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毎年6月の第3日曜日は「父の日」です。2016年の父の日は6月19日。今回は、ガラクタが増えない父の日の贈り物のアイデアを考えてみました。
父の日の定番ギフトをシンプルライフ仕様にする
父の日の定番のプレゼントを、できるだけモノが増えない形にアレンジするのはどうでしょうか?
暮らしをミニマルにするポイントは
●無駄をはぶく(余計なモノを家に入れない)
●小さいモノを使う
●多機能なものを選ぶ
この3点です。グラハム・ヒルさんより学びました⇒『ものは少なく、幸せは多めに』~グラハム・ヒルに習う「小さく暮らす」メリット
父の日のプレゼントとして人気のあるものを、3つの条件のどれかを使ってアレンジしてみましょう。モノが増えないバージョンにすると、お金もあまりかかりません。
1.衣料品、服飾雑貨
ネクタイ、財布、時計、靴下、Tシャツ、靴、ネクタイピンなどのファッションアイテムが人気みたいです。
アマゾンや楽天市場が「人気のプレゼントランキング」にのせているので、本当に世間のお父さんがほしがっているかどうかは定かではありません。
私に言わせれば、ネクタイや時計、財布などは、本人の趣味があるので、父の日だろうが誕生日だろうがクリスマスだろうが、プレゼントするべきではないと思います。
事前にメーカー、型番、色など本人のリクエストをしっかり聞いた上で贈るのはいいかもしれません。これだと、プレゼントのサプライズが何もありませんが、それでも、いらないモノをもらうよりましではないでしょうか?
気持ちのやさしいお父さんだと、「せっかく娘がくれたから」「息子が選んでくれたから」と好きでもないネクタイを、無理に、会社にして行くかもしれません。
自分の趣味はそんなに簡単に変えられないため、一回だけの着用に終わります。たまたまお父さんの趣味に合えばいいですけどね。
しかも贈り物は捨てにくいです。
贈り物の捨て方をこちらに書いていますが、なかなかみんなこんなふうに割りきれません⇒人からもらった贈り物を捨てる3つのコツ、罪悪感を感じる必要なし
物を増やしたくないお父さんに、気持ちの負担をかけるのはやめたほうがいいでしょう。
服飾雑貨で私が一番無難だと思うのは、ソックスです。
ソックスならば、腕時計などに比べてそんなに高価ではないし(ブランド物は高いのでやめましょう)、外から見えないので、多少、ふだんと雰囲気の違うものでも、あまり抵抗なく、履いてくれるでしょう。
家の中で履くこともできますしね。失敗しても、お父さん自身がよそに回しやすいです。
2.お酒や食べもの
酒の肴やご当地グルメ、甘党のお父さんにはスイーツもあります。
グルメ系のギフトは消え物なので、ミニマリスト的には好ましいプレゼントです。ただ、食品を贈るより、一緒にどこかに出かけて食べたほうが、お父さんはうれしいと思います。
ミニマリストになりきれていないお父さんだと、高級な洋酒をもらうと「今度お客さんが来た時のために」と言って、飲まずにサイドボードにしまってしまうかもしれません。
もったいなくて飲めないんですね。
一緒に食事に出かけることができないなら、いつもお父さんが食べたり飲んだりしている物を贈ったほうがいいです。
高級すぎると、化粧箱やらなんやら、余計な包装資材が増えてしまうのも問題です。
3.デジモノ、家電
男性は機械が好きなので、カメラや、デジタル機器、家電をプレゼントに選ぶ人も多いようです。
シェーバー、バリカン、耳毛・鼻毛カッター、コーヒーメーカーなど。メタボが気になるお父さんには、体重計や血圧計もあります。
ですが、ミニマリスト志望のお父さんには機械はあげないほうがいいです。髭剃りも、鼻毛を切るのも、手を使えばいいじゃないですか?
それでなくても、現代の家の中は、さまざまな電化製品のコードやチャージャー、電池などがあふれています。
特に、コーヒーメーカーなどの調理家電はガラクタになりやすいです。
調理家電の捨て方はこちら⇒調理器具を断捨離する5つのコツ。使わずにほこりをかぶっていませんか?
これ以上お父さんの生活を複雑にしないほうがいいと思います。
それよりも、理容室のサービス券をあげたり、スターバックスのギフト券をあげたほうがいいのでは?
私はスターバックスは好きではないし、コーヒーは飲み過ぎないほうがいいと思っていますが、あの店の雰囲気が好きな人は多いですからね。
あるいは、子供自身が、お父さんをマッサージしてあげればいいのです。父の日に、「◯◯(子供の名前)マッサージサロン」とか、カイロプラクティックを開き、お父さんの肩を叩いたり、手足をもんであげるほうがお父さんはうれしいと思います。
4.植物
母の日の定番はカーネーションですが、(日本の)父の日は黄色いバラだそうです。私が子供のころは、父の日に花を贈るなんて、聞いたことがありませんでしたが、いつのまにかそうなっていました。
日本ファーザーズ・デイ委員会というのがありまして、ここが、父の日の贈り物には黄色いリボンをつけることを提唱しています。
黄色は幸福の象徴だそうです。バラも消えものなので、花が好きなお父さんにはいいかもしれません。
お父さんだけでなく、お母さんや、ほかの人も愛でることができます。
お父さんにもっとパーソナルに楽しんでもらいたいなら、サボテンや多肉植物が小さくて邪魔にならないからいいですね。
☆ミニマリスト向けのプレゼントはこちらでも紹介⇒【保存版】ミニマリストへの贈り物のアイデア18個
すでにミニマリストなお父さんへのプレゼント
ここからはすでにかなりミニマリストで、物は絶対増やしたくないと思っているお父さんへのプレゼントをあげてみます。
●スポーツ(プロ野球やサッカーの試合)のチケット。
●映画のチケット。
●手料理。
●各種ギフトカード
喫茶店、レストラン、ゴルフショップなどお父さんの趣味のものが売っている店、イエローハットなどのカー用品やサービスを提供している店のもの。どこでも使える金券、クオカード、図書券、アマゾンギフト券。ガソリンスタンドの給油券(なんてありますかね?)など。
●スポーツマッサージやボディケア、整体院のサービス。
今メンズエステというのもありますね。スポーツマッサージは、ふだんスポーツをしていて筋肉が多い人用のマッサージです。運動をしないお父さんなら、ふつうのマッサージを受けてもらいましょう。
●温泉旅行
資金に余裕のある方はどうぞ。
●感謝の手紙やカード
母の日の贈り物の記事でも書きましたが、ふだんアナログな手紙をお父さんに送ることはなかなかないと思います。遠くはなれて住んでいるなら、近況などをちょっと書いてだしてあげると喜ばれます。
母の日の贈り物のアイデアはこちら⇒お金のかからない母の日のギフトアイデア。ミニマリストのお母さんにオススメ
●時間
時間には2種類あります。
1.あなたの時間をあげる。
これも、母の日のプレゼントの記事に書きましたが、私たちが持っているもっとも貴重なものは「時間」です。お父さんと一緒に一日を楽しく過ごすのはとてもいい「父の日」のプレゼントだと思います。
成人した子供を持つお父さんの多くは、普段子供とあまり話す機会がありません。そこで、実家に顔を出して、お父さんと会話をすれば、お父さんはとても喜んでくれるでしょう。
自分も楽しいですしね。
2.お父さんに時間をあげる。
お父さんは毎日24時間持っていますが、仕事と家庭サービスに使い、なかなか自分の好きには使えていないものです。
特に日本のお父さんは残業が多いですから。
そこで、父の日は、お父さんの好きなようにさせてあげてはどうでしょうか?ゴルフをしたいならゴルフをすればいいし、スマホでゲームをしたいならゲームをすればいいでしょう。
「何もいらないから、ゆっくり寝たい」と思っているお父さんは多いかもしれません。
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実のところ、お父さんと一緒にすごす、お父さんのしたいようにさせてあげる、というのは、お父さんがタメコミアンだろうが、ミニマリストだろうが関係ありません。
お父さんと名のつく人は、みんな喜んでくれる父の日のプレゼントです。つまり「はずれがない」ということ。ですが、成人してから、このプレゼントを送る人は少数派のようです。