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たまの外出でかさむ飲食費。「せっかく来たから」と考えてはいけない

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ふだんはほとんど外食しないのに、たまに出かけると、ついあれこれ食べてしまう。

そういうことはありませんか。

今回は、たまの外出でかさむ飲食費を減らすコツを紹介します。

久しぶりの外出だと、せっかく来たのだからと気が大きくなって、予定になかったお茶やデザートにお金を使ってしまう。

そして、おなかがいっぱいになって苦しくなったり、家計簿をつけているとき、そこまで欲しくなかったな、と少し後悔する。

本当にそれが「たまのこと」ならいいでしょう。でも、何度も同じように無駄遣いしていたら、見直したほうがいいです。

めったにない外出で財布のひもがゆるむ理由

なぜ、ふだんは締まり屋の人が、たまの外出にかぎってお金を使ってしまうのか。

理由は、3つあります。

まず、せっかくここまで来たのだから何かを得たい、いい目にあいたいという気持ちです。

交通費も時間もかけて出てきたので、手ぶらで帰るのがもったいなく感じます。

使った時間やお金、労力は、何をしたところで戻ってこないのに、つい元を取ろうとしてしまうのです。

もうひとつの理由は、非日常での解放感です。

いつもと違う場所、いつもと違う空気のなかにいると、気がゆるみます。

家にいるときは、水でいいや、と思うことができても、外だとそうはいきません。

さらに、ふだんのがまんの反動が出ます。

日頃ちょっと無理してがまんしていると、たまにはいいよね、とたががはずれるのです。

私自身、ふだんはほとんど外食をしません。

家で作って食べるのが当たり前になっているので、デリバリーを頼んだり、外でお金を出して食べたりするのはかなり特別なことです。

そして、やっぱり外食するときは、お金を余計に出してしまいます。

裏を返せば、先に説明した3つが起きにくい状況を作っておけば、たいていの出費は防げます。

とくに、一人で出かけるなら、前もっていろいろ準備できます。

飲みものと軽食を持って出る

いちばん確実なのは、その場で買わずにすむようにしておくことです。

飲みものやおやつを持って出れば、外で買う必要はなくなります。

喉が渇いたから自動販売機に寄る、コンビニに行く、小腹がすいたからカフェに入る、こんな流れが起きません。

昔、お金がなかったころ、私は自分でベーグルを焼いて、サンドイッチにして持って行っていました。

外で食べるものを買わずにすむうえ、自分で作ったほうが口にも合います。何を買おうか迷う必要もありません。

今も、出かけるときは水筒を持っていきます。

そうすれば、なんとなく飲みものを買わなくて済みますから。

荷物が増えるのが嫌だ、と思うかもしれません。

でも、おやつや水筒ひとつなら大してかさばらないし、このひと手間が、外での小さな出費を止めてくれます。

大荷物の食品を持っていく必要はありません。ナッツを小さなジップロックバッグに入れていくだけで違います。

カフェに入りたくなったら、まず水筒の水やお茶を飲む。小腹がすいたら、そのへんのベンチに座って、ナッツをつまむ。

そのうえで、店に入りたければ入ればいい。

こんなふうに決めておくといいでしょう。

たいていは、ちょっと休憩すると気分が落ち着いて、まあ別にどこにもよらなくてもいいよね、となります。

⇒コーヒーに無駄にお金を使うのをやめる方法

行き先とルートを決めておく

外出先でふらふらさまよわないように、行き先をあらかじめ決めておくことも効果的です。

どこへ行って、何をして、どういう順で回って帰るか。

こうしたことを先に決めておくと、目的のない寄り道やダラダラ歩きが減ります。

歩き回る時間が短くなれば、疲れも空腹も喉の渇きも起きにくいし、誘惑に出会う頻度も下がります。

一人の外出なら、これでほぼ防げます。

ここに行ってこれを買う、あそこに寄って帰る、と事前に紙やスマホのメモでシミュレーションしておきましょう。

決めた道から外れなければ、予定になかったお店に吸い込まれることはありません。

大げさな計画はいりません。

買うものと寄る場所を、出かける前にメモに書き出しておくだけです。

⇒ついで買いが多すぎる:同じもの、似たようなものがどんどん増える理由(その3)

せっかく来たから、で決めない

何かを買おうか迷ったとき、せっかくここまで来たのだからという気持ちを買う理由にしないでください。

交通費も、かけた時間も、ここで何を買おうと取り返せません。

すでに払ったものを惜しんでさらにお金を出すのは、出費を重ねるだけです。

迷ったら、こう考えます。

同じものが近所のスーパーに並んでいても、私はこの値段で買うだろうか、と。

たとえば、出先でおいしそうなパンやコーヒーが目に入ったとき。

近所のパン屋やカフェの前なら素通りするな、と思えば、それはお店の雰囲気や外出の高揚感で欲しく見えているだけです。私は買いません。

反対に、家の近くにあっても同じお金を払うと思うなら、それは本当に欲しいものかもしれません。

外に出た高揚感は、家に帰ればさめます。

さめたあとに悔やむようなものを、その場の勢いで買わない。それだけで、たまの外出の出費はかなり減ります。

人と出かける日は、折り合いをつける

問題は、人と出かける日です。

一人なら守れるルールが、同行者がいるとうまくいかないことがよくあります。

相手のペースに合わせて歩き、お店を決めずに見て回り、疲れたころに、誘惑がやってきます。

私もほかの人と外出するときは、マイペースで行動できません。

たとえば、娘と近くのモールに行くとき。娘はどこをどの順番に回るかなんてことは考えていません。

行きたい店やいつも利用している店、買いたいものを心づもりしているだけです。

しかも、娘は私より体力があります。

あの店もこの店もと見て回るので、自然とたくさん歩いてしまいます。

歩き疲れて、喉も渇いて、おなかもすくので、何か買おうか、という流れになります。

私たちはカフェやフードコートに座るより、買って家で食べるほうが好きなのですが、それでもシナモンバンなどが目につきます。

娘はお金にシビアで、「7ドルもするよ」と言いますが、私は、「まあ、たまのことだし」とふだんは絶対買わないシナモンバンを娘に買ってあげるのです。

このように人と出かける日はどうしたらいいのでしょうか?

ケースバイケースですが、そういう日まで切り詰めなくていいと私は思います。

いっしょに出かける相手に、水筒を持ってきてとお願いしたり、回る順番を細かく決めたりすれば、外出の楽しさがそこなわれます。

ふだんの暮らしで締めているなら、たまの外出の出費は、最初から想定内としておけば無駄遣いになりません。

できれば、外出用に少しだけ予算を決めておくと、後ろめたさを解消できます。

月単位で決めておいてもいいし、いつも同じパターンで外出しているなら、この外出にはこれぐらいまで飲食費を使ってもいいと先に決めておいてください。

予算の範囲だと分かっていれば、シナモンバンを買っても、あとで家計簿の前で悔やむことはありません。

⇒暇でつい買い物してしまう理由と、「買わない時間」を増やす方法

****

節約は、毎回必ず締めることではありません。

ふだんそこそこ無駄遣いしないでいるなら、たまの外出で少し使っても、そのぶんは十分に回復できます。

使わない工夫をする日と、気持ちよく使う日。

この2つを区別して考えれば、久しぶりの外出を、罪悪感なしに楽しめますよ。

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