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わざわざ自分を不幸にしてしまうお金に関する悪習慣を紹介します。
お金の使い方も、生活習慣の1つなので、自動的にやっていることがたくさんあります。
たまに見直さないと、そのままずるずると望ましくないお金の使い方を続けてしまいます。
たまには客観的に振り返り、改めたほうがいいことは、改めていきましょう。
1.全然貯金しない
全く貯金しないのは、あまりいいお金の使い方ではありません。
生活費がギリギリで、貯金したくても貯金できない、という人はいるかもしれません。
ですが、そんなときも、お金の使い方を見直してみると、月に5000円ぐらいは貯金できたりします。
50歳の誕生日を迎えた日、私はほとんど貯金がありませんでした⇒50代貯金なし。私がお金をためられない5つの理由
ですが、使っていない物(いわゆる死蔵品)はたくさん持っていたのです。
実際、50歳になってから、かなりたくさんの物を捨てています。
詳しくはこちらのシリーズ記事をごらんください⇒なぜ私は断捨離をしてミニマリストになったのか?(1)~物がたくさんあっても幸せではなかった
買ったけど読んでいない本、買ったけどあまり着ていない服、買ったけど使っていなかったノートやボールペン、買ったままそのままになっている雑貨。
こういう物がたくさんあり、大半を捨てました。
捨てたということは、別に必要なかったのです。
1つひとつの物の価格はそこまで高くはなかったです。せいぜい数十ドル(数千円)あたり。
ですが、こういう安い物でも、あっちで10ドル(千円)、こっちで20ドル(2千円)と支払っていると、大きな出費になります。
こういう物に使うお金を貯金しておけば、今頃、私の人生は大きく変わっていたはずです。
まだ、若い人は、貯金なんてしなくていいと思っているかもしれません。
しかし、大学生でも、不意の出費(車の調子が変、友人へのギフトを買わなきゃ、旅行に誘われた、突然家電がこわれる、歯が痛くなるなど)は起こりうるので、その分を見越して、少しは貯金しておいたほうがいいです。
そのほうがストレスをかかえて暮らさなくてすみます。
私の娘(23歳)は車に乗っていますが、車両保険はもちろんのこと、車のメンテナンスにかなりお金を使っています。
先日、娘は、高校生のとき、歯を矯正したときに、歯の裏側に渡していたワイヤーだかなんだかがこわれたので、その入れ直しにお金を使い、「月初め(車両保険の保険料が引き落とされる)から、ものすごくお金を使ってしまった」とむくれていました。
今、ガソリン代が高いのも、娘の不機嫌のもとの1つです。
2.体に悪いものを買うのにお金を使う
摂取しすぎると、明らかに健康に害があるものにたくさんお金を使うのも、あまりいい習慣ではありません。
たばこ、お酒、甘いもの、コーヒーなどにお金を使いすぎるのは、得策ではないと私は思います。
これらは嗜好品ですから、「毎日の楽しみなの」という人もたくさんいるかもしれません。
ですが、嗜好品は、栄養の摂取には必要ないですし、取りすぎると害になるものもたくさんあるので、お金を投資しすぎないほうが自分のためです。
たとえば、たばこを考えてみましょう。
たばこを吸うのは、わざわざ煙を自分の気管支に送り込む行為です。
初めてたばこの煙を吸うと、たいていの人がむせると思います。
つまり、体は、「ちょっと、変なもの、送りこまんといて」と、必死になって、煙を外に排出しようとするのです。
その体の声を無視して、毎日、ときには1日何回も、煙を気管支に送り込むのは、いかがなものか?
しかも、たばこを買うのにたくさんのお金を使って。
まあ、喫煙する人には、それなりの言い分があると思います。最終的には、「私の勝手でしょ。ほっといてよ」と言うでしょう(ニコチン中毒になっているからやめられないだけだと私は思う)。
ですが、そう言われてしまうと、このブログの存在意義がまったくなくなってしまうので、おせっかいかもしれませんが、悪習慣を直す方法の記事へのリンクを張ります⇒悪い習慣を断ち切る簡単な方法(TED)マインドフルネストレーニングのすすめ。
お酒の飲みすぎのデメリットについては、こちらの記事に書いています⇒お酒をやめることにした~読者の卒酒の誓い。
3.マインドレスなネットショッピング
あまり何も考えず、軽い気持ちでネットでたくさん買い物するのも、悪い買い物習慣です。
ネットショッピングはくせになりやすい買い物様式です。
その理由は、
クレジットカードやデビットカードで決済するバーチャルな買い物であること、
多くの人がいついかなる時も携帯している携帯電話やスマホから簡単に買い物できること、
この2つではないでしょうか?
以前、子供服のサイトで買い物をしているうちに、すっかり買い物依存になってしまった人の話を紹介しました⇒50代主婦が無駄遣いをやめるのに、とても役立った7つのこと。
この人は、オンラインで決済するとき、実際に自分のお金を使っているという感覚がありませんでした。
まるで何かのゲームでお金を支払っているような感じだったのです。
クレジットカードの買い物には、お金を支払っている臨場感がありませんが、オンラインショップの場合、品物を手にとることもしないので、ますます、リアル感が希薄になると思います。
さらに、あまりに買い物のハードルが低く、数分で買い物できてしまうのも、すきま時間に、気分転換として、ちょこちょこ買ってしまうのがくせになる要因です。
人間はラクなほうに流れますから。
アマゾンの商品は、値段がころころ変わるから、安いときを狙ってウォッチする人もいます。
つまり、それだけ、アマゾンにおける買い物に、時間と意識を支配されてしまうのです。
実店舗でもそうですが、その店にいる時間やその店でする買い物について考える時間が増えれば増えるほど、実際の買い物も増えます。
簡単に買い物できて、すぐに家まで届けてくれる気安さから、毎週のように、買い物をしてしまう人もいるかもしれません。
このように、お金を使ってしまうのは、本当に自分の生活のためになっているでしょうか?
再考の余地があるでしょう。
4.使わない物にお金を使う
全く必要ない物や欲しくない物を買うのにお金を使う人はいません。
しかし、今はいらないけど、そのうち使うかもしれない、という物に簡単にお金を出す人は、たくさんいます。
日用品のストック品をたくさん買ったり、あると便利なんじゃないかという理由で店先で目についた物を買ったりしませんか?
まとめ買いが節約にならない4つの理由。むしろガラクタを増やす危険な買い方。
買う時、いろいろと買う理由を考えているかもしれませんが、どんな理由があるにせよ、今、使わない物を、お金を出して所有するのは、いわゆる無駄遣いで、お金の使い方としては、あまりよいとは言えません。
「それがないと、なくなったときに困るから」という理由で、ものすごく先回りして買う人もいますが、家にある物で、完全になくなったとき、本当に困る物は、水と食料品ぐらいではないでしょうか?
持病がある人は、薬もいりますが。
通常、水は水道から出ますし、食料品にしても、数時間は食べなくても大丈夫ですから、そんなにあせって、なんでもかんでも買い揃える必要はありません。
使わない物を、どんどん買ってしまう習慣を改めると、家計に余裕ができるし、あとで断捨離する手間も省けます。
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自分のためにならないお金の使い方を紹介しました。他にも、たくさんあるので、一度、自分で、今のお金の使い方で、やらない方がいいと思うものを、リストアップしてみるといいでしょう。
ブレインダンプがおすすめ⇒頭の中のガラクタを断捨離するブレインダンプのやり方
お金に関する悩みが、日々のストレスのもとになっていることがよくあるので、お金の使い方を正すと、もっと穏やかに暮らせます。
そもそも、部屋がガラクタだらけになってしまうのも、お金の使い方に問題があるからですよね?
シンプルに楽しく暮らしたいと思うなら、物を捨てることも大事ですが、お金の使い方の見直しも必須です。