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質問や相談に記事で回答したあと、ご本人からいただいた、「その後」を使えるメールを3通紹介します。
まず、物を増やしたくないのに、買い物したい気持ちが収まらないという相談を寄せてくれたゆずっこさんのお便りです。
一番大切なものを再確認した
件名:2本立てで、ご回答ありがとうございました。
ミニマムに暮らしたいのに、スニーカーが好きで買いすぎて、すし詰め状態。どうしたらいい?
クローゼットはスッキリさせたいけど、服もほしい。2つの矛盾した願望のバランスを取るには?
また、新生活にちょうどいいタイミングというお礼までいただき、筆子さんの寛大さに感激しました。
暇だったから目先の願望に目を向けていた
4月から職場環境が変わるのは、転職によるものです。
転職するまで、前職の有給休暇がかなり残っていたため、時間的リソースが多くありました。社会とのつながりも、そのため大幅に減り、つまりは暇な時間が増えました。
それ埋めるために、お店に行って店員さんとの会話を楽しんだり、Instagramで発信して”いいね”で心を満たしたり、いつも以上にファッションやスニーカーへの関心が行きがちだったと思いました。
まだ、新しい職場での仕事は始まったばかりですが、いざ働き始めると、そんな余裕もなくなります。
まさに、筆子さんがコメントいただいた通り、この職場でなにを成し遂げたいか、内面をどう磨くかということへ、あまり目を向けれてなかったとつくづく実感してます。
結局、見た目をいくらか飾っても、中身が伴わなければ、人からどう見られるか以前に、自分が惨めになるだけだと思いました。
夢の地図を作りました
新しい職場は定年が65歳です。
定年まで働くことができれば今の私の年齢では、20年間ほどございます。そこで、いまのペースで洋服や靴を買い続けたら、断捨離しては買い物し繰り返しになり、膨大な時間とお金を消費してしまうことが、容易に想像できました。
そのため、長期的な過程で何が最適解かを判断できるように、これを機に、ある本を参考に自分の目指す方向のみちしるべとなる「夢の地図」というものを作りました。
やり方は簡単で、コルクボードになりたい自分の将来像や、家族と両親の笑顔の写真、職場で活躍しているイメージを想起させる写真(Googleで探してプリントアウトしたり)、やりたい経験や、理想的な住まいのイメージ、本当に欲しいもの、などペタペタ貼り、写真ではわかりづらい目標は、文字にして貼る。
それを寝る前や朝見て、インプットして少しだけ行動を変えてみる。
当然、急には物欲を全て抑えることは難しいですが、それをやることで、そこのイメージにそぐわないものは少しづつ、排除できるようになりつつあります。
そして、そこから見えてきたものは、もちろん欲しいものはあるけれど、一番大切なのは、自身の家族の幸せと健康、良好な人間関係、仕事での成功。家族といつか行きたい場所など、物質的なものよりも優先度が高かったのは経験や心身の健康でした。
夢の地図の内容は時間の経過や、価値観は多少変化があるかもしれませんが、目指すべき指針が見えてきたように思えます。
昨日の記事の小さな一歩のパワーのように少しコンフォートゾーン(自分にとって、買い物が習慣になっていたことやAmazonですぐ買ってしまう癖)から踏み出して、自分の夢の地図に従って前進していきたいと思います。
いつもながら長文ですが、どなたかの役に立つようでしたら、一部抜粋していただいても構いませんので、ご利用ください。
また、記事にしていただいたこと心から御礼申し上げます。
ゆずっこさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
意外と、「あの記事で相談していたあの人はその後どうなったんだろう」と気にしている人っていらっしゃるんです。
よって、ゆずっこさんの後日談も参考になる人は、多いと思います。
さて、このメールをいただいてから、1ヶ月と10日ほどたちましたが、その後お元気でしょうか?
なるほど、暇だったから、買い物のことを考えがちだったのですね。
先日も、買い物を控える方法で書きましたが⇒買い物ばかりするのをやめるのに、とても効果があったこと(その1)、買い物好きな人は、暇だと買い物をしてしまうので、別のことを始めるといいですよね。
ゆずっこさんの場合は仕事ですが。
夢の地図はその名のとおり、夢があっていいですね。
ゆずっこさんの夢の実現をお祈りしています。
これからもお元気でお暮らしください。
次は、仕事に関する質問をくださったにゃとこさんのお便りです。
質問に答えた記事はこちら⇒受ける仕事を選ぶ基準~ブロガー筆子の場合。
自分の気持ちを尊重する
件名:取り急ぎお礼です
にゃとこと申します。さっそくのご回答、本当にありがとうございました。
ブログ読みまして・・・かなりへこみました(もちろん良い方にです!)
お受けにならない仕事1の「やりたくないこと」にハッとしました。
私は仕事なんだから自分の「やりたい」「やりたくない」は脇に置いて、「やるべきかどうか(負うべき責任・義務か)」や「(物理的・能力的に)できるか、できないか」で判断しないといけないと思い込んでいたようです。
とくに昔の職場に対しては長いこと「やりたくない」をぐっと飲みこんできたので、今回は胸を張って自分を尊重します。
筆子さまのご意見、お伺いできて良かったです。
ありがとうございました。
にゃとこさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
記事が参考になってよかったです。
勤め人は、やりたくない仕事でもやらなければならない時が多いと思いますが、今、にゃとこさんは、フリーランサーですよね?
それならば、やりたくないことは、やらないでOKです。まあ、やりたくない仕事でもやらないと、収入にかかわってくるかもしれませんが。
フリーランサーは大きなリスクを負っているので、フリーランスならではのよいところは、しっかり享受したほうがいいと思います。
自営は自己管理が必要ですが、ストレスになりすぎるのをやらないようにするのも、重要な自己管理だと思います。
それではにゃとこさん、これからも、お元気で活躍してください。
最後は、ずえさんより3月の半ばにいただいたメールです。ずえさんは、義理の妹さんとの付き合いで、相当悩んでいました。
ハードルを上げていたのは私だった
件名:その後のこと。
何度かメールを差しあげているずえです。
毎日のブログ更新楽しみにしています。
TEDの記事を読みながら心のがらくたを捨てる。(2022/09/09)
筆子さんにもズバリ言われてしまいましたが、私と義理の妹は似ています。
譲らない意見があって「こうだったらいいのに」が出てしまい押しつけがましくなる…というか。
年始に家族新年会を狭いわが家でやるのですが、義理の妹に挨拶がてらラインをえいやって送り。
普通にやりとりできた! あんなことあったから…とハードルを高く設定したのは私。
筆子さんにブログで取り上げていただき、文章をまじまじ読んで恥ずかしくもなり。これからは少し大人の対応ができそうです。
スロージョギングを始めた
今日メール差し上げたのは、2つ。スロージョギングはじめました。
学童イベントで親子マラソンにエントリー。山坂もある4.2kmをどうする? 昼休みにせめて2km。走ってるんだか歩いているんだかのゆっくりな速度ではじめました。
親子マラソンは親子で無事に完走!
達成感が気持ちよく、その後もなんと続けられています。
結果、姿勢がよくなったこと、人口甘味料を(全くではないけれど)率先して受付けなくなったこと…など、自分でも変化があるのをうれしいと感じられるようになりました。
大げさでしょうか。自分の身体は嫌いでしたが、愛おしくなってきました。
日本共産党発行の月刊誌『女性のひろば』12月号への掲載ありがとうございました!
私の愛読している雑誌に記事が掲載されているのを発見してうお~ってなり、早速、感想を編集部へ送りました。
捨てた物
捨てるものも3700をこえました。
ズルズルやっている感じなので一度リセットしてみます。
年度の入れ替わりで子どもの教科書、プリント、片付けられてないおもちゃ、そして私の「なんとなく出しているモノたち」でごみ袋3つとダンボールの束。読まなくなった本は寄贈したり、と。
度々紹介されてたワールドギフトの活用、物資を必要とする団体へうかがいながら寄付しています。自分の不必要なものが誰かの必要なものになっているのか、とグルグルしますが。
今日は息子の学校が卒業式。私も心機一転でやっていきたいと思います。
読んでくださりありがとうございました。筆子さん、ブログこれからも楽しみにしています。本も購入しますね(^^♪
ずえさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
その後、妹さんとはうまくやっていますか?
私がずえさんだったら、いらない物はいらないとはっきり断るし、「妹さんを怒らせたかもしれない」と心配することもないと思います。
というのも、何度も書いていますが、他人の思考や行動はコントロールできないからです。
妹さんが喜ぼうと泣こうと怒ろうと、それは妹さんの勝手であり、そこにあまり介入しないほうがいいですよ。妹さんのことを、ものすごく愛しているなら別ですが、そこまで大事に思っているわけでもないでしょうから。
ふつうに礼儀正しく接していればいいんじゃないですかね。
春からスロージョギングを始めたのですね。親子で走るなんて素敵ですね。
私も、娘とウォーキングすることがあります(年に数回)が、楽しいですよね。
不用品もだいぶ捨てることができてよかったです。
ずえさん、これからもできるだけシンプルに考えて、やりたいことを楽しむ生活を送ってくださいね。
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「その後」を送ってくれた読者のお便りを紹介しました。
筆子に相談したら、考えを整理できた、という方が多いです。
たぶん、メールに気持ちを書き出すからだと思います。
質問を実際に出す、出さないは別にして、気持ちを書き出すことは、考えをまとめるのにとても効果的なので、ぜひやってみてください。