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読者のリクエストに応えて、ミニマリストへの道シリーズの記事を書きます。
まずメールをシェアしますね。makikoさんよりいただきました。
どうやってミニマリストになったのか?
件名:ミニマリストへの道も読みたいです
秋の帰省時のブログ記事リクエスト、ミニマリストへの道シリーズ、ぜひ読みたいです。
リクエストがないということでしたので、伝えておかないと、と思いメールさせていただきました。
以前はたくさん物を買っていた筆子さんが、どうやって今のようなシンプルミニマリストになっていったのか、とても興味深く読ませていただいています。
取り急ぎリクエストでした。
makikoさん、こんにちは。リクエストありがとうございます。
どうやってミニマリストになっていったか? を書けというご要望ですね。
まあ、ミニマリストって、そうなろうと思ったら、その時からそうなれると思います。
だから、もしmakikosさんが、「私も今日からミニマリストになろう」と思ったらそうできます。
それ以外で、ミニマリストになるのに役立った行動というと、買い物を減らしたことです。
ものをいっぱい持っていたときは、買い物の頻度が高かったんです。
フェリシモの頒布会を利用して、ものを買っていたときは、毎月1回は買い物をし、それ以外にも、会社帰りにちょこちょこ東急ハンズやファッションビルで、服や雑貨を買っていました。
ものをまったく買わない日や、お金をまったく使わない日のほうがめずらしかったのです。
しかし今は、ものを買う日のほうがめずらしいです。
つまりデフォルトは、ものを買わないことで、たまに例外としてものを買うという暮らしになりました。
ミニマルライフといってもいろいろな形があるので、ものを買い続けているミニマリストもいるかもしれませんが、私の場合は、物を買うのをやめたら、ミニマルな生活に近づきました。
というわけで、今回は、物を買わないために私がしたことを改めて書いていこうと思います。
過去記事にも書いていますが、今、特に力を入れているこを中心に書きますね。
1.買い物の動機について考えたし、今も考える
不用品を断捨離するとき、「どうして私はこんなものを買ったんだろう」と考えるようにしています。
若い頃、服をたくさん買った理由については、すでに考えて、記事にしたと思います。
改めて理由を考えると
・ひまつぶしや退屈しのぎとして
・ストレス解消
このあたりです。もっと端的に理由を書くと、
・買いものをして、ドーパミンを出し快感を感じたかった
これです。
買い物で快感を感じないと、やりきれないような退屈な日々を過ごしていたのでしょう。
買い物で気分があがるのはドーパミンのせい。この仕組みを知って無駄遣いを防ぐ。
それがどうしても必要だからという理由で買ったものはきわめて少なかったです。
つまり必要じゃないものをいっぱい買ってしまっていたわけで、そんなことをすればガラクタがたまるのは当然ですよね。
自分の買い物の動機を考えた結果、必要じゃないものを買うのをやめれば、所持品が減ってシンプルになると、思いました。
こう気づいてからは、何かを買うまえに、動機について考えるようにしています。
たとえば、今年、私がした一番高価な買い物は日本-カナダ間の往復航空チケットですが、これは、必要だから、という理由で購入を決めました。
どうしても、私が日本に出向かなければならない用事が生じたからです。
自分の持ち時間のことを考えると、船ではなく飛行機で行くのがベストですから、航空券を買いました。
このように、何かを買う前に、「私、なんでこれを買おうとしているんだろう」と考えることが、私をミニマルライフに近づけてくれました。
私は決して、節約をするタイプではなく、必要なものにはわりと無頓着にお金を出します。
探しに探して最安値商品を買うとか、ポイントを使ってお得に買い物をするということはしません。
そうするためには、時間が必要ですから。
まあ、必要なものはべつに最安値でなくても、買ったあとに後悔することはありません。買うしかなかったわけですからね。
2.支出をすべて記録
昔はどんぶり勘定で、家計簿みたいなものはつけていませんでした。
つけようと試みたことや、レシートを母からもらった家計簿に貼っていたことはあります。
しかし、ある時から、買い物をコントロールするためには、つまり、すぐにガラクタになるものを買ってしまわないためには、支出を記録したほうがいいと気づき、以来、ずっとつけています。
家計簿がつけられないズボラ主婦が行き着いたお手軽な支出の記録法とは?
今は、使いかけのノートに書いていますが、このノートを使い終わったら、デジタルでつけようかなと思っています。
買い物はすべて、Googleのスプレッドシートにも記入しています。ノートにはどちらかというとお金の動きを書いており、スプレッドシートには、買い物の内容について書いています。
予算を立てたりしなくても、お金を使った先とその金額を書くだけで、お金の使い方に意識が向きます。
3.ときどき買い物を振り返る
Googleのスプレッドシートに記入した買い物をときどき見て、観察するようにしています。
何を買ったかな~、とか、買ったもの、ちゃんと使っているかな~と考えることが多いです。
備考欄には、それを買ったきっかけや理由も書いてあるので、それも読んでみたり。
振り返りをする理由は、10年日記の昔の分を読むのと同じで、意外に楽しいのと、自分の買い方のパターンを知るためです。
スプレッドシートだけでなく、Amazonの購入記録や、最近は自分のものはまず買いませんが楽天市場の購入記録もたまに見ています。
4.感情について思い巡らす
買い物記録を見ながら、どんな感情だったか考えてみます。
物を買うときは何らかの感情が動いていますから。
急いでいたか、すぐに決めたか、じっくり考えたか、あせっていたか、怒っていたか、平常心だったか、他のことに気を取られていたか?
こんなことを自問します。
今年は1つだけ、セールで安くなっていたから、前から気になっていたサービスを購入したことがあります(物理的な物ではありません)。
その買い物が本当に必要だったか、ちゃんと今利用しているか、不用だったなら回避する方法があったか、なんてことも、考えます。
5.手持ちのものを使う
ものを買わない代わりに、手持ちのものを使う努力をするようになりました。
使いかけのノートを使っているのもその一環です。
今年の2月ごろに、ペーパーレス化をしようと決めたため、以前、このノートに書いていたことは、今後はデジタルで書くことにしました。
そのため、中途半端に白紙があまったので、今、家計簿として使っています。
6.買わない挑戦
買わない挑戦については、何度も書いていますが、買い物に制限をかける試みをいろいろした結果、今は、とくに挑戦をしようと思わなくても、自然に買い物にブレーキがかかっている状態です。
『買わない暮らし。』という本に書いていますが、
筆子の新刊『買わない暮らし。』(6月16日発売)著者による内容紹介。現在予約受付中です。
そのときどきで、いろいろな買わない挑戦をしました。
買わない挑戦を楽しみながらやっていたら、ミニマルライフになった、とも言えます。
今は、「必要なものだけを買う」と意識しているだけです。
所持品を使い切ろうとがんばっていると、自然に買い物は減ります。
物を増やすと使い切らなければならないものが増えますから。使うことに意識を向ければ、自然に買わないようになると思います。
では、次回は、買わないためにやった他の行動(ショップのメールは全部停止したとか)について書きますね。
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ミニマリストへの道っぽい記事を書いてみましたが、どうでしたか?
どちらかというと、今は物を捨てることより、余分に入れないことに意識を向けているので、2023年の私のミニマリストへの道は、買わない話になります。
捨てる話が読みたい方は、以前書いたミニマリストへの道シリーズを読んでください。
何度も失敗したけど、今も前を見て進んでいます~「ミニマリストへの道」のまとめ(1)
しばらく買わない話を書いてから、ペーパーレス化の話に移ろうと思っています。
ミニマリストへの道で書いてほしい事柄がありましたら、リクエストしてくださいね。