岐路に立つ女性

ミニマルな日常

さっさと決める人になってガラクタだらけの部屋とおさらばしよう。

物だらけの部屋から脱出したい人は、決断が早い人になってください。

部屋が物だらけになる理由はいろいろあります。

物の買いすぎ、もらいすぎ、使わなさすぎ、ためこみすぎあたりは、誰でも想像できるでしょう。

もう1つ、意外なポイントとして、「決めなさすぎ」というのがあります。

捨てる決断をさっさとしないことが、部屋の中のガラクタ密度をあげてしまうのです。

今、ガラクタになっているものは、そのまま持っていても、数年後に、結局捨てることになります。

早めに捨てる決断をするほうが、無駄なリソースを使わずにすみます。

ふだんから、いろいろなことをさっさと決めると、捨てる決断も早くできるようになるので、部屋もきれいになりますよ。

まず、決めなさすぎとガラクタの関係について、説明しますね。



0.決めないから物が増える

ガラクタとは、使わないまま、そのへんに乱雑に置かれている物のことですが(きれいに収納していることもあり)、どうして不用品になったのか考えてください。

決めるべきときに、決めなかったから、ガラクタが増殖したのではないでしょうか?

・どこにしまうか決めず、そのへんに置いた

・使い終わったのに、すぐに処分方法を決めず、そのへんに押し込んだ

・本当はいらないギフトなのに、使う決断も捨てる決断もできず、押入れに入れっぱなし

・もういらないことはよくわかっている服なのに、手放す決断ができず、クローゼットにぶらさげっぱなし

・断捨離しようと引き出しの中身を全部床にぶちまけたけど、捨てる・捨てないを決められず、ずっとそのまま。

このように、いろいろなことをタイミングよく決めないと、不用品がたくさんたまってしまいます。

そこで、しばらく、何をするときも、「さっさと決める」ことを意識してはどうでしょう?

今、「決断力」という言葉がタイトルに入ったビジネス書がありますが、結局、決めることも、捨てることと同じでスキルだと思います。

「即、決める」というアクションを何度もやっているうちに、もっと早く決められるようになります。

何を決めるときも、意識して、できるだけ早く決めてください。

早く決めるために、以下のことを心がけてください。





1.選択肢を減らす

何かを決めるときは、できるだけ選択肢を減らしてください。

オプションがたくさんあればあるほど迷いますから。

・ランチメニューがたくさんある店ではなく、日替わり定食が1つしかない店に行く

・ケーキがたくさんある店ではなく、チーズケーキとショートケーキしかない店に行く

・いろいろな傾向の服があるブティックに行くのではなく、傾向がはっきり決まっている店に行く

・多機能のキッチンツールではなく、機能をしぼりこんだものを選ぶ

こんな感じです。

断捨離の場合は、物は「捨てる」と「捨てない」の2択にしておくといいでしょう。

部屋を片付けているときは、「あとで考える」「メルカリで売る用」「寄付する用」「家族に聞いてみる分」などなど、カテゴリーを分けすぎないほうがいいですよ。

物によって、処分法を変えたい人は、「捨てる!」とはっきり決めてから処分法を選ぶといいでしょう。

バリー・シュワルツに学ぶ『選択のパラドックス』(TED)~所持品をミニマムにすると生きやすくなる理由とは?

2.自分でルールを作っておく

いろいろな決め事で迷うことが多い人は、「こういうときは、こちらへ行く」と決める指針になるルールを用意しておくといいです。

捨てる・捨てないを決めるルールは、何度か、このブログに書いています。

たとえば、これ⇒断捨離する物にやたらと迷う人向け、捨てる物チェックリスト。

あくまで、これは私の提案なので、こうしたルールをベースにして、自分の生活環境にあったルールを用意しましょう。

このブログや私の著書を見て、「1年着なかった服は捨てる」と心づもりしても、なかなかその通りにできないとしたら、そのルールは、根本的にあなたに合っていないのです。

不用品を捨てることで得たい結果(理想の生活)を考えて、自分仕様のルールを作りましょう。

3.考えすぎない

生きていると人生の岐路に立つような重要な決断をするときがあります。

そんなときは、メリットやデメリットを見比べたり、コストベネフィット分析などしてもいいかもしれません。

しかし、日常の活動の選択においては、あまり考えすぎないことをおすすめします。

どれだけ時間をかけて考えても、その選択をした結果は、選択したあとにならないとわかりませんよね?

それならば、さっさと選択して、結果を見て、その後、微調整するほうが、よほどいい結果になると思います。

4.タイムリミットを作る

期限がないと決断を先延ばしにしてしまうので、決めるまでのタイムリミットを作っておきましょう。

結婚式の出欠、きょう会社に着ていく服、今度の休みに遊びに行くところ、友達への誕生日プレゼント、次の日曜日にお客さんに出す料理、新しく買うバッグや靴の色・デザイン。

こんなことを長々と迷ってはいけません。

こうした日常よくある、重要度がそんなに高くない決め事は、30秒で決めてしまってはどうでしょうか?

30秒が短いと思ったら2分でもいいですが。

30秒で決めても、1週間かけても、結果に大差はありません。

タイムリミットを作っておけば、おのずと、3番の「考えすぎ」を防ぐことができるし、言われなくても自分ルールを作ってしまうものです。

結婚式の出欠は、行きたいか行きたくないかで決める。

会社に着ていく服や遊びに行くところ、次に買う服は、自分の好みで決める。

友達への誕生日プレゼントやお客さんに出す料理は予算で決める、など。

5.完璧主義は休む

最良の選択や、もっとも正しい選択をしようと思うと、なかなか決めることができません。

完璧を期す傾向のある人から、いろいろな相談をもらいます。

物の捨て方はこれでいいですか? モーニングページの書き方、間違っていませんか? 何から捨て始めるべきですか? 

時間と体力を使って取り組むのだから、最小限のエネルギーを使って、最短で最良の結果を得たいと思う気持ちはわかります。

しかし、3で書いたように、それをやってみてどうなるかは、やってみないとわからない部分が多分にあるので、正しい選択をすることに時間をかけるより、とりあえず、やってみたほうがいいのです。

とくにモーニングページはルールがあるようで、たいしてない、きわめて自由なワークなので、やり方や書くものにこだわる時間があるなら、1ページでも2ページでも書いたほうがいいですよ。

ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ

断捨離についても、どんなに変わった捨て方をしたとしても、毎日物を少しずつ捨てていたら、部屋はだんだんきれいになっていきます。

「私は完璧主義のところがあるな」という自覚がある人は、さっさと決断できるようになるまで、その主義を休んでください。

完璧主義を手放せばいい:決断するコツを教えます(その3)

6.感情的にならない

何かを決めるとき、感情的になりすぎると、なかなか決められません。

贈り物を捨てることが苦手な人がたくさんいますが、たぶん、感情的になりすぎているからです。

贈り物を「捨てる・捨てない」は、「人間として正しい・間違っている」の選択ではありません。

「不用かそうでないか」「今使っているか、使っていないか」「これから使うのか、使わないのか」といった、合理的なことを考えるべきときに、「正しいか、正しくないか」といった、倫理の世界に入らないでください。

罪悪感を感じる必要なし、人からもらった贈り物を捨てる3つのコツ

7.失敗と友達になる

失敗したくない、後悔したくないという気持ちから、なかなか決められないことがあります。

そこで、「べつに失敗してもいい」と思ってください。

実際、その通りですよね?

人は失敗するから何かを学ぶし、成長します。

失敗しないと何も学べないし、進歩もありません。

失敗はとてもありがたいものなのです。

物を捨てたあと後悔してしまう問題については、いくつか過去記事を書いていますが、後悔は恐れる必要はありません。

物を捨てて後悔したというけれど、それが何だっていうの?

捨てたことを後悔しても無駄なのでさっさと次へ行こう、と言われてもうじうじ悔やむ人へ。

後悔することが好きな人は、何をしてもしなくても後悔しますから、「後悔するかも」とうじうじ考えている時間がもったいないです。

******

部屋の不用品を減らすために、さっさと決断する人になることをおすすめしました。

毎日せっせと捨てていると、決断も早くなってきます。

がんばってください。





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