ページに広告が含まれる場合があります。
5分あれば、片付けられる場所のリスト、後編です。今回は「引き出し」中心に7箇所ご紹介します。
引き出しは小さなものを吸い寄せる場所。まめにチェックして不用品を間引きしておきたいですね。
仕事が休みの日や週末に一気に断捨離するのも悪くないですが、毎日、少しずつ捨てても、家の中はだんだんきれいになります。
忙しくてなかなか時間がとれないときは、5分断捨離をどうぞ。
タイマーを5分にセットしてやると集中できます。
1.キッチンの引き出し
シンクのカウンターの下の引き出しでもいいし、食器棚の引き出しでもいいです。
ミニマリストでもない限り、絶対ここには余計なものが入っています。
たとえば、コンビニの弁当についてきたしょうゆ、マヨネーズ、ケチャップ、ドレッシングの小袋など入れてませんか?
家はたまに中華料理の出前を取ります。するとたくさん醤油とプラムソースの小袋入りをもらいます。
以前は醤油は醤油のびん(こちらで買ったキッコーマンの卓上用)にまとめていました。今、そのびんを断捨離してしまったので、小袋のまま冷蔵庫に入れてできるだけ早く使うようにしています。
小袋に入っている調味料は、びん入りのものより、賞味期限が短いので、すぐに使うか、捨てるしかありません。
1番の解決策は「もらわないこと」です。
関連⇒モノをもらわないのも一苦労~不用品を「もらわない」ためのミニマリストの努力と工夫
2.洗面所の引き出し
化粧品のサンプル、ホテルからもらってきた歯ブラシなどのアメニティグッズ、余分なタオルやティッシュ、期限切れの薬などなど。いらないものがたくさん入っているのが洗面所の引き出しです。
私もきょう実際に5分間断捨離してみました。
■娘の引き出し(ビフォー)
■5分後(アフター)
明らかなゴミだけ捨てました。見た目、あまり変わっていないですね。
でもこれだけ間引きしましたよ。
他人の引き出しなので、自分基準では完全にゴミでも、まだ使えそうなものは残しておきました。自分の引き出しなら、もっと遠慮なく断捨離できると思います。
3.ドレッサーの引き出し
私自身はドレッサーや鏡台を持ったことは一度もありませんが、わりと定番の家具ですね。
ドレッサーの引き出しは化粧品という、ナマモノに近い小さい物がいっぱい入っています。
たとえば最後まで使いきらずに放置してあるマニキュアはありませんか?
もう使わないネイルカラーや、固まったマニキュアがあったら捨てましょう。
マニキュアはそのままポイッと捨てると環境によくありません。捨て方は自治体によって違いますが、たとえば名古屋市の場合、中身を使いきったびんは「空きびん」、金属製のフタは「プラ容器包装」になります。
中身が取り出せるものは、新聞紙などに吸わせて可燃ごみ。固まってしまったら、そのまま不燃ごみというのが一般的です。
捨てる量が多いと、この処理は5分では終わらないかもしれません。その場合は次の5分に回せばOKです。
☆5分断捨離、前回の記事はこちらです⇒忙しい日は1日5分の断捨離を~5分で片付けられる10の場所
4.たんすの引き出し(1)靴下を入れているところ
ソックスもほっとくとどんどんたまってしまうもの。
引き出しをあけて、穴があいているもの、生地が薄くなっているもの、片方行方不明のものを捨てましょう。
靴下と言えば、今でも覚えているちょっと変わった収納方法があります。
大昔、芸能人の部屋をイラストで紹介する連載を集めた文庫本を読みました。
すべて忘れましたがたった1つだけ覚えていることが。
松田聖子(デビュー当時)が物を入れられる丸いスツールにソックスを収納していたのです。
彼女は「ソックスをコレクションしている」と書いてありました。
「収納できる椅子!」
これを読んだとき、素晴らしいアイデアだと思いました。
今、実家で、母がこのタイプのスツールをドレッサーの椅子として使っています。母のスツールは四角くて真っ赤です。座る部分がふたになっていてパカっと開きます。
実際手にしてみると、あまり重いものを入れることはできませんし、中身を詰め込む形になるので「ソックスの見える化」もできず、ガラクタをためてしまうタイプの収納グッズです。
5.たんすの引き出し(2)下着を入れているところ
下着はコレクションしている人がけっこう多いですね。見えないおしゃれアイテムですし、きれいなレース付きなど夢のあるデザインのものも多いですから。
しかし、着用しない下着をたくさん持っていても、場所ふさぎなだけ。思い切って処分しましょう。
もちろん、破れたり、薄汚れたり、穴のあいた下着も断捨離です。
6.ベッドの上
ベッドの上をモノ置き場にしていると、見た目がひじょうによくありません。ベッドの上にちょい置きする癖は手放しましょう。
私の娘はベッドに座って化粧をするので、化粧品が散らばっていることがあります。
部屋にドレッサーがないから仕方がないとも思いますが、なぜバスルームで化粧しないのでしょうか?謎です。
うちの娘のように、家具がないためベッドでいろいろ活動することを余儀なくされている人もいると思いますが、本当はベッドは寝るときだけに使ったほうがいいのです。
ベッドまわりに、昼間の活動のためのものが散らばっていると、「ベッドは休息の場」だと脳が認識しないため、夜ぐっすり眠ることができません。
ベッドルームは家具が少なく、スッキリしていればスッキリしているほどよく眠れます。
パソコン机とベッドを同じ部屋に置くと、横になっていても仕事のことを考えてしまいよくないのです。
不眠症など睡眠のトラブルをかかえている人は、眠る場所の片付けに注意を払ってみてください。
関連⇒ぐっすり眠るためにミニマリストが心がけている8つのこと
7.ベッドの下
ベッドの下に何が入っているか、覚えていますか?
物の定位置が決まってなかったり、定位置が物であふれていると、どこにしまっていいのかわからず、とりあえず、ベッドの下に押し込んでしまいがち。
ふだん見えないからこそ、ベッドの下は意識してきれいにしておくべき場所です。
*******
5分だけでも毎日片付ければだんだん断捨離が習慣になってきます。
夏疲れが出そうなこの時期、断捨離も無理は禁物。5分断捨離を織り込みながら、マイペースで片付けるのがスッキリとした家を手に入れるコツです。