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あまり服に予算をかけず、おしゃれに見せる方法を10個お伝えします。
私自身はおしゃれでもなんでもありませんが、若いときは、まあまあおしゃだったような気がします。いつも映画と雑誌でフランス人のおしゃれを観察していました。
「カナダに留学する」と友達に言ったら、「え、どうしてヨーロッパじゃないの?」と言われたぐらいです。
1.自分に自信を持つ
いきなり、服の話からずれてると思うかもしれませんが、結局、服は服でしかなく、問題は中身なのです。
服を着替えても自分自身は変わりません。まあ、ちょっとぐらい気持ちが上がったり下がったりするかもしれませんが、本質的なものは何も変わらないのです。
自分に自信がないと、新しい服を見るたびに買い物をしてしまいます。そうすると、自分がワンランクアップしたような気になるからです。
しかし、服をたくさん集めたところで、ランクアップしません。
これについてはセルフエスティームの記事に書きました⇒セルフエスティーム(自分を愛する気持ち)が高い人の12の特徴
まず、そこそこ自分に自信を持って、前向きな態度で生きることが、服によけいなお金を使わないコツです。
2.自分のスタイルを決める
予算が限られているので、あまりあれこれ違ったスタイルをしようとせず、自分らしいスタイルを1つ決めて、それを追求したほうがいいです。
仮に、毎月服にかける予算が1万円あるとしたら、あなたはどういう服を買いますか?
質のいいトップスを1枚?それとも安いTシャツを10枚?
安いTシャツを買ってもいいですが、それは自分の好きなスタイルであるべきです。
スタイルを1つ決めておけば、ほかの服とも合わせやすく、無駄なアイテムが出ません。
スタイルを決める参考にどうぞ⇒少ない服でおしゃれを楽しむ方法。この秋からミニマルなファッションにしませんか? 「ステップ2:自分のスタイルをざっくり決める」をお読みください。
3.手持ちの服を見直す
おしゃれイコール新しい服を買うことではありません。たぶんすでに家の中に、自分好みで、そこそこおしゃれな服があるはずです。
ただ、あまりに服の数が多いため、その宝石のような服は、どこかに隠れてしまっているのです。
店に行く前に、手持ちの服の棚卸しをしてください。
何ヶ月かかかるかもしれませんが、在庫をチェックせずに、洋服を買いに行くと、無駄な服を買ってしまい、「お金をかけない」というミッションを完了できません。
上にリンクした記事のステップを順番にやると、自分のワードローブを整理することができます。
4.サイズの合った服を着る
その服がおしゃれに見えるかどうかは、自分のからだにフィットしているかどうかで決まります。
大きなシルエットの服が流行ることもありますが、おしゃれな人は、たるみ具合をしっかり計算して着ています。
女優さんやモデルさんが、服を素敵に着こなしているのは、オーダーメイドの服が多いからではないでしょうか?
あるいは、いろいろなところから服のサンプルが届くので、自分のからだにぴったりあった服を見つけることができるのかもしれません。
まあ、このようなセレブというか、ファッショニスタは、服にお金をかけています。
私は小柄なので、ほとんどすべての服がちょっと大きめです。こういうのはおしゃれに見えませんので真似しないでください。
5.裁縫のスキルを身につける
サイズにあった服を着るために、自分で服を直すことができるとベストです。もちろん、仕立屋さんや洋裁店(日本に今もあるのかどうか知りませんが)に持っていって、直してもらってもいいですが、コストがかかります。
高い服を買うよりは、安くあがるかもしれませんが。
私の娘は、高校の卒業のイベントの晩餐会に赤いロングドレスを着ました。そのドレス、胸のところが開きすぎていたので、仕立屋さんでお直しをしてもらわなければなりませんでした。
「高いのに、超へたくそ」と娘は文句を言っていました。信頼できる仕立屋さんを見つけるのも難しいかもしれません。
やはり自分で多少なりとも裁縫ができると有利でしょう。
ちょっと裾や袖丈を直すだけで安い服でも格段におしゃれに見えます。
6.シンプルなデザインにしておく
自分のからだにピッタリ合わせるためにお直しをするとき、もとのデザインが複雑では、やりにくいです。
それは、仕立屋さんにしても同じことです。娘のドレスのお直し代が高かったのは、デザインが複雑だったからかもしれません。
シンプル路線はお直しのためだけではありません。
できるだけシンプルなデザインの服にしておけば、組み合わせるものを変えるだけで、ずいぶん違った印象に見せることができます。
7.きれいな服を着る
「きれい」とは、デザインや色が素敵ということではありません。シミがない、しわくちゃではない、糸くずが出ていない、ボタンが取れかかっていない、ということです。
つまり、新品に近い状態の服です。
私はけっこうボロボロの服を着ていますが、別に「安い服をおしゃれに見せたい」という目的を持ちつづ、生きているわけではありません。
ですが、もし、チープな服を高く、おしゃれな服に見せたい、と思うなら、シミ抜き、ボタン付け、アイロンがけといったメンテナンスはまめにしなければいけません。
洗いざらしのシャツや、ジーンズのように、だんだん色が抜けてヴィンテージっぽくなるのが素敵な衣類もありますが、たいていの服は、新品度が高いほうが、おしゃれに見えます。
8.洗濯をしすぎない
服はきれいにしなければなりませんが、あまり洗濯機で洗濯をし過ぎないほうがいいです。
洗えば洗うほど、布地は痛み、色があせます。
シミがついたら、洗濯機に放り込むのではなく、その部分だけ、スポンジや小さな布切れ、歯ブラシなどを使ってシミ抜きをしてください。
もし服が、かびくさかったら、冷凍庫に入れればいいのです。これは冗談で書いているのではありません。冷凍庫に入れればカビは死にます。
カビについて⇒カビはなぜ生える?対策する前に知りたいカビの基礎知識 「カビが繁殖する3つの条件」をお読みください。
デザイナーの横森美奈子さんの服のメンテナンスのポイントも、「なるべく洗わない」ことだそうです⇒服の数も、洗濯の回数もぐーんと減らした理由:ミニマリストへの道(49) 「洗濯の回数を減らした理由」をお読みください。
この点、私も同じです。私はおしゃれのために、洗濯をしていないわけではありませんが。服があまり臭くならないからです。
私は石鹸その他の洗浄剤で体を洗っていません。こうすることにより、皮膚の皮脂を取り過ぎることがないため、ほどよく皮脂が分泌していて、体が臭くなりません。
石鹸などでがんがん体を洗うと、肌が必死になって皮脂を分泌し、それが細菌のエサになるので、臭いがきつくなるのです。
加齢臭や体臭に悩んでいる人は、ケミカルな洗浄剤で体を洗うのをやめてみるといいのではないでしょうか?
もちろん、服の洗濯を控えたい人も。
9.ボタンをいい物に替える
安い服には、チープなプラスチックのボタンがついてます。
私は、昔、お高い、デザイナーブランドの服を買っていました。高級な服は、デザインや縫製も違いますが、ボタンや、裏地といったディテールにお金がかかっています。
せめて、ボタンをちょっといいメタルや木製、アコヤ貝(パールシェル)の物に取り替えると、いきなり、高い服に見えます。
ヤフオクなどで探せば、質のいいボタンを買うことができます。古い服を捨てるとき、ボタンだけ取って売る人がいます。
実際、私はそういう人から、コートにつけるボタンを買ったことがあります。
10.リアル店舗で買い物する
本当におしゃれな人はオンラインでは服を買わないのではないでしょうか?ユニクロのように、実店舗で試着してから、ネットで買う、ということはあるかもしれませんが。
サイズが合っている服じゃないときれいに見えないので、おしゃれに見せたい人は、実店舗でちゃんと試着して買うべきです。
色も、パソコンのモニターではずいぶん違って見えます。
限られた予算でベストな結果を得るためには、服は自分の目で確かめて買うほうがいいです。
ちなみに、私はおしゃれではないので、ほとんどネット通販で買っています。
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お金をかけず、おしゃれに装うためには、別のところにリソースを使う必要があります。
しかし、おしゃれな人なら、服のメンテナンスはべつに苦にならないでしょう。服の数が多すぎると、メンテナンスが大変なので、この意味でも、手持ちの服はできるだけ減らしたほうがいいと思います。