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よりスッキリ暮らすために、最近1000個捨てるチャレンジを始めました。厳密に言うと、5月23日からやっており、1週間たったところです。
このように、自分なりに、物を減らす課題やチャレンジを設定してやってみると、思ったより捨てられますのでおすすめです。
この記事では、どんなふうに私が1000個捨てを進めているか詳しくお伝えします。
1000個捨てるチャレンジとは?
このチャレンジは、以前紹介したTEDの動画、Getting Rid of 1000 Things(物を1000個捨てること)にインスパイヤされたものです⇒まずはいらない物を1000個捨ててみませんか?(TED)
プレゼンターは、Liz Wright(リズ・ライト)さんです。
リズさんは、べつにタメコミアンではないし、ミニマリスト志望でもありません。
彼女は自分の日常生活を見直すためにこの挑戦を始めました。特に、ふだん自分が行っている小さな意思決定(何を選ぶか、何を買うか)について考えたかったそうです。
来年60歳になる私は、さらに物を削ぎ落とすために、1000個捨てをやってみることにしました。
ここ数年、買わない挑戦やワン・イン・ワン・アウト(何か1つ家に入ったら、1つ出して、物の数を一定に保つこと)はやっていますが、断捨離チャレンジ的なことはやっていなかったので、よい刺激になりそうです。
数値目標を設定するとうまく捨てられます⇒毎日何個捨てていますか? 数値目標を決めると確実に物が減ります。
捨てる物の数はべつに1000でなくてもいいのですが、100だと少ないし、1万だと数えるのが大変だから、1000ぐらいがちょうどいいのではないでしょうか?
私の1000個捨てのルール
何を1つと数えるか?
所持品を100個にするとか、1000個物を捨てる、というチャレンジをするとき、何を1つと数えるかが問題になります。
物をカテゴリーごとに数えると、本を何冊捨てても、1個となります。実際、この数え方で、昔「1日50個捨てるプロジェクト」というのをやっていましたが、かなり大変でした。
私は、すでに何度も断捨離をしているので、今回はどんな小さなものも1個(1アイテム)と数えることにしました。
後半で、ここ1週間に私が捨てたものを紹介しますが、メルマガ1つ解除しても1つと数えています。ゆるいルールではありますが、あまり厳密にルールを決めたり、ハードルをあげるとすぐに挫折するので、このぐらいがいいと思います。
リズさんのルールは、上でリンクした記事で書いていますので、興味のある方は参照してください。
いつまでに終えるか?
目標を決めても、いつまでに終えるかタイムリミットをもうけないと、いつになっても終わりません。「いつか片付けよう」と思いながら、いつまでも汚部屋にいるのはそのせいです。
今回は最低1日2つ捨てて、500日で終わることにしました。1年と4ヶ月半なので2019年の秋に終了します。ちょっとした断捨離マラソンといえるでしょう。
1日1個捨てれば1000日ですが、これだと2年9ヶ月なのでやや長いです。1日10個捨てれば100日なので、3ヶ月ちょっとで終わります。短期決戦したい方は、こちらがいいでしょう。
ログの取り方
捨てたものの数と内容を記録する専用のノートを用意し、「1000個捨てノート」と名付けてみました。
これは無印良品で買った、「週刊誌4コマノート」A5サイズです。私、このノートが好きで、いろいろなことに使っていますが、いま、無印良品のネットショップを見たら、見つかりませんでした。
定番商品から季節限定商品に変わったのかもしれません。
無印のネットショップにはなかったのですが、アマゾンのマーケットプレイスで販売されています。
私が持っているのは、1冊100円の商品です。
日本はノート全般、安いですね。キャンパスノートみたいな大学ノートが1冊80円で買えたりしますから。
カナダはペンやノートが高く、1冊4~5ドルでも驚きません。サイズはもう少し大きく、紙質もよくなりますが。本屋でよいノートを買うと10ドル以上します。
このノートのヒトコマに1個ずつ、捨てたものを書いています。全部で88ページなので、704アイテム記録できます。
捨てた物を写真にとっていた時もありますが、写真にとると、その写真の管理の手間が発生するので、今回はノートに書くことにしました。
ノートなら、1冊埋まった後に捨てるだけです。
期限を決めたり、記録をとると、目標を達成しやすい話⇒新年の誓いをより効果的にたてる7つのコツ。確実に実現させるために。
ここ1週間で捨てたもの
ここ1週間で以下のものを断捨離しました。
1.ある英語サイトをのメールを停止。
すでに退会していたつもりでしたが、メールの配信システムは違うようです。
2.ある日本のサイトを退会
ここはメールは来ていなかったのですが、サイトリニューアルのお知らせが届き、その存在に気づいて退会しました。
3.ある英語サイトの会員登録を解除。
4.あるリアルショップのメールを停止
ここは、メール配信システムを利用しておらず、メール停止のリンクがメールの中にありませんでした。そこで、直接メールで今後のメール配信を断りました。
5.本1冊
6.本1冊
7.手持ちのキンドルの中身を大幅に削除
キンドルをパソコンにつないで、どんどん削除しました。
8.本1冊
9.雑誌1冊
10.雑誌の付録1冊
掲載誌の見本として送ってもらったものです。
11.服(長袖のトップス)1着
ウエスにしました。ウエスとは?⇒ウエスの作り方と使い方~拭き掃除だけが好きな主婦のおすすめの掃除道具
12.穴のあいたソックス1足
これもウエスにしました。
13.辞書1冊
14.穴のあいたスパッツ
ウエスにしました。
本や雑誌はすべて紙媒体です。
ごらんのとおり、実にちまちまと捨てています。捨てる所要時間は1日15秒~30秒あたり。ウエスにするときは、もう少し時間がかかりますが。
本など寄付するものは廊下に出しておくと、ある程度まとまったところで、夫がドーネーションセンターに持っていきます。
夫が利用している寄付センターの写真はこちら⇒不用品を処分するときはお金にすることを考えないとシンプルにできる 不用品を置いておく我が家の廊下の写真もあります。
「ちまちま捨て」ですが、ちりも積もれば山となります。物が入るときも、こんなふうにちまちまと入り、それがいつしか汚部屋をつくります。(ちまちま入らない人もいるかもしれませんが)。
メルマガの解除や会員サイトの退会は、1つひとつはちょっとした手間ですが、まとめてやるとけっこう疲れます。毎日少しずつ解除したほうがストレスになりません。
捨てる判断基準やターゲット
こんな物を捨てています
私が物を捨てる判断基準は、すでにさんざんブログに書いていますし、本にも書いていますが、このチャレンジでは、今のところ、以下のようなものを捨てています。
●使い終わって、もう使う予定がないもの
●いま使っていないもの
●半年さわらなかったもの
●邪魔なもの
●あるべき場所からあふれているもの
●自分の人生に役立っていないもの
特にターゲットにしているもの
●本
いまだ、本がたくさんあります。紙本、キンドル本両方とも減らす予定です。
●デジタルなガラクタ
特にキンドル本、いらない画像素材、メルマガ、メール、iPhoneの中身(アプリ)など。
デジタルなガラクタは目に見えないのですが、増えれば、心の平安を乱し、日々の活動の妨げになるのは、物理的な物と一緒です⇒デジタルなガラクタをためこむ恐ろしさとは?:ミニマリストへの道(61)
確実に捨てるコツ
チャレンジを成功させるために以下のことを心がけています。
■朝捨てる
朝、早いうちにさっさと捨てるのが、毎日、断捨離し続けるコツです。2つなので、別に難しくありません。
現在持っている物の量にもよりますが、捨てるハードルは低めにしておいたほうがいいです。たくさん捨てたいときは、たくさん捨てればいいわけですし。
■毎日捨てる
私の1000個捨てチャレンジのポイントは、毎日、少しずつ確実に捨てることです。「毎日」に注目してください。
1日おき、2日おき、毎週◯曜日、としてもいいかもしれませんが、例外なく毎日捨てることにすると、忘れようがありません。
よけいなことを考えずに、捨てる作業にとりかかれます。
■ゆるいルールにしておく
先ほども書きましたが、物の数え方や個数にこだわると煩雑になるので、「自分が1個だと思えば1個なのだ」というシンプルなルールをもうけています。
特に、完璧主義の人、細かいことにこだわりすぎる人は、ざっくりしたやり方にしないと、一歩も前に進めません。
1000個チャレンジを達成することが大事なのではなく、1000個チャレンジをしながら、自分の生活習慣を見直したり、理想の生活に近づくことが重要なのです。
■プロセスを楽しむ
断捨離をしているのにもやもやする、楽しくない、かえってストレスがたまる、というメールをいただくことがあります。
そういう人たちは、結果にこだわりすぎているのです。プロセスを楽しむ態度をもつか、それが無理なら、よけいなことは考えず、淡々と行うようにすれば、そんなストレスは感じません。
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今回は最近始めた1000個捨てチャレンジについて紹介しました。
このほかにも、5月は買わない挑戦をしていました。さらに、未読本がたまってきたので、また本箱チャレンジをしています⇒本や雑誌を捨てられないあなたに、本箱チャレンジのススメ。
パントリーチャレンジもずっとしているし⇒パントリーチャレンジのススメ~ズボラ主婦だからできる究極の節約方法、パソコンからプリントアウトした紙の裏をメモ紙に使う裏紙チャレンジも続けています。
どれも大がかりなプロジェクトではなく、夫に言うと、鼻で笑われる程度のことです。が、ごく小さなことが、大きな変化につながります。