ページに広告が含まれる場合があります。
掲載誌のお知らせです。
PHPくらしラク~る♪2021年3月号に、『いいこといっぱい!「即捨て」リスト』という記事をのせていただきました。
2月10日に発売され、現在、書店やコンビニに並んでいます。
見本誌が届いたので、内容の紹介と感想を書きますね。
即捨てのススメ
即捨てとは、早く捨てることです。
不用品をいつまでも、タンスやクローゼットの中で寝かせないで、さっさと捨てましょう。そのほうが、自分のためになりますよ、という内容です。
筆子の記事は、この号の特集の『「即捨て」習慣』の1つです。
特集自体は、巻頭の漫画、2つを含めて、63ページまで続いています。
私の記事は以下の3つに分かれています。
・「即捨て」のメリット(p24-25)書き下ろし
・「即捨て」を成功させるちょいコツ(p26-27)書き下ろし
・場所別「即捨て」リスト(p28-31) 過去の記事を再構成+少し変更
よかったら、読んでください。
特集そのものの感想
特集の内容については、私は、もう知っていることばかりというか、まあ、記事を書いている側なので、「そうか~、そうだったのかーーーっ!!! もっと早く教えてよ!」といった驚きや、強い衝撃は感じませんでした。
しかし、これは私が、このブログに記事を書くために、日夜、捨てることについて考え、実際に物を捨てているからです。
私は、「どうして物を捨てるといいのか?」「どうやったら、執着せず、さっさと捨てられるか」「捨てるのが苦手な人でも、わりと簡単にできる捨て方とは?」などなど、あれこれ考えて、自分でも、いろいろ試し、夫や母をじーっと観察する、ということを何年も続けているから、「うん、これは知ってるな」と思うわけです。
しかし、不用品を捨てる発想のない人や、これまでろくに物を捨てたことがない人、部屋に物がいっぱいある人、物を減らしたいと思っている人、減らそうとしているけど、うまくいかない人にとっては、ためになる情報がいろいろのっています。
「なぜ、まだきれいな物を捨てるの?」
「どうしてせっかく買った物を捨てるの?」
「家にある物はみんな大事なものでしょうが」
「全部お気に入りで、全部大事なのよ。捨てるなんてとんでもない」
「まだ使える物を捨てるなんて、そんなもったいないこと、ばちあたりすぎる」
こんな言葉が口からよく出てくる人におすすめしたい内容です。
では、以下、気になった記事や言葉を紹介します。
アレクサの広告
『PHPくらしラク~る♪』は、自社の雑誌や本の広告が後ろのほうに少しあるだけで、本誌の中には、広告はありません。
しかし、たまに、表紙の裏や、裏表紙の裏に、カラーで広告がのっていることがあります。
今号は、表紙の裏に、アマゾンのアレクサの宣伝がのっていました。
北欧ふうのテーブルの上に、やはり北欧風の木のお皿にみかんが4つのっていて、隣に、アレクサの画面におばあちゃん(といっても、今風で若々しい)の顔が写っている…… こんな写真の下に、
~~~~
「アレクサ、おばあちゃんにかけて」
「アレクサ、通話にでて」
私たち”家族のビデオ通話”をはじめました。
~~~
こんなコピーがついています。
アマゾン(amazon echo)が、一般誌に広告をのせていることにまず驚き、今どきのおばあちゃんや、その孫は、アレクサを持っている(知っている)らしいことに驚きました。
まあ、私もアレクサを知ってはいますが、持ったことも使ったこともありません(アレクサにさせる用事もないし、ワイファイ接続が脆弱すぎるので、アレクサを使用する環境が整っていない)。
新型コロナウィルスのせいで、家にいる時間が増え、アレクサに用事をさせる人が、増えつつあるのでしょう。
私の母にも、インターネットを使ってもらいたいものです。
不用品を玄関でブロック
特集の中に、整理収納コンサルタントが書いた「不用品の侵入をブロックする1分習慣」という記事があります。
むやみに不用品が家に入らないように、玄関やリビング、キッチンでブロックしましょう、という内容です。
ブロックする場所が4つあげられていますが、何といっても大事なのは玄関です。
物はここから入ってくるわけですから。
玄関を通してしまうと、負け、というか、家に入ってしまうわけですから、捨てるのが困難になります。
日本はDM、チラシ、カタログが多いから、届かないようにするのが一番いいです。そのほうがゴミも増えません。
きょう、10分使って、もっと生活をシンプルにする10のアイデア、前編。
止めてしまえば、真正ガラクタと、大事なものを区分けする作業をしなくてすみます。
下味冷凍
プロのハウスキーパーさんによる、「調理の”その手間”じつはいりません!」という記事にやらなくていい下ごしらえがいくつかのっています。
水にさらしてアク抜きなんてしなくてもいい、とか。
肉の下味冷凍にこだわらない、とか。
え? 下味冷凍?
下味冷凍なんて、初めて聞きました。「下味冷凍が流行っています」と書いてあるから、はやっているのでしょう。
ちょっと前は、作り置きおかずが、よく話題になっていた気がします。
調理の世界にも流行りすたりってあるんだな、と思いました。その流行は、人気料理研究家や、インスタグラマーが作るのでしょう。
そういえば、私が利用している、オーガニックフードのスーパーでも、シーズニングしてある肉を扱っていますが、手間がかかっている分、割高です。
金持ち体質になる”バッグ選び”
占い師(数秘術の専門家)による、「開運バッグ&お財布の選び方」という記事に、「金持ち体質になる”バッグ選び”」と「お金が喜んで入る”バッグ選び”」が紹介されています。
数秘術は、数字に意味づけをして、占う術なので、バッグや財布は、3年で買い替えがおすすめとか、購入する財布の価格は、年収の目標で決めましょう、などとあります。
目標年収が高い人は、購入する財布の価格も高くなります。
私は、占いには興味がないので、こうした記事は、見聞を広めるために読んでいますが、毎回思うことがあります。
日本人って、本当に財布やバッグが好きだよね。
これです。
手帳が好きなように、財布やバッグにもこだわりがあるのは、いったいなぜでしょうか。
前もこんな記事を書いていますが、
なぜ日本人はこんなにバッグ、袋、ケースをたくさん持っているの?
生活の中で、財布やバッグについて考えている時間が日本人(特に女性)は多いと思います。
まあ、海外の女性も、バッグは好きで、あれこれ取り替えたり、セレブがこんなバッグを持っていたと、話題にはなります。
ですが、財布の中に、お札をどんな向きで入れるとか、色は黄色/緑/その他がいいとか、そういう話はあまり聞きません。
日本人は、もともと、物を収納することが好きなのかもしれませんね。お財布は、物を入れるものの1つだし、バッグもそうです。
以前も、日本人は、あれこれ整理整頓してしまい込むのが好きだと書いています⇒なぜ死蔵品が家の中にたまるのか?:今度こそ減らす、リバウンド防止編
この、いろいろな物を、どこかにきれいに整頓してしまい込むことや、収納すること、そして収納するグッズにこだわっているから、物が増えると思います。
近藤麻理恵さんのように、物を捨てることをすすめる人が、日本から出て、アメリカ人にレクチャーしているのも、もともと、日本人が、整理整とんが好きすぎて、物だらけになってしまったからではないでしょうか?
私はむしろ、財布やバッグにこだわるのをいっさいやめて、適当なものを使ったほうが運気があがると思います。
私も若い時は、使いやすいバッグや財布を求めて、複数持ったり、時々買い替えたり、雑誌で人の使っているバッグや財布をじっと見たりしていました。
デパートやパルコで、財布やバッグを見て回ったりもしました。
15年ぐらい前に、使うバッグを1つに決めて、財布やバッグについて、考えるのをいっさいやめたら、貯金ができるようになりました。
私が日常使っているバッグは、自分で買ったバッグですらありません(たまたま懸賞でもらったもの)⇒私のバッグ、ポータータンカー、ショルダーバッグ(L )のレビュー
昔は、時間のかけどころと、エネルギーの注ぎどころを間違えていたとつくづく思います。
最後に
64ページ以降の連載記事も、『筆子ジャーナル』が好きな人なら、楽しめる内容です。
今号では、冷蔵庫で作り置きできるパン(低温発酵させる)の作り方が、7ページ(カラー)ものっていて、パンを作ってみたい人にもおすすめです。
私は、パンを作るのはやめてしまいましたが、自分でパンを作るほうが、余計な添加物が入らないのでおいしいです。焼きたてを食べることもできます。
PHPくらしラク~る♪2021年3月号、アマゾンでもお求めいただけます(買い合わせ対象商品です)。
*****
掲載誌の紹介をしました。
見本誌は、思ったより早く、先週の金曜日に手元に届きました。
コロナの予防接種がすすみ、郵便事情も多少はよくなっているようです。
あと少しのしんぼうですね。