おじいさんとおばあさん

健康・アンチエイジング

意外と知られていない、アンチエイジング効果のある7つの生活習慣

少しでも老化が遅らす方法を7つお伝えします。いわゆるアンチエイジングです。

アンチエイジング(anti aging)とは、エイジング(年をとること)に抵抗する、つまり、なるべく老化を遅らせて若々しく暮らすことです。

アンチエイジングというと、化粧品やサプリメント、あるいはエステを思い浮かべる人が多いかもしれません。この記事では美肌を保つ狭義のアンチエイジングではなく、加齢による病気をふせぎ、できるだけ健康でいられる抗老化について書きます。

私は、肌にはりがあって、しみやしわが少ないというのは、からだが健康である結果なのだと考えています。

先日、長生きする方法を紹介しましたが、アンチエイジングも長寿の秘訣と同じで、毎日のほんの少しの心がけて変わってきます。

すでにかなりガタが来ている人でも大丈夫。まだ間に合います。生活習慣を整えて、「老化」を最小限にくいとどめましょう。

では行きます。



1.ウォーキングする

これは長生きの記事でも書きました。歩く習慣がある人とない人とでは、どちらが老化を予防できるか、別にデータを提示しなくてもわかると思います。

何も本格的にウォーキングする必要はありません。ランチタイムに自宅や職場の近所を20分~30分散歩するだけでいいのです。

雨の日は、屋根のあるどこか(ショッピングモールとか、アーケード街)を歩いたり、オフィスの階段をの上り下りしましょう。

ウォーキングのメリットはこちら⇒ウォーキングはダイエットと健康に不可欠、暮しの質も高くなる

2.食べたものをすべて記録する

自分が口にしたものをすべてノートに記録することは、ダイエットにとても有効です。別にやせたい人だけでなく、逆に太りたい人、健康になりたい人、すべてにおすすめ。

一生書き続ける必要はなく、1週間だけでも記録すれば、自分が健康的なものを食べているのか、ジャンクフードばかり食べているのかよくわかります。

人は忘れる動物です。1週間前の昼食とか夕食に食べたもの、覚えていますか?私は、コクヨのキャンパスダイアリー(A5)に食事の記録をつけていますが、たまにさぼると、前日食べたものを思い出すのにとても苦労します。





3.グリーンスムージーを飲む

グリーンスムージーとは緑の葉野菜と果物をミキサーで撹拌した飲み物です。

数年前から日本でも人気なので、知らない人がいないと思います。はやりすぎて、こんなグリーンスムージーはだめだ、とか、グリーンスムージーにこれを入れてはいけない、とか、ミキサーはこういうのでなくてはいけない、などいろいろ言われるようになりました。

そのような情報にあまりこだわらず、ふつうに野菜と果物を適当に混ぜて飲むと、野菜の摂取量があがるので、アンチエエイジングに大変効果的です。

私は、西式甲田療法で青泥と呼ばれる、ほぼ野菜ベースのスムージーにリンゴを1/2個分入れてよく作っています。

私のグリーンスムージーの作り方⇒健康の秘密は毎日飲むグリーンスムージー、丈夫で使いやすいミキサーで作ります

これは慣れないと苦いと思うので、ごくふつうに果物多めで作ってもいいでしょう。ただし、果物多めのグリーンスムージーは果糖の摂り過ぎになるので飲み過ぎには気をつけてください。

グリーンスムージーのメリットは、生の野菜をたくさん摂取できること、消化にいいこと(撹拌はしっかりしないとだめですが)植物繊維が豊富なことなど。

グリーンスムージーはなんとなく、女子供の飲むもの、と思っている人が多いのですが、男性にも多いにおすすめします。夫も飲んでいます。ただし、彼はアイスクリームを入れているので、あまり意味がないと思います。

ただ、グリーンスムージーを飲む分だけ、コーラやアルコールを飲む量が減っていると思うので、その面ではメリットがあるでしょうか。

※長生きする生活習慣はこちら⇒小さな工夫が違いを生みます。長生きできる15の生活習慣

※脳を若く保つ方法はこちら⇒脳の若さを保つ7つの方法~アンチエイジングは頭から

4.できるだけオーガニック食品を食べる

りんご、桃、イチゴ、ブドウあたりは残留農薬が多いです。特にりんご。これは、アメリカのEWV(Environmental Working Group)が毎年発表している、残留農薬の多い作物のトップ5に入っています。野菜ならほうれん草、セロリ、きゅうりあたり。

上位50位までこちらにのっています。画像つきなので英語がわからなくても大丈夫です⇒Full List | EWG's 2015 Shopper's Guide to Pesticides in Produce™

日本は事情が違うかもしれませんが、こういうフルーツに残留農薬が多いのは、そういう栽培方法しかできないからだと思うので、やはり多いのではないでしょうか。

私はりんごは皮つきでスムージーに入れるので、自分で買ってきたオーガニックのりんごを入れています。夫はふつうのスーパーでふつうのりんごを買ってきますので、それを食べることもあるのですが。

オーガニック食品がいい理由はこちら⇒オーガニックフードは本当に健康的か?私がオーガニック食品を好む4つの理由

5.夜、テレビ、パソコン、スマホのスイッチを切って瞑想をする

瞑想はいろいろなメリットがありますが、特にストレスを軽減することが、老化を防ぐのに大きく貢献します。

ふだん忙しくて、なんだかいつもバタバタしている人は、強く瞑想をおすすめします。1日たった10分です。

夜(特に寝る前)はテレビ、パソコン、スマホはなるべくやらず、10分ほど静かにぼーっとすると、より副交感神経が働き、リラックスできます。するとホルモンバランスも整います。

更年期で体調の悪い人はたぶんホルモンバランスが狂いすぎていると思います。夜、テレビやパソコンを見ないだけで相当違うので一度お試し下さい。

瞑想のやり方はこちらです⇒『必要なのは10分間の瞑想だけ』~物より心が大切です(TED)

6.歯医者の検診を受ける

歯の健康と全身の健康は想像以上に関係があります。

貝原益軒(かいばらえきけん)という江戸時代の儒学者がいます。薬学を学び、和漢の考え方や、自身の体験を合わせて「養生訓(ようじょうくん)」という本に、健康と長寿を保つ方法を書いた人です。貝原さんは、「日本歳時記」という本の中で、

人は歯をもって命とする故に、歯といふ文字をよわい(齢)ともよむ也

と書いているそうです。命を永らえるためには、歯が大事なのである、だから齢(よわい、年齢のこと)に「歯」という文字が入っているのです、という意味です。

歯がないと、ごはんが噛めず栄養がとれないから、こう言ったのだと思います。昔は点滴やサプリメントはありませんでしたから。

しかし、実際、しっかり噛むことが、脳を刺激するので、老化を遅らせるという研究があります。つまり、歯を失ったり、かみ合わせの悪い入れ歯などを入れて、しっかり噛めなくなると、ボケるということです。

さらによく噛むと、唾液が分泌されるので、消化も促します。

唾液の分泌は加齢とともに少なくなるので、高齢者は唾液の殺菌効果も期待できず、歯茎の病気になりやすいです。ひどくならない前に、早めにケアしておきましょう。

以前も書きましたが、歯を健康に保つためには予防が1番です。

いったん虫歯になってしまうと、削って詰めることになり、数年たつとその詰め物の下から虫歯になり、また削って詰めて、また数年たつと、その下や横から虫歯になり、もう削るところがないので、クラウンをかぶせることになります。

子供のころに奥のほうの歯が虫歯になると、一生、治療し続けるはめになるのです。

歯に詰め物をすると、歯を磨きにくくなるので、バイキンをしっかり除去できなくなり、歯茎の病気にもなります。

歯に関するアンチエイジングは6歳ぐらいから始まると私は思います。

今、全然歯医者に行っていない人は、虫歯になりにくいラッキーな人かもしれません。それでも一応検診には行っておくことをおすすめします。

7.食べる量を全体的に減らす

食べる量を減らせば、太りにくくなります。ということは生活習慣病を予防できます。「太り過ぎない」ということは、加齢による病気をふせぐひじょうに効果的な方法なのです。

「中年太り」は老化現象です。見た目もよくありませんが、そんなことより、健康によくないのです。

アメリカでは、肥満は「20歳分の加齢」と言われることすらあります。まあ、リアルな肥満の場合だと思いますが。

私も太っていますが、私の場合、8歳から太った人になったので、老化で太っているのか(たぶんそうだとは思いますが)、これまでのクセでずっと太っているのかよくわかりません。

太り過ぎないために食べ過ぎないことが、アンチエイジングになる – ものすごくシンプルな公式ですが、ないがしろにされています。

健康診断や人間ドックで、問題点が指摘されてから対策する人が多いですね。もう若いころのように、好きなものをおなかいっぱい食べている時ではないのです。

*******

今回は書きませんでしたが、睡眠をしっかりとることもやってください。これは中年、若者関係ありません。





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