんな仕事でもネットワークが重要です。人から好かれるかどうかは、ビジネスで成功する鍵を握っています。

今、役職についている人はてきめんに効果を感じるでしょう。

部下のちょっとした働きに、心から感謝していると、部下の良いところを伸ばすことができます。

ほめられると誰でもうれしいですから、部下も一生懸命働くようになります。

大人になると「できてあたりまえ」と考えることが多くなります。がんばっているのに認められなくて、心身のバランスをくずしてしまう人が多いのではないでしょうか?

7.よけいな買い物が減る

感謝することで得られる恩恵、最後はミニマリストの視点から選びました。

「ありがたい」と思うことで、ストレスが減り、セルフエスティームがあがって、より幸福な毎日をおくることになれば、もう誰もよけいな買い物をしません。

人がべつに必要でもない物を買ってしまう理由はさまざまですが、多くは感情的な買い物です。

・ストレス解消のためのショッピング

・退屈だから買い物をする

・今の生活に満足していないから、物でグレードアップを狙う。

・見栄を張るために買い物する

このように最初にマイナス感情があって、それをなんとかするためによけいな物を買ってしまうことが多いのではないでしょうか?

感謝することで、マイナス感情が減り、「自分は大丈夫だ」という気持ちになれるので、結果的に無駄な買い物が減るのです。

よけいな買い物が減れば、住環境がよくなり、節約もできます。

いいことづくしですね。

===========

感謝する。

このシンプルな行動が、日々の問題の数々を解決する力を持っています。

特にネガティブな人は、感謝ノートをつけてみてください。

ただし、「毎日感謝ノートを書いていさえすれば、世界がバラ色になる」と思うのは禁物です。それは、「断捨離さえしていれば、運がよくなる」と考えるのと同じこと。

これはある意味、行動することから逃げています。

何時間、感謝ノートを書いたところで、汚部屋は勝手に片付きません。

感謝さえしていれば、幸せが引き寄せられるという考え方をしていると、そうならないときにかえってストレスがたまります。

感謝ノートをつけるのは、あくまで主体的に人生を生きる1つの手段です。





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