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シンプルライフを心がけている読者のお便りを紹介します。
内容:
・義理母のストック品
・ゴミ拾いを始めた
・読者から読者へメッセージ
まず梅大福さんのお便りです。
年金で日用品をストックしていた義理母
件名:義母の思い出話
物置の中のストック品
庭に建てた物置きは2基。更にもう1基欲しいと言うのでした。腐らないモノだから アンタたちがいつか働けなくなった時 きっと有り難いと思うだろう。というのが義母の言い分でした。
ある日、その物置きの日用品が役立つ事になりました。義母と夫と扉を開くと、高さ2ⅿ 三畳程の内部には うず高く積まれたボックスティッシュ、トイレットペーパー、タオル類、各種洗剤、シャンプーやらポディソープまで、更には虫除け、殺虫剤などのスプレー缶の数々。
それはもうドラッグストアの倉庫のようでした。
が、ティッシュ等の紙類は 内部の水分が蒸発しては戻るを繰り返して 石膏のブロックの様になっていました。
また、ボトル入りの洗剤の容器は液体の触れている部分は変色、変質しており使えるのかわからないのでした。
スプレー缶は ほとんどがサビていて一部は底から薬品が漏れ出ている状態でした。
日頃からちょくちょく覗くと言っていた義母でしたが しっかりと管理しているわけではなかったのです。
ショックのあまりその場に座り込み動けなくなっていました。
台所の天袋の中にも
別の日 台所の天袋に隠した地域指定ゴミ袋、アルミホイルやラップの買い込みを告白したので、確認すると100本近くありました。
が、ビニール袋は印刷部分がくっついて固まっており使えない状態で、ラップ等もくっついて ただの棒になっていました。
もちろん食品等も沢山あり 賞味期限の遥か昔に切れた物は 全く気にしない親族等がある程度引き受けてくれましたが、それでもサビた缶詰め等 かなり捨てました。
次々 ただのゴミになったモノたちを目の当たりにして意気消沈。 暫くは食欲も失くなる程かなり沈んでいました。
今では思い出ですが、義母の「モノは腐らない」という固定観念がガラガラ崩れ 努力も水の泡と消えた出来事でした。
元来がミニマリスト志向の夫でしたので、物置きを撤去後 家を処分し生活をサイズダウンしました。
ワタクシゴトの雑談です。
読んでくださっただけで嬉しく思いますので、返事は不要です。
筆子ジャーナル、これからも楽しみにしています。
既存のフォームでは保留になってしまい送信されませんでしたので こちらからメールしてみました。
梅大福さん、こんにちは。お便りありがとうございます。
お義母さんはモノをためこむ方だったのですね。
なんとなくためこんでいたわけではなく、意図があって、家族のためにストックしていたのに、思ったように活用できなかったのは残念でした。
確かに日用品は腐りませんが、保存が悪いと確実に劣化します。
日本は高温多湿だから(特に近年はすごく暑いと思う)、食品や衛生用品の保存には適していません。
ずっと日本に住んでいると、そこが高温多湿なのだと気づかないのでしょう。
紙製品は湿気を吸収しやすいし、湿気にさらされればカビが発生します。
密封されていても、容器(プラスチックや缶)が劣化して、中身がもれるし、もれなくても容器の中で中身が変質する可能性は十分あります。
お義母さんはそのへんのことは、あまり計算していなかったようです。
ですが、梅大福さんのご主人と梅大福さんは、お義母さんの失敗から学んでスッキリ生活をしているので、お義母さんは貴重なことを教えてくださいましたね。
それでは梅大福さん、これからもお元気でお暮らしください。
クレジットカードで物を大量に購入し倉庫にため込む両親をどうにかしたいなら。
次はひろさんのお便りです。
ゴミ拾いをして思ったこと
件名:断捨離を終えて
最近妹が結婚直前ということもあって、一気に家の不要品を断捨離したせいか、家が非常にすっきりしました。
大量の食器も手放しました。
ブランド品やレアなグッズも、使わないやつは手放しました。
最近はペットボトルを減らしたいなと思い水筒も買いました。
家はもう十分断捨離したので、その分、今度は別のことをしたいなと思い、ゴミ拾いをすることにしました。
自分は首都圏なので、品川や渋谷や新宿に行くことが多いのですが、今まで、全く考えたことないゴミ問題を自覚するようになりました。
品川はオフィス街ですが、非常に酒の缶とタバコの吸い殻がひどいなと思いました。
品川のゴミを一気に片付けると、爽快感がしますが、少し経つとまたゴミが重なっており、利用者のモラルを考えさせられます。
渋谷もゴミ拾いしてますが、渋谷は自動販売機にせよ、コンビニにせよ、ゴミになりそうなものを売るところは非常に多いのに、それを捨てる場所はほとんどなく、確かにテロ対策みたいな理由でゴミ箱を配置しない理由はわかりますが、売る側の事情ばかりが優先してるようき見えて仕方なかったです。
歌舞伎町はもうゴミがひどく、自分の手には負えないので、できるやつだけを細々とやるようにしています。
ゴミがこれだけ多いということは、それだけ大量のものを消費しているということであり、それだけの大量消費社会、しかもその大半が酒缶、タバコ、ペットボトル、プチプラということを考えると、本当に大丈夫なのか、転職や副業で稼ぐことと同じぐらい自分の消費行動にも自覚的になるべきなのではと思いました。
今回も長々と失礼します。寒い日々が続いていますでしょうか。ご自愛ください。
ひろさん、こんにちは。いつもお便りありがとうございます。
妹さん、もうすぐ結婚されるんですね。おめでとうございます。
家族が1人減ると、家の中のものも減りますね。
ひろさん、最近、ゴミを拾っているんですね。ゴミ拾いは地域の美化そのものですから、とてもいいことですね。歩き回るから運動になって自分は健康になるし。
自宅でも、自分が出したゴミをチェックしてみると、ゴミの種類、その発生源に意識が向き、生活ぶりを目の当たりにしますが、街のゴミも同じですね。
この秋、日本に帰国していましたが、町中にゴミ箱がなくてちょっと戸惑いました。
日本にゴミ箱が少ないのは防犯上の理由からですよね。それとメンテナンスコストの削減。
つまりゴミ処理はそれだけ多大なるコストがかかるということです。
自分のゴミを処理してくれる人は誰?:ニューヨーク市のゴミの中で見つけたもの(TED)
だからこそ、ゴミにする必要のないものまで、手に入れないことが重要ですね。
では、ひろさん、これからもお元気でお過ごしください。
最後はぺろさんから、読者まみえるさんへのメッセージです。
まみえるさんへ
件名:まみえるさんへお伝えください
家族の物とコレクションをきれいさっぱり処分するコツ~読者から読者へのアドバイス
私は40代になりたてです。
読者の方からメッセージくると思ってなかったので有難いです。
真夏のあいだは片付けを休んでいました。暑くなる前に洋服は全捨て出来ました!
次は、着物に手を付けようと思います。
今のところは一緒に片付けをした協力者はいないのですが、こうやって精神的に手を伸ばしてくれたことに感謝します。まみえるさんからのアドバイスをこまめにチェックするようにしますね!
ありがとうございました。
ぺろさん、こんにちは。わざわざお便りありがとうございます。
まみえるさんだけでなく、読者のメールを読んで、「私はこういうふうにやった」とか、「私ならこうする」といった意見を寄せてくれる方は、たくさんいます。
本当にありがたいですよね。
さすがに日本も、今は冬ですよね。
ぺろさんの片付けが進むことを祈っています。どうぞ、お元気で。
お知らせ
先週告知したものを改めてお知らせします。
エッセオンラインの最新記事です⇒60代ミニマリストの「思い入れのあるものを手放すコツ」。思い切って処分した方がいい場合とは | ESSEonline(エッセ オンライン)
よかったら読んでください。
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私の夫も、日用品をストックする方です。
でも、今は置いておく場所がないし、自由になるお金もないし、私があまりいい顔をしないので、そこまでためていません。
物を大量にストックする理由はいろいろあります。
夫は、「安いときに買っておいたほうが得だ」という気持ちが強く、安売りされていると素通りできず買ってしまい、結果的にためてしまうタイプ。
しかし、彼の安物買いは節約という面から見ると、たいして節約になっていません。
梅大福さんのお義母さんは、あとで家族が苦労しないようにという親心からためこんでいたようです。
ほかにも、その品物の変更や廃番に備えて買いだめする、災害時や緊急事態に備えて備蓄する、買い物の手間を減らすなど、いろいろな理由から人はストックします。
ただ、先にも書いたように、しまいっぱなしだと劣化するので、1ヶ月に1回ぐらいは中身を点検して、できれば、使いながらストックしたほうがいいと思います。
人の生活環境は変わるので、半年前に「必要だ」と思ったものでも、今は必要でなくなっていることはよくあります。
何のためにストックしているのか自覚し、目的からそれていると気づいたら、すぐに軌道修正すれば、無駄なストックにならないでしょう。
ストック品のメンテナンスは、けっこう大変なので、覚悟が必要ですね。
それでは、あなたも、伝えたいことがありましたら、お気軽にメールください。
メインのフォームで送れないと思ったとき、多くの場合、画面はまっしろで、上のほうでクイズ(人間とロボットを判別するためのもの)が出ています。
こんなときは、クイズに答えれば送信できます。