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アメリカの片付け指南サイト、フライレディネット(flylady.net)の31のベイビーステップを順番に紹介しています。
これは、家の中がぐしゃぐしゃで困っている、片付けが苦手の初心者が、1ヶ月かけて身に付ける小さな片付け習慣です。
フライレディが家事の仕方を少しずつ懇切丁寧に教えてくれます。このベイビーステップを実際にやり始めた、というメールをお2人の方からいただきました。
だんだんやることが増えてきたので、1回にあまり進めなくてすみません。もう少し、このシリーズの記事を書く頻度をあげますね。
今回は15日目です。3週間目に入ります。
15日目:ベッドメイキングをする
朝のルーティン
●朝起きて、足元まできっちり着替える。髪を整えて、化粧をする人はする。
●台所と洗面所に貼ってある付せん(自分で書いたリマインダー)をチェック。
●フライレディから届いたEメールを読む。
●否定的な考えに気づいたら、肯定的なものに変える。
●ホットスポットを2分片付ける。
●タイマーをかけて5分間、部屋を断捨離(ファイブミニットルームレスキュー)。やる場所は任意です。
●15分間、断捨離。
●コントロールジャーナルをチェック。
寝る前のルーティン
●流しをきれいにする。
●翌日着る服をレイアウト。
●ホットスポットを2分片付け。
●コントロールジャーナルに書いてあるチェックリストを見る。
ホットスポットはほっておくとぐしゃぐしゃになる場所。コントロールジャーナルは自分の家事の予定などを書くノート(ルーズリーフでも手帳でも何でもよい)です。
詳しくは過去記事を参照してください。
初回⇒家は1日では片付かない。汚家をきれいにする31の小さな習慣(1)
2回め⇒汚家脱出計画。31日でものにする小さな片付け習慣(2)
3回め⇒今度こそ汚家と決別。31日かけて身につける小さな片付け習慣(3)
4回め⇒もう2度と汚家にはならない。初心者向け31日かけて身に付ける片付け習慣(4)
原文はこちら⇒31 Beginner BabySteps | FlyLady.net
朝のルーティンに2分、5分、15分と片付けが3種類ありますが、やる場所は変えたほうがいいと思います。
また、すでに部屋がきれいで、片付けるところがなかったら、適当に掃除をしておけばいいでしょう。
夜のルーティンは寝る前のルーティンですが、必ずしも寝る直前にやる必要はありません。フライレディは夕食が終わったら、やり始めるそうです。
さてこの日、新たにルーティンに加わる習慣は「ベッドメイキング」です。起きてすぐやるのがコツ。ただ、ベッドに寝てない人は関係ないですね。
キッチンの中心が流しなら、寝室の中心はベッドです。他がどんなにきれいでも、ベッドがぐしゃぐしゃだと寝室の汚部屋度が120%ぐらいあがってしまいます。
ベッドメイキングのやり方
ベッドメイキングとはベッドをきれいに整えること。単に整えるだけなのに、「make a bed ベッドを作る」と言うなんて、不思議だと思いませんか?
実はこの表現は中世からあり、実際、昔の人は、大きな布の袋に、ワラなどを詰めて寝床を作っていたのです。
西洋のベッドは枠があり、その上にマットレスがあり、その上に使う人はベッドパッドみたいなものを敷いたりして、シーツをかぶせます。
シーツをかぶせてマットレスの下に折り込むという複雑なことをします。これでふとんで言うところの敷布団ができます。
このシーツの折り込み方にいろいろテクニックがあるようです。私も昔やっていました。夫に「あんたはベッドメーキングの仕方を知らない」と言われ、教えてもらいましたがすぐに忘れました。
うまく折り込めたら、上のシーツをかぶせて、その上にコンフォーター(またはドゥヴェイ)という羽根ぶとんというか、かけぶとんみたいなのをふんわりかぶせて、枕を整えてできあがりです。寒い時は毛布も使います。こう書いているだけで面倒ですね。
参考までにベッドメーキングの動画(およそ2分)をのせておきます。
こんな複雑なことをせずともベッドをやめてふとんにするか、私のように敷布団を使うのをやめてしまえば、人生は一気にシンプルになります。
ベッドメイキングは毎日のことですからね。
あるいは寝袋に寝てもいいですね。
以下にフライレディのアドバイスを書いておきますので、西洋人みたいにベッドを使っている人は参考にしてください。
ベッドを構成するものについてはこちらにも書いています⇒ミニマリストはやっぱり布団でしょ、ベッドはいろいろ複雑だから
●初めてベッドをきれいにする前にベッドスプレッドやふとんなどすべて洗う。「手洗いできないものは、ドライクリーニングしろ」とフライレディは言っています。
●枕カバーや枕も洗う。もし枕がぺしゃんこになっていたり、擦り切れていたら新しいものに変える。
枕もけっこうケアが大変。私は手入れ不用の木枕を使っています⇒木枕でウソのように肩こり解消~健康にいいし、小さいし、床に寝るミニマリストには理想の枕です
●マットレスをチェックして取り替える必要があれば取り替える。マットレスはときどき表裏ひっくり返して使うと、同じようにバランスよくへこむ。新しいマットレスが必要だと思う人は、それ用に毎週少しずつ貯金を始めるとよい。
●新品のまましまいこんでいるシーツなどがあったら、取り替えてみる。あるいは、新しいものが必要だと思ったら、カタログなどを見て検討する(すぐに買う必要はない)。
ふとんに寝ている人は、ふとんをたたんでしまうところまでやればいいと思います。言うまでもないですが、万年床はNGです。
自分なりにベッドメイキングが終わったら、フライレディに「私のベッドはとっても美しい」というタイトルでメールを出します。
16日目:フライレディのサイトをチェック
朝のルーティン、夜のルーティンとも15日目と同じです。朝起きたらすぐにベッドメイキングをします。
この日は、フライレディのサイトを見て、好きなものを読みます。こちらです⇒FlyLady.net: Your personal online coach to help you gain control of your house and home
17日目:まともな時間に就寝する
朝と夜のルーティンはきのうと同じです。
この日は新たな習慣が夜のルーティンに加わります。それは「まともな時間に寝る」ということです。
フライレディは「夜更かしはするな、できるだけ毎晩同じ時間に寝ろ」と言います。
多くの主婦が、子供や配偶者が寝たあとに、いろいろ仕事をしていますが、これはやってはいけないのです。
睡眠不足だと疲れてストレスがたまるからです。睡眠が大切なことはこちらにも書いています⇒なぜ人は眠るのか?睡眠の大切さを忘れていませんか?(TED)
この日は、自分がいつも何時に寝ているか振り返り、あまりに遅い場合は、変更を試みます。
18日目の朝、「わたしはしっかり寝ました」というメールをフライレディに出します。これは意訳で、英語は I GOT MY BEAUTY SLEEP です。beauty sleep は 美しくなるための睡眠。
18日目:フライレディの11のルールを確認
朝と夜のルーティンは同じです。
この日はフライレディの11のルール(11 Commandments)を確認します。読むだけでなく、印刷するか、コントロールジャーナルに書きます。
このルールはこちらで紹介しています⇒片付け上手は毎日こんなことをしている。フライレディの11のルール
19日目はこちらから⇒日本人なら洗濯は毎日やると思うけど。31日で身につく片付け習慣(6)
ベッドは付属品も多く、シーツなどの洗濯もたいへん。毎朝のベッドメイキングもめんどうです。
子供のころ、布団で寝ているときは、ベッドにあこがれていました。高校生ぐらいからずっとベッドに寝ていましたが、床に寝るようになった今、ベッドは本当に無駄が多いと思います。
しかも綺麗に保つのがけっこうたいへんです。
日本人なら無理にベッドを使わずふとんにしてしまったほうがいいと思います。丸めてしまうことができるから、場所も取りません。