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3月、4月は年度末、忙しい毎日を送っている人も多いでしょうね。こんな時だからこそ、少しスローダウンして、春の訪れを楽しむことができたらいいと思いませんか?
今回は、少しゆっくり暮らすコツを15個お伝えします。
のんびり心穏やかに暮らす幸せ
ミニマリストの中には、できるだけムダを省きたい、と思っている人も多いのですが、私はそこまで効率を求めているわけではありません。
むしろ、のんびり心穏やかに暮らすスローライフが理想です。
所持品を減らして、シンプルな生活を心がけることはスローライフやロハスな暮しと相性がいいと思います。
大量生産、大量消費、効率、スピードを重視しない、のんびりした暮しは、ストレスを軽減し、心を豊かにしてくれますよ。
スローライフと言うと、田舎暮しとか、古民家に住むとか、家庭菜園をする、といったことを思い浮かべる人が多いかもしれません。
ですが、そんなふうに、180度暮しを変える必要はありません。日常生活の中で、ほんの小さなことをやってみるだけで、もっとゆっくり楽しみながら暮らせます。
たとえば、こんなことをしてみると、時間がゆっくり流れるのではないでしょうか?
1.やることを減らしてみる
やることが減れば、もっとゆっくり動けます。スケジュールをびっしり埋めることが充実した暮らしだとは限りません。
やらなくてもいいことは、手放してみてください。
関連⇒なぜそんなにいつも忙しいの?~忙しさを生む7つの理由と忙しくなくなる方法
やりたいことを紙に書いて、3つだけ選ぶといいですね。もっといいのは1つだけ、1番いいのは何もしないことです。
私も忙しいとき、モーニングページにやらねばならないことを書いて、その日やらなくていいことを考えています。
モーニングページ⇒ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ
スローライフは効率を求めない暮し。きょうしなくてもいいことは、やらなようにしてください。
特に休みの日は。
2.ノーと言う
やることを減らすためには、いろいろな誘いにノーと言う必要があります。何でも安請け合いをしていると、どんどん忙しくなってしまいます。
ノーと言う方法⇒断る勇気を持とう。上手にNo(ノー)と言う方法
3.メールをチェックする頻度を減らす
メールやSNSのノーティフィケーションは、人を忙しくする元凶です。パソコンやスマホの合図はすべてオフにして、チェックする時間を決めると、気ぜわしさから解放されます。
そんなに急いでチェックしなくても大丈夫なのです。
メールチェックを、思い切って(?)1日2回にすると、時間がゆっくり流れます。
メールチェックの回数を減らすメリット⇒メールチェックしすぎていませんか?メールに支配されないシンプルな暮しのすすめ
時間を決めてSNSをチェックすれば、自分で選んでSNSを活用している、という意識になれます。シグナルがあるたびにチェックしている状態は、ボスはSNSで、自分は召使です。
4.小さな物に目を向ける
小さな物とは、たとえば昆虫、花、花の蕾、葉っぱなど自然の中にある物。部屋にかかっている絵の中に描かれている小さな静物、お菓子のパッケージの中の小さな絵。
自分の指紋、鉛筆の削りかす、真珠のピアスの模様。
このようなふだんあまりじっくり見ない小さな物を身の回りから探して、じっと見つめていると、時はゆっくり流れます。
5.いつもよりゆっくり歩く
健康法としてウォーキングをしている人は、常に早く歩いていると思います。そこをぐっとこらえて、1日10~20分だけ、意識的にゆっくり歩くようにしてください。
6.ゆっくり通勤する
車通勤の人は、公共交通機関を使ってみる、電車やバスの人は、ひと駅前で降りて、歩いてみる、自転車で通勤する、徒歩で通勤するなど、可能な限り、スローダウンします。
会社が遠いと大変かもしれませんが。行きが無理なら、帰りにやってみるとか、工夫できると思います。ふだんは目にしなかった景色を見られて新鮮です。
7.各駅停車の電車やバスに乗る
5番の「ゆっくり通勤」のバリエーションです。
特急や急行に乗らず、わざとのんびり運行する各駅停車の電車や、遠回りするバスに乗ってください。せっかちな人は「時間がもったいない」と思うかもしれませんが、急行に乗って、節約できる時間は数10分ではないでしょうか?
その数10分を惜しんで、いったい自分は何をやろうとしているのか?本当はやらなくてもいいことなのかもしれません。
8.通勤電車やバスの中では何もしない
多くの人は、通勤電車の中でスマホを見たり、仕事の資料を見たり、ポッドキャストを聞いたり、読書をしていると思います。寝ている人もいるかもしれません。
そこをあえて何もしない時間を作ってください。
毎日とは言いません。週に1度でもいいです。それすらできない人は、最初の10分だけ、何もしないようにしてもいいです。
以前、こちらの動画を紹介した時、「通勤に集中する」ってどういうことかな、と思っていたのですが、通勤するとき、通勤以外何もしないことが、通勤に集中することなのだ、と気づきました。
通勤に集中すると幸福度があがるそうなので、お試しください。
9.シングルタスクをする
マルチタスクをするのではなく、1度に1つのことに集中します。マルチタスクをすると脳が忙しくなってしまいます。
マルチタスクのデメリット⇒マルチタスクが脳に負担をかけ仕事の効率を落とす理由。1つのことに集中しよう
10.よく噛んで食べる
食事のときは食事に集中します。テレビは消して、何も見ずに、食べ物をしっかり噛んで味わって食べてください。よく噛むことは健康にもいいのでおすすめです。
よく噛むことのメリット⇒お金のかからない究極のダイエット。ゆっくりよく噛んで食べる:12月の30日間チャレンジ
11.瞑想する
瞑想はスピードダウンの定番ですね。
瞑想のやり方⇒『必要なのは10分間の瞑想だけ』~物より心が大切です(TED)
瞑想は意志の力を強くして、衝動を抑えることにも役立ちます。
12.深呼吸する
深呼吸すると心が落ち着きます。息をゆっくり吸って、1分ぐらい時間をかけて、ゆっくり吐いてください。
13.耳をすませる
何もせずにじっと耳をすませてください。もっとも遠くから聞こえる音は何なのか、じっと聞いてください。
これは家の中でやるよりも、自然の中でやったほうが楽しいです。
14.余分なものは減らす
ゆっくり生きるためには、物もタスクも少ないほうがいいのです。持ち物を減らせば当然シンプルライフになります。物が多ければ多いほど、管理する時間を取られてしまいます。
まずは自分の部屋から不用な物を減らしてください。
15.今、この瞬間を楽しむようにする
今、この瞬間を楽しむということは、目の前のことに集中すること。すんでしまった過去や、これからどうなるかわからない未来のことばかり考えず、今やっていることに意識を集中します。
これは思考の断捨離とも言えます。
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ほかにも、玉ねぎをじっくり炒めるとか、熱いお茶をゆっくり飲むとか、何もせず音楽を聞くなど、ゆっくり暮らす方法はいろいろあります。
じっと雨音を聞いたり、今よりずっと時間がゆっくり流れていたころ書かれた小説を読むのもいいと思います。