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これまでさまざまなモノを断捨離しましたが、「捨てて失敗した」と思ったものは1つもありません。
むしろ「もっと早く捨てればよかった」と思うものばかりです。
そんな中から今回は7つだけご紹介します。
1.中国語の教材
短大を卒業してから、「いつか時間ができたらやろう」と思ってしまいこんでいた中国語の教材。実際に捨てたのは、卒業してから12年後のことです。
それまでに、しまい場所を変えたり、カセットテープを巾着袋にまとめたり、「整理整頓」をするためにさわることはあっても、中身はまったく勉強しませんでした。
卒業と同時に捨てればよかったのです。
もっと詳しく⇒中国語の教材と本を断捨離するのに12年かかった私がとうとうたどりついた真実とは?~ミニマリストへの道(18)
2.サイズのあわない服
筆子は8歳の頃から小太りです。身長は147センチなのでいわゆる「チビデブ」。
基本はデブですが、時々やせることもあります。そんな時に買った、ウエストの細いスカートやパンツをいつまでも持っていました。
もちろん「いつかやせたら着よう」と思っていたのです。
しかし実際やせたときは、着ませんでした。
なぜか?
サイズが変わっただけでなく、年齢も変わっていたからです。もちろん年齢は常に同じ方向にしか変わりません。年をとった筆子には昔の服が全く似合わなかったのです。
3.雑誌の切り抜きやレシピ
子供がまだ小さかったときのこと。雑誌を大量にためこみました。
当時本棚を持っていなかったので、部屋のはしっこに並べていました。見た目が大変悪かったです。雑誌がまっすぐ立たず、すぐに横倒しになりました。
ある日観念して、雑誌をどさっと捨てました。
しかし、必要なページやレシピを切り抜いて残しました。
しかもけっこうたくさん。
切り抜きのすべてを整理しきれず、ほとんど大きなトートバッグにどさっと入れてました。
結局すべて捨てました。
この件から学んだこと⇒どんどんたまるレシピや雑誌の切り抜きの断捨離と整理の方法はこれで決まり
4.給料明細とレシート
短大を卒業してから7年半ほど同じ会社に勤めていました。1980年代のことです。
私の会社の給料は振込ではなく現金でした。給料袋にお金と給料明細が入っていました。
この明細を特に目的もなく、7年4ヶ月分ためていました。枚数にしておよそ90枚です。袋の中に入れてました。
このほかに買物したときのレシートもなんとなくためていました。
会社員時代は自分で確定申告をしたことは一度もありません。だからレシートなんかとっておく必要はないのです。
もちろん家計簿やお小遣い帳をつけるわけでもありません。
レシートが必要なのは商品を返品するときだけです。筆子はめんどくさがりで、買ったものに多少難があっても、まず返品や交換はしません。
そんなことはよくわかっているのに、何年もためていたのです。
あるとき一気に捨てました。
5.映画の半券
昔映画を見るのが好きでした。
前売り券を買うと、お得に見られるので、よく買っていました。
前売り券はふつうのチケットと違って、映画のシーンの写真がのっていてきれいです。映画を見終わったあと、もったいない気がして捨てられませんでした。
いらないノートをスクラップブック代わりにし、何枚か貼って保存しました。しかし、貼るのがだんだんめんどうになり、ノートに半券をはさむように。
そのノート、中を全く見ることもなく何年も私の本箱にありました。結局捨てました。
6.写真のネガ
子供が生まれてから、6歳になる頃まで、フィルムカメラでばちばちと写真をとっていました。現像した写真はそのままカメラ屋さんの袋に入れっぱなし。
袋を4、5年本棚に放置したあと、ほとんどの写真を捨てました。
しかしネガはなんとなく残しました。
数年たってネガもすべて捨てました。
今やデジタル時代。古い写真をスキャンすれば、いくらでもコピーできるのですから。
もっと詳しく⇒子供の写真の断捨離と整理の方法~ミニマリストへの道(17)
7.空き瓶
主婦になってから8年ぐらいジャムやパスタソースやオリーブオイルの空き瓶やジャーをなんとなく捨てずに持っていました。
「何かに使えるかも?」と思っていたのです。
ごていねいに、ラベルを剥がして。
最初は台所の一角におさめていましたが、入りきらなくなったので、階下の棚に移しました。
そういう空き瓶を実際に何かに使ったかというと、ほとんど使わなかったのです。保存食を作る趣味もありません。
たまに電子レンジで手作りジャムを作ったときに使うぐらいでした。といってもジャムに使うのに必要なのは1度に1瓶だけ。
オリーブオイルの空き瓶を一輪挿しとして使ったことが1度だけありました。
結局すべて捨てました。
空き瓶は重さがある分捨てるのが大変です。ビンの中身を食べてしまったときに、さっさと捨てておけばよかったと後悔しました。
捨てて後悔したものは1つだけ
捨てて後悔したもの、厳密に言えば、1つあります。
それは娘の部屋を掃除中にうっかり捨ててしまったビオレの毛穴すっきりパックの箱です。
実は中身がまだ入っていたのです(娘によれば)。
すぐにドラッグストアに代替品を買いに行き、許してもらえました。
人のものに手出しさえしなければ、「捨てて後悔した」なんてことはめったにないのです。
☆毛穴すっきりパックを捨てた話はこちら⇒汚部屋にならない3つのコツ~汚部屋改善・写真つき(2)
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たくさんためこんでいたいろいろなモノ。結局ある時点で断捨離しました。そのモノの「使命」が終わったときに、捨てておけば、時間もスペースもむだにすることはなかったのに。
捨てた後、気持ちが軽くなったのは言うまでもありません。