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もう物は充分すぎるほど持っているのに、なぜさらに買ってしまうのか?
読者のイチオシ、今回は、止まらない買い物の裏にある心理をとりあげた記事、5つを紹介します。
何か1つ新しい物を買うと、それに合わせてほかの物が欲しくなる
まず、何か新しい物を買うと、それに合う物を買ってしまう心理を紹介したこれ⇒止まらない買い物を止める方法。ディドロ効果のワナを知れ。
私もこういう傾向がしっかりあります。特に語学の教材など。
この記事は3人の方が押してくださいました。まずめろさんのメッセージです。
「そうそう!そんなんですよ〜」って思ったんですよ。
例えば服買ったらそれに合うようなものをまた買いたくなるんですよね^^; 今もディドロ効果に入っちゃってるんですが、でもすぐには買わないで、買いたい衝動を抑えてます。
メッセージ:毎日記事を楽しみにしています。
前に“筆子さんの遺影ですか?”とメールがきたと記事に書いてましたが、気になって画像見ましたが、全然遺影なんかじゃないですよね。
あれはイラストの写真だから全然遺影には見えません。
いろんな方からメールが送られて来るとは思いますが、気にせず頑張って下さい(^-^)!
めろさん、コメントありがとうございます。いつもブログを読んでいただき、とてもうれしいです。
「すぐには買わない」というのはいい戦略ですね。時間がたつうちに、どうでもよくなることがよくあります。
「遺影に見える」とメールに書いて下さった方は、悪気は全然ないはずです。私のブログのファンだとおっしゃっていたので。
ただ単にその人にはそのように見えたのでしょう。
こちらの記事の画像ですが⇒いらない物を捨てたからこそ舞い込んだ思わぬ幸せ。
本当にいろいろな方がいるので、メールを拝見しているととてもおもしろいですよ。
次は橋本さんのコメントです。
買い続けてしまうワナに気づいてほしい
ですから、多くの人に知ってほしいという思いをこめて、こちらの記事を推します。
どのようにして深みにハマっていってしまうのか、わかりやすく説明されていますから、虚しさに気づくための大きなヒントになると思います。
自分を幸せにするための買い物をしたはずなのに、不幸になってしまう。
大変な思いをして稼いだ大切なお金が、虚しく消費されていく。
それは、悲しすぎるから。
まさに、自分がこのワナにはまって買い物を続けていた時期がありました。
「こんなカーディガンがあれば、あの死蔵ワンピースを着られる」「このアクセサリーがあれば、もっと服が映える」「服のレベルが上がったら、今度は小物もいいものが欲しい」際限なく買い物をつづけて、カードで支払っていました。
そうやって増えた服や物は、結局何かしら欠点を見つけてしまって、その欠点を補うために、また次の買い物をすることになりました。
しかし買い揃えて物が増えていっても、満足することはありませんでした。人間の欲求は底なしで、どんなに上質なものを買いつづけても満足しないことが、やっとわかりました。
一つ上質なものを手にすれば、きっとそれで満足するだろう、というのも思い込みが大きいですね。実際は、さらにさらに上が欲しくなります。
上質な服や物たちは、わずかな時間、私を幸せにしてくれたかもしれません。でも、人生や、毎日の生活を変えるほどの力はなかったです。
また、一流の品質を知ってしまうと、その後そこからレベルを落とすのは至難のワザです。かえって知らない方が幸せなこともあります。
今は、安物買いもしませんが、極端に上質なものを買いたい気持ちもおさまってきました。
私よりもずっと高級なものにかこまれていたディドロさんが言っているのですから間違いないでしょう。
ほどほどで満足することを知るのは、大切なことです。そもそも物のなかに幸せはないことを知ることが第一ですね。
そういうわけで、大きなヒントになった、こちらの記事を一押しです。
メッセージ:たくさんの情報と知恵を公開されてきた筆子様が、本を出版されたと知ったとき、とてもうれしかったです。どうぞご自愛ください。
橋本さん、ご参加ありがとうございます。
よりよい物、よりよい生活をめざす向上心があるのは、いいことだし、必要なことです。ですが、それが、かえって自分を不幸にしているとしたら、行動を変えたほうがいいですね。
足りないマインドに傾きすぎていると、「もっとたくさん」「もっといい物を!」となってしまうのでしょう。
足りないマインドとは?⇒こんな考え方が貧乏を引き寄せる。お金がたまらない恐怖のマインドとは?
生活レベルを落とすのは大変だと言われますが、それも思い込みじゃないかな、と思います。
ロイヤルファミリーからいきなり庶民になれば、大きな価値観の変換を求められると思いますが、人間は何事にも慣れます。
柔軟な思考を心がけ、外側にあるもので自分の生活を測らなければ、それなりに幸せに暮らせるのではないでしょうか?
この記事は、e-muさんもイチオシしてくださいました。コメントは、引用不可なので紹介できませんが、e-muさんは、昔、フェリシモで働いていたそうです。
私、しばしばフェリシモのことを話題にしてますが、たまたまフェリシモでよく物を買っていたからです。
もともと通販が好きで、フェリシモだけでなく、千趣会やイマージュ、丸井の通販なども利用していました。
もし、私の若いころ、アマゾンや楽天などのネット通販があったら、そちらでたくさん買って、メルカリで売る、なんてことをしていたかもしれません。
ここからは買い物にひそむ心理的な要因について書いた別の記事を紹介していきます。まず、まるこさんのおすすめから。
なぜ買い物が楽しいのかよくわかった
まるこさんのイチオシ記事はこちら⇒買い物で気分があがるのはドーパミンのせい。この仕組みを知って無駄遣いを防ぐ。
どうりでつい衝動的になったり、わかっていても無駄遣いがやめられないはずだ!と納得出来ました。
人間である以上、この快楽を押し殺すことも出来ないし、逆に感情の赴くままに行動すれば身の破滅を招く・・・まさに脳内「麻薬」のしわざだったのですね。
であるならば、シンプルライフを目指す自分としては、まずドーパミンに対する正しい知識を身につけ、日々意識しながら「欲望をコントロール」していけば良いのだとわかりました。毎日の食事のように。
最近は、以前よりも買い物している時の感情をより客観視出来るようになってきたかな、と思います。
たまに予算オーバーしても、「仕方ないか、人間だもの」と必要以上に自分を責めなくなりましたし(笑)。
で、そうしているうちに、本当に必要なもの、本当に欲しかったものを満を持して買った時、今の自分は一番ドーパミンが出ているんじゃないかな、と感じるようになりました。
これは、衝動買いや何となく買い、まとめ買い、あるいはケチな節約術にはない新鮮な「快感」で、この為に無駄のない買い物をワクワク感で楽しめるようになりつつあります。
メッセージ:筆子ジャーナルが生まれた大きな要因の一つが、ご主人さまのキャラクターにあるのではないでしょうか?
ご主人さまに、感謝ですね・・・
まるこさん、ご参加ありがとうございます。
人間の脳は三層に別れている、という説があります。脳幹⇒大脳辺縁系⇒大脳新皮質。右に行くほど、新しく進化したものです。
爬虫類脳⇒哺乳類脳⇒人間脳、とも言われます。
心身が疲れたり、ストレスがあると、人間的な脳から順番に機能しなくなるので、理性的でいるためには、疲れすぎないことが大事だ、と最近の私は考えています。
ストレスをためこまないということですね。
べつに買い物しなくても、毎日がそれなりに満ち足りて、楽しい、という状態にするのがいいんじゃないでしょうか。
確かに、夫の性格や行動は私の行動に大きな影響を与えていると思います。
同じ人間でも、人によって本当にバリエーションがあります。
次は、まりたんさんのおすすめです。
買い物依存気味の私が衝撃を受けた記事
まりたんさんのイチオシはこちら⇒無駄遣いの原因は心理的な思い込み。認知バイアスを知って上手な買い物を。
買い物依存気味の自分が一番衝撃を受けた記事です。ぜひ新しい感覚で買い物依存を治したい人に知ってもらいたい内容だと思います。
メッセージ:毎日ためになる記事をありがとうございます。筆子さんの文章は読みやすく、なおかつ読み応えがあり大好きです。これからも楽しみにしています。
まりたんさん、コメントありがとうございます。
全部、記事を読んでくださっているのですね。まあ、最初からリアルタイムで読んでいるのなら、べつにふつうに読めるでしょうけど、途中から過去記事を読むのは大変だと思います。
技術が進んで、人間の脳がどんなふうに情報処理をしているのか、いろいろ研究が進んでいます。
脳の働きは複雑なので、必ずしも、すべてが自分にあてはまるとは言えないでしょうが、新しい発見も参考にしながら、買い物について考えていくと、買い物に振り回される人生から抜け出すヒントになるでしょう。
次は、みほこno.1さんのコメントです。
売り手の買わせる戦略にはまっていた自分に気づく
みほこno.1さんのイチオシはこちら⇒節約したいなら知っておきたいスーパーマーケットの買わせる戦略10個
この記事がたまたま関連リンクに上がってきていたので読みました。買わせる戦略に自分自身がかなり振り回されており、記事の通りで衝撃を受けました。
それからしばらくは友人達に、買わせる戦略の話をし続けました。ネットのむこうのほかの読者にもお勧めしたいです。私はカートを使うのを止めました。
メッセージ:私は現在北欧に住んでおります。
ほかの日本に住んでおられる方の断捨離ブログより同意しやすい内容でいつも楽しみにしています。ご無理のないペースで長く続けてください!
みほこさん、ご参加ありがとうございます。
はい、ショッピングカートはだんだん大きくなっているはずです。
人間は、スペースがあると埋めたくなるので、カートを使うときは要注意です。
私はカナダに来てから20年になります。
日本の雰囲気を肌で感じられず、日本の人から見ると、多少ずれた感じになるかもしれません。その分、みほこno.1さんのように、海外在住の読者の方がたくさんいらっしゃるようです。
これからもよろしくお願いします。
物をたくさん持っていても幸せになれない
最後は、物欲に関する記事をイチオシしてくださったJuneさんです。Juneさんも海外にお住まいです。
Juneさんのおすすめはこちら⇒浪費が止まらない人に送る、物欲にふりまわされない5つの考え方
筆子さんが説明している「もし、あなたを幸せにしてくれるものだとしたら、とうの昔に幸せになっていたはずです。でも、今日もまた新しい物を買おうとしています。」の部分をネットショッピングに夢中になった時、自分に言い聞かせてます。
メッセージ:これまでほぼ毎日、筆子さんの記事を読んでいます。筆子さんの飾らない文章がとても心に響きます。
私も海外に27年ほど住んでいるので、共感する部分が多いからかもしれません。これからも筆子さんの楽しくてためになる記事を読むのを楽しみにしています。
Juneさん、ご参加ありがとうございます。
毎日読んでくださってうれしいです。
ドーパミンの記事に書いたように、買い物で得られる喜びや幸せは、一時的なものなので、これだけに頼っているとキリがないです。
別のところで、人生の味わいや楽しみを見つけないと、部屋が物だらけになってしまうでしょう。
Juneさん、来年もよろしくお願いいたします。
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今回は買い物という行動の背景にある心理的な要因をとりあげた記事と、それを推薦してくださった方のコメントを紹介しました。
年末からバレンタインデーぐらいまでは、特に物を買ってしまう時期です。ついつい無駄遣いしてしまう人は、1つか2つ読んでおくといいかと思います。